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2015年8月

2015年8月31日 (月)

最近の鉄活動(大井川・遠州鉄道・名市交)

この夏は非常に暑かったうえいろいろと行事が重なりあまり撮影に出かけていなかったのですが、台風15号が通過した25日以降は幾分涼しくなってきましたので近場にちょっと撮影に出かけてきました。(施設区長)

8月27日 大井川鉄道

駅長様とばったり出くわしたこの日は、関西在住の友人に誘われトーマス&ジェームスをレンタカーで追いかけてきました。下りの千頭行きのジェームスとトーマスを福用の千頭寄りの俯瞰ポイントで撮影し、その後千頭の4両並びを撮影すべく千頭に向かいました。

千頭に着いて「道の駅 音戯の郷」の駐車場に車を運よく止めることができたので、ちょうど駅長様の反対側から転車台でのトーマス転回シーンを動画で撮影し、その後駅のホームに入場し撮影したのがこの写真です。4両を並べるために客車を疎開させたり、普通列車の発車をホームの先からとしたりいろいろ大変なようです。

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左からパーシー・ヒロ・トーマス・ジェームス

この後、川根路1号を第3大井川橋梁で撮影した後、向かったのが駅長様とばったり出会った第一大井川橋梁脇のポイント。ジェームス12号は駅長様と同じポイントで撮影し、トーマス14号と川根路2号はそのポイントから少し上った鉄橋全体が見渡せる俯瞰ポイントから撮影。

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駅長様はバックに川根温泉の建物が入るためお気に入りではないようですが、私はこちらの方が気に入ってしまいました。

8月29日 遠州鉄道

 遠鉄の1日乗車券「あかでん1日フリーきっぷ」の発売を記念して、7月18日~8月29日までの土曜日のみ、現在は定時運行していない遠州鉄道最後の吊掛け車両「30形モハ25号」の特別運転が3往復されているので、その最終日に撮影に出かけて来ました。

 まず終点の西鹿島まで行き、1運用目の新浜松行に乗車し吊り掛けサウンドを堪能しましたが、車内は同業者でM車側だけが大混雑していました。

 途中の上島駅で降り、新浜松からの折り返しを撮影しました。

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 遠州鉄道は現在、新浜松~上島までが高架化されており、その先もあまり開けた場所がなく、さぎの宮駅の南の田んぼ脇辺りが一番の撮影ポイントとなっていますので、ここで1往復撮影をしました。ただ当日は雨がぱらつく曇り空だったためあまりすっきりとした絵にはなりませんでした。

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この後、西ヶ崎付近で最後の1往復を撮影しましたが、あまり出来がよろしくなかったので割愛します。

8月30日

 今日、名古屋市交通局東山線初の冷房車だった5000形のラストランが行われたので、撮影に出かけてきました。

 駅長様がご乗車されていたのは先にご報告の通りですが、当方は抽選にも当たらなかったので、ノンストップのラストランをどこで撮ろうか思案の挙句、カオス覚悟で藤が丘の到着ホームに行きました。

 ところが、列車到着の30分ほど前に私が着いた時点でも降車側ホーム端には20人程しかいなかった(なぜかホームの途中や発車ホーム側には多くの撮影者がいました)ので、後ろに入れてもらい頭越しに難なく撮影ができました。

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 この撮影に行く際に乗った名鉄が先週から運用に入った1000系リニューアル編成の1112編成でした。特別車の方には乗っていませんので様子はわかりませんが座席とトイレ周りがリニューアルされているようです。一般車の方は床材と座席のモケット等が更新されていました。

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簡単ですが、最近の鉄活動のご報告です。(施設区長)









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2015年8月30日 (日)

さよならの季節

 ブルートレイン「北斗星」の廃止など、列車や車両の廃止のニュースがマスコミを賑わしています。ここ名古屋でも、名古屋市交通局の5000系が8月30日をもって、廃車になることが発表されました。

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 こうして「さよなら」のシールを貼って、東山線を運転されたので、撮影された方も多いでしょう。そして、8月30日には、高畑から藤が丘まで、ノンストップで走るさよなら列車が運転されました。

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 高畑の電留線で待機するさよなら列車の5114。

 ン?なんでこんな写真が撮れるのかって?それは抽選に当たってしまったからです。(^_^;)

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 と、いうことで、高畑から藤が丘まで乗ってきました。なぜ、駅長がここにいるんだ、と不思議に思われたりもしましたが・・・(^_^;)

 ちなみに抽選の倍率は10倍強だったとか。今年の運は、これで使い果たしたか・・・。

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 高畑では、乗車前にそれぞれに記念撮影が行われました。

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 乗車証と参加者のみに配付された冊子。限定120部とか。

 列車は10時少し過ぎに高畑の電留線に移動。乗り鉄と言うわけではないけれど、普段乗れないところを乗れるというのは興味深い体験です。

 さて、指定された5114号というのは藤が丘寄りの先頭車なんですよねぇ。と、いうことは、運転台の後ろから名古屋や栄を通過する様子が見られる。これはカブリツキ(の少し後ろ)で楽しませて貰いました。誰も撮影していなかったけれど、伏見では駅員の方が「あ」「り」「が」「と」「う」と書いた紙を持ってさよなら列車を見送っていたのが印象的でした。

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 パニクっているのでは?、と思われた地上駅のホーム端はこんな状態でした。これも一番前だから,撮影できる?

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 藤が丘について、乗ってきた5000系を見送ります。東京のような妙なかけ声もかからず、混乱もなくイベントが終了して、まずは良かった、良かった。ここでまたも施設区長さん登場。まあ、今日は大井川と異なり、当然なのでしょうか。

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 そういえば、3300系の増備で、この車両もどうなるのでしょうか?久しぶりに行った犬山遊園の駅。後ろに緑の山が見えて、ビックリです。(駅長)

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2015年8月29日 (土)

遅延夜行朝練

普段は撮影に適さない時間帯に名古屋周辺を通過する夜行便のネタ的列車が、ダイヤの乱れを受けて明るくなってからやって来ることがあります。そんな情報を得たときは地の利を活かして、いざ、シャッターチャンス(→不謹慎かしら)!目撃情報などから通過時刻を推定して木曽川まで向かい、いつ来るともわからないターゲットを待ちます。まさに朝練です。同居人は自宅で夢の中、当然出かけたことすら気付きません。そしてネタ列車を撮影後、帰宅してもなお夢の中(笑)。

529_51 8月1日(土)午後1時過ぎ、静岡市内にて東海道線の線路内に放置された自転車と普通電車の接触事故が発生しました。ダイヤは夜になっても回復せず、どうやら「ムーンライトながら」はじめ、夜行の貨物列車も軒並み遅延が見込まれるようです。もしやと思い、翌朝4時過ぎに目を覚ましてネットで遅延情報を検索していたら、下り「SRC」が岡崎を4時30分頃に、その続行で「福山レールエクスプレス」が通過したとの目撃情報。そそくさと支度をして一か八かで木曽川の撮影地点に向かったら、そこには「ムーンライト~」狙いで既に電車運転士様がスタンバイしていました。上述の列車が遅れてやって来ることを伝え、「ムーンライト~」が通過するまで、しばし時間を共にすることにしました。
やがて貨物電車「SRC」こと51レが約2時間遅れでやって来ました。目の当たりにしたのは初めてです。

536_55 続いて福山通運御用達の「福山レールエクスプレス」が通過しました。これは1本目の吹田便か2本目の東福山便かは不明ですが、東福山行き55レなら本来木曽川を4:40頃に通過するので夏至の時季に感度を上げてもようやく撮れるかな、という被写体です。「トヨタロンパス」同様、連なる財源の統一感が美しいので単なる高速貨物とは異なり、少しは絵になる列車でしょうか。

185 しばし待って「ムーンライト~」が約50分遅れで通過しました。おかげで露出も上がり、日中とほぼ同レベルの設定で撮影できたのは何よりです。
なお、当日利用された乗客の皆様には大変お気の毒様でした。

50318月4日(水)夜、京浜東北線横浜ー桜木町で架線断線事故が発生し、この影響により、2本の東海道夜行「ムーンライトながら」と「サンライズ瀬戸・出雲」は東京発車が大幅に遅れました。もしやと思い、翌朝4時過ぎに目を覚まして遅延情報を検索していたら、「サンライズ~」は浜松を3時間10分の遅れで発車したもよう。このままの遅れなら地元木曽川を5:45前後に通過と推定し、えいやっと撮影地点まで向かいました。そしたら読みはほぼ当たりっ!文字どおりのサンライズ(日の出)にはタイミングが合わなかったものの、柔らかな朝日を受けて木曽川を通過する貴重なシーンを捉えることが出来ました。「サンライズ」は東京方面か岡山以遠まで足を延ばせば普通に撮れる列車ですが、わざわざ遠征してまで撮るほどでもないだろうと思っていたので、今回は最小限のコストで撮影出来たのは誠にラッキーでした(→やはり不謹慎)。さらに20分待てば「ムーンライト~」が来るようですが、これもきょうは撮るまでもないでしょう。すぐ撤収、帰宅して出勤準備をしないといけないですから。
なお、当日利用された乗客の皆様にはこれまた大変お気の毒様でした。

以前も書きましたが、最近は、朝練のためとはいえ5時前の起床にも抵抗なくなってきたのは歳をとった証拠でしょうか、複雑な気分です。(出札掛)

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2015年8月28日 (金)

怖いもの見たさ・・・・

 台風15号は、先島諸島で強風による甚大な被害をもたらしたようですが、この付近では被害がなくて幸いでした。

 台風が過ぎたら、台風一過の青空が期待できます。その青空が期待できそうな28日、ちょっと気になる鉄道イベントがありました。大井川鐵道のトーマスとジェームスの運転です。「えー、駅長がそんなの行くの?」などという声が聞こえてきそうですが、後学のためにどんな状況か見ておきたい・・・と、まあ、勝手な理由をつけて行ってきました。

 ところが、なぜか台風一過にならず、天気が悪い。浜松では大雨洪水警報もでているとか。事実、三ヶ日で新東名に入るあたりでは、前が見えないほどの豪雨でした。金谷についても、雨が降ってます。晴れの予報はどうなった・・・?

 まず、最初の撮影をどこにしようか。当初は崎平の鉄橋で正面がちに狙おうかと思ったけれど、この天気なら横郷のカーブでも光線に関係ないので綺麗に撮れるだろうと考えて、そこに。こんなイベントの日だからパニックになっているのでは、との予想に反して、撮影ポイントには置き脚立が一個あるだけで、誰も居ません。???雨だし、平日なので、人出が少ないのかな??

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 まずは、C56改造のジェームスを撮影。この段階で、この場所は5~6人でしごくまったりした良いムードです。

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 続いて、C11のトーマスを撮影。この写真は望遠で撮影してます。力行はしているのだけれど、完全燃焼で薄い煙なのが残念。湿気があるので、白煙になることを期待したのですが・・・。邪魔なものを少し消してありますので、その点をよろしく。

 撮影地に人は少なかったけれど、乗客はたくさん乗っていたので、千頭がどんな具合か、様子を見に行きます。

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 ところが千頭は人でごった返しています。駐車場も満杯。しかも、500mも歩く必要あり(T_T)。トーマスの回転ショーは道路から見たものの、これではトーマスとジェームスの並びなど、撮影不可とあきらめて、かわね路号を撮影すべく、崎平の鉄橋にバック。

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 お客さんが、トーマスとジェームスに移行してしまったためか、今日のかわね路は客車4両の運転です。通常なら後ろに付く電機もないので、結構良い煙を吐いてきてくれました。これは満足。

 さて、3本続けてくる上り列車をどこで撮るか。河原に人が入ってしまうことは間違いないけれど、編成が長いこともあり、これは第一大井川橋梁しかないな、ということで抜里へ。三脚をセットしていると、後ろから駅長を呼ぶ声。あれ、と思って振り向くと、なんと施設区長さんが登場です。ちょっと会う場所が違っているような・・・・。(^_^;)マア、イマドキトルモノモナイシネ

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 ジェームス12号は河原を入れて撮影。さすがに河原にはカメラマンが一杯います。マア、コノイチナライザトナッタラキエテモラエバヨイカ。

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 トーマス14号は、それをカットして列車中心で撮影。アングル的にはどちらが良いのかな。

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 十和田観光鉄道から購入した7300形も初めて撮影。大井川鐵道にはこのスタイルは似合わないような・・。

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 最後は、正統のかわね路号。ただ、このポイント、4両では風景に負けてしまうので、あまりバランスが良くありません。場所を変えれば良かったかな。(施設区長さんは上から撮られたようですが、そこからだと温泉の建物がしっかりはいってしまいます)

 この場所には、さすがに同業者が多数。しかし、何人もいると、さらにこうしたイベントの時には変なのもいるのですねぇ。ちょっと不愉快になることもありました。イベントの時には我慢すべきなのか、あるいはいっそのこと、行かないようにすべきなのか。まだ、そこまでの悟りは開いていないので、我慢すべきなのかなぁ。日本の鉄道イベントで撮っていると、こうしたことがいやになります。(駅長)

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2015年8月27日 (木)

367.去りゆく夏のオレンジツートン 2015/8/23

 長かった夏休みもあと4日、場所によっては秋の気配も感じられ、酷暑が続いた今年の夏も過ぎ去ろうとしています。お盆に出札掛様が紀勢本線のオレンジツートンペアの状況を報告されていましたが、自分的にも紀勢本線のオレンジツートンペアは宿題として残っているので、出撃のチャンスをうかがっていました。出札掛様からいただいた情報をもとにオレンジツートンペアの運用を予測したところ、変更がなければ823日は日中の多気~新宮運用(324C331C338C)に入りそうだったので、運用変更のリスク覚悟でのスクランブル発進となりました。

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 324Cの新鹿発は658分、オレンジツートンなら列車は小さくなっても存在感は衰えないだろうと思い、最初の目的地は新鹿の林道俯瞰に狙いを定め、未明の国道2342号線を南下しました。運用変更されたらどうしようという不安を抱えながら列車を待ちましたが、予測どおり324Cはオレンジツートンペアで運転されていました。出札掛様、情報ありがとうございました。天気予報どおり新鹿海岸はバリ晴れ、イメージどおりのカットを撮ることができました。横構図は風景を欲張りすぎたため、列車が小さくなってしまいました。
【2015.8.23 新鹿~波田須】(電車運転士)

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 その後、324Cの追っかけも選択肢にありましたが、新鹿林道俯瞰からだと撮れてもあと1回、天気も上々なので、追っかけは諦めて新鹿海岸に居座ることにしました。325Dはてっきりキハ252両だと思っていたら4両だったので、列車の位置が中途半端になってしまい、予習不足を露呈してしまいました。
【2015.8.23 新鹿~波田須】(電車運転士)

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 900分を過ぎた頃から最後の夏を楽しもうというレジャー客が海岸に集まってきました。思い思いにビーチパラソルやテントを海岸に設置して行きます。夏の海岸といえばビーチパラソル、絵にならないテントが入らないように構図を決めるのは思った以上に制約が多くて苦労しました。写真は「南紀4号」です。
【2015.8.23 新鹿~波田須】(電車運転士)

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 この日は台風16号の影響で海岸付近でも波が高い状態でした。新宮~三輪崎では高波により路盤が陥没して新宮~紀伊勝浦は不通となっており、JR東海エリアへの影響が懸念されましたが、幸いローカル列車への影響はほとんどありませんでした。327Cが海岸の向こうを走り過ぎて行きます。若者が去りゆく夏を楽しんでいました。
【2015.8.23 新鹿~波田須】(電車運転士)

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 カメラを左に振ると親子連れが波打ち際で遊ぶ姿が目に飛び込んできました。とっさの判断で親子連れがバランスよく納まるポジションに移動し、何とかシャッターを押すことができました。
【2015.8.23 新鹿~波田須】(電車運転士)

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 次のオレンジツートンペア331Cの多気発車は1316分、かなり時間が空くので、その間を利用して相賀の俯瞰ポイントに立ち寄ってみました。やってきたキハ25も高山本線に続き紀勢本線でも日常の風景になりつつあります。
【2015.8.23 相賀~尾鷲】(電車運転士)

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 331Cの最初はイセカシカーブの俯瞰と決めていました。前回は冬枯れの時期だったので、見栄えが悪く再挑戦となりました。稲刈りが始まった直後で、線路際の田んぼは黄金色の姿になっており、ひと足早く秋の気配を感じることができました。
【2015.8.23 阿曽~伊勢柏崎】(電車運転士)

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 331Cは紀伊長島・三野瀬・船津と長時間停車が連続するので、追っかけが可能です。イセカシカーブの俯瞰ポイントは車までのアプローチが15分ほどを要するので、ロスが多く、紀伊長島~三野瀬のポイントには間に合いませんでした。三野瀬の停車中に追い抜くことができましたが、三野瀬~船津にはいいポイントがなく、結局、船津の駅撮りになってしまいました。
【2015.8.23 船津】(電車運転士)

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 この日は「南紀84号」が運転のため、331Cは時刻変更となり、長時間停車が尾鷲から相賀になるので、相賀俯瞰と新鹿俯瞰の掛け持ちは無理と判断し、新鹿俯瞰のポイントに直行しました。「熊野古道伊勢路」の頃はアプローチ道路が集中豪雨の被害により長期の通行止めとなっており、ここでのオレンジツートンペアは初挑戦となりました。現地到着時はバリ晴れの絶好の条件で、あとはお目当ての列車が来るのを待つばかりでした。時間どおりに来れば激Vでしたが、5分経っても姿が見えません。そうこうしているうちに大きな雲が太陽を覆い隠し、10分遅れで列車が通過したときはご覧のような状況でした。最後の最後に消化不良の状況になってしまい、大きな宿題が残ってしまいました。好天が続けば「338Cを熊野川の鉄橋で撮ってもいいかな」なんてことを考えたりもしましたが、再び太陽が顔を出す気配は感じられなかったので、半ばヤケクソの気持ちで現地を撤収し、帰途につきました。
【2015.8.23 二木島~新鹿】(電車運転士)

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2015年8月25日 (火)

ゼロイチ追跡6000km-最終回

 さて、9回にわけて続けてきたゼロイチ追跡記も今回が最終回である。

■8月9日(日) アウグスブルク~レーゲンスブルク~ニュルンベルク 420km

 420 km von Augsburg nach Nürnberg - Die letzte Etappe der großen Deutschland-01er-Rundfahrt bringt uns durch Bayern. Zunächst geht es mit 01 118 und 01 066 von Augsburg aus über die erste Schnellfahrstrecke Deutschlands erst nach München, das wir südlich umfahren. Danach fahren wir weiter bis nach Mühldorf (Oberbay), ab wo wir wieder nördlichen Kurs einschlagen. Über Landshut wird dann Regensburg erreicht, wo der letzte Lokwechsel der Reise stattfinden wird. Noch einmal übernehmen die beiden Loks des ersten Reisetages, die 01 150 und die 01 180 den Zug und bringen ihn über die nicht elektrifizierte Strecke über Schwandorf – Amberg und Hersbruck zurück nach Nürnberg, wo die Rundfahrt am späten Nachmittag endet.

 この日は、ワーグナーデフの01 118と066が重連を組むことになっていて、これも今回の狙いのひとつだった。しかし、118の故障でワーグナーデフ01の重連はなくなり、さらに乾燥警報で機関車も油炊きの01 1066の単機牽引になってしまった。 

  さて、究極の選択を迫られた8日は、結局、01の3両運転を諦め、予定通り、シュツットガルトで撮影隊から分かれ、ミュンヘンに宿泊し、翌朝、ザルツブルクに向かった。目的は、オーストリアのザルツブルクで開催される音楽祭である。

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 もともと、ザルツブルク音楽祭のチケット、巨匠ハイティンク指揮ウィーンPOのブルックナー交響曲8番と、世界の歌姫、アンナ・ネトレブコがレオノーラを歌う「トロバトーレ」、そして3,4日に聴いたバイロイト音楽祭のチケットが取れたことが今回の訪欧のきっかけだった。たまたま、その滞在中に01重連のツアー列車が運転されることがわかり、音楽を聴く予定のない日にそれを追うことにしたのだが・・・。

 しかし、01の3重連には心が動いた。風景が良いところを走るだけに、なおさらである。結局、予定通り音楽祭に行くことにしたが、ブルックナーの交響曲8番も「トロバトーレ」も、一生涯に何度も聴けない超名演だったので、選択に悔いは無い・・・。 

 最終日の9日は、日本へ戻る航空券が手配してある。ミュンヘンを18時に乗って、デュッセルドルフを経由して日本に戻るフライトである。この日をどうしようか迷ったが、01の列車はミュンヘン空港の近くを通ってレーゲンスブルクに向かうルートを走行する。このため、途中まで撮影して列車で戻り、連絡バスのある空港近くのフライジングからミュンヘン空港に行けば途中まで撮影が可能なことが分かり、01の撮影にあてることにした。フライジングは予定していた撮影地にも近く、バスへの乗り継ぎの確認と荷物預けを目的に、ここでピックアップをしてもらうことにする。しかし、ドイツの駅にしては珍しくコインロッカーがなく、結局、荷物をクルマに積んで移動することになった。 

 フライジングはミュンヘンのSバーンの終点であるが、少し離れると丘が広がっている。1駅先で、丘の上から編成を撮影できる場所が見つかった。

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 丘が続くドイツらしい風景の中を走る01の姿を捉えた満足できる写真になった。このあと、列車はLandshutで停車するので追いかけたが、道路の工事中で迂回の必要があり、時間が無くなったことに加え、撮影を予定していたあたりの線路脇には木が続いて編成の抜ける場所がなく撃沈。撮影を諦め、レーゲンスブルクの停車を利用して、さらに先に向かう。

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 線路が北に向かっていることもあって、ここにも綺麗に撮れる場所がなく、なんとかサイドから狙えるRegenstaufの先の鉄橋で狙う。列車が30分近く遅れ、予定の列車に乗れるかヒヤヒヤしたが、なんとか撮影ができた。これにて01の追っかけ撮影は終了である。

 駅まで送って貰って、空港への列車に乗り込む。ここはドイツ鉄道の路線であるが、ALEXと名付けられた会社が列車を運行している。その中に懐かしいクリームと赤の車体があった。

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 かつてTEEに使われていた懐かしい客車である。食堂車として使われていた車両かと思う。現在は、カフェカーとして使われているが、車内は昔のままなので、かつての1等客車の雰囲気に浸ることが出来たのは、望外の喜びであった。

■ドイツの蒸機を撮るにあたって

 さて、今回は友人の誘いもあって、01を6日間にわたって追っかけることができた。今後、ドイツで蒸機の撮影を計画される方のために、気の付いた点を列記しておこう。

 まず、場所の選定である。良い写真を撮るためには、絶対的に事前の下調べが必要だ。ドイツの鉄道誌などの写真を見て、事前に良さそうな場所をピックアップしておくことができれば理想的である。Google Earthの下調べも有効で、沿線で撮られた写真が貼られている場合もあり、参考になることも少なくない。ただ、ドイツの鉄道には線路沿いに木が植えられている場合が少なくなく、その状況についてはある程度分かるものの、最終的には現地に行ってみないとわからない場合が多い。また、Google Earthは二次元であり、高度差が分かりづらいのも要注意である。

 運行情報についてはもちろん事前にネットで調べておくべきだが、撮影を予定している段階である程度の時刻は把握していることだろう。問題はこまかい時刻であるが、これは思いきって撮影地で現地の同業者に聞いてみよう。できれば、装備のしっかりした同業者に聞く方が良い。彼らはネットワークで情報をやりとりしているので、かなりの確率で、自分の持っている細かな情報を教えてくれるはずだ。ドイツの同業者は、日本からの撮影者に親切である。ただ、ドイツ人の同業者はビデオ撮影が多いこともあって、彼らが集まっている場所が必ずしも日本人好みのベストな撮影地ではないことに留意しておく必要がある。

 ドイツでの蒸機撮影は今回が3度目だが、まったりしていて制限もなく、まさに昭和40年代に日本で蒸機を追いかけたときを彷彿とさせてくれる。情報が限られているので、撮影のためには運行時刻と撮影ポイントを探すことから始める必要があるが、そうした過程も楽しい。いざ、撮影となり、目的としたポイントに行ってもどこかの国のように何時間も前から三脚が林立しているのではない。ドイツ人同業者のほとんどは列車の通過の少し前にやってくるだけなので、1時間も前ならどんな撮影地でも好みの場所で三脚を立てることができ、しごくまったりした雰囲気の中で列車の来るのを待つことができる。なお、ドイツ人の間で最近はやっているのが組み立て式の踏み台。さすがに日本から脚立は持って行けないが、踏み台はかさばらないので持っていけば、いざというときに役立つだろう。

 移動の足にはレンタカーがあると便利なのは確かだが、ドイツでは公共交通が発達しているので、追っかけるのでなければバスや列車で移動しても、支障がない場合もある。このあたりは、北海道で蒸機を追っていたときを思い出させてくれる。今回は長距離の運行なのでレンタカーで追っかけたが、徒歩での撮影でもある程度の撮影は可能だし、駅でのスナップも撮ることができる。このあたりは好み次第、というところか。

 海外での蒸機撮影には、費用面とか言葉の問題とか、支障が多いのは確かだが、いざ、行って見ると意外になんとかなるのは確かである。何度も繰り返すが、昔、日本で現役蒸気を撮られた世代の方には、その当時の撮影行を彷彿とさせてくれるはずだ。

■最後に・・・

 世界の蒸気機関車で最も人気のあるドイツの01、それも重連を追っかける。これは、蒸機ファンなら誰しも実現したい夢であろう。また、バイロイト音楽祭とザルツブルク音楽祭に行くことが長年の夢である音楽ファンも多いはずだ。今回は、その両方を一度に実現してしまった。暑かったが、天候にも恵まれた。普段動かない電車も、撮影時間に向こうからやってきてくれた。これまで海外にはそれなりの回数を行っているが、これほど幸運に恵まれ、充実した旅も珍しい。撮影にお誘いをいただき、行程の無理を聞いていただいた同行者に感謝申し上げる次第である。

 幸運続きの旅行は、最後まで幸運に恵まれる。デュッセルドルフでいよいよ搭乗というときに赤いランプが付いて、座席を5列ほど前の方に移動させられたのである。

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 ヨーロッパを飛び立つにあたり、ウェルカムドリンクで祝杯をあげようと、シャンパンを頼んだら、これはスパークリング・ワインですと言われた・・・。この航空会社では、シャンパンは食事時だけらしい。(完)

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2015年8月22日 (土)

紀勢東線にツートンペアを追う

美濃太田区から伊勢区に転属した国鉄色風ツートン塗装車両ことキハ48 3812と6812の2両は7月初旬以来ず~っと純正ペアを組み、風光明媚な紀勢線にフォトジェニックなシーンを展開しています。
そういえば紀勢線では過去にもツートンペア(→なんちゃってペア編成)が臨時快速として何度か運転されていました。この運転に備えてツートン色車をわざわざ組成するほどの気合の入れように、こちらもつい写欲をそそられたものですが、しょせんは“ヤラセ編成”。それに比べて現在は一般定期運用に充当されているので、狙いを定めて出撃すれば、ごく自然な日常の1シーンを得ることが出来ます。

そろそろ美しい景色が点在する紀勢線多気以南までツートンペアの撮影に出かけたくなり、盆休み、家庭運用、天候、ペア編成の運用を睨んだ結果、最も都合の良い15日(土)に出撃することにしました。当日の撮影有効時間帯のツートンペア運用は324C~331Cの1往復のみですが、331Cは追いかけ撮影に都合の良いスジが引かれているので、コマを稼ぐにはもってこいです。

3241 古里海岸を俯瞰する展望台に立ったのは久しぶりのこと。キハ80「南紀」を追いかけていた頃以来でしょうか。樹木の成長で見通しが悪くなったような気もします。海水浴客は皆無のため海岸は静かでしたが、324C列車は予測どおりツートンペア編成で現れて、海の見える景色に彩りを添えてくれました。同業者は一人も現れず、展望台を独り占め。

3242 機材を片付けて追いかけ開始。ここでは紀勢道の恩恵を受けましょう。三瀬谷の鉄橋まで先回りをして、2発目を狙いました。

Taki 多気までペア編成を追いながら国道で移動します。三瀬谷での撮影後、手際よく撤収して車に乗り込めば急がなくても相可ー多気の撮影ポイントに間に合いそうですが、無理は禁物。今後の参考にしておきたく思います。
324Cは多気到着後、午後の運用に備えて入換作業が始まります。一旦、参宮線上まで引き上げて南紀1号をやり過ごして転線しますが、その間、こんな並びシーンが見られます。

3311 再び三瀬谷橋梁まで戻り、定番ポイントから331Cにカメラを向けました。同業者は10名にも満たないほどで激パには程遠く、ゆったり撮るなら今のうちですね。晴れればベストな光線状態なのに残念な結果でした。

3312 では再び紀勢道で追いかけましょう。すぐ近くの大宮大台I・Cから乗る手もありますが、料金が勿体ないので1区間先の紀勢大内山I・Cまで国道を走りました。
途中、331Cは伊勢柏崎で反対列車・南紀6号通過待ちのため3分ほど停車しますが、こちらは伊勢柏崎駅を過ぎたあたりで南紀6号とすれ違いました。少々遅れているようです。ということは、331Cはまだ伊勢柏崎を発車していないので、適当に国道から線路沿いの道に入って2発目を撮りました。そんなわけでアングルも適当です(反省)。

3313_2 今度こそ紀勢大内山I・Cから紀勢道で紀伊長島まで向かいます。331Cは紀伊長島駅で15分間停車するので、余裕で先回り。海がバックに写る三野瀬駅手前のトンネル上から狙うポイントで3発目のカットです。以前に比べて背景の海岸が整備されたおかげで、そこそこ絵になる風景が得られるようになりました。

3314 望遠でも広角気味でも自由にアングルが選べます。正面に見える小さな港に漁船が係留されていたので望遠で引っ張りました。

3315 331Cは三野瀬駅で16分間停車して反対列車を退避するので、再び先回りして次の撮影地に向かうことができます。この先には紀勢貨物の撮影地でお馴染みとなった俗に言う「那智黒ストレート」ポイントがありますが、この時間では太陽が線路の山側に回ってしまいます。光線状態を考慮して線路の山側から狙おうにもあまりパッとしない風景なので、他の撮影地を探そうと車を走らせていたら船津駅まで来てしまいました。駅の手前で大河内川に架かる橋があるので、サイド気味のアングルを強いられますが、平凡な画像にならないように無理やり1本の木をアクセントにして4発目を撮影しました。桜の木でしょうか。でも花が咲く頃には・・・。

3316 さらに331Cは次の船津駅でも15分間停車して、後続の南紀5号を先行させます。こちらも先行して船津駅の先にある踏切から、駅を出て直線を駆けてくるツートンペアを狙いました。編成写真風のアングルになりますが、山並みが背景に写り、まんざらでもないかなと思います。雲の影がかかったのは、ちと残念。

3317 相賀駅に着いた331Cは、臨時特急8004Dの運転日は同駅で8004Dと行き違うダイヤのため時変して7分間停車します。ここでまたまた追い越して、名撮影地である相賀の鉄橋で、俯瞰でも、サイドでも、川縁からでも、アングルはお好み次第。
「船津ストレート」を犠牲にすれば名所の「相賀鉄橋俯瞰」が可能だったのですが、それを断念した表向きの理由は、
「遅れ気味の運行だったため時間が読めないので、登山中に逃してしまうのが嫌だった」、
ホンネは、
「暑くてシンドイ、面倒くさい」。
ということで今回は綺麗な水面を画面に取り入れました。これで331Cを6発目のシャッターチャンス!
因みに、8004Dの運転がない通常日でも船津か相賀のどちらかに絞らないといけなくなります。天候や好みにもよりますが、選択必須ポイントとして是非どちらかの地点にお立ち寄りいただくことを勧めします。

このように331C列車は紀伊長島→尾鷲を通常の2倍近く時間をかけて走るため、安全に追いかけ撮影が出来ます。この先、海山I・Cから42号バイパスを使えば新鹿あたりで追いつけるのかもしれませんが、今回のツートンペア撮影はここで終了です。お疲れ様でした。

これからキハ40系の撮影に遠征される方の為に、&、備忘録として他の画像を載せておきます。

【撮影地トピックスー1・イセカシ5連】

405 朝の名物キハ40系5連を、かつて貨物列車の撮影で賑わったイセカシ付近でカメラを向けました。例のお立ち台付近で(→先日、検査掛様が撮影された場所ですね)は、場所的に太陽の光が届かないので、早い時間から陽が当たっていたこの鉄橋で構えました。対岸には木が伸びているため編成全体が収まらないのではと思いましたが、先着していた奈良からの同業者様にお声を掛けたら「5両入りますよ」とのことで一安心。広角気味にセットしましたが、標準系でも収まりそうです。背景の山と白い車体とのコントラストが鮮やかですが、これから陽が短くなると、編成後部は山の影にかかるかもしれません。

【撮影地トピックスー2・マンボウの丘俯瞰】

Mnbu

夕方の333Cを撮影しました。後追いになりますが、この時季は順光になります。ご覧のとおり、このタイミングでシャッターを切ると、成長した木がジャマをして編成が綺麗に写りません。ただ、列車の通過前後は太陽が雲に隠れていたので、陽が差してラッキーだったと思うべきでしょうか。

【撮影地トピックスー3・佐奈ー栃原ストレート】

Sana この地もかつては多くのカメラマンが訪れたことと思います。周辺にあったはずの茶畑は跡形もなく姿を消してしまいましたが、列車の撮影は辛うじて可能でした。午後から夕方にかけての上り列車が撮影に適していますが、この時間帯のキハ40系運用列車はすべて下り列車のみとなり、後追い撮影になってしまいます。この際、風景重視と割り切りました。画像は337C。陽が傾いてきましたが、どうにか順光です。

次のツートンペア撮影は、もう一足南下してみたいのですが、さて、機会は訪れるか?(出札掛)

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ゼロイチ追跡6000km-8

■8月7日(金) ダルムシュタット~オッフェンブルク~ロットヴェイル~シュツットガルト 420km 

 ゼロイチ重連でドイツを巡るツアー列車も、8日目を迎え、佳境に入ってきた。8日目と9日目は、ドイツ南部の景色の美しい山岳地帯を巡る。併走運転など、いろいろな趣向も凝らされているようで、期待が膨らむ

420 km von Darmstadt nach Stuttgart - Heute steht ein besonderes Spektakel auf dem Programm und dazu werden wir nicht den direkten Weg zwischen Darmstadt und Stuttgart wählen. Zunächst geht es von Darmstadt mit der 01 118 und der 01 150 entlang der Bergstraße nach Heidelberg und weiter über Karlsruhe bis nach Offenburg. Dort wird der Zug geteilt und zwei weitere 01er kommen dazu: 01 066 und 01 202. Jeder Zugteil wird nun mit zwei 01er bespannt und zunächst geht es mit gegenseitigen
Überholungen von Offenburg bis nach Hausach. Über den Schwarzwald beginnt dann eine einzigartige Parallelfahrt mit den vier 01ern. Nach einem Zwischenstopp in Triberg endet das Spektakel in St. Georgen. Von dort fährt wieder jeder Zugteil alleine weiter über Villingen bis nach Rottweil. Dort werden beide Zugteile vereinigt und durchs Neckartal geht es dann mit der 01 150 und der 01 202 bis nach Stuttgart.
 

 この列車はオッフェンブルクで長時間の停車があるので、まずはカールスルーエの北で狙うことにする。このあたりは、森があったり、周囲が開けていたりして、しかもSバーンやトラムの駅が撮影地の至近にあり、列車の走行写真を撮るには良さそうなところだ。

20150807_01_1066_grabenneudorffried

 この列車、本来ならばワーグナーデフの01 118と150の重連の筈だが、なぜか油炊きの01 10形の01 1066が単機で牽いている。

 疑問を持ちながらも、今日の狙いあるオッフェンブルクの南にロケハンに向かう。今日は、オッフェンブルクで編成を分割して、途中駅で追い抜きを行ったり、あるいは併走を行うという撮影にはこれ以上無い運行である。

 

 何カ所かロケハンして、最初の撮影をドイツ人の同業者がいたゲンゲンバッハの南で行うことにする。駐車してあるクルマが少々目障りだが、ゆるいカーブで教会もバックに入る。ここでは01重連が続行で走ってくるはずだが、カメラを構えている同業者に聞くと、01単機牽引で編成も9両という。聞いていた時刻よりもだいぶ早く、列車はやってきた。聞いていた時刻を信じてロケハンを続けていたら、撮れないところであった。

20150807_01_1066_gengenbach

 

 短編成のつもりで構えていたが、長い編成なので後ろが切れてしまった。

 予定では、この列車は途中のハスラッハで停車するはずだが、駅にはいない。どうやら併走を行うハウザッハまで行ってしまったようだ。聞くところによると、好天続きで乾燥警報が出て、石炭炊きの機関車が運行できなくなったらしい。その影響で時刻も相当変わっているようだ。となると、併走がどうなるか、が心配である。

 そこで、ハウザッハの駅に行くと、01が4両、停まっていた。併走は実施するようで安心する。ただ、本日の目玉の01 118の姿が見当たらない。後から、01 118は故障で不参加とわかる。

 01の併走運転が行われることが分かったので、それを撮影できる場所を探しに行くことにする。工場がちょっとうるさいが、Google Earthで確認した場所が俯瞰で撮影できるようなので、そこで構えることにする。

 01重連の併走まで、1時間あまり。どこかの国なら大騒ぎになっているはずだが、ここではドイツ人の同業者も数人だけで、しごくまったりしている。汽笛が鳴って、爆煙が近づいてきた。

20150807_01_06601_1066_01_20201_1_2
 奥の線路を走る01 202が少し先行して、これは構図的にもベスト・・・・と、思いきや、なんとここから01 202が急激に減速してしまった。(>_<)

20150807_01_06601_1066_01_20201_150
 目の前を通るときには、01 066が40mほど先行して、単なる重連の走り写真になってしまった。01 202が速度を落とすのを、もう架線柱2本後にしてくれていたら・・・・うーん、残念。

 聞くところによると、ドイツでは頭を並べて併走するのではなく、お互いに速度を調整して、追い抜きあうことが多いという。ドイツ人の同業者は、この少し先の線路脇で構えていたが、前寄りに撮影しているのはそうした運転方法を熟知しているためだろうか。昨年のダンプ・スペクタケルでも併走の撮影は片方の列車の緊急停止で失敗している。パラレルの撮影はかなりハードルが高そうで、今後の大きな課題になりそうだ。

 気をとりなおして、列車を追跡する。ここからトリベルクを経てザンクト・ゲオルゲンに至る路線は、急勾配を登るため、こんな魅力的な線路の形をしている。

Photo

 ドイツの鉄道Atrasを購入して、バラバラ見ているときに、まっさきに気がついたのがシュバルツバルト(黒い森)にあるタコ坊主のような曲がりくねった線路であった。機会があれば、一度乗りに来たい、と思っていたが、乗るより先に蒸機の撮影に来てしまったわけである。

 道路を走っていくと、まだ煙が残っている。線路形態を考えると、トリベルクで追いつくのではないか、と思い駅に向かう。幸い、まだ、列車は着いていないので、構内の外れに急ぐ。

20150807_01_20201_150_triberg
 爆煙を吹き上げて、01 202と150の重連がやってきた。予定では、ここで停車するはずだが、なぜか通過してしまう。

20150807_01_06601_1066_triberg

 続いて01 066+01 1066の重連が同じ線路を走ってきた。おそらく、駅の手前で時間を調整して、線路を移ったのだろう。これもトリベルクで停車すると思ったら、一旦停車して、すぐに発車してしまった。

 線路図を見ていただくとおわかりのように、この列車は一旦、北側に向けて走り、ぐるりと廻ってトリベルクの駅の上の方にやってくる。ここには、駅付近から上の線路へ短絡できる道路があることがGoogle Mapでわかっている。ひょとしたら間に合うのでは、と一縷の望みをかけて追っかけることにした。

 もう、こうなると日本で列車の追っかけをやっているのと同じである。首尾良く線路脇に先行し、場所を探そうとすると、トンネルの上の方に人影が見えた。そこなら写せるのではないか、とクルマを走らせるとトンネルの上に出て、眼下に素晴らしい景観が広がっていた。

20150807_01_06601_150_tribergst
 黒い森をバックに急勾配を登る蒸機列車。この地にふさわしい素晴らしい光景である。この場所には、シーフェ・エーベネにあったのと同じお立ち台が設けられていた。この区間のお薦め撮影ポイントなのだろうか。もっとも、この場所、Google Earthには載っておらず、また、ここで構えていたドイツ人の同業者も一人だけだったが・・・。

 このあと、列車はビリンゲンから非電化の単線に入り、ロットウィルまで行って併結することになっている。列車の時刻も分からず、もう先行していると思いロットウェルに行くと、まだ着いていなかった。同業者が何人か、カメラを構えているので待っていると、後から通過した01 066牽引の列車が先にやってきた。どこかで01 202の列車を追い越したようだ。

20150807_01_06601_1066_rottweil
 駅の構内で撮っていても様にならないし、天気も崩れそうだったので、走りを撮るべく、先に進む。電化区間であるが、ホルブの先に上り勾配があるようなので、そこで狙うことにした。

20150807011066horbeutingen
 トンネル手前のSカーブを長タマで狙う。01 1066が単機で牽引してやってきた。さらに追っかけて停車中に追い抜き、跨線橋のあるところでもう一度撮影。

20150807_01_1066_ergenzingenbondo_2
 併走こそ撮れなかったが、追い抜きを繰り返し、この日の撮影は9回に及んだ。まずは、大満足である。

 翌日は、シュツットガルトからボーデン湖畔の景勝地、リンダウを経由し、アウグスブルクに向かう。リンダウからアウグスブルクまでは、昨年春にS3/6を撮影しに訪れたが、良い撮影地が随所にあるものの、駅間が10kmもあって徒歩では満足に撮影ができなかった。ぜひ、その雪辱を果たしたい。しかも、聞くところによると01の3両運転も予定されているようだ。

 しかし、しかし・・・・その千載一遇の機会に、撮影に行けないのである。明日8日には、外すことのできない予定が入っているのだ。なんという不運。もっとも、その予定をキャンセルすれば、撮影できるという選択肢は残っている・・・。

 人生でも、こんなことはそれほどないだろうと思われる究極の選択が目の前に突きつけられていた。(駅長)

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1991年夏 信越本線を走ったカラフルな電車たち

カラフルシリーズ!?第五弾、今回は電車です。
前回の小海線の記事でも述べましたように、1991年8月3日、4日で東信地方を訪れました。3日は6年後新幹線の開業により廃止されるであろう碓氷峠を主な目的地として、その前後の信越本線を撮影することとしました。(日付は全て1991年8月3日)

Img081_2御代田・平原(指摘がありましたので小諸・滋野に訂正) 3320M
まずは同区間を目指しましたが、なぜか初っ端は定番の場所まで行ってません。時間的に間に合わなかったのか?
一本目は高崎・長野間運転の「信州リレー号」です。下りは深夜、上りは早朝運転で撮影は結構ハードルの高い列車でした。当時のダイヤでは185系200番台(高シマ)が碓氷峠を越えるのはこの一往復でした。(ただし、この時期、多客臨で中軽井沢まで日中運転されました。)

Img082御代田・平原(指摘がありましたので小諸・滋野に訂正) 9331M
定期列車としては新潟・小諸間(長野・小諸間は普通)急行の「赤倉」ですが、この時期は、東信地方から日本海への海水浴輸送のため、軽井沢まで延長運転しています。新ニイ165系アコモ改善車3両編成が基本ですが、波動用の一般色を増結しています。
Img057御代田・平原(指摘がありましたので滋野・田中に訂正) 回9330M
9331M同様、軽井沢発の日本海への海水浴臨「かもめビーチ」に運用される長ナノ169系アコモ改善車の送り込み回送。N塗装は後の長ナノ169系の標準色となりますが、このとき初お目見えです。
Img083御代田・平原(指摘がありましたので滋野・田中に訂正) 9223M
さらにもう一本の海水浴臨「スカイビーチ」。東チタの167系を借り入れて運用されました。
Img085御代田・平原 9318M
お立ち台の跨線橋に移動しました。大阪から長駆のお客様、583系「シャレー軽井沢」。大ムコの583系もこの後2回塗装変更が実施されましたが、この年はまだ国鉄色でした。折返しも撮っていますが、留置は長野だったのでしょうか。
Img088御代田・平原 3004M
長ナノ189系もグレードアップ改造が始まり、国鉄色は9両編成に減らされました。
Img091御代田・平原 329M
ローカル用115系が不足していたようで、高シマ165系の6連が定期の普通列車に充当されていました。記憶が定かではありませんが、高崎・長野間2往復を代走していたようです。モントレー色と言われていましたが、派手な色です。
Img092御代田・平原 9342M
海水浴に行く人あれば、TDLへ日帰りで行く人あり。舞浜行の長ナノ169系通常座席車使用の「ファンタジー舞浜」。当時の長野運転所ローカル標準色です。
169系はようやく全編成が塗り替わったところでしたが、N塗装へ変更が始まっています。
Img093御代田・平原 326M
長ナノ115系はこの頃はオリジナルから一次信州色への過渡期で、まだ湘南色が複数存在していましたが、わざわざこの色のために、ということはありませんでした。後年、行先表示は全て「普通」となってしまったので、駅名を出しているのは貴重とも言えます。まだ非冷房ですね。
Img095御代田・平原 3006M
こちらは当時はやり出したグレードアップ車、サロ2両組込の12両編成「あさま」です。当初はグレードアップ車限定塗装でしたが、その後長ナノ特急車標準色になって全編成がこの色になってしまいました。雪の中では目立たない色ですがね。
この後碓氷峠へ移動。
Img099横川・軽井沢 332M
この当時はまだ旧熊ノ平信号所に立ち入ることができたので、数本撮りました。
Img105_4横川・軽井沢 3042M
お立ち台へ。
489系は200番台編成3本が長ナノに転属して「あさま」系統専用となり、一方金サワに残った0番台、300番台はいわゆる白山色に塗色変更されてしまいました。
Img134横川・軽井沢 9024M
さらに多客臨で水カツの485系イベント車で「リゾートエキスプレス軽井沢」も中軽井沢まで入線しました。色合いとしてはシックで嫌いではないですが、前照灯が縦一列というのが好きになれません。日本では数少ないドームカーが組込まれており、一度乗ってみたいですね。
Img111安中・磯部 139M
この日の最後は、群馬県に入りました。ここだけは今でも信越本線ですね。碓氷峠を越えられない107系も初見参でした。イベント用を除くと、185系200番台とともにこの一連の中では数少ない生き残りです。
Img110安中・磯部 7021M
かつては2往復半を数えた季節臨「そよかぜ」ですが、ほとんどが長野直通となり、この年でも午後遅く上野発1本があるだけとなっていました。長ナノに転属した489系の限定運用になっていました。

御代田界隈、169系がしなの鉄道から撤退して、もはや行くこともなくなりました。(検査掛)

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2015年8月21日 (金)

「或る列車」の写真

 ドイツでのゼロイチ重連追跡記が佳境?に入っているが、ちょっと中断して、タイムリー?なお話を。

 「或る列車」とは、ご存知のようにJR九州が8月より運行を始めたイベント列車である。しかし、ここでご紹介するのは、どこかの国の富裕層を対象とした金ピカ列車とは異なり、その由来となった九州鉄道が買収される直前に米・ブリル社に発注した豪華列車である。

 今月発売の鉄道雑誌で、JR九州の「或る列車」運転にあたって、ブリル社製の豪華列車の説明をしているが、その中の写真で見覚えがあるのがあった。さっそく、自宅を探してみると、同じ写真が出てきた。

9030

 スヤ9030と付番されたこの客車は、「或る列車」のプルマン式一等寝台車ブオネ1である。飾り窓や丸窓が実に優雅な美しい客車で、この名前を付けたDC改造車とは本質的に美感が異なることがおわかりいただけよう。

 Wikipedeiaによれば、この番号が付番されたのは大正13年に苗穂工場で教習車に改造されたときで、さらに昭和3年にオヤ9973に改番されたとある。

 実は、この写真は名古屋鉄道管理局が撮影したといわれる一連の写真の1枚で、あるきっかけで筆者がそのオリジナルプリントを入手したものである。そのため、撮影時期にはこの客車が名古屋に配置されていたのではないか、とも言われている。こうしたしっかりした記録が残されているのは、当時でもこの客車の価値がわかっていたのだろう。

 この一連の写真の中には、こんな写真もある。

C5161
 撮影時期は、笹島の貨物駅が開業したとき、と聞いたことがあるが、まだ裏付けは取っていない。

 いささかコレクションの重要性に気づくのが遅くて時期を失した(^_^;)が、この機会にご紹介しておきたい。(駅長)

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ゼロイチ追跡6000km-7

■8月6日(木) トリール~ザールブリュッケン~ダルムシュタット 320km

 7日目はルクセンブルクに近いトリールから、ザール川沿いにフランス国境の町、ザールブリュッケンを経由し、今度はNahe川に沿ってBad Kreuznachに出て,鉄道博物館のあるダルムシュタットに向かう行程である。川沿いに走る区間が長いので、美しい光景が期待できそうだ。

 320 km von Trier nach Darmstadt - Mit 01 1066 und 01 1075 geht es heute weiter von Trier entlang der Mosel bis nach Saarbrücken. Anschließend fahren wir wieder nordwärts entlang des Hunsrück-Gebirges und durchs Nahe-Tal über Idar-Oberstein nach Bad Kreuznach und weiter bis nach Mainz. Dort erfolgt der Lokwechsel auf die 01
150 und als neuer 01-Star, kommt die 01 118 mit dazu. Gemeinsam geht es nun von Mainz zunächst über den Rhein hinweg ins Bundesland Hessen und dann nach Überquerung des Mains über Groß Gerau nach Darmstadt, das am späten Nachmittag erreicht wird. Wer möchte, der kann dem Eisenbahnmuseum in Darmstadt- Kranichstein noch einen Besuch abstatten.

 まずは、Google Earthで目星を付けたWiltingen北の川沿いの区間に向かう。俯瞰ができると思われたブドウ畑に向かう道はちょっと分かりづらかったが、予想通りの場所で大感激。

20150806_01_50901_1066_kanzemwiltin

 期待したとおりの構図で、01重連をキャッチできた。機関車は、昨日同様、01 509と1066の油炊き重連である。ここには、ゲルチタール橋で時刻を教えてくれたセミプロのカメラマンもやってきて撮影していたので、それだけ良い場所ということなのだろう。ただ、太陽が薄い雲に隠れてしまったのがちょっと残念である。

 列車はSaarburgで13分停車するので、その間に先回り。線路脇でやってくる列車を撮影する。

2015080701_50901_1066_serrigtaben
 さらにTabenで17分停車するので先回りして、光線状態の良かったSaarhoielzbachの構内の外れで狙う。

2015080701_50901_1066_saarhoelzbach
 ボイラーを光らせながら、猛然と走ってくる01。この時に見た走りが、今回撮影した中でもっとも豪快だった。カーブの先に見えたと思ったら、もう目の前に迫っている。おそらく、時速120km/hを出していたのではないか。それは、写真の煙の様子からも想像できよう。この時の01は、新幹線を除いて、これまで撮影した列車で最も速度が速いのではないか、と思えるほどだ。見たことはないので比較はできないが、C62重連がどれだけ速くて迫力があった、といっても、この01重連の迫力には及ばないのではないだろうか。

 この先、列車はザールブリュッケンに立ち寄るので、短絡ルートを通り、Nahe川沿いの非電化区間に向かう。ただ、この区間、風景は良さそうだが、全部、下り勾配なのが悩ましい。

 当初、予定していたNohenあたりは良さそうな場所はなく、次のKronweilerに向かう。ここも線路近くに良さそうな場所はなかったが、遙かな山の上の方に住宅があるのが見える。ひょっとしたら、と思って行って見ると、ここが大当たり。

20150806_01_50901_1066_kronweiler_2
 大俯瞰で眼下を行く列車を捉えることが出来た。こうした大俯瞰の構図は、海外ではなかなか撮ることができないので貴重である。

 列車はIdar-Obersteinで長時間停車するので、先を急ぐ。Norheimの近くで、今朝、撮ったようにブドウ畑からの俯瞰が撮れないか、と思ったが、さすがに柳の下のどじょうは2匹はいない。川を入れて俯瞰気味の構図で撮ることはできた、ものの、全編成が入らない写真となってしまった。

20150806_01_050901_1066_staudernhei
 列車の通過は13時30分。この先、停車するBad Kreuznachまで追っかけたが追いつかない。この日は運行が大幅に変わり、マインツでの機関車交換がなくなり、列車は15時前にダルムシュタットに着いて、そこで泊まりである。

 まだ陽は高いし、天気も快晴。そこで、ここから近いライン川沿いの名撮影地、オーバーベーゼルに行って列車を撮影し、さらに夕方、マインツの南で103形の牽く列車を撮影しようということになった。(単なる偶然かと思うが、私が撮影している日は、列車の到着時刻が早いので、結果として蒸機以外のものが撮影できたりする)

20150806_ic2250_oberwese
 またも来てしまったオーバーベーゼル。この位置から撮影するのは、この1年ちょっとで3度目だ。(^_^;) しかし、今回は車で登ってきたので楽ちんである。また、ここは川の両側に複線の線路があって、それぞれにひっきりなしに列車がやってくるので、何度来ても飽きることがない。もっとも、さすがに今回は、オリエント急行もどきとか、蒸機はやってこなかったが・・・。

 さて、曇っているし、ちょっと遠いのでわかりづらいのだけれど、これはどんなシーンでしょうか。このシーンを高いところから見ていると、まさに感激ものです。

20150806_ice1025_oberwese
 折角、ここまで来たので、ということで、撮影後にザンクト・ゴアールまでクルマを走らせて、ローレライの岩をバックに撮影できないか、場所を探したけれど、さすがにこれまでそんな写真を見ていないので、撮影ポイントは見つからず。それにしても、川から随分高いところに住宅があり、農地が広がっているのですねぇ。こういうのは鉄道で見ているだけでは分からない。

 この日の最後は、現在、動態保存的に運行されている名車103形電機を撮影するベストポジションのナッケンハイムに。ここも3ヶ月ぶりの再訪。国内の撮影地よりも馴染み深かったりする(^_^;)。

20150806_nackenheimnierstein
 前回、来たときには見ることのできなかったDL牽引の長編成の貨物列車が通過していく。オーバーベーゼルも同様であるが、前回と貨物のダイヤが全く異なっている。と、いうことは、ダイヤに貨物列車のスジが引かれているのではなく、運行指令の手配で走らせているのだろうか???

 そして、この日の最後は103形電機の引くインターシティ2316列車。前回と少し場所を変えて、と思ったけれど、下に行くと木が邪魔になり、結局同じ場所で狙うことになってしまった。

20150806_103113_ic2316_nackenheimni
 まあ、美しい風景の中を走る美しい列車なので、同じアングルで複数の写真があっても困ることはないだろうな。今回も大好きな103形の走りを撮影できて、満足である。

  しかし、このあと大問題が発生した。今回、カメラを2台使うことに備えて、ちょっと大型の三脚を持っていった。スリックのマスターである。いろいろ部品を取り替えているので、購入当初からのままではないが、最初に購入したのは昭和40年代中頃で、北海道や九州に何度も同行してくれた歴戦の強者である。経歴を見れば、近江鉄道の電車のようなものだ。

 この103形の写真の撮影にあたっては、ブドウの木の枝が伸びていてマスターの三脚では高さが足りず、手持ちで行ったが、撮影を終了してクルマのトランクの荷物を整理しているときに、ちょっとしたショックで雲台と足を止めるネジが取れてしまい、使いものにならなくなってしまったのである。結局、旅行中に直すのは不可能との結論に達し、また、老朽化も著しいので、まだ使える雲台だけ日本に持って帰ることにして、荷物になる足はホテルで処分して貰うことにした。

 各地で日本の蒸機撮影に参戦した老朽三脚も、最後にドイツの地でゼロイチ撮影に参戦することで、その最後を飾れたことで、三脚冥利に尽きたかもしれない。

*補足

 ドイツ鉄道では、現在、ICE3の次期バージョンとして、ICXの製造を進めている。現在の客車列車の置き換え用で、これが数を増やすと103形はおろか、101形牽引のICすらも姿を消すことになってしまう可能性がある。103形が来ない、などといわず、ライン川沿いで客車列車の姿を撮れるのも、今のうちかもしれない。なお、103形はミュンヘンとフランクフルトをベースに、2両が現役時代と同じような活躍をしており、まだしばらく使用されるようだが、これもICXの増加で101形に余剰が生じたり、あるいは故障などで、いつ、使用が休止となるか、分からない状況にある。(駅長)

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2015年8月20日 (木)

ゼロイチ追跡6000km-6

■8月5日(水) ビーレフェルト~ドルトムント~ケルン~トリール 430km

 2日をバイロイトで過ごし、再び撮影隊に合流である。この日、列車はケルンを通過するので、その前にケルン/メッセ・ドイツ駅でピックアップして貰うことにした。

430 km von Bielefeld nach Trier - Auf der heutigen Etappe kommen nun zwei 01.10 zum Einsatz: die Öl gefeuerte 01 1066 und die Kohle gefeuerte 01 1075. Mit beiden Maschinen geht es zunächst mit Volldampf über Hamm bis nach Hagen. Anschließend soll es durchs Sauerland über Brügge nach Meinerzhagen und weiter über Gummersbach nach Köln gehen. Nach Umrundung des Kölner Doms folgt die Fahrt über die Eifelbahn über Euskirchen und Gerolstein bis nach Trier.  

 この間に、列車はライプチヒ、ビーレフェルトで泊まり、ハルツの山の北と南を走行している。この日は予定が少々変わり、ドルトムントから南の非電化線を経て、ケルンの大聖堂をまわり、ルクセンブルクの国境に近いトリールまでの行程である。 

 撮影隊にピックアップしてもらうため、バイロイトを早朝に出て、DCと夏期の工事運休に伴う代行バスとICEを乗り継ぎ、ケルンに11時過ぎに到着。ピックアップしてくれるのが1時過ぎになるというので、それまで目星をつけていたケルン・ドイツェ駅のライン川沿いに建つ高層ビルの最上階にある展望台に行くことにする。

 パノラマと名付けられたこの展望台からは、ケルンの町が一望に見渡せる。鉄道ファンにとって魅力なのは、ケルンの大聖堂をバックにライン川の鉄橋を渡るシーンがベストアングルで撮影できることだ。

20150805_koelnkoeln_messedeutz_ic22
 制御車を先頭にしたプッシュプルのインターシティが併走し、ICE1がすれ違う。まるで映画のワンシーンを見ているかのようだ。

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 反対側を見ると、ケルン・メッセ/ドイツ駅の複雑なポイントをわたる列車を望むことができる。いくつかの幹線が集まるこんな複雑な路線をどうやって制御しているのか、不思議に思えてくる。

20150805_koeln_deutzer_freiheitheum

 

 さらに南を見ると、ライン川を渡るケルンのトラムも撮影できる。何時間いても見飽きない風景、というのは、まさにここのことを言うのだろう。ケルンに行かれる機会があれば、ぜひとも立ち寄っていただきたい場所である。

 

 無事に撮影隊にピックアップをしていただき、01重連の追撃開始である。この日は、ケルンの南のオイスキルヘンで長時間停車する。撮影地の参考にした鉄道Atlasではオイスキルヘンの手前に上り勾配のマークがあり、ちょうどそこに陸橋があって良さそうなのでそこに狙いを付けた。しかし、現地に行くと勾配は逆で下りこんでおり、しかも陸橋からは両側に木が植えられていて、満足な写真が撮れそうもない。Atlasは間違った記述をしているようだ。

 幸い、陸橋の南は周りが開けていたのでここで狙う。しかし、晴天順光という抜群の条件であるものの、絶気状態でちょっと物足りない写真になってしまった。機関車は油炊きの01 1066と01 509に変わっていた。

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 この日のハイライトは、カルの南にある峠越え区間である。中でもNettersheimの南側は、牧場が広がって周囲が広がり、実に良さそうな場所に思えた。

 ところが、現地に行ってみると牧場には柵があって入れず、また、線路脇には草や木が生えていて、あまり見通しのきく場所がない。ちょっと小高い場所から狙ったが、線路脇の木で編成が少し隠れてしまったのが残念である。 

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 さらに列車を追っかけ、長時間停車しているKyllburgで追いつく。川沿いに走っているドイツの鉄道路線は、狭い谷底のようなところを通っている場合が少なくないが、ここもそうした地形で集落から坂を下りたところに駅があった。幸いにも夏の日は高く、線路に正面光で太陽光があたっている。

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 ドイツの鉄道ファンと一緒に、トンネルの上から狙う。罐の圧力が高まっているためか、今回も煙無しの発車である。(駅長)

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2015年8月19日 (水)

ゼロイチ追跡6000km-5

■8月4日(火) ノイエンマルクト蒸気機関車博物館

 8月3日に仲間と離れて、ニュルンベルク経由でバイロイトに向かい、そこで2泊した。バイロイトはワーグナーファンにとっては聖地で、そこで夏に開催される音楽祭を聴くためである。ここはチケットの取れない音楽祭として知られ、事実10年以上、申し込んでいたが、入手できなかった。ところが昨年からインターネットでの発売が開始され、もっとも人気の「トリスタンとイゾルデ」こそ入手できなかったものの、「さまよえるオランダ人」と「ローエングリン」のチケットが入手でき、初めて聴きに来たわけである。 

0804
 オペラは夜(ローエングリンは16時から)の開催なので、昼間は時間があまる。その時間つぶしに、鉄道ファンには最適のところが、ここから列車で30分ほどのところにある。初日に後補機付列車を撮影したシーフェ・エベーネとノイエンマルクトの蒸気機関車博物館である。それぞれの地名は昔からよく知っていたが、こんなに近い距離にあるとは、夢にも思わなかった。

 4日の昼間に、ノイエンマルクトの蒸気機関車博物館に行くことにした。急勾配を控えた補機の基地なので、瀬野八の瀬野というイメージか。町も小さく、駅舎の反対側に転車台と扇形庫があるくらいで、商店もほとんど無い。

Photo
 蒸気機関車博物館の入り口。右の客車はレストラン。ドイツは、どんな小さな町に行ってもビアホールというかレストランがあり、おいしい料理を出してくれる。このノイエンマルクトにも、商店はないが、博物館の横にもレストランがあった。

2
 展示室の内部。扇形庫の中に、びっしりと機関車が展示されている。引きがないので、写真は撮りづらい。

10
 ここの目玉である流線型の10形「ブラック・スワン」。01の改良型として、1956年に2両だけ製造された。2mの動輪を持ち、最高速度は140km/hである。

S36

 世界で最も美しいパシフィックとして人気の高いバイエルンのS3/6。昨年春にネルトリンゲンの稼働機の走る姿を撮影している。これがドイツ蒸機の本格的撮影の最初だった。(^_^;)日本にはない4気筒機で、下にもぐり込んで、内側を見ることができるようになっている。

01
 煙や音、照明をつかって、動いているように見せる仕掛けもある。

01_2
 もちろん、01の展示も。大型のワーグナーデフは格好が良い。2mの美しいスポーク動輪を間近で見ることができる。

Photo_2
 これは標準軌の貨車に乗ったメイヤー・マレー・・・と、関節式なのでついマレーと書いてしまったが、マレーではない、らしい。現在もオシャッツから分かれるナローの路線に現役機がいる。特殊なひもブレーキに注目。

*ひもブレーキに興味を持ったらこちらをご覧ください。

 http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2010/11/post_71.html 

 昼過ぎに博物館を辞して、後学のためにシーフェ・エベーネを列車で乗ってみることにする。まだ、4日前に来たばかりの79.4km地点や3ヶ月前に来た80km地点を車内から確認する。この区間、勾配は急だが、撮影ポイントはかなり限られて数カ所だけのようで、また来ても同じような場所での撮影になってしまいそうだ。

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 懐かしい、というにはまだ最近来たばかりで感慨のないマルクトショアガスト。日本でいうなら、さしずめ上目名かな。

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 前回、来たときには閉まっていた駅舎内の展示室が開いていた。ここには、シーフェ・エベーネの地図や当時の写真、駅の機器などが展示されている。驚いたのは駅員がいること。もちろん、営業関係ではなく運行関係で、信号などを扱っているようだ。信号が単線並列であり、どちらの線路も運転できることと関係があるのだろうか?それゆえ、複線区間での追い抜きも可能になるのだろうが、管理の人件費が馬鹿にならないと思われる。(駅長)

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2015年8月18日 (火)

ゼロイチ追跡6000km-4

■8月2日(日) ベルリン~ギュストロー~シュヴェーリン~ハンブルク

 3日目は、ベルリンからドイツの北側をハンブルクまで走る。

 400 km von Berlin nach Hamburg - Weiter geht es mit den beiden Reichsbahn-Rennern 01 509 und 01 533, die sich auf den ehemaligen Hauptstrecken der DDR so richtig wohl fühlen dürften und zeigen können, was in ihnen steckt. Von Berlin aus fahren wir durch Mecklenburg-Vorpommern über Oranienburg und Neustrelitz nach Güstrow.
Vorbei an der Landeshauptstadt Schwerin wird dann am späten Nachmittag die Hansestadt Hamburg erreicht. Bei entsprechender Ankunft bieten wir in Hamburg noch eine Hafen-Rundfahrt per Barkasse an.
 

 ドイツには何度も行っているが、ベルリンより北はトラムも少なく、あまり馴染みがない。また、地形も平坦で、特徴的な風景も少ないようなので、ドイツの鉄道写真で見かけることもあまりない。走行距離は400kmに及ぶが、この日も停車回数が少なく、ハンブルクには午後の早い時間に着くので、効率は良くなさそうだ。

 まずは、追っかけも考慮して、ベルリン近郊で高速道路に乗りやすそうな場所を選ぶSバーンの終点、オラニエンブルクの少し先で綺麗な築堤の良さそうな場所が見つかった。

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 今日は03が頭である。緑の絨毯のなか、斜光線に蒸機が浮かび上がり、イベントではなく、往時の様子を偲ばせる納得の写真が撮影できた。

 しかし、この後が良くない。高速に入るまでに結構時間がかかり、途中のフォトストップの時間を使っても長時間停車のギュストローまでに追いつけない可能性が出てきた。そこで高速道路で短絡することで列車より先行し、Google Earthで良さそうな場所があると思われたシュヴェーリン~ハンブルク間に絞り、撮影することにした。

 時間にやや余裕があるので、候補とした4箇所を順次、確認する。結局、満足に撮れるのはHagenow LandとPritzierの間の跨線橋だけとわかり、そこで撮影することにした。この段階まで、まったく気がつかなかったが、現地でカメラを構えているとICEや長編成の客車列車が通過していく。

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 そう、この場所は、ベルリンとハンブルクを結ぶ幹線上で、戦前にはフリーゲンダー・ハンブルガーが高速運転した歴史的な高速線区なのだ。この名舞台を01が走って行くのである。

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 煙こそ乏しいが、これも往時の高速運転の様子を偲ばせる写真になった。まあ、こんな場所で01に爆煙は似つかわしくないだろう。

 まだ、時間は15時前。この日も、列車はハンブルクに15時48分に着くので、これ以上、追っかけてもしょうがない。さて、どこに行こうかと考える内、せっかくこここまで来たので、ちょっと距離があるが、ハンブルクの北、レンツブルクにある北海キール運河をまたぐ大鉄橋を見に行こう、ということになった。

 1913年に完成したこの大鉄橋は、前後の斜路とあわせて延長7.5kmもあり、初日に撮影したゲルチタール橋と並ぶドイツの代表的な鉄道遺産である。Wikipedeiaによれば、鋼鉄橋の長さは2,486mあり、主橋は延長317m、支間長140m、運河上の高さは約42mという。餘部鉄橋と同じ高さの鉄橋が、まったくの平地にあるわけで、その壮大さも想像していただけよう。

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 地元の方に聞いて、全貌を撮れる場所を探し、ちょうどやってくるECを撮影する。客車列車かと思ったら、ディーゼル版のICE-TDであった。この路線は、ドイツとデンマーク北部を結ぶ重要な幹線の一部なのだ。

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 手前に引き寄せてICE-TDを撮影する。

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 北海キール運河は、スエズ、パナマと並ぶ世界三大運河のひとつである。見ていると、ひっきりなしに大型の貨物船が通っていく。列車とうまくあわないかと狙ってみたが、残念なことにタッチの差で1枚の画面に入らなかった。

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 この橋のもうひとつの名物が、橋脚から吊り下げたゴンドラで、自動車や人を運ぶ運搬橋である。こうした構造の橋は、世界でも数少なく、数カ所に残るのみである。そのうちのひとつ、スペインのビルバオのビスカヤ橋で乗っているので、ここもぜひ体験したかったが、残念ながら夏休みの工事運休中。また、ここまで乗りに来ないといけないのかなぁ。

 この日はハンブルク泊。これぞという撮影場所もないためか、この日はドイツ人の同業者に会うことはなかった。あるいは、こちらが良い撮影場所がわからなかっただけなのかな?

■8月3日(月) ハンブルク~ハノーバー~ハルバーシュタット~ライプチヒ

 4日目は、ハルツ狭軌鉄道のあるハルツ山麓を通って、ライプチヒに向かう。

 470 km von Hamburg nach Leipzig - Heute steht eine der längsten Etappen im Rahmen der Deutschland-Rundfahrt an. Noch einmal können die 01 509 und 01 533 zeigen, was in Ihnen steckt. Von Hamburg aus rollen wir über die Hauptstrecke via Lüneburg und Celle nach Hannover. Hinter Hildesheim verlassen wir die elektrifizierten Strecken
und es geht durch den Nord-Harz über Goslar und Wernigerode nach Halle und weiter bis nach Leipzig, das am Abend erreicht wird.
 

 走行距離は470kmに達し、非電化区間もあって狙い所は多そうだが、残念なことにこの日は所要があり、夕方までにドイツ南部のバイロイトまで行かないといけない。クルマでの追っかけからは2日半の離脱である。しかし、運行ダイヤを確認すると、ハンブルクで撮影して、その後のICEに乗っても間に合うことが分かった。そこで、ハンブルクHBFの入線と発車を撮影する。

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 日本で言えば、大阪駅に蒸機列車が入ってくるようなものだ。走りだけでなく、こうしたカットも1枚は欲しい。それにしても、こんな大きな駅に、さりげなく蒸機列車が入ってくるドイツは凄いと思う。日本なら、と考えるのはやめにしよう。

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 ハンブルク駅のドームをバックに発車を撮影。残念だが、これから、2日半、蒸機列車とはお別れである。(駅長)

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366.王滝森林鉄道体験乗車会 2015/8/16

 お盆期間最後の日曜日となった816日、王滝村の松原スポーツ公園内に敷設されている王滝森林鉄道ですが、ひょんなことから体験乗車会が開催されるという情報をキャッチできたので、スクランブル発進してきました。ここが動いているのを見るのは一昨年10月の森林鉄道フェスティバル以来となりました。運転時間は午前中のみの短い時間でしたが、十分に楽しむことができました。

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 情報はキャッチしたものの、本当に運転されるのか半信半疑でしたが、ダメだったら赤沢に回ればいいやくらいの感覚で現地に向かいました。到着は9時30分頃でしたが、すでに列車はスタンバイしており、運転が実施されるのは確実になりました。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

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 体験乗車は1000分スタートで、1200分までの予定でしたので、勝負は2時間、とりあえず1000分の1便に乗車しました。緑の中を走り抜けてく森林鉄道、爽やかな風が心地よく感じました。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

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 1往復の乗車の後、元の場所に戻ってきました。終点では機回しが行われます。整備されてからそれなりの時間が経過しているため、線路回りもいい感じに草生しており、雰囲気が盛り上がっています。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

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 ちょうどここを訪れた家族連れが続々と体験乗車会に参加し、なかなか盛況になってきました。列車は20分間隔で運転され、撮影本数を稼ぐため、息を切らせながら公園内を行ったり来たりになってしまい、かなりハードな運動となりました。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

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 もう一方の終点でも機回しが行われます。係員の方がポイントを転換し、運転士に手を上げてOKサインを出しています。こちらも時間の経過とともになかなか雰囲気がよくなってきました。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

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 御岳山バックの定番ポイントでは何とか山頂まで御岳が見えていました。なお、昨年9月に発生した噴火災害の献花台がすぐ近くに設けられており、自分も献花してきました。亡くなられた方々のご冥福と行方不明の方々の1日も早い発見を祈るばかりです。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

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 山深い感じを出したいと思い、思い切って縦構図で引きつけてみました。正面から見ると小さい客車よりも機関車はさらに小さく、アンバランスな感じがユーモラスです。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

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 夏らしい雲がいい位置に来てくれたので、広角で取り込んでみました。この日の名古屋の最高気温は34℃と猛暑日の1歩手前でしたが、ここ王滝村では25℃、湿度も低いこともあって、日差しは強いものの秋の気配が感じられました。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

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 サイドから俯瞰気味に撮れるこのポイントは午前中は陽が当らないので、暗い感じになってしまいますが、仕方がありません。ここは森林鉄道らしく撮ることができるので、自分的には好きなポイントです。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

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 結局、この日の運転は1000分から1200分まで20分間隔の運転(1140分は乗客がいなかったので運休)で、それなりに忙しかったです。最後の列車は先回の森林鉄道フェスティバルで運転された運材列車の時に激パになった定番ポイントで締めくくりました。次回のフェスティバルは予定どおり事が運べば来年の秋ということになります。今度はどんなサプライズがあるのか今から楽しみです。
【2015.8.16 松原スポーツ公園】(電車運転士)

 

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ゼロイチ追跡6000km-3

■8月1日(土) ドレスデン~コットブス~ベルリン-2

 ドレスデンからポーランドの国境沿いにベルリンまで走った2日目の続きである。

  2時間の停車が終わり、コットブスを発車する01 5形と03形牽引のツアー列車。期待通りの爆煙発車で大満足である。

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 このあと、列車はGubenの北でフォトストップを行い、フランクフルト・オーデルを経由してベルリンに向かう。それをフランクフルト・オーデルを出たあたりで撮影しようと考えていた。しかし、コットバスからフランクフルト・オーデルに向かう高速道路はなく、一般道を走らざるをえなかった。おまけに、フランクフルト・オーデルの西に出る道を走っていたつもりが、途中で交差点を左折するのを失念して線路沿いに走る道に出てしまった。

 蒸機牽引とはいえ、このツアー列車は最高120km/hで走る。しかも、この区間は蒸機の高速運転を体験するという触れ込みになっているため、速度が高い。そのため、フランクフルト・オーデル西の予定していた場所に着いたそのときに、列車が下を通過してしまった。道路を間違えた事による大チョンボである。

 いずれにしろ、蒸機列車といっても速度が極めて高いことを改めて認識した。自動車でも目一杯走らないと、30分程度の停車では追い抜けない。いや、追い抜いたとしても、撮影場所にたどり着くことができないことが、よくわかった。以後、撮影地をあまり欲張らず、確実に撮れるよう、余裕をもって移動する計画を組むことにした。

 時刻は15時を少し過ぎたくらい。列車はベルリンのリヒテンベルクに15時47分に到着するので、このままベルリンに直行しても間に合わない。この時期、日没は20時頃。このままホテルに入ってしまうのは、いかにも勿体ない。

 そこで、帰り道のベルリンの東部にある魅力的な小軌道を見に行くことにした。まず、シュトラウスベルクに行こうとしたが、高速を降りるとそこにヴォルタースドルフの道路案内。ま、車両が新しいシュトラウスベルクに行くことも無いか、と思い、ヴォルタースドルフにクルマを向けた。この判断により、実に幸運に恵まれることになった。

 このヴォルタースドルフはベルリンの東、Sバーンのラーンスドルフを起点に森を抜け、美しい並木道の間を走る5.6kmの電気軌道である。特筆されるのは、車両がすべて2軸単車のゴータカーであることで、東独時代を偲ばせる魅力的な路線である。この雰囲気が気に入って何度も訪れており、1995年に初めて訪問して以来、今回が5度目になるはずだ。そのため、沿線の好ポイントは熟知している。

 まずは、終点近くで撮影する。

20150801_woltersdorf_thaelmannplatz
 その後、同行者の車庫を見たいという要望で、テールマン広場にある車庫を訪れると、なんと古典電車が外に出てくるではないか。貸し切りで営業運転をするらしい。実にタイミングの良いとき、良い時間に訪れたものだ。

 古典電車は、終点のシュラウゼに向かったので、テールマン広場の手前でそれを迎え撃つことにする。

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 電車はSバーンの駅に接続するラーンスドルフに向かったので、その帰りを待て撮影する。

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 並木道の木漏れ日が実に良い雰囲気だ。

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 もちろん、ゴータカーも20分間隔でやってくるので、撮影する。1時間ちょっとで、大満足の成果となった。

 まだ、時間は17時過ぎ。ホテルに戻るのは早いので、今度はSバーンのビュールハイデで接続するベルリンの子供鉄道、ビュールハイデ公園鉄道に立ち寄ることにする。この鉄道は600mmゲージの本格的なナローゲージの鉄道で、旧共産圏のピオニール活動の一環として、子供が中心となって運営しているという歴史を持つ。前々から気になる存在であったが、訪れたのは初めてである。

 この日は、Sバーンの駅には列車は来ず、公園の中の路線を一周するだけであったが、タイミング良く18時7分発の最終列車に乗ることができた。

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 公園の中に線路が敷きまわされており、蒸気機関車も保有していて、シーズンには運行することがあるという。景色も変化に富んでおり、そうした機会に、また、訪れてみたい鉄道である。(駅長)

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2015年8月17日 (月)

ゼロイチ追跡6000km-2

■8月1日(土) ドレスデン~コットブス~ベルリン

 2日目は、ドレスデンからポーランドの国境沿いにベルリンまで走る。走行距離は約300kmである。

 300 km von Dresden nach Berlin - Mit den zwei 01ern vom Vortag 01 509 und 01 533 geht es heute durch die östlichsten Gebiete Deutschlands. Dabei werden auch die Braunkohle-Abbaugebiete zwischen Senftenberg und Cottbus befahren. Entlang der Grenze zu Polen erreicht der Zug über Guben die einstige Grenzstadt Frankfurt/Oder und von dort geht es dann im Schnellzugstempo bis in Deutschlands Hauptstadt Berlin, wo die Ankunft am späten Nachmittag sein wird. Bei frühzeitiger Ankunft besteht noch die Möglichkeit zur Teilnahme an einer Stadtrundfahrt durch Berlin.

 ドレスデンは、まだ、3ヶ月ほど前に5日ほど宿泊したばかりである。こんなに早く、また来ることになるとは思わなかった。(^_^;) しかし、今回は町中にいくわけではなく、ましてやトラムの写真を撮るわけではなく、単に泊まるだけである。 

 前日に、撮影していたドイツの同業者から、ドレスデンを発車した列車は、エルベ川を渡り、ノイシュタットに停車すること、そして、ツアー列車の30分前に、01 5形の牽引で、チッタウ行きの列車があることを教えて貰っていた。ドイツの鉄ちゃんは、日本人の同業者に優しい。情報も、惜しみなく、流してくれる。 

 蒸機列車がエルベ川をわたるなら、ぜひとも撮影したい場所があった。ドレスデン城や聖母教会など、ドレスデンの名所をバックに撮影できるエルベ川の鉄橋である。本当はこの場所、午後遅くの方が光線が良いのでその時間に狙ってみたいが、贅沢は言えない。完全逆光ではないので、フォトショップで多少修正を覚悟しての構図である。

20150801_051

 まずは、01 5形の牽く列車。4月とちょっと場所を変えてみたが、手前の赤いブイがちょっと目立ちすぎるかなぁ。好天続きのためか、エルベ川も水が少なくなっている。

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 その30分後に01 5形と03形の重連が通過していく。当初は01 5形の重連とクレジットされていたが、1両を他の運行に回したためか、03形が急遽,リリーフすることになったようだ。この03形は、01の軸重を落として規格の悪い路線への運行を可能にした機関車で、C59とC57の関係のようなものといってしまって良いのかな?それにしても、蒸機列車の続行運転とは・・・凄い!

 急いで撤収して、次の撮影ポイントに急ぐ。今日の運行区間には、目立った勾配があるわけではなく、おそらく平坦線である。それゆえ、煙はあまり期待できない。昨日の鉄ちゃん情報で、Ortlandという駅でFotohalt、すなわち写真停車があり、30分停車すると聞いていた。これは面白そうだし、ここなら煙を吐くかもしれない、ということで、Ortlandに行くことにした。

20150801_01_53303_2155_ortrandlampe
 まずはOrtlandの手前で進入を撮影。煙は期待していないが、いかんせん、線路の両側に木が植えられていて、編成が抜ける場所がない。かろうじて正面がちに撮れそうな踏切があったので、そこで狙う。

 さて、期待の写真停車。

20150802_ortrand_fotohalt
 一旦、乗客を降ろし、構内のはずれまで戻って、そこから構内に到着するところを撮影させていた。ここではあまり面白くないけれど、跨線橋から撮れば絵になるのかもしれない。

20150801_01_53303_2155_ortrand
 乗客を乗せてOrtlandを発車。煙が乏しいのがちょっと残念だが、後ろの建物が東独風で絵になった。

 次の停車駅はポーランド国境に近いコットブスで、ツアー列車はここで2時間近く停車する。駅のはずれに跨線橋があり、ここから発車が撮れるのではないかと下見に向かうと・・・・

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 なんと、向こうから黄色の旧形車がやってくるではないか。しかもその後ろには、ゴータカーが続行している。どうやら、ツアー列車の停車中に、乗客のための旧形路面電車によるエクスカーションツアーが予定されているらしい。

20150801_cottbus_62

 同行者もここでは発車シーンを狙いたいということになり、それまでの時間、路面電車を撮影できることになった。南の方に向かって戻ってくる古典電車を教会を入れて撮影する。

20150801_cottbus62_thiemstr
 ちょっと教会が陰っているのが残念だが、雰囲気の良い写真になった。24号はクルマに邪魔されたが、ゴータカーは無事撮影できた。

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 コットブス駅前に戻ってくる旧形車を撮影して、路面電車の撮影は終了。蒸機列車の停車時間が有効に活用できて、大満足である。

 長くなったので、続きは次回に。(駅長)

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2015年8月16日 (日)

ゼロイチ追跡6000km-1

 こういうのを、運が良いというのだろうか?

 もともと、8月上旬にはドイツに行く予定で、10ヶ月前から準備を進めていた。その後、今年の春になって、ドイツ滞在中に、01重連でドイツ全土をめぐるツアー列車が運転されるという情報が入ってきた。この段階では、日程の合うところで2~3日ほど、列車と徒歩で行ける範囲でその列車を撮影しようと考えていただけであった。ところが出発直前になって、自動車で追っかけたいという友人からお誘いが入ってきた。7月31日のニュルンベルク出発から、8月9日のニュルンベルク到着まで、全行程を自動車で追うという。自分のスケジュールと見比べると、6日弱、同行が可能なことが分かった。全行程6000kmにわたる前代未聞のドイツ全土をめぐる01追撃は、こうして始まった。なお、筆者が参加したのはそのうち2/3ほどなので、3500km程度であることをご了解いただきたい。

■事前準備

 今回の撮影は、ドイツ全土にわたる。そのため、撮影場所をどこにするか、事前の調査が不可欠になる。こんなこともあると思ったわけではないが、以前、買っていた勾配も記載された鉄道ATLASが大変役に立った。また、実際の撮影地選定は、Google Earthでチェックした。Google Earthには作例も載っているので大変参考になるが、線路脇の木や草の状態などは行ってみないと分からない。

 また、今回の撮影にあったっての大きな問題は、運行時刻の入手である。ドイツの蒸機ツアー列車は事前にある程度の時刻がネットで分かる場合も少なくないが、今回は全く情報がない。ただ、幸いなことにニュルンベルクの発車と、ノイエンマルクトにある蒸気機関車博物館のHPで、その駅の時刻だけはわかっていた。そこで、名撮影地のノイエンマルクトまで行けば、なんとかなるだろうと考え、行程を組むことにした。30日の集合場所として、ニュルンベルクのホテルを指定し、全員集合後に最終うち合わせを行い、ドイツ一周01追っかけの始まりである。

■7月31日(金) ニュルンベルク~ノイエンマルクト~ホーフ~ドレスデン

 初日は、ニュルンベルクからドレスデンまで、420kmを走る。主催者のIGEのHPには下記の通り書かれていて、ホーフとグラハウで機関車を交換することが分かっている。

 420 km von Nürnberg nach Dresden - Der IGE-Eisenbahn-Romantik-Sonderzug startet am Morgen gegen 8.00 Uhr in Nürnberg Hbf zur großen Deutschland-Rundfahrt. Mit den beiden ehemaligen Hofer Schnellzug-Dampfloks 01 150 und 01 180 geht es zunächst nach Bamberg und dann weiter über ihre letzte Planzeit-Strecke über Lichtenfels
nach Neuenmarkt-Wirsberg. Nach einem Stopp zum Wasser fassen fahren wir über die Schiefe Ebene weiter bis nach Hof. Dort geht die 01 180 vom Zug und die 01 533 übernimmt die Vorspannleistung. Durchs Vogtland mit den großen Ziegelbrücken über die Weiße Elster und die Göltzsch wird Glauchau erreicht. Hier erfolgt nochmals ein Loktausch von 01 150 auf 01 509. Über die restliche Strecke via Chemnitz und Freiberg bis nach Dresden ziehen die beiden ehemaligen Reichsbahn- 01er (01 533 und 01 509) den Zug entlang des Erzgebirges. Die sächsische Hauptstadt Dresden wird am Abend gegen 18.00 Uhr erreicht.

 まずは01重連を非電化区間で狙おうと、ザールフェルトに向かう電化の幹線から分かれるリヒテンフェルスの先に行くが、Google Earthで事前に候補としたあたりは高圧線が併行していてあまり好ましくない。そこで沿線を調べると、Mainrothの先に高圧線が線路から離れ、光線上もなんとかなりそうな場所が見つかった。ここを最初の場所とする。

20150731_01_150180_mainrothmainleus

 予想した10時20分過ぎ、01 150と01 180の重連でツアー列車が通過していく。煙は少ないが、高速運転にはこれくらいの煙の方がふさわしい。さい先の良いスタートになった。

 カメラの片付けを終え、クルマを進めると、沿線でドイツ人の同業者がまだカメラを構えている。どうやら、列車は途中駅で停まっているらしい。そこでKulmbachの先でカメラを構える。

2015073101_150180_kulmbachunterstei
 カメラを構えたら、汽笛が鳴って、すぐに01重連の列車がやってきた。これもまずまずである。

 この列車は、給水と観客の蒸気機関車博物館見学のため、ノイエンマルクトで約2時間停車する。このノイエンマルクト(正確には、そのあとにヴィルスベルクが付く)から次のマルクトショアガストまでは25‰の勾配が続き、シーフェ・エベーネと呼ばれる蒸気機関車が現役当時からの有名撮影地である。そこで、列車停車中に先回りして、この名撮影地で狙うことにした。

 実は、ここにはほんの3ヶ月前に撮影に来ている。ドレスデンで開催された蒸機イベントでのツアー列車撮影である。この区間には、80kmポストと79.4kmポストの2箇所の名ポイントがあり、前回は80kmポストで狙ったので、もうひとつのポイントである79.4kmポストで狙うことにする。ここには、この勾配区間の歴史紹介と共に、撮影のための足場が設けられている。まさに、お立ち台である。

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 待つこと、1時間。ここでドイツ人の同業者に、後の時刻を確認する。ドイツ人の同業者は大変親切で、いまわかっているのはここまで、と、翌日の午前中までの時刻を教えてくれる。とりあえず、当面の運行時刻がわかって、まずは一安心である。

 本命の列車がやってきた。79.4kmポストは、この区間で唯一、順光で撮れる場所である。

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 機関車は01 180が前となり、後ろに01 5形の01 533が補機に付いている。それぞれが爆煙をあげ、後補機があるので、見事な絵になった。

 撮影後、駅に向かうと、なんと撮影した列車が本線上で停車している。あわててクルマを停めて、撮影する。

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 どうやら通過列車の待避と乗客の撮影のため、本線上を逆行して停車しているようだ。本線上で堂々とこうしたことができるのは、さすがドイツである。

 マルクトショアガストの先に撮影に適したカーブがあることは分かっているので、ここまでクルマを先行させて列車を待つ。ここには、クルマで追いかけているドイツ人の同業者が30人ほど集まっている。01重連は、蒸気圧が高くなっているのか、あまり煙を吐かずに通過していった。

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 このあと、ホーフの先で撮る予定だったが、高速の降り口が分からず断念し、プラウエンの先にあるゲルチタール橋を目指すことにする。ここは、ドイツの鉄道記念物に指定されている高さ78mもある世界最大のレンガ橋である。ここを走る01は、是非とも撮りたいと思っていた。

 ところが、現地に行ってみると、全体を撮れるような場所がない。順光側は私有地と表示され、登る道がない。かろうじて、反対側に全体を見渡せる場所を探す。ここには、装備がしっかりしたコアなドイツの同業者が何人もやってきたので、ここしか良い場所がないのかもしれない。

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 01 509と01 150と思われる機関車に牽引された長大な編成が通過していく。現在、この橋を渡るのは短編成の列車ばかりなので、こうした長大な編成こそがこの橋のスケールにふさわしい。ここで会った同業者に、3日先までの時刻を教えて貰う。これである程度の予定がわかって一安心である。

 この列車は、グラハウで機関車の交換を行うことになっているので、その時間を使って先を急ぐ。地図を見るとケムニッツの先のOederanの先に勾配がありそうだ。しかし、そこに行ってみると、線路脇に木があって、撮れそうな場所がない。少し先には、立派で雄大な石橋もあるが、残念ながら足場がない。通過時間が迫るので、下り勾配ではあるが、線路脇のカーブした場所にいってなんとか01 5形重連の列車を撮影できた。

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 この後、列車はFreibergで若干の時間、停車し、先回りも出来たが、やはり線路が木の間を走っていていて、編成が抜ける場所が探し出せず、結局は撃沈。。初日の撮影は、これでお終いである。線路脇に木があって、編成が抜ける撮影場所を見つけられないことに、このあと、あちこちで悩まされることになる。(駅長)

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2015年8月14日 (金)

信州詣のルーツ 1970年の夏休み

暑くてなかなか出かける意欲が湧かないので、45年前にタイムスリップしてみようと思います。
そもそも信州詣をするきっかけは旧盆の母の里帰りについて行ったことでしたが、物心がつき、中坊になってカメラというスペックを得たのと、世にいうSLブームが到来したことが重なって、ブームに乗っかったというのが原点でしょう。
そんなわけで、1970年の夏休み、母の実家を基地として信州のアチコチに出かけました。
なお、以前高島貨物線のD51をアップしたのと同様、オリンパスペンでの撮影ですので、画像が粗い点はお許しください。

Img0211970年8月9日 中込
当時住んでいた東京からどうやって信州入りしたのか、今となっては思い出せないのですが、このカットの前に八千穂で貨物との交換を撮っているので、中央東線経由だったと思われます。C56 150が「こうみ」号を牽引して到着しました。
旧盆輸送には少々早いように思いますが、観光用か、それとも以前駅長様が来ておられたように夏季の受験合宿用だったのか、わかりません。
Img0221970年8月9日 中込
振り向くとC56 144がワフ1両を引いて入線してきました。機関助士がタブレットを出しましたが、受け取り手がホームを走って受け取りにいきました。
Img026_21970年8月9日 北中込・岩村田
この日唯一の駅間で撮影したのがこれです。下り勾配だし、滑るように通過していきました。
Img1701970年8月12日 長野
2日間はどこにも出掛けなかったようで、光線状態からすると、この日も午後から出かけたようですが、長野での数カットと飯山線上り貨物1本撮っただけです。フィルムがもったいないと考えたのか、蒸機以外はほとんど撮っていないのですが、さすがに「しなの」には目を向けたようです。
Img1721970年8月12日 立ヶ花・上今井 296レ
当時の飯山線の定期貨物は1往復しかありませんでした。暑くて勾配もないのでスカスカで通過していきます。特に臨時運用もないのに、カマは上諏訪区からの応援機96でした。
Img474_31970年8月13日 替佐・蓮 回221レ
翌日は気合を入れて早朝から出かけたようです。まずは唯一の蒸機牽引の客車列車の替佐出発を撮りに行きました。もうちょっとマシな場所はなかったのか、せっかくの客車がよくわかりません。カマももっともスタイルのいい88623ですが、正面からでよくわかりません。
Img4751970年8月13日 替佐・蓮 回221レ
振り向いて撮りました。夏にしてはいい煙が上がっていますので、返すがえす場所の選択が悪すぎです。
この後、C56の6293レ、回221レの折返し、222レを上今井・替佐間で撮りましたが、見るに堪えないのでカット。
Img484_21970年8月13日  長野工場
実は前年の或る事件により、長野工場の職員の方と知り合うことになり、工場見学に誘われ、図々しくお願いすることになりました。
まずは、正門脇に鎮座しているD51 486。この車は長野工場製 9両のうちの6番目に出場した車で、前年に直江津で廃車になるまで、一貫して同工場で保守されてきたために、保存車に選ばれたものです。
隣接して長野運転所があり、テンダーの後ろにクハ181が見えます。
Img4861970年8月13日  長野工場
まずは機関車職場。
ナンバーを失念しましたが、D51です。煙管が引き抜かれた状態です。
Img487_21970年8月13日  長野工場
入場したての58680(福)です。主連棒が抜かれたところです。
Img4901970年8月13日  長野工場
丸裸になったC57 110(亀)のボイラーです。
Img491_21970年8月13日  長野工場
こちらはテンダーを切り離されたばかりのC56 97(諏)です。
この後、EF62の修繕の様子を見学(写真はブレブレ)して、事務所へ。
Img501_21970年8月13日  長野工場
事務所に移動しているとき、オハフ36がトラバーサに乗って移動していました。
Img5001970年8月13日  長野工場
事務所でお茶を頂いていると、窓の外から「ヴォー」と汽笛が。思わず見下ろすと工場内の入換機C12 214がバックで通過していきました。この写真を見ると白線の入った配給貨車ばかりのようなので、部品を積み込んで引き出してきたところのようです。
記念写真を撮って、工場を後にしました。
Img5051970年8月14日 上今井・替佐
翌14日は近場(母の実家の)で。この頃のローカルは日中でも結構長く、5両でした。長野運転所唯一のキハユニ26 9が中間に組込まれているということは、まえ3両は飯山回転車でしょうか。
Img5041970年8月14日 上今井・替佐 296レ
旧盆というのに結構長い貨物列車でした。
Img175_21970年8月15日 落合川・中津川
翌15日は思い切って岐阜県まで遠征しています。しかし、母の実家近くの飯山線立ヶ花から何時に出てきたのか、全く覚えていません。
当時、中津川・落合川間で補機運用があったためにきたものと思いますが、このあと数本撮りましたが、全く見るに堪えません。天気も悪かったようで早々に中津川に戻っています。
Img1851970年8月15日 中津川
ホームから機関区を撮りました。ガントリークレーンや転車台はありますが、扇形庫はなく、矩形庫も比較的新しいものでした。
Img1871970年8月15日 中津川
その後機関区に入れてもらいました。庫の横には大量の暖房車マヌ、カヌが留置してありました。庫の反対側には明知線用のC12の後ろ姿が見えます。
Img1921970年8月15日 中津川
長工デフのD51 501が客レの先頭に立ちました。この列車で戻ったようです。

1970年の夏休みはこれで終わりました。
なんに~も考えていなかった、その必要もなかったあの頃いい時代でしたねぇ。(検査掛)

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煙に恵まれるときもある

    盆を迎え、時候の挨拶から

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今夏で運行20周年を迎えた「SL北びわこ」号。沿線は記念イベントで盛り上がっています。平成29年以降には本線運行復帰に向けて現在整備中のD51 200の登板が検討されており、主役であるC56 160の活躍もやがて見納めになるかもしれません。しかも今回は20周年記念マークも掲出していることから撮影に出かけたいのは山々ですが、こう暑くては行く気も失せてしまうというもの。
重い腰を上げるか上げまいかと思案していたら、今年もまた大垣市恒例のひまわり畑が新幹線高架のすぐ近くに出現、8月8日の週末には見頃を迎えました。昨年は見頃の直前に台風の影響で花が台無しになってしまったので、今年こそシャッターチャンス。これがきっかけとなり、9日(日)、ひまわり撮影のついでに「北びわこ」も見物に行こうという無理やりこじつけた行程を思いつきました。

「北びわこ」は“スカびわこ”の異名どおり、元々たいした煙は期待していませんが、駅の発車前に立ち上がる黒煙やドレンを切るシーンが撮れたら儲けものと思い、まず「1号」の撮影は運試しのつもりで虎姫駅の発車を狙いました。背景には目に障るような建物も写らず、上下線路の間が1線分空いているため、たとえ煙を吐かなくても編成写真風に仕上がるので多少はマシな画像が撮れそうです。
立ち位置は駅の北側で線路を横断する一般道踏切のそば。以前も同じ場所で撮影したことがあったので、記憶を呼び戻してそれらしきポイントに立ったら、えっ、施設物などで見通しが効かない・・・でも脚立でクリアできそう。SL運行の監視員サンに挨拶をして、脚立の据え付け位置に問題がないかをチェックしていただき、ターゲットを待ちます。こんな場所なので同業者は10名にも満たない程度でま~ったり。監視員サンも巻き込んで、煙の出具合や風向き、反対列車の被り具合など、「北びわこ」情報に花が咲きます。

C561 結果はご覧のとおり、意外と発車後も煙を吐き続けていました。居合わせた同業者の方々も、「今日は珍しく煙を長く吐いていたネ」と絶賛の声。炎天下のC56にしては上出来ではないでしょうか。なお、このアングルは少なくとも3段以上の脚立を使い、300mm以上の望遠が必要となります。

651 「1号」の返却回送は虎御前山公園に設けられた展望台から眺めました。稲穂が実る頃に訪れてみたいですね。


続いて「3号」の撮影地は、夏季なら順光となる高時川橋梁を選びました。いくらか煙を出す地点とはいえ、期待をするのは考えもの。しかし、虎姫発車後の爆煙(笑)を見てしまったので僅かでも煙を吐いてくれないだろうか、と淡い期待を抱きつつ三脚をセットします。メジャーポイントですが、それでもこのポジションに集まったのは30~40名ほど。密集度が比較的高い割にまったりしながら列車を待っていたら、たまたま隣に知人のI市在住S様がいらっしゃることに気が付きました。話を聞くと、“ここで「1号」も撮ったがスカスカだった”、とのこと。やはり虎姫発車の煙は偶発的なものだったのだろうかと半ばあきらめ気分でいざ本番を迎えました。

C562 C56が勾配を上り、川の向こうから顔を出したとき、おぉーっ、煙が出ている!橋に差しかかっても煙は途切れることなく吐き続けながら通り過ぎて行きました。こんなに煙を吐くポイントでしたっけ?

652 暑さに耐えながらの撮影に限界を感じ、せっかくの晴れ渡る空に後ろ髪をひかれながら家路につきました。しかし往生際は悪いもので、微かに見えていた伊吹山をバックにPFの「北びわこ」返却お迎え単機を帰路の途中でカメラに収めました。ここも、実りの季節に再訪したい所です。

今回の撮影では煙に2本とも恵まれ、ひょっとして「スカびわこ」の汚名返上かと思いきや、後でこの日の「北びわこ」画像を各ブログ記事で拝見するとやっぱり“いつもの通り”の煙が大半だったようです。C56引退?を前に、今後のサービス煙に期待したいですね。(出札掛)

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2015年8月13日 (木)

365.進化が始まった名鉄特急 2015/夏

 

 梅雨明けしてからというもの、猛暑を通り越して酷暑と言ってもいいような日々が続き、常に熱中症の危険と隣り合わせで、鉄活動も命がけといった季節ですが、メンバーの皆様方はいかがお過ごしでしょうか? 自分的にはとある事情で、ブログアップがごぶさたになっておりましたが、生存報告を兼ねて最近の鉄活動をご報告いたします。名鉄の公式HPでは27年度に新造の220031503300系の外観デザイン変更、10001200系のリニューアルが発表されていましたが、現車が登場し、現実のものとなってきました。さらに、発表がなかった1700系の外観デザイン変更車がいきなり登場するなど、このところ大きな変化のなかった名鉄特急にも進化の波が押し寄せてきました。この夏、たまたま運よくこれらの車両を短期間でカメラに収めることができましたので、ご紹介したいと思います。

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 2200系の外観デザイン変更車です。2211F5月ごろにはすでに営業運転に就いており、姿を見られた方も多いと思います。窓下に赤色のラインが追加され、特別車の側面に大きく描かれていた号車表示をデザインした12の文字がなくなっています。そのほか、スカートの形状が変更されており、多少印象が変わっています。
【2015.8.11 豊田本町】(電車運転士)

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 1700系は予告なしで突然外観デザインが変更され、ファンをびっくりさせました。とりあえず1701F編成に実施されましたが、残りの3編成にも波及するのか成り行きを見守りたいと思います。2200系の新造車に合わせた窓下の赤色ラインの追加は想定の範囲内でしょうが、2200系に準じたブラックフェイスを止めて1600系時代を彷彿させるデザインになったのは驚きでした。おでことスカートが赤色になっているので、1600系時代と全く同じということではありませんが、それにしても、この変わり具合はどう理解したらいいのでしょうか?
【2015.8.11 道徳】(電車運転士)


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 10001200系のリニューアル車ですが、ついに現車がベールを脱ぎ、第1陣の1112F編成の試運転が実施されました。情報通の方から情報をいただいたおかげで早々に撮影することができました。一瞬、京浜急行の特急車かと思うようなデザインですが、窓周りの白色部分の面積が大きいのと銀色のラインが入っていることで、パクリではないなと感じました。正面の「パノラマSuper」の表示部分が白くなっていますが、表示自体を止めたのかテープで目隠ししているのかは写真で見る限りはわかりません。営業運転に就いたときの楽しみにしておきたいと思います。



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 1000系は黒色の面積が広がったのと赤色と白色の塗り分けが変更になったことにより、オリジナルよりも精悍な顔つきになったように思います。正面の「パノラマSuper」の表示部分はLED表示になっており、営業運転時には「パノラマSuper」を表示するのか、種別・行先を表示するのか注目したいと思います。



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 31503300系の新造車は正面の赤色と黒色の面積が増加し、窓上に赤色のラインが追加されたことで、大きく印象が変わりました。何かロボットを連想させるような感じで、正直言ってあまり好きになれません。今後、在来車にも及ぶのかどうかはわかりませんが、できればそのままにしておいてほしいです。
【2015.7.30 神宮前】(電車運転士)



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外観デザイン変更の話題とは外れますが、異色の存在である1030系の1384F編成は今でも限定運用となっている定期運用を淡々とこなしています。仲間の1030系が順次廃車になっている中、どうなるかは予想がつきませんが、自分的にはひょっとしたら同じ道をたどるのではないかという不安がないわけではなく、機会があれば元気な姿を記録しておきたいと思います。
【2015.8.12 東岡崎~岡崎公園前】(電車運転士)

 

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2015年8月 8日 (土)

幻の甲子園臨

今年もまた、夏の全国高校野球が始まりました。試合とともに思い出されるのは、全国各地から甲子園を目指して走って来る応援団体列車、俗に言う“甲子園臨”です。残念な事にここ最近は設定がほとんどなく、大お得意様であった秋田県からの応援団もバス輸送に切り替わってしまいました。かつては地方色豊かな列車が各地から次々とやって来ましたが、もうお目にかかることはできないのでしょうか。

さて、甲子園臨の撮影にあたっては、如何に情報を取得するかがポイントです。自分もどのような手段で情報を得ていたのか、記憶が定かではありませんが(笑)、運転日時と出撃できる条件がうまく合えば、たとえ出勤前であろうとカメラを抱えて最寄りの撮影地に出かけたものです。

ここで、1998年8月9日(日)に撮影した列車が度重なる試合の順延に左右された挙句、運転が取り消されてしまったという珍しい例を紹介します。それは静岡代表、掛川西高校の甲子園臨。初戦は8月9日の第一試合なので、前日の8日(土)夜に静岡地区を発つ夜行の甲子園臨が計画されました。充当される車両は14系ユーロピア6両編成。いったん静岡への送り込みが必要であるため、8日朝に美濃太田から同編成の回送列車が設定されました。
ところが7日(金)、甲子園球場では悪天候の影響を受けて、試合日程がこの日から丸一日繰り下げられることになり、当然9日の掛川西高校も10日(月)第一試合に順延が決まりました。そのため掛川西高校甲子園臨の運転計画にも大幅な変更が生じるのではと思われましたが、試合順延に合わせて運転日も丸一日遅らせたら済むことであろうし、おまけに両日とも休日ダイヤなので運転時刻そのものは変更されないだろうと推測しました。

9510 かくして列車は推測どおり、9日早朝に当初の計画よりピッタリ24時間遅れの時刻に現れました。(しかしこの画像を見る限りでは単なる団臨列車にしか見えませんね。ご了承下さい。)
一方、甲子園球場ではグラウンドのコンディション不良により、9日の第一試合から再び1試合ずつ繰り下がることとなり、掛川西高校は10日の第二試合に再変更されました。そうなると前夜発の甲子園臨をわざわざ仕立てる必要もなく、試合当日の新幹線や貸切バスを使えば間に合うようになったので、この結果、掛川西高校甲子園臨の本運転は取り消されてしまいました。よって、送り込み回送こそ運転されたものの、幻の甲子園臨となったのです。
《参考》鉄道ダイヤ情報 No.174

これだけで記事を締めるのは面白くないので、近年地元で捉えたインパクトの強い甲子園臨を一コマ載せておきます。


9117 2006年8月11日(金)の朝に東海道線を西下する北上高校の甲子園臨です。当時の運転情報はネット上での目撃掲示板からの取得が主でしたが、ガセに惑わされないように、確実な裏付け情報も別手段で得ていました(が、やはり記憶が定かではありません)。当時の東海道線ダイヤには木曽川付近を6:45頃に通過する予定臨8115レのスジが引かれてあり、この列車はそれを利用した9117レとして運転されました。24系寝台車編成はともかく、まさかレインボー塗装機が牽引してくるとは思いもよらず、いくら事前に目撃情報で把握をしていたとはいえ、実際に目の前まで姿を現すまでは半信半疑でした。運用担当者の中に北上高校出身の方でもいらっしゃるのか、と思わせるような出来事。それとも単なるヤラセだったのかな?

かつては甲子園臨の運転情報を掴むために限られた手段を駆使していましたが、今ではネット、ツイッターなど目撃情報のおかげで運転状況がいくらか容易に取得できるようになりました。せっかくそんな時代を迎えたのに、甲子園臨の設定がほぼ皆無になってしまったのはなんと皮肉な事でしょうか。(出札掛)

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2015年8月 2日 (日)

恒例の信州詣 2015年7月

少々鮮度が落ちますが、先週のご報告をします。
昨年7月、スカ色、湘南色の115系によって「懐かしの・・・」が運転され、資材担当様と出かけましたが、今年も7月25日、同様な「懐かしの115系 諏訪号」スカ色C1編成(長野→上諏訪)、「懐かしの115系 天竜号」湘南色N9編成(松本→上諏訪)が運転されました。
昨年の焼き直し感は拭えないので、どうしようかと思っていましたが、長野へ行く用事ができたので、この日に合わせました。25日は「ムーンライト信州81号」「あずさ71号」、新たに設定された甲府(塩山)・長野間「甲信エキスプレス」と183系の多客臨3本が走る美味しい日でもあり、「甲信・・・」以外は回送を撮ることになりますが、全て撮る欲張りプランを立てました。当初は同行者を募ろうかとも思いましたが、現地解散となるため、単独行としました。

Dsc_01342015年7月25日 みどり湖・塩尻 426M
直前の天気予報とにらめっこしていましたが、安曇野あたりは出発まで曇りの予報が変わらなかったので、「ムーンライト信州81号」の回送を大糸線内で撮る、という初っ端のもくろみは諦め、みどり湖へ向かいました。(睡眠時間が稼げる、というのがホンネ)
以前ヒマワリ畑だったと記憶していたので、行ってみましたが、しょぼい上に線路際の雑草が高くて撃沈しました。

Dsc_013512015年7月25日 みどり湖・塩尻  4M
天気予報は見事に外れ、晴れて北アルプスもくっきりだったのですが、いまさら大糸線内は間に合うわけもなく、、窮屈な角度ですが、「ムーンライト信州81号」の回送までここで狙いことにしました。
まずは、
新形式の登場でその去就が注目されるE351系
Dsc_013712015年7月25日 みどり湖・塩尻 回9458M
昨年の願い空しく国鉄色編成は既になく、長野に最後まで残った旧あさま色のN102編成が長躯新宿まで回送されます。

Dsc_01402015年7月25日 明科・西条 回9228M
115系は塩尻同時発車を企画したようですが、それはうまく撮れるわけもなく、篠ノ井線内をめざしました。姨捨も考えましたが、昨年納得のモノが撮れたので、今回はここにしました。この列車の時、同業者は2人で、まぁ今日は激パにはならないだろうと思いました、が・・・。
Dsc_01492015年7月25日 西条・坂北 9540M
小一時間後をスカ色が追ってきます。これも欲張って2回撮ろうと、坂北南のカーブに行ったら、怖ろしい数の同業者が既にスタンバッていました。姨捨ならまだしも、取り立てて特徴のないこの場所に50人は居たでしょうか。
Dsc_01552015年7月25日 明科・西条 9540M
西条の8分停車を利用して追い抜き、第2白坂トンネル入口で迎え撃ちました。追っかけは思ったより少数でした。意外と鉄道利用者も多いようでした。

Dsc_01642015年7月25日 坂北・聖高原 9097M
再び小一時間待ち、初見参「甲信エクスプレス」がやって来ました。北陸新幹線連絡の使命を担っての運転ですが、乗車率は?

Dsc_016912015年7月25日 みどり湖・塩尻 回9464M
高速を使って再びここに戻りました。こんどは横位置で狙ってみましたが、ケーブルを気にするあまり、山頂がカツカツになってしまいました。

この後、計画では折返し団臨となるC1編成を岡谷・辰野間で撮るつもりでしたが、聖高原で9097Mを待っている間に、3084レに岡山色のEF64重連が入っている、という情報を耳にし、中央西線に移動しました。
Dsc_01712015年7月25日  日出塩・洗馬 8827M
現地についた途端、踏切が鳴り、下りが来ました。313系ブツ6の「ナイスホリデー木曽路」でした。全く意識しておらず、後追いしか撮れませんでした。

Dsc_01762015年7月25日  日出塩・洗馬 3084レ
115系を蹴っ飛ばしてきましたが、来たのは牛乳パックの1004+1025のペアでした。
Dsc_01802015年7月25日  坂北・聖高原 2084レ
ガッカリしましたが、115系の復路を撮るべく、聖高原に戻りました。土曜ということもあり、運転されるか?と思った2084レがEH200 901牽引で来ました。正面の汚れがチョット残念。
Dsc_01892015年7月25日  西条・坂北 回9531M

薄い雲に覆われていた空も正午を過ぎる頃、ようやく夏空になってきました。N9編成の長野への回送は坂北で30分停車するため、これも前後で狙いますが、沿線の草が高く、ようやく3両分抜けるところを見つけました。もう少し広角で空を大きく入れたかったのですが・・・。
Dsc_02012015年7月25日  坂北・聖高原 9541M
C1編成の団臨は長いので、向かってくるほうを狙おうとすると、光線状態からここしかを考えられませんでした。9097Mの外カーブです。
Dsc_02082015年7月25日  聖高原・冠着 9541M

クモユニが付いていることから後追い狙いの同業者が多く、あまり線路から離れて撮れません。仕方なく、C1編成の最後のカットは順光側から撮りました。
この日はこれにて撤収です。

翌26日はあまり遠出はできないので、時刻を見てチョコチョコ出かけました。

Dsc_02162015年7月26日 信濃浅野・立ヶ花 8141D
朝食後、昨年登場した「おいこっと」をまず見に行きました。正面がちなら、結構イイ感じですが・・・。
Dsc_02211側面の塗り分けはねぇ~。車内は満席の様子でした。
Dsc_02262015年7月26日 信濃竹原・夜間瀬  6A
夏空の高社山をバックに「スノーモンキー」が夜間瀬川を渡ります。木や草が鬱蒼としており堤防下では橋を抜くのが至難です。「スノーモンキー」は1編成ごと塗り分けが異なりますが、オリジナルに近いこちらが来てくれてよかったです。
Dsc_0231_22015年7月26日 信濃竹原・夜間瀬  7A
湯田中への乗り入れが一日2往復になってしまった「ゆけむり」を捉えるために対岸に移りましたが、草が高くて河原に降りれませんでした。

今年の信州詣はこれで終了です。他のブログによると211系の貫通6連の改造もあと1編成を残すのみとなったようです。中央東線にE353系が投入されると189系もあおりを食って命脈がつきる可能性も大です。1年後はまた大きく車両勢力図は変わっていることでしょう。(検査掛)

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惜別・白いキハ11

8月1日、伊勢地区に投入されたキハ25の営業運転開始に伴いキハ11の一部が運用を離脱しました。分かり易く表現するならば、今回は「白いキハ11」が置き換えの対象になったわけです。

あまり写欲はそそられない車輌ですが、紀勢線を走る「白いキハ11」の最期を捉えておこうと、比較的名古屋から近場の亀山~一身田に撮影範囲を絞って(理由:移動するのが面倒なので)、朝から昼までの間に(理由:午後からは暑くてヤッテラレナイ)、カメラを向けてまいりました。撮影日は7月20日。ちょっと新鮮味が損なわれますがご容赦ください。

01 朝の名物キハ11の四重連3913Dが草ボーボーの下庄の築堤カーブを進みます。1両だけステンレス300番代車が組み込まれていました。現在はキハ25の4両に置き換えられています。

02 一身田付近での単行シーンです。何の変哲もない日常な風景です。
03 運用によってはステンレス車輌化されただけで単行そのものは変わらないものの、一般の方には「なんだ、今までどおりではないか」と目に映っていると思われます。たしかにキハ11の300番代車はもともと現役車輌なので新鮮味はありませんが。

04 亀山を発車して鈴鹿川を渡る925Cを望遠で狙いました。加太越えを従えた山容がバランスよく収まります。建造物には目をつぶってください。

05 次は鉄橋まで近付き、亀山に到着する3916Cを袂から見上げました。太陽が降り注ぐ梅雨明け当日、炎天下での撮影はシンドイです。時季柄、昼間の撮影は自粛したいのに、なぜかやめられないんですね・・・。

06 亀山ー下庄の下庄寄りにはかつて撮影ポイントが点在していましたが、今では線路端の草が成長して足回りを隠してしまい、思うように写真が撮れなくなってしまいました。特筆するほどのポイントではありませんが、せっかくここまで来たので意地になって撮影した一コマです。障害物を少しでもクリアしようと、できるだけ高度を稼いだ地点からの撮影を試みました。短い鉄橋を渡る瞬間がシャッターチャンス。しかし背景に写る建造物は避けられません。もしかしたら、わざわざ撮るまでもない場所でしたかね~。画像は929C。この列車から順光になります。

07 下庄から峠を越えて山林から姿を現した重連の920Cにカメラを向けました。あれ、単行ではないのか、と思って自宅に戻り某サイトで確認したら、所定どおりの運用でした。現在はキハ25の運用なので2両編成には変わりないです。

08 その折り返し931Cは鈴鹿川の鉄橋で狙いました。ただ、背後には某店舗のカンバンがまともに写ってしまうので、シャッターチャンスに気を付けないといけません。幸いこの撮影は2両の編成長に助けられました。おまけにローアングルで構えたら若干隠すことが出来るので、立ち位置次第ですね。
気温は35度前後まで上がり、この先は粘ってもワンパターンな画像になりそうだったので、この辺でお開きにして、渋滞が発生しないうちに東名阪道を通り帰宅の途に就きました。

地味に国内での役割を終えた「白いキハ11」ですが(8月10日訂正・一部の車両はまだ活躍中でしたね)、異国の地に於いてもさらなる活躍を願っています。そういえば、まだ姉妹車として城北線の車両が現役で活躍していますが、これも
とある噂が・・・。(出札掛)

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