« 冬至のころ | トップページ | JR東海の国鉄色 キハ40(中) »

2017年12月24日 (日)

JR東海の国鉄色キハ40(上)

 JR東海の路線から消えたキハ40系。すでにその姿を見なくなってから2年近くが経とうとしています。2011年4月からは5両がクリームとオレンジの国鉄色に塗られて人気を集めました。さて、その国鉄色の車両は、いま、どうなっているのでしょうか?

  JR東海で廃車になったキハ40系のうち、その多くはミャンマーで第二の歴史を刻んでいることがよく知られています。美濃太田運輸区や伊勢運輸区での最後の活躍をしたのち、キハ11とともに笠寺まで回送され、名鉄築港線で名古屋臨海鉄道のDLに牽引され、保税埠頭まで輸送されたので、撮影された方も多いのではないでしょうか?

_5d33292
_5d33343
 実は、2016年3月に伊勢運輸区で廃車になり、ミヤンマーに輸送される筈だった車両は、現在も国内に留まっています。その中には、最後まで国鉄色で活躍したキハ48 3812と6812の2両も含まれています。

401

 さて、その場所は、というと、名古屋港の金城ふ頭にあるふ頭です。より詳しくは、フジトランスコーポレーション金城荷扱所近くの埠頭ということらしいですが、この場所は保税地域として港湾関係者以外の構内立ち入りが禁止されているため、間近で確認することはできません。

 しかし、あおなみ線の金城ふ頭駅のホームからは、かなり距離はあるものの、留置されている様子を見ることができます。

_mg_9032
 少々、ガスっているのと、手前にトラックが停まっているのでわかりづらいですが、放置された車両群を遠望できます。

 ご存じのように、あおなみ線の金城ふ頭駅はJR東海の「リニア・鉄道館」の下車駅です。しかし、ここで降りる鉄道ファンでこの車両群に気がついた方は、どれくらいいるでしょうか?

 さて、徒歩では近づくことのできないこれら車両群ですが、海からなら見ることができます。その方法は、金城ふ頭と名古屋港ガーデンふ頭、そして中川運河を北上してささしまライブを結ぶ水上バス「クルーズ名古屋」に乗ることです。

 金城ふ頭からの水上バスは、名古屋港トリトンラインとして運行されていましたが、この10月8日からは社会実験としてささしまライブまで延長されて運行されています。この水上バスの金城ふ頭の乗り場は車両群の放置されているふ頭のすぐ北にあることから、出港時に船上から間近に車両群を見ることができるわけです。

_mg_9021
 画像が小さくてわかりづらいですが、右側のふ頭の先端に放置されている車両群を見ることができます。

 船が出航すると、右手に車両群を間近に見られます。

402
 では、ここに留置されているのは、どんな車両でしょうか?Google-Earthでは留置中の車両の様子を見ることができます。留置されている車両は15両のようです。

402_2

 ネットで調べてみると、留置されているのはキハ11系3両、キハ40系12両とあります。具体的には、キハ11が3,7,10、キハ40系がキハ40 6311、キハ48 5302、6302、5802、5807、3809、3812、5817、6804、6809、6810、6812で、3812と6812は国鉄色の車両です。

 これら車両は、2016年3月に伊勢運輸区で廃車になり、即日に笠寺まで回送されて東名古屋港の保税岸壁に運ばれた車両かと思われます。どうしてミヤンマーに輸出されず、名古屋港に留め置かれたままになっているのでしょうか?(駅長)

 

|

« 冬至のころ | トップページ | JR東海の国鉄色 キハ40(中) »

コメント

最近、JR西日本の40系気動車がまだまだ元気に働いているのを見てきただけに、残念です。特にキハ11のほうは輸出がとん挫しているのであれば、まだ国内で欲している中小私鉄もあるのでは、と思いますが、ことはそう単純なことではなさそうですね。(検査掛)

投稿: 検査掛 | 2017年12月29日 (金) 13時47分

まだ残っています(2018/04/08 13:31:24)

投稿: ゴジライダー | 2018年4月 8日 (日) 13時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/591904/66178124

この記事へのトラックバック一覧です: JR東海の国鉄色キハ40(上):

« 冬至のころ | トップページ | JR東海の国鉄色 キハ40(中) »