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2017年8月 6日 (日)

黄昏甲種

兵庫の近畿車輛で落成した新車が甲種輸送として東海道を東へ向かう場合、たいていは東海地方を夜間に通過するスジで設定されるので、是が非でも撮影しようとなると、JR東海エリアなら駅ホームの照明を頼りに超高感度で駅撮りするか、JR琵琶湖線区間まで西進して日没前の走行写真にトライするか、選択を迫られます。
5日(土)発の東京メトロ日比谷線向け13000系は“カラシ”ことEF65 2127が牽引するらしく、ちょっと写欲をそそる被写体となりそうです。13000系そのものも一度は目にしておきたいという口実で、衝動的に夕方の高速道路を西へと進みました。近畿車輛発の甲種輸送列車の撮影は、どちらかといえば先述のとおり“面倒くさい”撮影なのでほとんどスルーしてきましたが(もちろん曜日の都合もあります)、陽が短くなる時季を迎える前に“夏季限定”題材を今のうちに蓄積しておこうと思い、行動に移した次第です。

661 米原(操)の前後で二度撃ちしようと企み、まず向かった先は米原ー彦根の浄化センター俯瞰です。この日の滋賀県の日の入り時刻は18時56分。ターゲットは米原(操)18:11着、26発。うまくいけば夕焼けを浴びながら走行するシーンをものにできそうですが、近頃の天気は不安定続きなうえに台風も接近中。よって太陽光線は初めからアテにせず、雨雲で露出が落ちても対応できるように単玉レンズを予備に持ちました。ところが思惑は大きく外れて、現地では西の方角から夕日が思いっきり照りつけるほどの晴天で、まさに嬉しい誤算。しかもギリギリの順光角度で被写体を捉える事が出来たのも予期せぬ収穫となり、おかげで労力が報われました(笑)。新車も斜陽を受けて輝きます。

662 養生のせいで新車の顔をはっきりと覗くことはできませんでした。足回りまでピッカピカの新車を夕陽が照らし、思った以上に眩しさを感じます。

663 米原の先で待ち伏せして、二発目を狙います。西の空に浮かぶ雲の影響も受けずに夕陽が照り続け、このまま露出もどうにか持ちこたえてくれそう。もしかして夕陽ギラリが撮れるのではと欲が出て、いざぶっつけ本番です。日没間近の光線を表現するため、曇モードにしてシャッターオン。カラシの特徴が表せられたなら及第点ですが。

664 続いてズームアウトして露出を落として「えいやっ!」。ほぼサイドの位置で機関車がギラリとなりました。好天がもたらしてくれた副産物に感謝です。

太陽光線さえ気にしなければ、夏至の頃なら近江長岡界隈でも余裕で撮れそうですね。近畿車輛出場甲種に、少し味を占めました。(出札掛)

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「出札掛」カテゴリの記事

コメント

 近車からの甲種は名古屋では縁が無い、と思っていたのですが、この時期、米原まで行けばしっかり撮れるのですね。米原駅北の単線区間でのギラリもなかなか良い感じです。機関車牽引の甲種は単なる貨物よりも絵になるので、これからの狙い目になるかもしれませんね。(駅長)

投稿: 駅長 | 2017年8月 7日 (月) 18時52分

5日は夕方近くになって急速に天候が回復したので、スクランブルは大成功だったと思います。出札掛様の読みの深さに感服しました。夕陽ギラリはなかなか趣があります。高速代の投資効果が最大限に生かせたのではないでしょうか。次の甲種は2139を期待したいです。(電車運転士)

投稿: 電車運転士 | 2017年8月 7日 (月) 19時44分

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