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2016年8月14日 (日)

1956年生まれ

来るべき日が来ました。早かったような、ようやくという気がしないでもありません。昨年定年を数か月前にして早期退職をして、やりたい仕事に就いてから、淡々と過ごして当日に至りましたが、人生の通過点であり、たいした感慨はありません。
それでもなにかしてみようと思い、同い年の鉄道車両を探してみました。しかし、この年は、数年後に起きる国鉄車両の劇的な変化の直前で、特にモニュメント的な車両はありませんでした。
国鉄では唯一、気動車の新形式キハ44800(→キハ55一次車)が、東武1700系に対抗して製造されましたが、残念ながら両形式とも撮った記憶はありません。

Img717東京都電8000系(8053)   1972年11月   浅草
旧型車の置換えと路線の廃止の両方を見据えた軽量簡易な構造の面白味のない車両でしたが、これも1972年11月12日の城東地区の都電全廃と共に消えました。長いものでも16年で消滅しましたが、この8053号だけは未だに千葉県でカフェとして利用されているようです。また、富山地鉄や、万葉線の7000形はこの車をもとにしてるそうで、意外と長命を保っていますね。

Img331富山地方鉄道14780系(14769+14770+14783+183)  1993年5月20日  舟橋・寺田

Img360富山地方鉄道14780系(181+14781)  1993年5月20日  荏原・三郷
この年は名鉄3800形から譲渡された14710系の最後の1編成を撮りに行ったのですが、14760系や10020系を除くと地鉄の形式に詳しくなく、来たものを撮っていた中に、かろうじて写っていました。上の第3編成は1958年製で、冷房搭載のうえ、台車も国鉄から購入したDT32系に履き替えています。第1編成は製造当初前照灯は1灯でしたが、後に地鉄の特徴である2灯に、車体裾もストレートに改造されたそうです。ただ、廃車まで冷房は搭載されなかったようです。

Img163名古屋鉄道モ560形(←北陸鉄道2200形)(562)  1988年5月28日  長良橋・鵜飼屋
北陸でもう一形式、この車が誕生しています。北陸の活躍は11年で終止符が打たれ、1968年名鉄に譲渡、私にとっては馴染みの深い車両になりましたが、それも1988年で終わりになりました。この562号はご存知のように社会実験用に福井鉄道に再び移籍しました。その後はあまり使われることもなかったようですが、2006年、JR貨物北陸ロジスティックスに拾われて、現在は彼の地でレストアされているようです。再び元気な姿が見られることが期待されます。

Img612_2富士急行3100系(3101+3102)  1983年10月24日  田野倉・壬生
冒頭で「特にモニュメントとなる車はない」と言いましたが、日本初の狭軌WN駆動車として登場したのがこの車両で、地方鉄道としては画期的な車両でした。富士急の車両形式の4桁のうち、最初の2桁は昭和の年号が使われるという法則により、3100系となりました。1958年に製造された第2編成は不幸な事故により1971年に廃車となりましたが、この編成は1997年まで使用され、廃車後は中央東線廃線跡で保存されているとのことです。(再掲)

Img833豊橋鉄道ED400形(401)  1984年3月29日  三河田原
1955年に小野田セメント田原工場が増産を開始したことで、増備された東洋工機製の電気機関車。同時期に製造された三岐鉄道のED45とよく似た外観です。が、私が走行を見たのは、後にも先にも貨物輸送廃止当日のさよなら列車だけでした。

Img744三岐鉄道ED500形(←大井川鐵道←大阪セメント)(501+502)  2000年11月23日  富田
大阪窯業セメント伊吹工場専用線用に日立で製造されました。「津島軽便堂写真館」にその詳細が紹介されています。中部国際空港工事完了後、501は予定通り2003年3月に大井川鉄道に返却されましたが、残った502は一時期西藤原に保存されたものの、2015年5月に解体されたようです。

製造後60年も経てば過去帳入りして当たり前ですが、そんな中、1両が現役であり、負けてはいられませんね。また、撮影した他の3形式がどんな形であれ残存しているのは驚きです。
1956年生まれとされている車両はWikから拾い出したもので、漏れている車輌がありましたらご教授頂ければ幸いです。(検査掛)















 

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コメント

ひとまずは、長い間のお勤め、たいへんお疲れ様でした。今後は撮影行にも時間的に融通が利くようになるのでしょうか。もし撮影ツアーの企画がありましたら、また宜しくお願いします。
自分が定年を迎えてサラリーマン生活を終えたときは、どのような心境の変化が現れるのでしょうか。おそらく四六時中線路の傍に立っていて、ボケている暇などないのでしょう。そうした観点からも、近頃は趣味を持つことの大切さをひしひしと感じています。
自分と同い年の鉄道車両は113系等のようです。(出札掛)

投稿: 出札掛 | 2016年8月14日 (日) 19時39分

 人生の一区切り、お疲れ様でした。小生のように誕生日の前日に退職しても、還暦の感慨はほとんどありませんでしたが、ましてや退職日と還暦がリンクしていないとなると、その感は一層強いかもしれません。個人的には、最近、還暦の宿題をようやくひとつ片付けましたが、少なくともこれまでよりも使える時間は増えますし、反面、残りの時間は短くなってきますので、それを如何に有効に使っていかがこれからの人生の鍵になると思います。(駅長)

投稿: 駅長 | 2016年8月15日 (月) 01時24分

人生ひとつの節目を迎えられたということですが、とりあえずお疲れさまでした。第2ステップも充実したものになることをお祈りいたします。自分も数年後には後を追いますので、いろいろとご教示いただければ幸いです。自分と同級生の車両はインパクトのある車両が思い浮かびません。これを機に調べてみたいと思います。(電車運転士)

投稿: 電車運転士 | 2016年8月15日 (月) 19時15分

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