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2017年8月15日 (火)

タキが来た!

タキが来た。逆から読んでもタキガキタ(失礼)。

四日市~松本を走る石油貨物。シーズンオフにもなると週末はウヤが多くなるため撮影チャンスが少ないのが難点、サラリーマン鉄ちゃん泣かせの列車です。GWや盆期間では変運用が加わり、本来なら所定はウヤの列車が復活運転するなどして、撮影地先で一喜一憂することもあります。
そこで今回は、短い盆休みの間に撮った石油貨物列車をご覧いただきます。

●DD編
12日(土)は昼まで所用。午後からは時間が空くので、手近なところでゲットできる旬なネタ列車、石油貨物に目を向けました。ただし時間的都合のため名古屋周辺でお茶濁しです。盆休みで一般の貨物列車の大半はウヤとなるので石油貨物に専念できるというわけですが、はたしてこれも運転されているのかしら?
まず早朝の5263レに関して某貨物サイトや目撃情報に目を通してみると、どうやら機関車は重連で四日市に向かったらしく、そうすると折り返しとなる5282レは出荷ありと推測できます。運転されることを信じて清州まで。そして定刻、“タキが来た”。撮影後のプレビューで、旋回窓車の重連であることに気が付きました。貨物サイトにカキコミもあるのに、見落としている始末。

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再び所用をこなしてから清州まで舞い戻り、8075レと8380レをまとめて狙います。14分差で行き交うので効率的です。列車を待つ間はホームの屋根下で退避できるので酷暑を避けるには好都合、という理由で今度は駅撮りを選択しました。8075レの運転は、継走前の中央線8084レの目撃情報があったので確定。そして8380レは、その送り込みも兼ねた早朝の8271レがやはり凸重連で四日市に向かったようなので運転されることを確信していたのに、定刻を過ぎても姿を現しません。目撃情報も上がってこないので15分ほど待って撤収しましたが、後情報によると機関車は変運用がかかり8072レに流れたようで、残念な結果でした。せめてもの慰めとなったのは、8075レの機関車が切り抜きナンバーが特徴の825だったことでしょうか。
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●ロクヨン編
某筋から、中央線の人気の的である6883レが14日(月)に運転されるとの情報を得ました。ちょうど盆休み中でもあるので、貴重な夏の6883レをカメラに納めておこうと朝練を企てました。しかし直前の計画変更の可能性もあるので、しっかり目撃情報を得てから朝練に挑まないと、せっかくの早起きが無駄となります。念のため土曜の夜に6883レの前継走となる6286レの目撃情報をチェックしましたが一向に見つかりません。通例なら土曜日に動きがあるはずなのに、上述のとおり12日は8075レが単機で来たのでその折り返しとなる6286レは出荷がない、ということは6883レはウヤになったのかも、と一抹の不安がよぎります。日曜の夜に再び貨物サイトで検索したら、「8075レ・重単」の書き込みが目に入りました。日曜日に動きがあるとは不意を突かれましたが、これで運転確定か?疑心暗鬼なまま当日を迎えました。まず向かった先は釜戸ー瑞浪の築堤ストレート。普通なら線路の南側から構えるのですが、曇天なので試しに反対側から狙ってみました。このときもなかなか目撃情報が上がってこなかったのですが、現地通過の約35分前にようやくカキコミを見つけて運転確信。やがて定刻となり、“タキが来た”。

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では定番の追っかけを開始~。次は坂下カーブをアウト側から遠方俯瞰しようと目論みました。天候がはっきりしないので、もし霞んでいたら接近戦に転じればよいと保険をかけて現地に着いたら、案ずるまでもありませんでした。ただ、太陽光線が弱めで稲の色もまだまだ緑が強かったことには、若干期待外れでした。
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8088レの目撃情報もまったく見かけません。あれ、ウヤなのか?とあきらめかけつつ、一度覗いてみたいポイントがあったので立ち寄ることにしました。そこは、下り列車が急カーブを駆け上って来るシーンをアップで捉えることができる踏切です。迫力があり、振り子車の特徴も表現できるので「しなの」の撮影にはうってつけ。6両目以降が切れてしまうので中途半端ですが、かえって“飛び出し”風の効果で迫力を増すのではと思うのですが・・・自己満足ですね。
ここで「しなの」等を狙いながら、万が一8088レが来ても対応できるように、いちおう通過時間まで待機します。

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ちょうど8088レが来る時間に警報機が鳴り出しました。もしかしてとカメラを構えたら、“タキが来た”。ここは中津川を発車した上り列車が勾配を登って来るシーンを撮ることができますが、背景に某商業施設のカンバンが目に付くのが難点です。・・・そうか、ココに来る前にダメもとで8088レ向けの撮影地で待機していればよかったのに、立ち寄る順番を間違えました。大失態です。
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次のターゲット8084レまでの間、寄り道をしました。昼間に走る急行を狙いますが、待てど暮らせどやって来ません。「ウヤ?」、時刻表を確認したら「月曜日運休」ですか・・・またまた大失態やらかしました。日中の定期列車に標準色車が充当されていたのがせめてもの慰め。
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8084レの目撃情報も、これまたまったく目にしません。ウヤなのでしょうか。ま、走ってきたら儲けものと割り切って夕方近い5875レ向け撮影ポイントのロケハンがてら、釜戸ー瑞浪でウロウロと時間をつぶすことにしました。ここなら上下列車ともに対応できるし、少し色付いた稲穂がアクセントを添えてくれるので妥協しましょう。さて、行方不明の8084レの通過時刻を迎えた頃、近くの踏切の警報機が鳴り始めました。ハイ、期待を裏切ることなく“タキが来た”。
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5875レについては、前継走の5282レの目撃よりも、さらにその前運用となる5263レが凸重連となって送り込まれているカキコミを見つけたので、運転されることを確信しました。ところで某情報によりますと、この周辺は瑞浪から延長される国道バイパス工事の影響を受け、やがて風景が一変するかもしれないとのこと。実際にはどのような変貌を遂げるのかはわかりませんが、どんな場面でも撮れるときに撮っておきたく思います。
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5875レは恵那で40分強停車するので追いかけも容易です。きょうは実り前の稲穂が方々で目に付いたので、最後のカットもそれにこだわることにしました。午前の移動中に気になった場所があったので、そこで待機します。架線柱が少し目障りですが、風景を大きく取り入れて目立たなくすることにしました。ただ、編成の見通しが良くないので重連機関車は入り込むのでしょうか、いざぶっつけ本番。
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結局、日中の石油貨物はゲストの6883レを含めてすべて運転されました。
目撃情報や機関車の運用パターンから運転情報を導き出して、石油貨物列車撮影の醍醐味をどうぞ味わってください。(出札掛)

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コメント

 出撃、お疲れ様でした。お盆の時期は貨物は無い、と思いがちですが、ガソリンの需要期であることから、石油輸送は健在なのですね。特に朝の6883レの復活運転は光線状態も良く、狙い目ですが、天気がもうひとつだったのは残念ですね。このあたりは9月になると稲刈りが終わってしまうので、これから8月のおわりにかけてがベストの撮影時期になるのでしょうか。(駅長)

投稿: 駅長 | 2017年8月15日 (火) 11時34分

6883列車のサプライズ運転に加え石油貨物のフル運転、天気はバリ晴れではなかったものの、効率のいい撮影が可能で、収穫は大きかったことと思います。自分的には家族運用で身動きがとれなかったのが残念です。田んぼの表情もすでに秋の気配が漂ってますね。今シーズンはまともな夏景色が撮れずに終わってしまいそうです。(電車運転士)

投稿: 電車運転士 | 2017年8月16日 (水) 10時55分

入念にチェックされたタキの撮影、さすが出札掛様のなせるワザと感心いたしました。目玉となるカマがなくなって、暑さも相まって今一つ腰が上がらないのが正直なところです。稲も早くも色づいてきたようですので、情報通の方から頂いた貴重な情報も役立てつつ出かけたいと思います。明知が標準色で撮れたのはご褒美でしょうか。(検査掛)

投稿: 検査掛 | 2017年8月16日 (水) 17時43分

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