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2016年9月19日 (月)

426.1981年冬 北の大地で撮り鉄行脚 9号車 【広大な太平洋とサラブレッドの里】 1981/2/24・25

 この3連休は家族運用に加えて、台風16号から伸びる秋雨前線の影響による天候不順が続き、自宅に軟禁状態となったので、中断していた過去ネタをアップしたいと思います。今回は先回のオホーツク海から一気に太平洋側の日高本線に飛びます。早朝の札幌で「利尻」から「えりも2号」に、苫小牧で日高本線の普通列車に乗り換え(「えりも2号」が新冠に停車しないため)、目的地の新冠に向かいました。

 

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 札幌では1時間30分ほどの乗り換え時間があったため、キハ80系の各種特急列車をスナップしました。網走に向かう「オホーツク」ですが、先頭はキロ80の先頭車化改造車のキハ82 900番代です。
【1981.2.24 札幌】(電車運転士)

 

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 函館行の「北斗2号」はキハ82の後にキロ80・キシ80が続き、長距離特急らしい風格を漂わせた編成でした。この当時はキハ183系が「おおぞら3号→2号」の運用に隔日で入り出した頃で、気動車特急はキハ80系の独壇場に近い状況でした。
【1981.2.24 札幌】(電車運転士)

 

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 新冠の近くには判官館と呼ばれる太平洋に崖が突き出たような地形があり、その周辺が日高本線のメジャーな撮影ポイントとなっていました。キハ223両の列車がトンネルを抜けて来ましたが、2両がオレンジツートンでした。日高本線はタラコ化の進行が少し遅かったようで、オレンジツートン率が比較的高いように感じました。
【1981.2.24 節婦~新冠】(電車運転士)

 

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 判官館の上には展望台があり、雄大な太平洋をバックに日高本線をお手軽俯瞰することができました。この日はどんよりとした曇り空だったのと風もさほど強くなかったこともあって、高い波が押し寄せるわけでもなく、太平洋の表情は寒々としているだけで、何か中途半端な感じでした。
【1981.2.24 節婦~新冠】(電車運転士)

 

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 判官館を回り込むところを波打ち際から撮るのは定番アングルとなっていました。手前の波を広く入れすぎたため、列車が小さくなってしまいました。
【1981.2.24 節婦~新冠】(電車運転士)

 

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 ということで、次の列車は望遠で切り取ってみました。冬場にしては穏やかな太平洋だったので、平凡な風景になってしまいました。ただ、あまり風が強すぎると列車自体が運休になってしまうので、痛し痒しといったところでしょうか。翌日にある目的があってこの日はこれで撤収し、新冠YHに投宿しました。夜行列車の連泊が続いた中、風呂にゆっくり浸かり、久し振りに布団で足を伸ばして寝ることができました。
【1981.2.24 節婦~新冠】(電車運転士)

 

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 ある目的というのはこれでした。日高本線にはDD16の貨物列車が浦河まで1往復運転されていましたが、下りは1番列車の前、上りは夜間の運転となるため、下りの貨物列車を撮ろうと思うと現地に泊まるしか方法がありませんでした。ところが、夜行列車の連泊による疲れの影響もあってか、不覚にも寝坊をしてしまい、本来撮りたかったポイントには到底間に合うはずもなく、このポイントでお茶を濁すしかありませんでした。せっかく現地に泊まって万全の態勢で臨むつもりだったのが悔しい思いだけが残る結果となりました。
【1981.2.25 節婦~新冠】(電車運転士)

 

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 新冠はサラブレッドの産地で、これまでにも数々の名馬を生んでいます。DD16を撮った新冠川の鉄橋付近の河川敷には牧場があり、馬がのんびりと餌となる牧草を食んでいました。馬は餌を食べながら短時間の間にちょこまかと移動するので、自分もそれに合わせて場所の移動を繰り返す必要があります。思うようないい位置にじっとしていてくれればいいのですが、なかなか思うとおりの行動はとってくれませんので、予想以上に苦労しました。
【1981.2.25 節婦~新冠】(電車運転士)

 

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 薄日が差してきたので、前日に続いて海岸に出てみました。もう少し海の青さがほしいところでしたが、贅沢は言えません。
【1981.2.25 節婦~新冠】(電車運転士)

 

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 DD16を撮りたかった本命ポイントはここでした。判官館から少し山側に向かったところに別の展望台があり、広大な太平洋をバックに新冠川の鉄橋を俯瞰することができました。絶景に近い風景だったので、返す返す残念でなりません。
【1981.2.25 節婦~新冠】(電車運転士)

 

●次の目的地 函館市電

●移動行程 新冠→札幌→48列車→函館(函館市電)

 

 ところで、8月に相次いで北海道を襲った台風被害により、日高本線は一時全線が不通となっていましたが、現在は苫小牧~鵡川間での運転は再開されています。ただ、20151月の高波被害はまだ復旧がされておらず、依然として鵡川~様似間は不通となったままで、運転再開の目途は立っていません。日高本線のほか、8月の台風被害によって一部不通区間がある根室本線と石北本線ともども1日も早い運転再開を祈るばかりです。

 

 

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コメント

判官館の付近は各所に撮影ポイントが存在しているのですね。二日間粘っただけの収穫が得られたようで何よりです。
それにしても長期運休が気になります。このまま廃止に至らなければよいのですが・・・。一日も早い復旧を願っています。(出札掛)

投稿: 出札掛 | 2016年9月19日 (月) 10時51分

素晴らしいロケーションですね!SL時代、海バックで橋を渡るC11がよく紹介されていたように記憶していますが、ここだったかな?
それにしても九州にしろ、北海道にしろ財政的に厳しい会社に追い打ちをかけるような災害、閑散路線の廃止に拍車がかからないよう祈るばかりです。
続編、待ってま~す。(検査掛)

投稿: 検査掛 | 2016年9月20日 (火) 18時27分

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