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2016年10月10日 (月)

430.王滝森林鉄道フェスティバル2016 2016/10/9

 3年ごとに開催される森林鉄道フェスティバル、今年は当たり年で、109日に王滝村の松原スポーツ公園で開催されました。早朝、自宅を出発する時はバケツをひっくり返したような土砂降りの雨、こんな状況が続けば開催自体が危ぶまれるのではないかと危惧されましたが、天気予報と雨雲レーダーの予測を信じて現地に向かいました。

 

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 フェスティバルの開始は930分ということなので、その前に明知鉄道に寄り道しました。春日井あたりまでは土砂降りだった雨は明知鉄道沿線に着いた頃には小降りになったものの、暗くて走りの撮影は厳しそうだったので、岩村での列車交換を狙いました。残念ながら2両ともラッピング車でした。
【2016.10.9 岩村】(電車運転士)

 

 中津川で施設区長様と合流し、王滝村を目指します。スポーツ公園に着いた頃には雨も止んで、フェスティバルは予定どおり開催されました。3年前と同様、次から次へといろいろな車両が運転されるため、本数を稼ごうとすると休む間もなく公園内を走り回る結果となり、終わり頃には身体がヘトヘトになってしまいました。心配された天気も傘いらずで最後には青空が広がるなど、そこそこの条件で撮ることができ、森林鉄道の魅力を十分に堪能させていただきました。
 ※撮影はすべて10月9日の松原スポーツ公園内(電車運転士)

 

【客車列車】
 北陸重機製の142号とB型客車のコンビで、体験乗車列車として午前と午後に3往復ずつの合計6往復が運転されました。予約開始から早々に満席になるなど、なかなかの盛況でした。

 

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 10月上旬では時季的に紅葉には早過ぎでしたが、管理棟付近に色づきかけた木があったので、無理やり入れてみました。

 

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 車庫前付近の高台にも赤くなりかけた紅葉がありました。残念ながらこの天気では御岳山は雲の中です。

 

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 終盤近くになって木曽馬が登場、列車との競争が繰り広げられました。勝負は言うまでもなくお馬さんの勝ちでした。

 

 

【運材列車】

 先回と同様、酒井製の132号の牽引で、献花台前起点で3往復運転されました。

 

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 3往復目の運材列車はこの日のフィナーレを飾りました。最後の最後に太陽が顔を出し、絶好の条件で撮影することができました。

 

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 同じ列車をズームの中望遠側に引いて撮りました。これがこの日のメインカットとなりました。運材と132号はベストマッチングです。

 

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 ヘロヘロの身体に鞭打って車庫前の高台にダッシュ、もう1回同じ列車を捕まえます。御岳山は微妙に見えなかったものの、この日唯一の青空のバックの写真でした。

 

【タンク列車】
 今回のサプライズはレストア作業が続けられてきた酒井製の84号のタンク車牽引です。午後に2回設定されていたモーターカーパレードに合わせて運転されました。84号は今回が初お目見えでした。

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 直前まで本線走行が可能かどうか微妙な状況だったため、プログラムには掲載されていませんでしたが、見事、本線デビューを果たしました。

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 オバーヒート対策のため、側面のボンネットカバーはすべて外した状態での運転でした。

 

【モーターカー】
 モーターカーパレードは午後に2回行われました。今回は酒井製の4号・岩崎レール製の関西電力(無番)・酒井製の14号の3両が戦列に加わりました。

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 車庫では各種保存車両の展示も実施されました。

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 モーターカーは趣向を変えて流し撮りしてみました。乗客の少年たちが興味津々な表情で前方を見つめています。

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 期待したモーターカーの続行運転は間隔を空けての運転だったため、自分的にはこのシーンが唯一となりました。

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 14号は運転台の後部がオープン構造になっています。乗客たちが楽しそうに手を振っています。

 

【作業風景】
 両端の管理棟前と献花台前は機回しがあるため、ダルマポイントを手で返したり、手旗で入換合図や出発指示合図を行ったりと、今では見る機会が激減した昔ながらの運転取扱いを見ることができました。

 

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 132号の入換風景です。ポイントの途中転換を防止するため、車両の通過中は係員がポイントの取っ手を足で押さえています。
 
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 管理棟前で運材列車と客車列車が並びました。係員同士が何やら打ち合わせを行っています。この後、運材列車が発車して行きました。

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 この日のサプライズだった84号のタンク列車が出発指示合図を受けて献花台前から管理棟前に向けて発車しました。

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 管理棟前にタンク列車・客車列車・モーターカー(84号の影になって姿は見えませんが…)が集結しました。線路が各種車両で埋まり、森林鉄道全盛期を彷彿させる風景です。

 

 以上が2016年の王滝森林鉄道フェスティバルの様子でした。次回はどんなサプライズが待っているのか…、今から楽しみです。

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 天候が回復したこともあって、フェスティバル終了後はこの時季限定となっている81列車の夕陽ギラリを狙うために伊奈川鉄橋に立ち寄りました。直前まで夕陽がいい雰囲気でしたが、列車通過時には太陽が低い位置の雲に隠れてしまうといったお決まりパターンで撃沈でした。
【2016.10.9 大桑~須原】(電車運転士)

 

 

 

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コメント

今回は同行させていただきありがとうございました。とても楽しく充実した一日でした。

 毎度のことながら、同じ場所で同じ条件なのに作品の出来は雲泥の差。またまた腕と感性と経験の差を感じた一日でもありました。

 加えて、当方が疲れて横着しているときでも走り回っている電車運転士さんのバイタリティーには脱帽です。

 またぜひご一緒させてください。(施設区長)

 

投稿: 施設区長 | 2016年10月10日 (月) 23時51分

こちらこそお付き合いいただきましてありがとうございました。心配された天気も回復基調になってよかったです。最後の伊奈川はいまひとつでしたが、王滝は十分満足できた1日でした。年甲斐もなく公園内を走り回った結果、予定どおり筋肉痛に襲われました。(電車運転士)

投稿: 電車運転士 | 2016年10月11日 (火) 00時12分

素晴らしい写真ですね! 私も6年ぶりに訪問し、私なりに動き回って写真を撮ったつもりですが、脚立を担いで走り回る電車運転士さんを見て、足下にも及ばないことを実感しました。この日は1日曇り空だと思って13時頃に撤収しましたが、最後の運材列車の時に晴れたのですね!残念です・・・ しかし、6年前に比べカメラマンが増えすぎて撮るのが難しくなってきましたね! 現地でお会いした施設区長さん・検査係さんもお疲れ様でした(工場長/津島軽便堂写真館)

投稿: 工場長 | 2016年10月11日 (火) 15時23分

工場長様、電車運転士様、施設区長様、お疲れ様でした!
工場長様、施設区長様の仰る通り、同じ場所に行ってどうしてこうも違う雰囲気になってしまうのか、脱帽です。しかし、3年前に比べてても撮影者が増えましたねぇ。定番の丘も脚立がないと入り込むのが難しくなりました。そんな中、頑張って走り回っていたので、最後は本当にヘロヘロで、今日まで筋肉痛で歩くのにも苦労しました。それでも自分なりに楽しめました。さて、3年後の体力は?(検査掛)

投稿: 検査掛 | 2016年10月11日 (火) 17時24分

 さすがに注目の催しだけあって、皆さん出撃されたのですね。それにしても、良いアングルで撮影しているのには、脱帽です。無理しても行けば良かったかなぁ。(駅長)

投稿: 駅長 | 2016年10月11日 (火) 18時27分

連日、お疲れ様でした。前回と比べて同業者が増えたようですが、やはり撮るものが少なくなってきたことを表しているのでしょうね。まだ、このような保存運転には一度も参戦したことがありませんので、機会があればトライしてみたく思います。どなたかのブログに線路の延伸工事のシーンが載っていました。まだまだ将来性があって楽しみです。(出札掛)

投稿: 出札掛 | 2016年10月11日 (火) 19時45分

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