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2017年2月 5日 (日)

453.八ヶ岳スクランブル 2017/2/4

 

 24日の日本列島は移動性高気圧に覆われ、全国的にバリ晴れでした。こういう天気は名山と呼ばれる山々を絡めた鉄活動にはもってこいです。前々日くらいから天気図とにらめっこしながら4日の天気を予想していましたが、3日の夕方時点でバリ晴れを確信してスクランブルすることにしました。最初は昨シーズンの宿題消化で富山方面も選択肢に入れましたが、結局、以前からちょっと気になっていた八ヶ岳を中心とした小海線に向かうことにしました。

 

 

 

※撮影は24日の小海線・中央東線(電車運転士)

 

 

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 現地に着いたのは545分頃、放射冷却の影響で冷え込みが厳しかったようで、車の温度計で外気温を確認すると-11℃と表示されていました。標高1,400mクラスの高原地帯なので、当然と言えば当然でしょうか…。夜明け直後に小淵沢行の一番列車が勾配を登ってきました。

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 最初に撮りたかったのがこのシーンです。太陽が稜線から顔を出す直前、八ヶ岳が真っ赤に染まります。赤八ヶ岳が今回の最大の宿題でした。無事に消化することができ、下道を約4時間30分夜通し運転してきた苦労が報われました。

 

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 朝の太陽が昇り切った後の天気は予想どおり雲ひとつない快晴、空気もクリアで八ヶ岳の稜線もくっきりでした。迷った立山の状況をライブカメラで確認すると、そちらもここと同じような状況で、立山に未練がある気持ち的には複雑な感じでした。

 

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 もうひとつの宿題はここで八ヶ岳をゲットすることでした。昨年7月にDD16+旧型客車の列車が運転された時にも登った場所です。冠雪した八ヶ岳バックはその時からの宿題にしていました。列車のいる直線、夏場は葉っぱが生い茂って線路が見えませんが、冬枯れの時季は葉っぱが落ちて見通しがよくなっていました。後ろのトンネル飛び出しのところは時間が早かったので、ちょうど山陰に覆われていました。

 

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 昼近くになってトンネル飛び出しのところにも陽が当たってきました。この列車はハイブリッド車の運用です。なお、この日撮ったキハ110はすべてノーマルの車両で、急行色とタラコは見掛けませんでした。

 

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 かろうじて見える手前の鉄橋を渡るときも八ヶ岳を入れることが可能でした。ここには約3時間滞在しましたが、いろいろな構図で八ヶ岳を入れることができるので、退屈することはありませんでした。めったにない好条件だったため、絶対に同業者がいると思っていたら、結局、誰も登って来ず、この絶景は独り占め状態でした。

 

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 その後は時間的に厳しい中、小淵沢のカーブに向かいました。甲斐駒ヶ岳は逆光でしたが、こちらも稜線くっきりでした。今回はアウトカーブ側から撮ってみました。カメラを構えた時には列車の走行音が聞こえるといったきわどいタイミングでしたが、何とか間に合いました。

 

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 築堤カーブを降りて来る列車を撮るため、順光側に移動しました。こちら側の八ヶ岳の山容優しい感じで、険しさが感じられる野辺山や信濃川上側の方が格好よく見えると思いました。

 

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 富士山もいい感じで見えていたので、三峰の丘にも立ち寄ってみました。さすがにここは有名スポットだけあって、数人のギャラリーがいました。目先を変えるために定番位置から後ろのちょっと高いところから撮ってみました。縦構図は問題ありませんが、横構図だと富士山とのバランスがよくないので、縦と横を掛け持ちする場合は痛し痒しといった感じでした。

 

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 横構図は定番位置の方がしっくりいきます。「スーパーあずさ」が車体を傾けながらカーブを高速で突っ走って行きます。E351系も後継車が登場しているので、今のうちに撮っておかないといけないですね。

 

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 三峰の丘と小淵沢のカーブは10分ほどで移動できますので、掛け持ちが可能です。稜線の間から夕方の太陽の光が差し込み、上の方が白っぽくなっています。カーブの手前の部分は夕陽が当たっており、側面ギラリが期待できましたが、通過直前に太陽が山陰に入ってしまってThe End、結果はご覧のとおりです。

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 この日の締めくくりは赤富士狙いとし、もう1回三峰の丘に向かいました。夕日に赤く染まった富士山もなかなかの雰囲気です。ちょうど来た列車は白基調のE257系、線路に陽が当たらなくなってもある程度存在感があったので、救われました。

 

 

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コメント

当日はこの素晴らしい天候は予測できたのですが、マイナス二ケタの気温ではノーマルタイヤのマイカーではとても行けません。朝焼けの八ヶ岳、夕焼けの甲斐駒、富士山と素晴らしいロケーションで羨ましいです。せめてE351系が置き換わる前にこの富士山を撮ってみたいですね。ところで小海線の急行色、首都圏色のキハ110系ですが、残念ながら既に標準塗装に戻されたようです。(検査掛)

投稿: 検査掛 | 2017年2月 5日 (日) 22時41分

気温は低いものの先日の寒波の雪はほとんど解けてしまって、ノーマルタイヤでもOKな状況でした。キハ110の急行色とタラコは元の色に戻ってしまったとは知りませんでした。どおりで来ないわけですね。ご教授ありがとうございました。(電車運転士)

投稿: 電車運転士 | 2017年2月 5日 (日) 23時48分

 赤八ヶ岳と赤富士の撮影、素晴らしいですね。頑張ってスクランブル発進された甲斐があった、というものです。次回、スクランブルされる時には、ぜひ、声をかけてください。さすがに徹夜でノーマルタイヤで走るだけの元気はありません。m(_ _)m(駅長)

投稿: 駅長 | 2017年2月 6日 (月) 00時22分

早朝の八ヶ岳ポイントは初めて目にしました。昔から有名な場所ではないかと思うのですが、勉強不足でした。電車運転士様の狙いが見事に当たって、朝日と夕日に染まる山々は本当に美しく感じます。例の俯瞰ポイントもリベンジ達成のようで、やはり雪を被った八ヶ岳の存在が欠かせないですね。
写真を見る限り今年は冠雪の量が少なく思いますが如何でしょうか。いやいや贅沢は言っていられないですね。遠征の甲斐あってたくさんの収穫、お疲れ様でした。(出札掛)

投稿: 出札掛 | 2017年2月 6日 (月) 09時33分

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