« DD51 853の衣浦臨海入線 | トップページ | 配「ル」電車(その1 関東編) »

2017年4月25日 (火)

474.チューリップと赤立山スクランブル 2017/4/23

 本題に入る前に出札掛様のご報告のとおり、422日~24日にかけて乗務員訓練のためにDD51が衣浦臨海鉄道に入線しました。予定どおり?国鉄色の853が充当され、明石公園など沿線の定番ポイントには徹夜組も出たとかで、人気の高さを伺わせます。自分的には家族運用などの都合で22日の5570列車の走行写真のみの参戦となりました。KE652のお召装備にをメインとした撮影会にも参加したかったのですが、今後のことを考え、泣く泣く撤収しました。

02_dsc628117422
 枇杷島~清州間で853送り込みの5580列車を撮った後、1時間ほど前に現地に到着しました。すでに大勢の方々がスタンバイしており、予想どおり三脚を立てる余地はなかったので、脚立使用の手持ちで対応しました。ここでは先にスタンバイされていた駅長様とお会いし、列車が来るまでの間、いろいろと情報交換をさせていただきました。肝心の天気は薄雲が広がり、出札掛様のような最高の条件で撮れなかったのは残念です。それにしても余命が長くない853の塗色はかなりくたびれており、全検上がりでピカピカのKE653に比べるとその差が目立ちます。

 

 前置きが長くなって申し訳ありません。当初、23日は家族運用が入っており、鉄活動は自粛しなければならない状況でしたが、運がいいのか悪いのか22日の夜になってキャンセルとなり、いきなり23日はフリーとなりました。全国的に天気もよさそうだし、どこへ行こうかと過去の「はなぶさ」をいろいろと見ていたら富山のチューリップと赤立山がひらめき、ちょっと無謀な感はありましたが、「え~いっ、行ってしまえ」感覚でスクランブル発進してしまいました。

 

 

※撮影は423日の富山地方鉄道(本線・市内軌道線)・あいの風とやま鉄道・富山ライトレール(電車運転士)

 

12_dsc630617423 

 現地に着くと雲ひとつない快晴ではあったものの、某サイトの立山眺望予報90%の情報とは裏腹に立山連峰の上空にだけに雲がかかり、仕方なく朝焼けの毛勝三山からノーマルなシルエットに作戦を変更しました。

22_dsc632617423_2 

 チューリップの様子伺いを兼ねて魚津方面に移動しました。「トワイライト・EXP」が運転されていた頃は賑わったここは田んぼに水が張られ、水鏡になりましたが、ご覧のとおり、山の周囲だけ怪しい雲がかかり、消化不良の感は否めません。

32_dsc633817423_2 

 やけに大きなモーター音が聞こえたと思ったら、見た目はJR時代そのままの413系が来ました。結果、自分の勉強不足でしたが、521系ばかりだと思っていたので、ちょっとビックリでした。後で調べたら当面の車両不足に対応するため、JRから5編成を引き継いだとのことです。

42_dsc635717423_2
 3年前に訪れたチューリップ畑は健在でした。ただ、2か所あるうちの1か所は完全に花の首切り終わっており、線路に近い方が何とか残っていました。こちらも半分くらいの首切りが終わっており、タイミング的にはもう1週間早い方がよかったという感じでした。

52_dsc636917423_3
 自分はチューリップに造詣が深くないので、詳しいことはわかりませんが、5000種ほどの種類があるそうです。この紫の花のプレートには「紫雲」と書かれていました。この畑は近くに電柱などの障害物があったりして、アングル決定にはかなり苦労しました。

 

62_dsc642417423

 

 淡いピンク色の花には「楊貴妃」と書かれていました。ちょうどいい位置に雑木があり、見るからに邪魔な存在なので、鋸で切ったやりたい心境です。

 

72_dsc645917423

 手前の朱色の花には「バレリーナ」のプレートがあり、写真には写っていませんが、「ランバダ」というのもありました。この畑の品種は一般的にイメージされるチューリップではなくて、素人的にはあまり見かけないものが植えられているように思えました。

 

82_dsc651517423

 朝から立山連峰にまとわりつくように居座っている雲は昼を過ぎても一向に改善の兆しが見えません。待っていてもきりがないので、富山ライトレールに立ち寄ってみました。歩道脇の植栽の一角に数種類のチューリップが植えられており、無理やりっぽいですが何とか構図の中に入れてみました。

 

102_dsc657717423

 ここは朝のポイントから線路を挟んでちょうど反対側になります。朝の時点で確認ずみでしたが、光線がよくなる午後の遅い時間の訪問になりました。ここも他の畑と同様、2/3ほどの首切りが完了していました。

 

112_dsc662017423

 夕方近くになれば雲がなくなるのではという淡い期待も裏切られそうな雰囲気だったのでそろそろ撤収かと諦めていたところ、1700分を過ぎたあたりから何だかいい意味で急速に雲行きが怪しくなり、完璧とはいかないまでも立山の山並みが姿を見せてくれました。長年の懸案であったチューリップと残雪の立山連峰の宿題を消化することができました。神様のご加護には感謝の言葉しかありません。

 

122_dsc663017423

 こうなれば赤立山に期待が膨らむのは当然のことで、急いで常願寺川の堤防に向かいました。雲の状況はさらに改善され、ほぼ理想どおりの展開になっていました。車両も最古参の14720系が来てくれ、二重の喜びとなりました。

 

132_dsc665317423

 1800分を過ぎて、赤立山はクライマックスを迎えました。後は夕日が沈む前に列車が来てくれることを祈るばかりです。祈りが通じたのか、これ以上ない最高の条件の時に列車が鉄橋を渡って行きました。できればカボチャ色ではなく白基調のオリジナル色がよかったのですが、この絶好の条件の時にこの場に居合わせることができただけでもありがたいことなのに、それを言っては罰が当たりますよね。

 

142_dsc673817423

 最後は富山詣でのお決まりパターンとなった市内軌道線の夜間撮影で締めくくって帰途につきました。この日、前半から中盤にかけてはモヤモヤ感が拭えない感がありましたが、逆転満塁ホームランのように最後の最後に最高の結果を出すことができてよかったです。ただ、この日だけで1年分の運を使い果たしてしまったのではないかと危惧される部分もないわけではなく、このまま幸運が続くことを祈るばかりです。

 

|

« DD51 853の衣浦臨海入線 | トップページ | 配「ル」電車(その1 関東編) »

「電車運転士」カテゴリの記事

コメント

恒例の感もある富山スクランブル、お疲れ様でした。北陸線の優等列車が無くなってから、この時期ならではのチューリップと立山連峰というシチュエーションをすっかり忘れていました。良いですね。また、夕暮れの立山連峰のカットも無事、おさめることが出来て、念願がかなった、というところでしょうか。また、次回に富山スクランブルをされる時には、ぜひ、声をおかけください。(駅長)

投稿: 駅長 | 2017年4月25日 (火) 07時36分

最近は富山方面の虜になったようで・・・(笑)。
富山ならではの難易度の高い二つの課題を一日で克服されて、お見事、粘り勝ちですね。スクランブルとはいえ、ちと遠いのが難関、と弱気になったら良い作品には恵まれないですね。GW期間は気合を入れて頑張ります(謎)。(出札掛)

投稿: 出札掛 | 2017年4月25日 (火) 18時12分

相変わらずの「えいやっ!」の行動力、感心しかりです。遅れていた桜の開花に気をとられて、今年もチューリップは撮れずじまいです。富山地鉄はなかなか魅力的なので行きたいのはヤマヤマですが、最近は体力気力がついていきません。そんなワケで駅長様同様次回のスクランブルの折には是非お誘いください。(検査掛)

投稿: 検査掛 | 2017年4月28日 (金) 17時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/591904/65192119

この記事へのトラックバック一覧です: 474.チューリップと赤立山スクランブル 2017/4/23:

« DD51 853の衣浦臨海入線 | トップページ | 配「ル」電車(その1 関東編) »