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2016年7月29日 (金)

寒い夏

いくぶん過ごしやすく感じる今年の夏。「冷夏か?」いや、これで平年並みかもしれませんが、毎年酷暑に耐えながら外回りの仕事をする汗かきの我が身にとってはたいへんありがたいことです。しかし盛夏をアテにして仕事をされている方々のことを考えると、あまり喜んでばかりもいられませんね。

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“超”冷夏の鉄活動の思い出を一筆。

01
復活C62を求めて渡道した1992年8月13日は朝から小雨混じりの空模様です。予想外の気温の低さに困惑しつつも上り9162レを銀山付近で手堅く撮影後、下り9163レの撮影地を求めて列車で移動中に、雨はついに本降りになってきました。傘をさしながら重たい荷物を掲げて延々と歩くのもシンドイので、この際、駅から近いポイントでお茶を濁すことに決めました。下車したのは塩谷駅。「ニセコ」は同駅で運転停車の後、目前に迫るオタモイ峠を越えるため猛然とダッシュして勾配に挑みます。もしや爆煙に巡り合えるかもと期待を込めて、しばし待合室で雨宿り。じ~っとしていると、とにかく「寒い」。上着のボタンをとめたところで半袖姿では身震いを抑えることができません。夏の北海道とはいえ、まさかこれほど気温が下がってくるとは思いもせず、ちょっと侮っていました。
通過1時間前、冷え切った体にムチ打って撮影ポイント目指していざ出発。駅を過ぎて短めの勾配を登るシーンを捉える地点に辿り着き、あえて真正面ドカンは避けて客車の姿が写るポジションに三脚を据えました。気温も低く、この降雨量と湿度ならたとえ「ヤラセ」でなくともそこそこの煙が上がるだろうと目論んで迎えた本番。結果、期待を裏切ることなく爆煙と共に現れたC62をカメラに収めることができました。同業者は他に見当たらず、迫力あるシーンを独り占めできたのはこの上ない贅沢です。


02
ただ、しくじったことがありました。撮影直前の時点で既にフィルムカウンタが30を超えていたので慎重にシャッターを切ろうと心がけていたのに、あと一歩のところでフィルムが終わりました。ケチケチせずに新しいフィルムと入れ替えていればよかったのに、ああ後悔。(出札掛)

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「出札掛」カテゴリの記事

コメント

 確かに今年の夏は暑さがもうひとつで、その分、過ごしやすいのは良いですが、夏らしい天候に恵まれないのは残念ですね。C62ニセコ、一度しか行きませんでしたが、今から見ると、復活運転でこうした列車が走っていたのは奇跡のような話です。C62は残っているのだから、なんとか・・・・と思っても、現在のJRHでは。(駅長)

投稿: 駅長 | 2016年7月30日 (土) 11時51分

自分もC62の復活運転は何度か参戦しました。決して期待を裏切らない爆煙はいい思い出になってます。許されるのであればもう一度あの感動を味わいたいです。(電車運転士)

投稿: 電車運転士 | 2016年7月30日 (土) 14時50分

C62のこの復活、高名なイギリス人ファンをご案内しました。一列車につき絶対に一度しかシャッターを切らない人ですが、ニ度シャッターを切りました。こんなの初めてだと言ってました。というのはなんと小雨でスリップして登れなくなり、止まってしまったのです。現役の時には見たこと無かったですね。(あまらぼ鍋屋町)

投稿: あまらぼ鍋屋町 | 2016年7月31日 (日) 11時26分

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