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2020年5月31日 (日)

上下の記録 (祝:名鉄布袋駅ほぼ完全高架化)

名鉄犬山線布袋駅付近鉄道高架化事業のうち、未完成だった下り線高架化工事がこのたび完了し、念願の完全立体交差がついに実現となりました。なにしろ我が地元のエリアでこれほどの大規模鉄道事業が行われることは後にも先にもない事なので、気が向くたびに現場に足を運んでは工事の進捗状況を記録してきました。そこで刻々と変化していくシーンをいざ記事にしようと思ったものの収拾がつかなくなりそうなので、一足先に上り線が高架化された2017年6月以降に写した「高架化による上下分離」に絡む画像を主に、高架化事業の記録の一つとしてここに載せたく思います。  
 

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高架化された上りホームと仮本屋改札口を結ぶコンコースが仮設されましたが、その途中に、今どき珍しい?ことに下り線を横切るための踏切が設けられました。背後には上下線ホームを結ぶ仮設跨線橋が見えます。分かり辛いですが、この跨線橋と上り旧(仮設)ホームを活用して高架ホームへ向かうルート(高架部に続く壁が見えます)も同時に設けられました。
  

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その跨線橋からのシーンです。ご覧のとおり、高架ホームへと導く必要箇所(左下は上り仮ホーム上屋)以外は撤去され、新たに下り線高架化工事が始まります。これを撮影した場所は上り仮ホームへの通路部ですが、やがて工事が進むにつれて下り仮ホームへの通路部を残して取り壊されました。したがってその後は、高架ホームへのコンコースは踏切ルートのみとなります。  
  

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下り線の工事が未着手のうちに撮っておこうと上り特急の通過シーンにカメラを構えたら、下り特急もほぼ同時に進入してきたので「えいやっ」とシャッターを押したらグッドタイミングでファインダー内に納まりました。上下線の分離具合を把握するにはもってこいのカットです(自画自賛)。  
 

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下り線の工事が着々と進行中です。地上ホームから上り列車が見られるのも今のうちと、今度は下からカメラを向けました。  
  

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下り回送列車が1番線で退避中、高架線に上り列車が到着。さながら2層建ての駅、という表現はオーバーか?よく見ると、上り1番線にも銀電が退避中です。 
  

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名古屋方向からの行き止まり線として敷設されていた下り留置線から上り本線への渡り線として上り仮線が活用されていました。国道155号踏切のすぐ南で下り本線と分岐します。この線路も役目を終えるので、できることならここを走るシーン(どうやら100系折り返し回送が設けられていたらしい)を撮りたかったのですが断念。せめて配線の様子だけでもとカメラを向けました。昼頃に来れば陽が渡り線を照らすのですが、手を抜きました。ご容赦下さい。 
  

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では、下り高架線初日のシーンです。まず岩倉方向から1番列車となる試運転1レが接近。この列車はホーム手前のシーサスを渡り、上り1番に進入します。分岐信号動作確認が目的でしょうか、よく見ると上り線進入用場内信号が注意点灯しています。 
  

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やはり分岐信号動作確認の目的で、江南方向から渡り線で下り1番に入線後、岩倉に向けて発車した上り試運転2レが来ました。作業員の方々が見守る中、砂埃を巻き上げながら無事通り過ぎました。撮影場所は高架線の南端切替え地点。 
 

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その数分後には下り2番手の試運転3レが通過、構内では下り本線を走行して“仕上げ”を行います。新線区間の走行もそうですが、100系の「試運転」幕にも興味がそそられます(個人的意見)。 
今後は留置線の高架化工事と駅構内の整備が始まります。現代風に生まれ変わる布袋駅周辺にカメラを向ける機会はまだまだ続きそうです。 
  
こうした景色の変化を記録するにあたり、できるだけ多くの“情報”をファインダーの中に収めることで後々の感動も大きくなることを感じました。きっと数十年後には、これらの画像を振り返りながら懐古趣味に興じていることでしょう。老後の楽しみですね(おぃ)・・・。(変なウィルスに負けず永遠に健康で・出札掛)

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コメント

布袋には親戚の家が近くにあり、独身の頃から年に数回は通っていたのですが、世帯を持ち車で行くようになってからは駅を見ることがありませんでした。通い出した1979年頃は、古い懐かしい駅舎と、貨物扱いをする構内で、好ましい駅でした。真新しい無機質な駅となってしまうのはやむを得ない事ですが、少々残念です。名鉄を撮らなくなって久しいのですが、現在、私も最寄駅付近の高架工事の経過を少しずつ撮影しています。(検査掛)

投稿: 検査掛 | 2020年6月 1日 (月) 22時29分

布袋に限らず、高架工事はかなりの期間を必要としますが、やっと日の目を見たっていう感じでしょうか。趣のある駅舎・貨物ホーム・隣接していた倉庫など、私鉄の典型的な貨物取扱駅だった時代を思い出しました。新しい駅は地元の玄関口として整備され、さらなる発展に寄与することを願うばかりです。(電車運転士)

投稿: 電車運転士 | 2020年6月 2日 (火) 17時33分

 長らく工事をやっていた布袋駅も高架化されたのですね。こうした工事の様子を丹念に記録できるのも、地元ならではの特権です。名古屋電気鉄道の車紋がついた古い駅舎が懐かしいですが、保存されずに解体されたのは残念でした。高架化されて、まだ乗りに行ってないですが、一度乗ってこないと・・・。(駅長)

投稿: 駅長 | 2020年6月 7日 (日) 12時13分

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