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2016年7月23日 (土)

419.1981年冬 北の大地で撮り鉄行脚 7号車 【DD51パラダイスの函館山線】 1981/2/21

 東海地方にも梅雨明け宣言が出され、夏本番を迎えました。これからしばらくの間は猛暑日を含む暑い日が続くものと思われ、先が思いやられます。一服の清涼剤ではないですが、中断していた冬の北海道の寒~い写真をお届けします。今回はわずかな本数のローカル列車が行き来するだけになってしまった函館山線です。当時は「北海」・「ニセコ」・「宗谷」といった優等列車が健在で、まだまだ幹線としての面目を保っていました。加えて優等列車の合間に来るローカル列車や貨物列車はDD51の牽引で、気動車列車の方が珍しいといった状況で、まさにDD51パラダイスの様相を呈していました。


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 稚内から乗車した「利尻」は終着の札幌まで乗り通し、寝過ごしを心配することなく久しぶりに爆睡できました。とりあえず札幌から小樽行の普通列車に乗り換えました。小樽では乗り換え時間を利用して、駅撮りに勤しんでいたところED76の客車列車が停車中でした。ちょうど50系への置き換えの過渡期で、真紅の客車が増殖中でした。
【1981.2.21 小樽】(電車運転士)

 
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 別のホームにはキハ46のペアが停車中でした。キハ46はキハ45の北海道バージョンで、わずか6両の少数派でした。この日の目的地は銀山でしたが、接続列車は然別行で、倶知安行はその後だったため、とりあえず然別まで先行することにしました。
【1981.2.21 小樽】(電車運転士)

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 乗車した然別行はいきなり次の塩谷で長時間停車です。しばらくするとDD51ダブルを先頭にした客車列車が入線してきました。小樽・札幌方面への通勤客が続々とホームを歩いて行きます。
【1981.2.21 塩谷】(電車運転士)

 
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 終点の然別に着くとそれまで小康状態だった雪が猛然と降ってきました。後続の倶知安行までは約1時間の待ち時間がありましたが、その間に下りの「北海」が来るので、降りしきる雪に悩まされながらもホームでスタンバイしました。猛然と雪煙を巻き上げながら、「北海」はほぼ定時で通過して行きました。
【1981.2.21 然別】(電車運転士)

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 何とか目的地の銀山にたどり着きましたが、雪は一向に止む気配がありません。吹雪の中、銀山を通過する「らいでん2号」です。この直後、タブレットを取り損ねて急停車、助士が雪に埋もれたタブレットを探すのに手間取り、10分くらい遅れて発車しました。この先もこんな天候が続くとなると先が思いやられますが、目的地を変えるわけにもいかず、どうしようもありません。
【1981.2.21 銀山】(電車運転士)

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 こんな天候でしたが、とりあえず、然別方向に移動を開始しました。幸いにも降り続いていた雪はピタリと止み、陽も差してきました。そんな中、DD51の下りの普通列車が新雪を蹴散らしながら軽やかに峠を下って行きました。
【1981.2.21 銀山~然別】(電車運転士)

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 この日のメインの列車となる「ニセコ」です。2両のDD51の咆哮が周囲の山々に響きます。函館までの真冬の厳しい道のりはまだまだ続きます。客車は14系に代わった直後でしたが、荷物車を含む8両の編成は老舗急行の貫禄が備わっており、C62重連を知らない自分にとってはこれでも迫力満点でした。
【1981.2.21 銀山~然別】(電車運転士)

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 青函航送の郵便・荷物車の関係もあるのか、山線の普通列車は客車列車が主力で、DD51フリークにはたまらない路線です。新雪が木の枝に積もり、綺麗なクリスマスツリーの状態になっていました。雪晴れにDD51の赤色が映えます。
【1981.2.21 銀山~然別】(電車運転士)

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 山線を走る急行のうち、「ニセコ」は別格として、さすがに「らいでん」は客車列車というわけにはいかず、キハ2756で運転されていました。ここでは客車列車の比率が高く、気動車の方が珍しい存在でした。
【1981.2.21 銀山~然別】(電車運転士)

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 この当時は、貨物列車も細々と運転されていました。先頭に立つのはもちろんDD51。線路の両側が高い雪の壁に覆われていたため、アングルが限定され、似たような構図の写真が多くなってしまいましたが、DD51を堪能できました。まさにDD51パラダイスの1日となりました。
【1981.2.21 銀山~然別】(電車運転士)

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 撮影終了後は札幌に戻りました。この日は「利尻」に乗る予定でしたが、それまでの間、バルブ撮影を楽しみました。旭川からの「ライラック14号」雪まみれで到着、ここまでの死闘を物語っています。後年、この状態を解消するために運転席のガラスの上に風洞のようなものが設置されましたが、この当時はまだ未設置でした。
【1981.2.21 札幌】(電車運転士)

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 釧路行の「狩勝7号」が入線して来ました。まだ石勝線が開通していなかったため、「まりも」ではなく「狩勝」です。「狩勝7号」はオロネを含む10系寝台車主体の豪華編成でしたが、手前のホームに711系の普通列車が停車中だったため、せっかくの10系寝台車を連ねた編成がよくわかりません。
【1981.2.21 札幌】(電車運転士)
 
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 最近まで活躍していた711系は札幌近郊ではごく当たり前に見ることができ、とくに撮影対象にはしていませんでしたが、とりあえずシャッターを押しておきました。写真の編成は側面方向幕が設置されているので、室蘭電化時に増備された100番台です。
【1981.2.21 札幌】
●次の目的地 興浜南線・興浜北線
●移動行程 札幌→「大雪7号」→遠軽→興部→興浜南線→名寄→旭川→「利尻」
      →音威子府→浜頓別→興浜北線

 

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コメント

今夏は太平洋高気圧がまだ本領を発揮していませんが、今のうちに厳冬のシーンを目に焼き付けて暑気払いをしておきましょう。
DD客レが大半を占めていた函館山線の魅力は、DCだらけになった今でも変わらないのでしょうか。復活C62ニセコ以来足を運んでいないので、機会があれば訪れてみたいですね。被写体に注文は付けませんから。(出札掛)

投稿: 出札掛 | 2016年7月23日 (土) 21時43分

 当時は、DD51+14系のニセコなんて撮って、何が面白いんだ(^_^;)、なんて思ってましたが、今見ると、良いですねぇ。DD51の走る山線の風景も良いです。なんでも嫌わずに撮っておかないといけない、というのを痛感します。しかし、今走っている列車は・・・・まあ、30年後にはまた評価が変わるんでしょうね。(駅長)

投稿: 駅長 | 2016年7月24日 (日) 08時49分

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