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2017年12月28日 (木)

JR東海の国鉄色 キハ40(下)

 さて、肝心のミャンマーで走る国鉄色キハ40です。JR東海で国鉄色に塗られたキハ40系のうち、3両の行方はわかりました。残るはキハ40 3005と6309の2両です。

 しかし、しかし、6309はヤンゴンの環状線で動いているところは見られたものの、なんと編成の中間に押し込まれていました。

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 しかも、ネスカフェのラッピング付。これでは、せっかくの国鉄色も台無しです。

 加えて、もう1両の国鉄色、3005は、夏前にマンダレーに転属してしまったとか。よって、ヤンゴンの環状線で見られるのは、この1両だけ。せっかく、キハ40の国鉄色を求めてヤンゴンを訪れたのに、これではなんともなりません。(泣)

 やむをえず(^_^;)、JRから行ったキハ40とキハ11を撮影します。

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 これはヤンゴンから東へ向かい、隣のパズンダン駅との間。JR東海のキハ40系は30両が整備されているようですが、うち13両がヤンゴンの環状線で使用されているようです。こちらのキハ40系はJR時代の塗色を留めていますが、もう1本の編成は、ネスカフェのラッピングがされています。

 線路は道路代わりとして、歩く人が少なくありません。

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 こちらはパズンダンを出発してヤンゴンに向かうキハ11の4連。キハ11は21両が整備され、4連で主に環状線で使用されています。

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 次いで、ヤンゴンを出発するキハ40系の5連で、ラッピングされた編成。後ろに写るのは、壮大なヤンゴン駅の駅舎です。

  しかし、乾期のこの時期、貫通扉はことごとく開いていて、なんとも絵が締まりません。

Kiha40
 ちなみにヤンゴンのキハ40の乗り方は、こんな具合。扉は開けっぱなしなので、ステップに乗っていくこともできます。こちらの方が、涼しいのかな?さすがに、屋根まで登る人はいません。と、いうか、ミャンマーの鉄道は建築限界が小さく、跨線橋での屋根上の余裕が少ないため、屋根に乗ることができないのです。このため、ミヤンマーのキハ11は屋根を落として冷房機を積む改造を行っています。

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 改造したキハ11の天井はこんな具合。 

 こちらはヤンゴンの北側にあるダニンゴンという駅で、駅全体が市場になっていることで知られています。右のパラソルの下はお店です。以前は、もっとホーム全体が市場のようになっていましたが、ちょっと縮小されている感じです。

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 そして、これはダニンゴンの北にあるコンピュータ大学駅に停車中のキハ11 2連です。岐阜行きと表示されていますが、高山線ではありませんので、念のため。(^_^;)

 この駅、一応、大学の最寄り駅ですが、運転されるのは1日にわずか1往復のみ。この列車も7時過ぎについて、午後3時までここで乗務員共々、お昼寝です。そんなくらいなら、回送してしまえば良いように思うのですが、なぜか長時間の留置となっています。ちなみに、この駅も、先に紹介したティラワ同様、駅にたどり着ける満足な道はありません。

 JR東海色の車両はこれくらいにして、あとはオマケ画像。

 ヤンゴンというと、バスファンには日本の中古バスが大量に輸出され、扉位置を付け替えて走っていることで知られています。しかし、今回、訪れてみると、日本の中古バスは、市内では全くといって良いほど、見られなくなっていました。

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 そうしてこれらバスは、郊外の道路上に放置プレイ状態。これだけホコリをかぶってしまっていると、このあと、どのようなことになるのでしょう?

 もうひとつのオマケは、ミヤンマーの優等列車。時刻表が入手できなかったので行き先はわかりませんが、パズンダンまでの複々線区間でローカルと思われる客車列車と併走しました。

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 奥にはJR東日本から譲渡されたキハ40系も写っています。

 このシーンだけ見ると、なかなか見応えもありそうですが・・・・このあと、左の普通列車は、信号待ちで延々と停車。ミャンマーの鉄道は、インフラの整備が悪く、軌道状態が悪いことによる揺れや長時間の信号待ちが少なくありません。

 まあ、それがミャンマーの鉄道らしい、といえば、それまでなんですが。(駅長)

 

 

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コメント

駅長様のミャンマー3部作を拝見して、せっかくの日本からの譲渡車が国内や現地で放置プレイ状態になっているのは何ともやるせない気持ちです。政権が変わり、政治情勢が不安定ということを差し引いても普通の国では考えられない処遇ですね。このまま朽ち果てることのないことを祈るばかりです。文化や考え方の違いはあるにしてもちょっと悲しい現状はどうにもならないのでしょうか。いろいろと考えさせられてしまいました。(電車運転士)

投稿: 電車運転士 | 2017年12月29日 (金) 11時12分

混色、混結といったバラエティー好きの私ですが、東南アジア特にミャンマーに行った車両はどうも好きになれません。(その必要もないですが(o^-^o))特にJR東海から渡航した車輌は大江埠頭まで見送っただけに放置されているのは実に悲しい思いがします。国の事情もあるのでしょうが、放置車両の将来を憂うのみです。(検査掛)

投稿: 検査掛 | 2017年12月29日 (金) 13時39分

わかってはいましたが、やはりお国柄なのでしょうか。譲渡された車両だから文句を言われる筋合いはないでしょうが、名残惜しんだ車両だけに、もう少し丁寧に扱ってほしいものですが・・・。これらの車輌が故障したらお払い箱になってしまうのでしょうね。ミャンマー様、諸事情あるにせよ、バスの件も含めて譲渡元の国のファンの心情、どうかお察しください。(出札掛)

投稿: 出札掛 | 2017年12月30日 (土) 19時02分

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