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2015年5月

2015年5月31日 (日)

355.特別な「トワイライトEXP」 琵琶湖周遊部分に参戦 2015/5/30

 先の3月ダイヤ改正で準定期運行を終了した「トワイライトEXP」ですが、予想どおりJR西日本のクルーズ列車として復活し、活発な動きを見せています。「トワイライトEXP」は乗ったこともない(運賃・料金が高額で乗れない)し、ダークグリーンの色調は写真写りがよくないこともあってとくに思い入れがあるわけではありませんが、出札掛様と駅長様が早速参戦の成果をアップされていることもあって、乗り遅れないうちにと思い、手近な琵琶湖周遊部分に参戦してきました。

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 この日の「トワイライトEXP」は琵琶湖を反時計回りに周遊して下関に向かうという行程でした。米原の発車は1214分、それまで時間があるので、西濃鉄道に寄り道しました。これまではなぜかDE10ばかりに当たってしまい、DD40には振られてばかりでしたが、やっと出会えたっていう感じです。
【2015.5.30 乙女坂】(電車運転士)

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せっかくのDD40なので、神社の鳥居を入れた定番アングルを押さえておきました。DE10も国鉄色を維持し、唯一稼働している基本番代車なので、これはこれで貴重な存在ですが、西濃鉄道らしさを出すには自分的にはDD40の方に軍配が上がります。
【2015.5.30 美濃赤坂~乙女坂】(電車運転士)

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速攻で美濃赤坂に戻ると継走するEF64が入換作業中でした。操車担当者の手際のよい動きによってテキパキと作業が進んでいきます。
【2015.5.30 美濃赤坂】(電車運転士)

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赤ホキ編成の前にEF64が連結されました。この状態で発車を待ちます。この日は残念ながら国鉄色ではなく、牛乳パックの1005号機でした。
【2015.5.30 美濃赤坂】(電車運転士)

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 西濃鉄道を後に湖東方面に向かいました。出札掛様と同様、俯瞰をしてみたかったので、以前にサイドから撮った記憶があった虎御前山に登ってみました。行ってみたところ、雑木が成長していたのとキャンプ場が閉鎖されたために足場となった建物が撤去されており、下り列車のサイド俯瞰ポイントは消滅していました。上り列車は近くにある展望台からご覧のような感じで撮ることができます。
【2015.5.30 虎姫~河毛】(電車運転士)

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 というわけで、俯瞰は諦めて線路端からの撮影になりました。前の写真に写っている辺りで撮ろうと思い、線路端をうろうろしてみましたが、微妙に草が伸びていたり細かい障害物があったりと思うようなポイントがありません。ロケハンしながら木之本方面に車を走らせていたら、何とか妥協できるポイントがありました。ダイヤ設定が昼過ぎのため、トップライトでかろうじて側面に陽が当たるというあまりよくない条件でしたが、どうにもなりません。
【2015.5.30 高月~木之本】(電車運転士)

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 木之本では18分の停車時間があるため、先回りしてもう1回撮ることができました。余呉のインカーブも考えましたが、激パが予想されたので、手前の国道の陸橋でお茶を濁しました。ここはキャパが大きいので、通過直前でも十分対応可能でした。
【2015.5.30 木之本~余呉】(電車運転士)

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 敦賀での折り返しの間に駅長様も行かれたビラデスト俯瞰に行ってみました。この日は午後から下り坂の予報でしたが、こういう時に限って天気予報は的中、何とか持ちこたえていた天気も列車通過時には上空に雲が広がり、結果は撃沈でした。
【2015.5.30 近江中庄~マキノ】(電車運転士)

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 貨物列車(3095列車)を撮ろうと思い、「トワイライトEXP」では見送った余呉のインカーブに立ち寄ってみました。さすがに同業者の姿は見えず、まったりと撮影することができました。ダイヤ改正後、一部の貨物列車が湖西線経由から米原経由に振り替えられたようで、湖西線内での撮影チャンスは減った代わりに北陸本線での撮影チャンスは増えることとなりました。
【2015.5.30 木之本~余呉】(電車運転士)

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 約1時間後の3099列車は最初に「トワイライトEXP」を撮ったポイントに戻りました。EF81の代走、しかも白帯のない729号機でしたが、どうせならもっといい条件の時に撮りたかったです。
【2015.5.30 高月~木之本】(電車運転士)

 

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多気界隈

 日の出が最も早い時季に来ています。昨日5月30日は天気予報を信じて日の出前に出発、ここまで出掛けました。徐々に明るくなっていく道中では空模様がとても気になりますが、今回は予報通りで現地到着でき一安心です。
 お目当てはキハ11の325Dです。銀色が2両入っていて貴重だと思うのですが、一般的には人気が無いのでしょうか。場所がら後追いになってしまうのが少々残念です。線路脇の草も順調に生育しており、足回りが隠れ気味になってきました。

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【325D】 11-7  11-304  11-101  11-302

ひと月前はこんな状況でした。もっともこの日は外れ天気予報でしたが。
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【325D】11‐107 11-301 11-2 11-302  15/04/26

もう一つの狙いは、キハ40の単行です。順当にツートンがやって来ました。こんな何でもないところでも付近には数名の同業者が。風光明媚な、写真写りの良い有名撮影地ではさぞや人出も多かったことでしょう。
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【320D】 403005

 この後48に繋がって亀山へ向かう列車は鉄橋で撮りました。そうそう、この車は屋根にお弁当箱が乗っかっていてミオの40ツートンとはスタイルが違いますので見比べてみてください。
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【908D】 486810 485807 403005

 2両のツートンキハ48のうちの3812の方は、4連の先頭でやって来ました。風が絶えず吹いていて水鏡は現れませんでした。光線状態は良いのですが、この時間になると額は汗まみれでした。
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【3915D】 483812 486809 485518 406311

 もう一方の6502は定期運用にはついてないようでしたが、思わぬところで出会いました。もし何か来ればラッキーだなぐらいに当てにはしていなかったのですが、回送列車でやって来ました。麦秋の中を行く姿を収めることができました。
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【回8971D】 485817 486502

 次期車両への置換えも間近です。青々とした風景、実りの秋とこれからも通い続けていきたいのですが、草の成長がとっても気掛かりです。(資材担当)



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2015年5月30日 (土)

早朝シンメトリー

先の電車運転士様の水鏡記事に刺激を受けたわけではありませんが、そろそろ木曽川付近で水鏡が撮れるのではと思っていたところ、ちょうど早朝に格好の被写体『ロクロク0番台』が東海道を上って来るので、足を運んでみました。

ターゲットは6:05頃に通過する36号機の1094レ。日の出から1時間が経ち、晴れた空に無風の朝を迎え、水鏡を撮るには絶好のシチュエーションです。

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この10分ほど前には1079レが絶滅危惧寸前?のEF200の牽引で現れました。朝日を目一杯受けて走る姿を真横から狙い撃ち。

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やや無理な角度ですが朝日ギラリも捉えました。訪れたのは30日(土)。周辺には1094レの件もあって15名前後のカメラマンが集結していました。

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続いて名鉄国府宮付近まで足を延ばし、水鏡の様子をうかがいました。ここではすでに稲が成長して、来るのが少し遅かったようです。

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本来ならあと1区画線路寄りの田圃で狙うのですが・・・おまけに風も吹き出して・・・また来年。(出札掛)
【私信】I市のT様、お付き合いありがとうございました。

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2015年5月29日 (金)

まだまだ続くよー特に思い入れがあるわけではないけれど・・・・

 いつまでも同じようなタイトルで記事を書くのはいかにも芸が無いが、行きがかり上・・・(^_^;)

 先日、東京で北海道に北斗星の撮影に行ってきた知人に話を聞いていると、もうパニックに近い状態となっているらしい。夕暮れにエロエロ光線で撮影できる北舟岡とか黄金のあたりは、三脚が3段積みで昼頃にはもう場所撮りが始まっているとか。大沼あたりも同様という。2月に渡道したときには、しごくマッタリした雰囲気だったのに、えらい違いである。3月にマスコミで報道されたので、それがブームに火をつけることになったのだろうか。北舟岡とか大岸のあたりでは、線路脇に立ち入り禁止のロープも張られているという。

 トワイライトがなくなり、北斗星とカシオペアが1日おきの運転となって、効率が悪くなったことから撮影者が減っているかと思ったら、そうではないらしい。レンタカーなら海峡線からの追っかけができるので、そうした連中も多いとか。クルマを使えば最大、海峡線~大沼付近~室蘭の手前の3回、撮影が可能という。まあ、撮影できるとしても、室蘭まで追っかけるとなると運転が大変だなぁ。海峡線で撮影しようとなると、朝も早いし・・・。

 ちなみに撮影者は、土曜日がピークとか。金曜に来て、日曜の札幌行きを撮影して帰るパターンらしい。逆に言えば、それを避ければもう少し同業者も少ないかも。本数が減った、とかいっても、列車が走っている内は撮りたくなるのがファン心理というもの。この気持ちはわからないわけではない。

 と、前置きが長くなったが(^_^;)、それも相変わらずのカシオペアとトワイライトの写真を載せるための理由付けである。トワイライトは、編成を組み直してツアー列車として走るというので、天気が良いので撮りに行ってしまった。

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 残念ながら、北海道遠征の写真ではないが、東京に行く用があったので、ついでにカシオペアを撮影してきた。場所は白岡~新白岡の間で、薄曇りだったので定番の反対側から狙ってみた。ちなみに、北斗星とカシオペアの牽引機はEF509、510と番号不詳の青色機1両だそうで、銀釜にあたる確率が高そうだ。

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 トワイライトは、前々から天気が良いときに狙ってみようと思っていたビラテスト俯瞰である。定期時代と比べると2時間くらい遅くなっているので、今回のダイヤは狙い目かと思っていたが・・・。

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 なんと敦賀行きはEF65が牽いている。湖西線でEF65というのは違和感があるなぁ。

 それにしても、この俯瞰。景色は雄大だけれど、ちと列車が小さくなりすぎて、苦しいかも。よほど拡大しないと、何が走っているか分からない。まあ、七三構図ばかりでは飽きるので、1枚くらいこんなのがあっても良いかもね。

 列車は敦賀で折り返してくるので、急いで撤収して、次なる撮影地に。

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 近江今津では8分先行だったが、木之本から高速に入ってワープして長浜北の国道陸橋に。ここでは15分先行できて、余裕で構えることが出来た。ちょっと後ろの工場が目立つし、また、風が強くて水鏡にならなかったのは残念だったが、まずまずの構図で撮影できたので、今回の目的は一応は果たしたことになる。(駅長)

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354.水鏡朝練 2015/5/27

桜鉄以来、このところ朝練はごぶさたしておりましたが、水鏡も終盤戦になってきたこともあって、ちょっと早起きして久しぶりに朝練に出かけてみました。

12_dsc480915527 朝練の時は上小田井から始発の中部国際空港行の590F列車に乗って栄生で伊奈行の552列車に乗り換えることが多いのですが、栄生到着時にホームの発車案内を見ると590Fの次は通過表示(通常は552列車の情報)が出ており、何かいつもと違う列車が来る雰囲気だったので、そのまま神宮前まで行ってみました。ホームに同業者の姿がちらほら見えたので、何が来るのか待っていたらデキ600の単機回送(9006列車)でした。反対の9007列車も運転されており、もう少し9006列車が来るのが遅ければデキ600のすれ違い撮ることができましたが、微妙なタイミングで×でした。EL120型が営業運転を開始したので、旧型デキはもう動かないものと思っていましたが、偶然とはいえ、早起きは三文の得になりました。
【2015.5.27 神宮前】(電車運転士)

22_dsc481515527 神宮前では乗務員が後退し、大江に向かいます。デキと乗務員をシルエット風にしてイメージ写真ぽく撮ってみましたが、なかなかイメージどおりにはなりません。
【2015.5.27 神宮前】(電車運転士)

32_dsc482515527 本命の水鏡はいつもの豊明の田んぼに向かいました。太陽が高く昇ってしまったので、今回は順光側にポジション取りをしました。快晴・無風で条件は整っていましたが、思ったより稲が伸びていてギリギリのタイミングでした。ここは築堤が高くバックが青空だけになるので、お気に入りのポイントです。
【2015.5.27 富士松~豊明】(電車運転士)

42_dsc484015527 珍客1380系の694列車は後追いを回避するために場所を移動しました。引きがなかったので、4両が高圧鉄塔にかかるかかからないか微妙でしたが、結果はご覧のとおりでした。これ以上左にはカメラを振れなかったため、これが精一杯でした。
【2015.5.27 富士松~豊明】(電車運転士)

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2015年5月24日 (日)

これも落書き?

 当然と思うけれど、落書き電車(車両)には拒否反応がおきた。

 では、これは?

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 一つ目小僧が描かれている。落書きにしては丁寧?

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 一つ目小僧にもいろいろなスタイルがあるようだ。

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 ご丁寧に、座席まで一つ目小僧の落書き?あるいは?

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 ここまで来ると、落書きではなく、電車のデザインということがわかる・・・・いや、わからないかもしれない。チト、センスが悪すぎる?

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 など、ということを思われた方。貴方には、まったくデザインのセンスがありません。

 畏れ多くも、この電車、あのデザインの国、おフランスで出来たばかりの電車なのである。場所は、港町マルセイユのちょっと北にあるオーバーニュという町で、昨年9月に開業した。そう、おフランスの電車の最新デザインなのだ。一つ目小僧は、そのマスコットキャラクター・・・らしい。

 しかし、どうみても電車のデザインとは思えない。やっぱり、落書き?こんなのが、暗闇から出てきたら、びっくりするのではないだろうか。

 電車の落書きが芸術、と認める気持ちはサラサラないけれど、こんな電車を平気で走らせているのは、どこかにそれを容認している部分もひょっとしたらあるんではないか、とも思えてくる。

 しかし、落書きも、こんな電車も走らせないで欲しいなぁ。(駅長)

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プチ登山の日

5月になってから団体専用列車として再登場したトワイライトエクスプレス。このたび、今まで湖西線不通が生じた際の迂回運転時以外は姿を見せなかった湖東~湖北エリアを走行する経路がさっそく設定されました。撮影チャンスは何度かありそうなので天候の良い日を選んで出動する機会をうかがっていたところ、5月23日(土)はまずますの天気のよう。これをあてにしてさっそく行動開始しました。

11 長浜周辺では麦畑が「いい感じの色具合」に育ち、フォトジェニックなシーンが展開されています。この光景を一望しようと思いついたのが、「そうだ、田村山に登ろう」。トワイ通過90分前、撮影場所には一番乗りでした。それもそのはずで、場所的、時間的に今回のトワイ撮影には不向きな場所なんです。列車が通過する12:20頃は太陽が西側に回り込むため光線状態はNG、そして視界が開けた方角にカメラを向けると後追い撮影になってしまい、さらに沈みがちな車体色のため編成がツブれてしまうことが容易に想定されました。

Twi こんな場所から狙う天の邪鬼なカメラマンは自分以外にいないだろうと思っていたら、あとから2組ほど登ってこられました。ご覧のとおり、山から眺めると黄金のじゅうたんが一面に敷き詰められた光景は、まさに「金麦!(注・飲料品名にあらず)」。そして湿度が低いおかげで遠くには竹生島や奥琵琶湖、湖西の山並みも望まれ、この時季ならではの湖北エリアを撮ることが出来ました。しかし、次のトワイ撮影の機会が得られるならば、今度は正当な撮影を心がけるようにします(笑)。
【登山メモ】忍海神社鳥居の横からの登山道でアプローチしましたが、滋賀文教短大側からの登山道もあるらしい。登山口は墓地などがあってわかり辛いが、そちらのほうが距離は短かそう。

トワイ撮影後は、博多総合基地イベントに伴うドクターイエロー送り込み回送がやって来るので、旧・山東町の源氏山ふれあいの里展望台からの俯瞰を初めて試みました。

70010分ほどのプチ登山ですが、気温の高さに負けて汗だくです(←いやいや、日ごろの運動不足ですね)。歳をとっても登山をしながらの俯瞰撮影が平気でできるように、足腰を鍛えておかないといけません。一部の田圃には水が張られ、パッチワークのような風景が展開されています。右手奥には東海道線の線路も見えるので、タイミングが合えば新幹線とのコラボも可能です。ただ、在来線の姿(上り列車が見えますか?)はかなり小さくなりますが。

311 無理やり望遠で引っ張ると辛うじて東海道線主体の撮影もできます。あまりアップにすると送電線や建物が目立ち、ややうっとおしいです。

T52 ドクターイエローが「のぞみ」検測スジで現れました。画像をご覧いただくとおわかりのように上り列車との被りをギリギリ回避できましたが、実はもう1台のカメラではこんな瞬間↓を捉えていたのです。
T51 撃沈寸前でした。油断できない一瞬のシャッターチャンス。これも新幹線撮影の醍醐味です。
【登山メモ】登山道は新幹線沿いの道路からと、八幡神社の本殿横から続くルートもあり。

ちょっとした登山にもへこたれないよう、体力作りに励みましょう!(出札掛)

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2015年5月22日 (金)

それでも、列車は走る

  最初にご注意しておくが、鉄道にある種のロマンや憧れを持つ方は、以下の記事を読まれないほうが良いであろう。おそらく、幻滅するからである。しかし、これも現実の姿である。

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 まずは、走る廃車体である。塗装が剥げ落ちて、ボロボロになっている。こんなんで走るのかと思うけれど、とりあえず無事に出発していった。一応、メンテナンスはしているのだろうなぁ。ルーマニアのティミショアラ北駅で見たローカル客車列車。

 まあ、塗装の剥げ落ちは事業者の責任であるけれど、こういうのは誰の責任になるのだろう。

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 折角、新型車のディーゼル車(Desiro)を入れても、落書きの洗礼にあってしまう。まだ、この程度なら生やさしいが・・・。この列車は、お隣のセルビアとの国際連絡列車で、一応は国の看板列車の筈なのだけれど、あまり綺麗とはいえない。

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 ルーマニアのディーゼルくらいなら、まだ、何とか許せるが、これくらいになると、ちょっと乗るのも抵抗がある。お隣、セルビアのベオグラードの国電。

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 それなりに撮ろうと思って撮っても、これではねぇ。撮る気力が失せてしまう。

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 しかも、駅はこんな状態。落書きはあるは、ガラスは割られているは、舗装ははがれているは、ゴミは放置してあるは・・・・まあ、こうした場所には、普通は誰も近づかないものだ。何があるか、わからなくて危険だからである。だから、当然ながら、お客さんの数は少ない。なお、ポイントを変えるためだろうけれど、駅員はいるんですよ。奥に見える建物から出てきてましたから。

 先日、名古屋の地下鉄車両に落書きがあって、新聞で報道されたが、欧州のほとんどの国では、グラフィティと呼ばれるこうした落書きに頭を悩ましている。建物や構造物のあちこちに、こうした落書きが見られる。特に激しいのがイタリアかな。一時は、落書きのない車両を見ることはなかった。最近では、ちょっと良くなってドイツなどでは、あまり見られなくなった。それでも、たまに落書きが書かれた車両がやってきて、いやな気分にさせてくれる。

 それが、東欧の国々では、まだ、健在であった。というより、車両の塗装回帰が長いので、一旦、書かれるとなかなか直せないのと、そもそも予算も少ないだろうから、塗り直しができないのだろう。ニューヨークの地下鉄も落書きに悩まされていたが、時の市長が治安の改善の最初のプロジェクトとして落書きの撲滅に取り組み、結果としてニューヨークの町が綺麗になり、治安も改善された、という事実がある。それを見習って、ぜひとも、イメージアップの手段として、落書き撲滅に取り組んで欲しいところだけれど、それほど鉄道のイメージは高くなさそうだし、際限が無いので諦めてしまっているのかもしれない。それにしても、事業者の係員は、こうした落書きにどのように思っているのだろう。あまりこうしたところでは仕事をしたくないと思うのだけれど・・・・。

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 スロベニアのリュブアーニャで見た国電もこんな感じ。もちろん、車内にも落書きがある。写真撮影はもちろんだけれど、乗るにあたっても、こんな電車には乗りたくないものだ。と、いって、これくらいの電車に平気で乗れるようにならないと、こうした国々を旅することはできないのである。まあ、もっともひどい例を出したので、すべてがこうではないけれどもね。一応、長距離列車は,もう少しマトモかな。廃墟みたいになっていて、○○臭い駅も結構あります。これから見ると、日本の鉄道は天国です。

 あ、たぶん、これらの国々は頭の中で地図にプロットできないと思うので、関心ある方は地図を開いて場所を確認してくださいね。(駅長)

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2015年5月21日 (木)

353.880型登場直後の美濃町線 1980/10/26

 過去ネタは豊橋鉄道の市内線以来、かなり間隔が開いてしまいましたが、今回は880型登場直後の美濃町線をご紹介したいと思います。880型は美濃町線の近代化のために1980(昭和55)年に新造された連接車で、翌年には競輪場前の交換設備を増設により、新岐阜~新関間の15分パターンダイヤが実施され、生き残りをかけて体質改善が実施されました。全体的な雰囲気や車両の顔触れは廃止直前と大きな変化はありませんが、ワンマン化や自動閉そく化は行われておらず、ローカル的な雰囲気が各所で見ることができました。当時は岐阜市内に住んでいたこともあって、美濃町線は身近な存在で、自転車で沿線を巡ることも無謀な話ではなく、秋の穏やかな1日をサイクリング気分で過ごすことができました。

124801026  いつもよりちょっと早起きして岐阜市内からスタートしました。道産子の870型はおもに徹明町~野一色間の系統に運用されており、市内中心部では870型が行き交う姿が見られました。
1980.10.26 金園町4丁目~梅林】(電車運転士)



22801026  梅林からは単線になるのと保安方式が自動化されていなかったため、梅林には運転係員が常駐し、通票の授受風景が見られました。電車は通票授受後、出発合図を受けて発車します。札幌から来た870型ですが、塗色と側面窓が開閉可能に改造された以外、大きな手は加えられておらず、札幌時代の面影をよく残していました。
1980.10.26 梅林】(電車運転士)



32801026  日野橋に当時新車だった880型が到着しました。ワンマン化や冷房改造が行われる前なので、バックミラーやバンパー上の乗降中の表示もなく、すっきりとした表情をしています。窓の大きな外観は名鉄らしくないデザインだなと感じました。
1980.10.26 日野橋】(電車運転士)



52801026  岩田まで来た頃には岐阜の中心街へ所用で向かうのにちょうどいい時間帯になっていました。ホームにはそれらしい雰囲気の乗客が電車の到着を待っていました。
1980.10.26 岩田】(電車運転士)


42801026  美濃町線を訪れると必ずと言っていいほど立ち寄ったポイントです。メンバーの皆様も幾度となく通われたことと思います。馬面電車の近代化版ともいえる600型はこの風景によく似合っていました。
1980.10.26 上芥見~白金】(電車運転士)



62801026_2  会話が弾む少年たちの横を600型が砂埃を巻き上げながら走り過ぎていきます。田舎道の脇に未舗装の単線軌道といった風景は昭和3040年代には地方の軌道でよく見られた風景ですが、美濃町線では昭和50年代に入ってもまだまだ現役でした。シャッターを押すタイミングをミスって電柱の影が電車の顔を串刺しにしていますが、ご愛嬌としてご覧ください。
【1980.10.26 上芥見~白金】(電車運転士)

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 上芥見の併用区間から白金方向を見ると樹木が伐採された山肌が見えたので、どんなもんかと下の田んぼから直登してみました。そこは造成中のゴルフ場で、眼下には上芥見から津川鉄橋手前のSカーブまでを見渡すことができる風景が広がっていました。
【1980.10.26 上芥見~白金】(電車運転士)

82801026 赤土坂での交換風景です。先着した美濃行の運転士が新岐阜行の運転士に通票を手渡しています。未舗装のホーム・木製の電柱などローカルムード満点で、その後、美濃町線を訪れたら必ず立ち寄るポイントとなりました。
【1980.10.26 赤土坂】(電車運転士)

92801026 新関から先は利用者が少なかったため、日中は1時間毎の区間運転が主体で、590型のおもな活躍舞台となっていました。上芥見と同様に道路脇の未舗装併用軌道でしたが、交通量の多い広い道路のため、田舎的な雰囲気は少なかった感じがしました。
【1980.10.26 下有知~神光寺】(電車運転士)

102801026 小さな祠のある駅としてそれなりに有名だった下有知です。朝夕は新岐阜からの直通系統も残されていました。夕方になって買い物袋を提げた乗客が続々と降りてきました。利用客が減少傾向だったというものの、この頃はまだまだ活気がありました。
【1980.10.26 下有知】(電車運転士)

112801026 神光寺は相対式ホームのため、通票の授受は小窓から顔を出した運転士が直接行っていました。同じような光景は白金でも見られましたが、保安方式が自動化されていなかった美濃町線を象徴する風景のひとつだと思っています。
【1980.10.26 神光寺】(電車運転士)

122801026 専用軌道が多かった美濃町線の中でも、この区間は林をバックに田んぼが広がり、軌道線らしくない風景が展開されていました。純然たる路面電車タイプの590型と風景のアンバランスがおもしろく感じられました。現在はちょうどこの場所を東海北陸自動車道が通っており、風景は一変してしまいました。
【1980.10.26 松森~美濃】(電車運転士)

132801026 終点の美濃に着いた頃は夕暮れ時を迎えていました。美濃は軌道線の駅としては立派な佇まいでした。モノクロでは表現できませんが、ブルーモーメントに包まれた落ち着いた雰囲気が脳裏に残っています。590型が静かに発車を待っていました。
【1980.10.26 美濃】(電車運転士)


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2015年5月18日 (月)

352.緑の中を走り抜けるオレンジツートン 2015/5/17

 何とか生き延びている美濃太田のオレンジツートン2両ですが、最近はキハ486812が岐阜~美濃太田メインの運用パターンに入り、美濃太田以北に姿を見せる機会がめっきり減ってしまいました。一方のキハ406309は美濃太田以北のローカル運用を継続しており、引き続き風光明媚な区間を行き来していました。そんな中、先週くらいから運用落ちをしてしまい、肝を冷やしましたが、すぐに復帰し、まずはひと安心といったところです。いつ長期離脱するかもわからないリスクがあるので、撮れる時に撮っておこうということで、新緑真っ盛りの高山本線へ出向いてみました。

12_dsc453515517 この日のキハ48は相変わらず岐阜口の運用に入っていましたので、狙いはキハ40になります。早朝の1820Dで猪谷からスタートして4708C→4709Cで下呂を1往復、1825D→1828Dで猪谷を1往復した後、4718Dで美濃太田に戻るという運用でした。まずは4708Cを待ち受けようということにしましたが、後追いが目立たないサイド気味の遠景ということで、スタートはここになりました。
【2015.5.17 飛騨宮田~飛騨小坂】(電車運転士)

22_dsc455215517 下呂からの折り返し4709Dは定番の飛騨小坂~渚間で撮ることにしました。写真は前座で撮った新緑の中を行く822Dです。
【2015.5.17 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

32_dsc457015517 4709Cは最近自分的には定番となりつつある俯瞰ポイントで待ちました。GW前に訪れた時には時季が早くて萌え方が足りなかったので、再挑戦となりました。緑の中を走り抜けてくオレンジツートン、やっぱり絵になります。
【2015.5.17 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

42_dsc458115517 1825Dを迎え撃つため、さらに北上しました。その前に1826Dがギリギリのタイミングで間に合いました。残念ながら水鏡は微妙に揺れてしまいました。
【2015.5.17 飛騨細江~角川】(電車運転士)

52_dsc459015517 1825Dは後ろの東海色を目立たないようにするため、正面がちのポイントを選択しました。下り列車が正面がちに撮れてなおかつ陽が当たる場所はかなり限定されてしまうので、ポイント選びに迷いましたが、何とかそれなりの結果が出せてよかったです。
【2015.5.17 角川~坂上】(電車運転士)

62_dsc460215517 猪谷からの折り返し1828Dは後追いになるので、遠景となるポイントを探そうと高台にある集落内をうろうろしていたところ、こんなポイントを見つけることができました。雪山がちらりと見えるものの、逆光だし線路端の電柱や木が思ったよりうるさい感じでした。
【2015.5.17 坂上~打保】(電車運転士)

72_dsc789415517 4両の4718Dはキハ40が中間に入ってしまうため、追っ掛けは止めてそのまま北部エリアに居座りました。新規開拓したくて周辺を物色したところ、右下の木で宮川の流れは隠れてしまいますが、俯瞰気味に撮れるポイントが見つかりました。まさに新緑まっただ中といった感じです。午後からは逆光になってしまうため、午前中の早い時間がいいようです。紅葉の時季に再訪してみたいです。
【2015.5.17 坂上~打保】(電車運転士)

82_dsc463815517 せっかくここまで足を運んだので、今まで撮ったことがなかった杉原以北をロケハンしてみました。宮川も杉原~猪谷間は川幅が狭まり、見事な渓谷美を見せてくれます。
【2015.5.17 杉原~猪谷】(電車運転士)

92_dsc465915517 最後は北アルプスパノラマポイントで締めくくりました。霞がかかってくっきりとは行きませんでしたが、笠ヶ岳を中心に広がる北アルプスの山々を拝むことができました。ほとんどの田んぼに水が入った初夏らしい雰囲気の中、「ひだ」が夕日に車体を輝かせて宮峠に向かって行きます。
【2015.5.17 久々野~飛騨一ノ宮】(電車運転士)


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2015年5月17日 (日)

非定番ポジション

定番撮影地の定番ポジションに飽きたら・・・


電車運転士様が当ブログ5月9日付の記事にされていましたロクヨン原色重連がここしばらく継続されています。運用どおり流れると、16日(土)は午後のコンテナ81レに充当される模様。そこで、原色ペアが解消されないことを祈りながら中央線矢田川の鉄橋に向かいました。
81 ここでは右岸の堤防から半逆光気味に狙うのが定番ですが、1019号機特有の塗装による微妙な色違いを表現したかったので、思い切ってサイドからカメラを向けました。早朝の6883レをシルエットで狙うときの立ち位置付近にポジションを決めましたが、空を見上げると絵にもならないような色。上がダメなら下にカメラを向けて川の流れをアングルに入れてみましたが、ちょっとバランス悪そうですね。

171 日本ライン景勝地を眺める鵜沼ー坂祝の木曽川アングルは鵜沼側から狙うのが定番ですが、坂祝側から狙うシーンはどうなるのだろうと、今まで気になっていたポジションに立ってみました。国道に並走する位置でシャッターを切るので、トラックやバスなど背の高い車が走って来ると一巻の終わり。そんなリスクを少しでも回避するため、撮影するなら比較的交通量の少ない日曜日の朝と決めていました。なので、実行したのは17日(日)。どうせ狙うなら引退前のキハ40系にターゲットを絞りたいところですが、日曜日は4704Dと3707Dの2本に限られます。運用次第ではツートン色に巡り合えますが、この日は東海色編成でした。今回は、国道の交通量の少なさを優先して、後追いになりますが4704Dにカメラを向けました。実はこの後すぐに移動して飛騨川第一橋梁でキハ40系の4710Dを撮ることも目的としていたため、時間的にも選択肢はほかになく、止むをえません。

172 飛騨川第一橋梁を左岸から狙うポジションを見つけたのは昨秋に“さわやかウオーク臨”を追いかけていたときのこと。キハ40系の定期列車を引退前に1カットくらいはここで撮っておきたいと思っていたところ、3月改正以降にまともな順光で撮れる列車は9時頃にやって来る4710Dのみとなりました。

173 キハ40系が引退すれば、定番ポジションを裏切ってここで撮ることはもうないかもね?などと言ってはいけませんが、せっかく天気も良いので立ち位置やズーミングを変えながら「ひだ」にもカメラを向けました。

174 当初から新緑のシーズンに合わせた撮影を練っていたので、ひとまずは自己満足です。こうして左岸から眺めると、カーブした鉄橋を表現するのは難しいですね。

撮影をしていると、たまに悪い癖が現れる「定番外し」。運が良ければ見えないものが見えてきます。かなりの低確率ですが。(出札掛)

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赤い機関車の初仕業撮影・・・の筈だったのですが

 毎年1編成のペースで導入されている名古屋市交通局の鶴舞線用N3000型。赤池の工場への搬入は名鉄線経由で行われ、旧型電気機関車が牽引することで人気がありました。今年はEL120形新造に伴い、牽引機が交代すると聞いて、ちょっと様子を見に行ってきました。

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 まずは加福町の踏切で撮影。日本車輌からの輸送は金曜日に行われていたはずなので、名古屋臨港鉄道の東港駅で2泊もしていたことになるのかな?2泊は異例ですね。

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 続いて大江駅手前の踏切で撮影。

 それにしても、ギャラリーが多い。家族連れやママ鉄までいる。甲種回送をHPに載せているのではないか、と思うくらい。この場所にも、三脚や脚立が林立。以前と比べると、年齢層が若返っている感じがするが、なぜなんだろう。撮るものがないのか、こうした下手物が好まれるようになってきているのか・・・・。

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 で、これまでだったら、ここで電気機関車を両端に付けて組成するのですが・・・・全然、その気配がない。EL120形になって、作業工程が変わったのかなぁ。

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 待っていても、動く気配がないので、帰ってきてしまいました。その後、どうなったかは不明。深夜まで出撃する気も無いし・・・。回送もEL120形の重連では、わざわざ出撃するまではないだろう、ということで、今回の撮影はこれでお終いの気配です。(駅長)

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2015年5月15日 (金)

それでも、電車は走る

 説明よりも、まず、写真を見ていただこう。

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 雨でレンズに水滴がついて、線路が曲がって見えるのではない。ちょっと望遠レンズで強調しているのは事実だけれど、本当にこんなに曲がっているのである。まさに究極のヘロヘロ軌道である。

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 当然、線路が落ち込んだ部分に来ると、車両が傾く。AMTRAKではないけれど、速度オーバーしなくても、電車が脱線して倒れそうだ。いや、実際に倒れたこともあるかもしれない。

 それでも、電車が走っている。20分に1本の運転なので、それほどローカル線というわけではない。

 この電車が走っているのは、ポーランドの南部、チェコに近いところにあるカトーヴィーチェという町である。全く関係はないけれど、あのアウシュビッツの近くにある。ここにはシレジア・インターアーバンと呼ばれる200km近い路面電車の路線網があり、都市間を結んでいる。最近、路線を運休して近代化が進んでいるが、いかんせん路線が長いので、なかなか改良が進まない。そのため、こうしたヘロヘロ軌道も少なくないが、さすがにここまでヘロヘロのところはあまりない。ちょっと、これでは乗るのを躊躇してしまいそう・・・・。

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 その路線の中には、こんな怪しげ・・・いや、昔ながらのたたずまいを残して魅力的な所もある。こんな所にも、最近では低床車が入るようになってきた。でも、こうした場所には、低床車よりも、昔ながらのコンスタール105N(上の写真の車両である)のほうがふさわしく思える。

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 これら写真を撮ったのは、カトーヴィーチェのお隣のビトムという町だけれど、ここを走る38系統には、いまだ2軸単車が現役である。もちろん、エアーブレーキなどという近代的な装備はなく、電気制動でスピードを落とし、最後は手ブレーキで停める。日本とは異なり、非常用としてレールに吸着するブレーキがあるので、このような車両でも運行できるのだろうが・・・。

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 最後に、カトーヴィーチェにほど近いところにある古都・クラクフで見た光景。線路がどうなっているのか、どうやって運転しているのか、考えてみてください。

 世界には、こんな所もあるのですねぇ。(駅長)

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2015年5月10日 (日)

飛騨小坂~渚 2本勝負

GWだし、天気も良さそうだし、新緑の季節だし、間もなく高山線から姿を消すことだし・・・

11 キハ40系が新緑の中を行くシーンを求めて、まさにその撮影地が点在する飛騨小坂~渚に車を走らせました。この区間では、早朝から1時間半も粘れば5本ものキハ40系運用列車を撮ることが出来ます。効率よく、数を稼ぐにはもってこいですが、何しろ短期決戦です。事前にどの場所でどの列車を撮るのかをリサーチしておかないと、場合によっては「あ~、しまった」と後悔することにもなりかねません。まあ、それも醍醐味の一つですが。
上の画像は現地に着いて1本目の列車4708Cです。雲が多めのなか、薄日が射しました。

12 急いで移動して、4703Dにカメラを向けます。この時点で、天気は回復の兆しかな、と期待したのですが・・・。

13 3本目の4710Dを待つ間、たまに陽が射しますが列車の通過時は天気は味方をしてくれませんでした。天気予報によると朝9時ころまでは曇りのようなので、仕方ないですね。

14 さて、電車運転士様が最近当ブログに掲載されました大俯瞰撮影に自分も挑戦。しかし、どうやってアプローチすればいいのか皆目わかりませんでしたが、近くまで行ってみれば「なるほどね」。あまり労せずして到達できました。その頃には青空が広がってきましたが、まだまだ薄雲の割合が多めです。ツートン色が先頭に立つ4705Dの通過時は、やはり太陽の力は不足気味。「晴れ」とは言えない結果に不満が残りました。

15 数えて5本目の4709Cが20分後に続行します。この時は僅かに太陽が顔を出したもののトータルでは納得がいかないまま、この撮影を終えて家路につきました。というのも、GWだからといっていつも家を留守にすると今後の活動に支障をきたすといけないので(笑)、苦渋の選択ですが仕方ありません。しかし快晴の空なのに何もせずに帰るのは勿体ないので、帰りがけの駄賃を高山線各所で頂きました。

21モヤモヤ気分を拭い去ることができず、5日後、前回の憂さを晴らすべく再挑戦。今回は、渚駅近くの第17益田川橋梁を東西から狙うアングルに初めてトライしました。画像は4703Dです。「あれ、4708Cの画像は?」手元が狂って・・・いや、聞かないで下さい。

22 この日も前回同様に太陽が薄雲に遮られる傾向にあり、天候としては1勝1敗。ここは6時ころから「晴れ」予報の美濃地方なのに、運悪く飛騨地方の「9時ころまで曇」予報に当てはまってしまったようです。

23 スッキリしない天候に半ばあきらめ気分で再び大俯瞰ポイントまで足を運びました。前回同様、4705Dを狙います。ところで2両編成のキハ40系は5日ローテーションで運用されています。前回の撮影は5日前、ということはこの日もツートン色が先頭の編成で来るはず。それに加えて今回は天候が若干味方をしてくれました。感動です。

24 20分後の4709C通過時は、さらに太陽の光が強くなり、完璧な快晴となりました。「来た甲斐があった」、リベンジを果たせたことを確信しました。しかしせっかく天候も回復したのに、もったいないですがこの日もこの時点で撮影は終了。帰りがけの駄賃をいただきながら帰途につきました。

「○式鉄と言われないように、普段から足を運んでおきなさい」という戒めを痛感した2日間でした。(出札掛)

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2015年5月 9日 (土)

351.GW鉄2015 2号車 【国鉄色ペアの6883列車+α】 2015/5/6

6日は前日のお疲れ休みのつもりでいましたが、中央西線の6883列車が復活運転、しかも10161019の国鉄色ペアという情報をいただき、眠い目をこすりながら参戦してしまいました。6883列車は冬場の運転が基本ですが、毎年GW期間中にゲリラ的な運転があるので、目が離せません。陽の長いこの時期は冬では陽が当たらないポイントでも撮れるのと新緑萌えが期待できるので、貴重なチャンスを提供してくれます。

12_dsc41621556  6883列車は途中駅で長時間停車がいくつかあるので、追っ掛けが可能です。まずは、冬場は陽が当たらないので撮影が厳しい釜戸手前の築堤で待つことにしました。本当に来るのか一抹の不安はありましたが、予定どおり10161019のペアが林の向こうから姿を見せてくれました。ここでは資材担当様と出札掛様が合流、しばしご一緒させていただきました。
2015.5.6 瑞浪~釜戸】(電車運転士)



22_dsc41701556  2回目は坂下の俯瞰ポイントに向かいました。数年ぶりに訪れたため、ちょっと道に迷ってしまいましたが、何とか間に合いました。初夏の風景に国鉄色はよくマッチします。
2015.5.6 落合川~坂下】(電車運転士)



32_dsc41811556  3回目は藪原手前の新緑萌えポイントです。6883列車通過の少し前から怪しい薄雲が空を覆い始め、光が弱くなってしまったのが残念です。おまけにお恥ずかしい話ですが、編成長を読み間違え、後部切れとなってしましました。
2015.5.5 宮ノ越~藪原】(電車運転士)



42_dsc41851556  最後は洗馬手前の田んぼが開けたポイントで追っ掛けを終了しました。奈良井の停車時間は10分しかなかったので、カメラを構えた時は田んぼの向こうにヘッドライトが見えるというきわどいタイミングでしたが、何とか撮ることができました。
2015.5.6 日出塩~洗馬】(電車運転士)

 

52_dsc42001556  いつもなら折り返し南下して3084815875列車を狙うところですが、今回は変な誘惑が耳元で囁き、そのまま北上して松本電鉄に向かってしまいました。洗馬からだと30分程走れば沿線にたどり着いてしまうので、そんなに無謀な行動ではないと感じました。以前に訪れたのはまだ昇圧前の日車標準車体の10型が活躍している頃で、30年以上も前のことになり、本当に久々の訪問となりました。東急の5000系の時期は立ち寄ることもなく、京王の3000系に代わってからもアルピコカラーが???だったため、足が遠のいていました。撮影ポイントがよくわからなかったため、とりあえず定番の北アルプスバックのポイントに向かいました。
2015.5.6 渚~信濃荒井】(電車運転士)

62_dsc42141556 撮影ポイントをロケハンしながら新島々方面に車を走らせました。途中の田園地帯でサイド気味に北アルプスバックが撮れそうなポイントがありました。水鏡を狙ってみましたが、ちょうど代掻きが行われたばかりで水が濁っていたため、綺麗な水鏡にはなりませんでした。
【2015.5.6 大庭~下新】(電車運転士)

72_dsc42251556 昔の記憶をたどると渕東付近で撮ったことが思い出され、現地に向かってみました。南側の高台から俯瞰した覚えがあったのですが、30年以上も経っていますので、木が成長し、線路が見える場所は見つけることができませんでした。仕方がないので、線路端でお茶を濁しました。
【2015.5.6 波田~渕東】(電車運転士)

82_dsc42331556 付近をうろうろしていると、ちょっと高い位置から撮れるところがありました。以前はこんなに家はなかったような気がしますが、記憶が定かではありません。この辺りも松本の新興住宅地になりつつあるのでしょうか。
【2015.5.6 波田~渕東】(電車運転士)

92_dsc42481556 中間地点の新村では、ほぼ終日列車交換があります。車両はともかくとして駅はローカル私鉄らしいたたずまいが見られました。車庫が併設されており、東急グリーンに戻された5000系が端っこの方で放置プレイ状態になっていました。
【2015.5.6 新村】(電車運転士)



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350.GW鉄2015 1号車 【由良川鉄橋スーパー俯瞰】 2015/5/5

 今年のGWの前半は天気のいい日は家族運用、家族運用のない日は雨または曇りといった何とも巡り合わせの悪いパターンが続いていました。後半は家族運用もなく、比較的天気がよさそうだったので、メンバーの皆様に比べるとスタートが出遅れ、いささか鮮度落ちの感がありますが、とりあえずご報告いたします。出札掛様と検査掛様が参戦された2日は189系が中央東線を駈け廻るといったおいしい状況がありましたが、5日はこの近辺ではこれといった列車もなかったので、前々から行ってみたかった由良川鉄橋のスーパー俯瞰に挑戦してみました。

12_dsc37401555  目的のポイントは午後から光線状態がよくなりますので、午前中は由良川鉄橋周辺で撮影に勤しみました。ここを最後に訪れたのは加悦鉄道がまだ現役時代の頃でしたので、30年以上も間隔が開いてしまいました。下りの1番列車の前にKTR8000型の回送があります。この列車は朝陽ギラリが期待できますが、陽の長いこの時季は太陽の位置がかなり高くなっていますので、もう少し早い時季の方がより印象的な写真が撮れそうです。
2015.5.5 丹後神崎~丹後由良】(電車運転士)



22_dsc76361555  もう1台のカメラは望遠にして影になっている背景の山に列車を浮かび上がらせてみました。ここは同じ列車をまったく違った雰囲気で撮ることができるおいしいポイントです。
2015.5.5 丹後神崎~丹後由良】(電車運転士)



32_dsc37491555 
  近くに船溜りがあり、ひなびた漁村らしい風景に出会えました。下りの1番列車は予想外のKTR8000型の4両でした。
2015.5.5 丹後神崎~丹後由良】(電車運転士)

 

42_dsc38101555  丹後由良から宮津方面に少し行くと奈具海岸という景勝地があり、列車と絡めて撮ることができます。ただ、山側から俯瞰できるポイントがなさそうだったので、海側からの撮影が中心となりました。
2015.5.5 丹後由良~栗田】(電車運転士)

52_dsc38211555 海岸周辺は昼前を過ぎると太陽が反対側に回ってしまうため、午前中の早い時間が勝負です。エメラルドグリーンの海と岩場が美しい海岸です。
【2015.5.5 丹後由良~栗田】(電車運転士)

62_dsc38351555 由良川鉄橋の超定番ポイントです。高台にある公園が撮影ポイントになります。鉄橋まで結構な距離があるので、300mm以上のレンズが必要です。
【2015.5.5 丹後神崎~丹後由良】(電車運転士)

122_dsc40631555 今回、目的にしていたポイントがここです。由良川鉄橋の南西にある由良ヶ岳の東峰(標高585m)からの眺めです。足元に由良川鉄橋が見え、背景には若狭湾の雄大な景色が広がります。ちょっと雄大過ぎて列車が米粒になってしまいますが…。冬場の空気の澄んだ日は遠く白山連峰を望むことができるそうですが、気温の高いこの時季では無理な注文です。
【2015.5.5 丹後神崎~丹後由良】(電車運転士)

142_dsc40251555  

132_dsc77411555_3 望遠で引っ張るともう少し列車が目立つようになります。ここへのアプローチは林道を使って中腹まで車で登り、そこからは徒歩で自分の足では約45分の登山でした。登山道はきちんと整備され、死にそうな急坂もないため、初心者でも安心して登ることができます。
【2015.5.5 丹後神崎~丹後由良】(電車運転士)

102_dsc40411555_2 由良ヶ岳の東峰は近くに高い木がないため、180°のパノラマを楽しむことができます。西側になる宮津方面の眺めです。右下に水色の列車が米粒状態で写っています。
【2015.5.5 丹後由良~栗田】(電車運転士)

72_dsc38461555  

82_dsc39301555 望遠で引っ張ると先程の奈具海岸を行く列車をることができます。高さがありすぎるので、水平線は入りませんが、大海原といった雰囲気を感じとっていただければ幸いです。
【2015.5.5 丹後由良~栗田】(電車運転士)

92_dsc40371555 南側は広大な海が広がるといった雰囲気です。画面の右端の向こうが丹後由良の駅です。
【2015.5.5 丹後由良~栗田】(電車運転士)

112_dsc40291555 丹後由良を出た上り列車は由良川の鉄橋に向かって築堤上を進んで行きます。こちらは後ろに由良川の河口と小さな半島がバランスよく納まってくれます。
【2115.5.5 丹後神崎~丹後由良】(電車運転士)

152_dsc39611555 さらに東方向にカメラを向けると山の向こうに舞鶴湾と東舞鶴の街を望む風景が展開します。ここは列車をずっと撮りながら追いかけて行くと1列車で36枚撮りフィルムを1本使い切ってしまうくらいシャッターチャンスがあるので、メモリーカードがすぐに満杯になってしまいます。カードを余分に持って行ってよかったです。
【2015.5.5 東雲~丹後神崎】(電車運転士)

182_dsc41061555 山の上には3時間半ほど滞在し、速攻で下山したら、観光列車の「くろまつ」にギリギリで間に合いました。「くろまつ」は団体貸切扱いで一般旅客は乗車できない列車のため、時刻表には掲載されておらず、注意が必要です。「あかまつ」・「あおまつ」定期列車に併結のため、時刻表で確認できます。
【2015.5.5 丹後神崎~丹後由良】(電車運転士)

162_dsc41221555 夕方になってもう一度奈具海岸に足を運んでみたところ、かろうじて陽が当たっているポイントがありました。ここは線路の向きを見ると陽の長い時季の夕方限定ポイントのようです。
【2015.5.5 丹後由良~栗田】(電車運転士)

172_dsc41351555 最後は由良川鉄橋のシルエットで締めくくりました。残照の中を単行気動車が長い鉄橋を渡って行きます。この日は朝から好天に恵まれ、予定していたポイントにもほぼ行くことができ、自分的には満足な1日でした。マイナーな路線のためか、同業者の姿を見ることもなく、自分のペースでのんびりと撮影を楽しむことができました。豊岡方面の非電化区間にもよさそうなポイントがありそうなので、再訪したい路線のひとつとなりました。

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2015年5月 3日 (日)

八ヶ岳の麓で中央線を撮る

中央東線では繁忙期になると183/189系が臨時特急「あずさ」・「かいじ」として多客輸送に務めます。今年のGWに於いて、特に5月2日(土)は長野車1編成、豊田車2編成の計3編成が動員され、しかも全てが「あずさ」として松本まで運転される唯一の日です。そんなわけで、今年のGW鉄はこれに照準を当てて、近い将来新型車に置き換えられるスーパーあずさ用E351系も含めて「あずさ」バリエーションを小淵沢周辺で楽しもうと目論みました。天気予報によると申し分ない好天が見込まれ、名峰バックのシチュエーションに期待が膨らみます。
なおメンバーの皆様には暗に会員募集をいたしましたが、検査掛様がご同行いただくことになりました。

Koumi 早朝に着いた小淵沢では、雲一つない青空に八ヶ岳、甲斐駒ケ岳が見事に姿を現しています。せっかくだからと朝6時前、超有名お立ち台に三脚を立てて小海線でウォーミングアップです。日の出から1時間後、残雪僅かな甲斐駒ケ岳を背に鮮烈な朝日を受けて大舞台に役者が登場しました。
そういえば、最近小海線全通80周年を記念して国鉄塗装を施したキハ110が現れました。色彩的にはよく映えるかもしれませんが、車体のイメージ的にはどうなんでしょ?

C1 自宅を出る直前に入手した目撃情報から推測すると、唯一のスカ色を纏う115系C1編成は小淵沢で夜を明かして同駅始発の530Mに入ることが考えられました。現地にて停泊されているC1編成を確認後、ロケハン開始。せめて側面だけでも陽が当たる位置から撮影できないかと思案した結果、長坂駅北方の超有名な大カーブ付近でそれが可能な場所を思い出し、足を運びました。やや障害が目に入りますが他の撮影地も思い浮かばないので、この地点で妥協です。
因みに、画像の右隅に見えるフェンス付近が超有名お立ち台です。すでに何名かの同業者が陣取っていますが、木の枝で隠しました。

1011 長野からの応援車は、5月中旬に引退する国鉄色のN101編成登場の期待を裏切って「あさま」色のN102編成でした。まあ「あさま」塗装編成が中央線を走行することも貴重なので、OKとしましょう。画像は、前日の夜行「ムーンライト信州」でひと仕事した後、「あずさ85号」に充当するため再び新宿まで送り込まれるN102編成です。
ところでこの場所は、言わずと知れた信濃境~富士見の立場川橋梁です。N102を順光で撮影できる場所を検査掛様からご教示いただき、たどり着きました。

185 長坂~小淵沢の有名ポイント近辺にて、駒ケ岳がバックになる位置から185系「はまかいじ」を撮影しました。ほぼ毎週末に運転される列車なので希少価値ではありませんが、この車両は順次ストライプ塗装への変更が進んでいることと、やがて新型特急車導入の影響を受けて他形式に置き換えられることも予想されるので、この機会を逃さないようにとカメラを向けました。

M521 今回訪れたかった撮影地のひとつがこの場所です。豊田車編成による「あずさ85号」への送り込み回送を当初からここで狙うことにしていました。時間的にはギリギリ順光と推測しましたが、実際にはどうなるだろうかとぶっつけ本番。結果はご覧のとおり、“V”でした。充当編成は、最近グレードアップあずさ色に塗り替えられたM52編成です。好みが分かれる塗装ですが、今回はこのロケーションと物珍しさということで軍配を上げました。

M50 「あずさ79号」は元祖あずさ塗装のM50編成でした。「はまかいじ」撮影場所からやや北寄りの位置ですが完全逆光です。このときは通過時間が近接している115系C14編成(後述)を超定番地点で撮影することを優先したかったので、その結果「あずさ79号」撮影時はあまり移動できず、このような画像となりました。ただ、この塗装は定期列車現役時代に何度でも、そして時々地元の東海道線でも団臨運用で目にしてきたので特に悔やむ思いは現れませんでした(少しだけ負け惜しみ?)。

C14 そして、こちらが本命画像です。今や中央東線を走行する115系は風前の灯。スカ色のC1編成と、この画像にある長野色C14編成のみとなりました。今回は偶然にも撮影時間帯に2編成ともに巡り合え、ラッキーでした。特にC14編成は、朝に撮影したN102編成の直前に走る430Mに充当され、運用通りに流れれば537M~小淵沢552Mに入るので、1カットくらいは超定番画像を552Mで残しておこうというのが、このシーンを選択した理由です。

1012 続いてN102編成が「あずさ81号」で戻ってきます。向かった先の撮影ポイントは、やはりここも訪れてみたかった場所のひとつです。下り列車メインで、背景には金ケ岳、茅ケ岳がフレームインします。そして立ち位置を少し変えると富士山がアングルに入る場所もあるのですが高圧線が山に被ってしまうのが難点です。お試しください。

200 上の場所から線路の近くまで下り、振り返ると八ヶ岳バックの上り列車を撮影出来ますが、長い編成を奇麗に最後部まで収めるには難があり、せいぜい6両まででしょうか。編成長を無視してズームアップで山を主体のアングルも可能です。お試しください。
画像は、運転されるかどうかヤマを張って待っていたらやって来た2084レ。

M522 いよいよ終盤です。日中に撮影したM52編成が「あずさ85号」として再び姿を現すのは夕方5時過ぎ。陽も傾き、順光で撮影できる場所は限られます。確実にモノにしようとするならば言うまでもなく富士山バックの撮影地・三峰の丘。日中はクリアに見えなかった富士山の姿に期待していざ有名お立ち台へ向かったら、やはり考えていることは皆同じ、見事に大激パの様相を呈していました。大勢のカメラマンに迎えられて夕日を浴びながらM52編成は無事通過しました。
富士山は薄らと確認出来ましたが、いかんせん肉眼とデジカメの画像では差異が生じるので、そこで画像処理ソフトの力を借りて、実際に目にした時のイメージを再現してみました。

211 さらにしばらくすると、反対方向からはM50、N102の各編成が回送としてもう一度姿を現します。それまでの間の場つなぎに、撮影者が水田に集まっている地点が見えたので自分も傍によってみたら、水鏡+夕日ギラリを撮ることが出来ました。なるほど、そういうことでしたか。後方には八ヶ岳の山容です。

1013 N102編成が来る頃は、線路周辺には木の影が迫り夕日ギラリは弱くなってしまいました。よってアングルを変えて水鏡のみに挑戦。名峰の美しい稜線をフレームインして夕日を浴びたN102を見送り、本日のラストショットとしました。


早朝から休む間もなく“撮っては移動”を繰り返し、気が付いたら例によって12時間労働でした。検査掛様にはわがままな撮影プランにお付き合いいただいた上に撮影地のご教示もしていただき、ありがとうございました。おかげでかなりの収穫だったことと思います。国鉄色の「あずさ」には巡り合えませんでしたが、機会があれば再び挑んでみたいですね。(出札掛)

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続・さらなる思い入れのある機関車について

 昨年6月のダンプ・スペクタケルでは、現地に詳しい友人の案内もあって、かなり満足度の高い写真が撮れた。しかし、ただ一点、残念だったのは、ドイツらしい古城を大胆にいれた写真を撮影できなかったことだった。実際にそうした写真が撮れる場所に行ってはいたのであるが、別の角度から撮影していたのである。もっともその写真も実に良い写真なので、どちらをとるかは好み次第なのだが・・・。

 

 そうした反省から、今回はぜひとも古城や教会をバックにした写真を撮りたかった。いろいろ調べてみると、どうやらドレスデンのノイシュタットのあたりでエルベ川を渡る橋が希望通りの写真が撮れそうであることがわかった。

 

 光線状態を考えると、午後遅くの方が良さそうだ。問題は列車があるかどうかだが、19日にベルリンに戻る団体列車が最適の条件であることがわかる。また、光線状態はもうひとつであるが、その日の午前中にマイセンへ行くフェスティバルの蒸機列車も撮影は可能なようだった。そこで、ロケハンをかねてエルベ川の鉄橋を望むポイントに向かう。ここは、路面電車の停留所からも近い便利なポイントで、散策コースになっているのか、地元の人が散策を楽しんでいる。

 

 光線がもう一つのこともあって、誰も同業者は来ない。しかし、ドレスデンの観光名所となっている聖母教会などの教会群をバックに撮影できるのは、なんとも素晴らしい。たった一人で蒸機を待つ中、まずまずの条件で蒸機列車が通過していった。陰った部分はフォトショップで明るくすれば良い。ノイエンマルクトの重連と並ぶ、今回、もっとも満足できる写真のひとつとなった。結局、ベルリンに戻る蒸機列車はケーニッヒシュタインでの列車が遅れたことから撮影できなかったので、光線はもうひとつだったものの、撮影しておいて良かったと思う。

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 マイセン方面に向かったこの列車の戻りは、次の行程の兼ね合いもあり、ドレスデン中央駅で迎えることにした。すると手前の番線にも蒸機が到着するという。その結果、実にタイミング良く、2両の蒸機がドレスデン駅のシンボルであるドームをバックに頭を揃えてくれた。左がフェスティバルのツアー列車で、ドイツのC63といわれる23形を東ドイツでアレンジした23.10形が車両番号のコンピュータ番号化により改番された35形、右が01を軽量化した旅客用の03形である。

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 フェスティバルの最終日は、35形が重連でフェスティバルのツアー列車を牽引する。これをどこで狙おうか考えたが、ドレスデンからすぐ南のタランドトからの山の中を走る区間で狙うこととした。そこでたまたま知人と遭遇。またもレンタカーに乗せてもらえることになり、一緒に追いかけることにした。

 まずは、タランドトからの勾配区間。深い谷間であるが、エルデ・クローネの先で一カ所、陽の当たっている場所があり、その下にクルマが何台も停まっている。どうやらここがこの区間のお立ち台らしい。崖を登ってみると、線路が俯瞰気味で撮影できる。もう少し手前に斜面があれば、Sカーブを見渡せるのであるが、残念ながらそれは難しそうだ。日本人、ドイツ人入り乱れて十数人の同業者が集まる中で、斜光線に煙を浮き上がらせて35形の重連が通過していった。

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 この列車は、フライベルクからノッセンの間を旅客運行をやめた路線を経由する。追っかけが間に合ったので、下り勾配ではあるが、その区間でも撮影してみた。驚くことに、もうほとんど列車が通らないためか、踏切の遮断竿がはずされている。そうした区間に、イベントの蒸機重連の列車が運転されているのである。もちろん、列車は踏切で一旦停止して、安全を確認してから通過していく。ドイツの田舎道は車の通行量が少ないので、こうした運行も出来るのだろうが、それにしてもねぇ、というである。日本では、絶対にお役所がウンとはいわないだろう 

 35形の重連は、ノッセンで少しの時間停車した後、ドレスデンに戻る。ノッセンからしばらくの間は上り勾配になっているようで、開けた場所を探すがなかなかこれは、という場所がない。ようやく一カ所、見つけていって見ると、ドイツ人鉄が集結していた。この場所に集まっているドイツ人鉄は、すこしでも高いところから撮れるように脚立を持参していたり、三脚を使っていたりするかなり本格派である。日本では結構ありふれた光景だが、意外にドイツ人鉄ではここまでする人はいない。

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 01であろうとなかろうと、ドイツの蒸機はすこぶる魅力的である。(駅長)

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2015年5月 1日 (金)

さらなる思い入れのある機関車について

 さて、次なる思い入れのある機関車は、蒸気機関車である。

 

 駅長の鉄の友人には、ドイツ好きの方が何人もいて、さんざんにドイツの蒸気機関車、特に2mの動輪をもつ急行用のパシフィック機、01の素晴らしさを教えてくれた。以来、01を見ること、出来れば走行写真を撮影することが悲願となり、その夢は昨年6月にマンハイムを中心に開催された蒸気機関車の祭典であるダンプ・スペクタケルでかなえられた。

 

 一度、望みが叶うと、さらにその上を求めてしまうのは、駅長の悪い癖である。次の機会を探っている中で、4月中旬にドレスデンで01の誕生90年を祝う蒸機イベントが開催されることがわかった。問題は蒸機列車の運行情報で、どこまで情報が取れるか不安であったが、ドイツの蒸機に詳しい友人がこの撮影に行くということで情報面の不安は減るとともに、別の友人からも同行の申し出があり、仲間も増えた。これで一安心である。

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 ドレスデンの機関区にずらりと並んだ016両が写っているが、さらに休車の011両後ろに隠れているので、7両の01が勢揃いしていることになる。予定ではもう1両、01 150が来るはずであった。417日から19日にドレスデンで開催された蒸気機関車フェスティバルの初日の朝で、観客を迎えるための展示の準備中。この写真は南側にある跨線橋上から撮影しているが、ここでも知人に遭遇。また、他の日本人グループもいて、この段階で日本人が10数人集まっていて、ドイツ人と変わらない数の多さである。

 このフェスティバルのための蒸機列車は、ドレスデンから西のマイセン方面と、東のチェコ国境を越えてデェチェンまでの運行であるが、それとは別にフェスティバルへの機関車の送り込みと参加者の輸送のため、各方面から蒸機の列車が運行される。中には、スイスから延々2日がかりで蒸機牽引で走ってくる列車もあり、これを撮影するのがもうひとつのポイントである。 

 今回の白眉となったのは、スイスから来る01 202に、バイロイトでシュツットガルトから来る01 1066を連結した重連で、この列車は25‰の勾配がある撮影の名所、ノイエンマルクトを経由する。これはぜひ、狙いたい。そこで、ドイツに着いた翌日に撮影名所である80kmポストに向かうこととした。

 

 しかし、なんといっても01重連である。しかも、有名撮影地。平日とはいえ、どれくらい人が集まっているか?撮影ポジションが確保できるかどうか、それが心配であった。ドレスデンからの列車は、撮影地への下車駅であるマルクト・ショアガストに通過の1時間半前に到着する。撮影地までは、徒歩で30分くらいのはずだ。

 

 ところが、行ってみると誰もいないのである。しかも、撮影地は整地され、ベンチまで置かれているとともに、撮影ポイントとしての看板も建てられている。なんとも至れりつくせりである。しかし、誰もいないとなると、これで本当に列車がやってくるのか、心配になってくる。

 

 その後、日本人の同業者が1名来て、さらにドイツ人の同業者が4名来たので、全部で7名となった。しかし、肝心の列車は時間になっても来る気配が無い。幸いなことに、先行してドイツに来ている友人がバイロイトの北で撮影しており、ノイエンマルクトで整備を終えた01 202が単機で回送されたこと、また、現地に居合わせたファンからシュツットガルトからの01が遅れていることを電話で伝えてくれた。とりあえずやってくることだけは間違いなさそうだ。

 

 その後、予定の時刻より2時間半遅れて現地を通過したとの連絡が入り、一安心する。幸いなことに予定の通過時刻なら逆光になってしまうが、遅れたおかげで光線が斜光線となり、願っても無い条件となった。なにが幸いするかわからない。一緒に構えているドイツ人にも、情報を伝えてあげる。日本人がドイツ人に蒸機の運行情報を伝えるというのも面白いものだ。小さな日独親善かな?

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 時折、雲が太陽を隠す天候であったが、幸いにも通過時には晴れ、しかも無風のため、煙が流れず、最高のシチュエーションの写真となった。さまざまな状況が幸いし、生涯、これまでに撮影した蒸機の写真の中でも、もっとも印象深いものとなった。渡欧最初の1枚がこれだけの成果があると、実に喜ばしい。もう、これが撮れれば帰っても良いくらいの満足度だ。

 

 フェスティバル初日のツアー列車は、チェコ国境のチッタウに向かう。先乗りしてロケハンをしてくれた友人と同行して、石橋のあるプットカウで降りる。なかなか良い場所である。

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 当初、01重連と聞いていたが、01 180(ナンバーは東独時代の01 2180をつけていた)を先頭に、01 0509を後部につけた編成であった。ここで知人とバッタリ遭遇し、以後、彼のレンタカーに乗せてもらうことにする。帰りの01はチッタウから上り勾配の中の途中にあるニーダーオーダーヴィッツの近くで狙うが、残念なことに重油炊のカマなのであまり煙を出さない01 0509が先頭で、構えている少し前から煙が無くなってしまったのが残念だった。ここにも、日本人G4名構えていた。

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 撮影後、ドレスデン中央駅まで送ってもらうと、まだ、チッタウからの列車は到着していなかった。そこで、ドイツ人と並んでホームの端で構える。到着した列車は、どこで編成を組み替えたのか、01 180を先頭とした重連になっていた。ブルーモーメントの最高のシチュエーションの中、01重連がカメラに収まった。

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 翌日は、チェコ国境のデチェンに向かい、01が重連で運行される。この区間は、エルベ川に沿う景勝地である。撮影名所として多くの外誌に写真が掲載されており、この区間ではぜひともエルベ川を入れて撮影したい。場所はケーニッヒ・スタインで、ある程度の撮影地の目星は付いていた。 

 ところがデチェンに行く列車は、なかなか撮影地が見つからない。斜面にのぼることは出来るのだが、みな私有地となっていて、入ることが出来ないのである。もう少し下から撮れる場所があるはずなのだが・・。かろうじて、線路が見える場所で撮影したが、後から一緒になった日本人同業者に確認したところ、別ルートから俯瞰ポイントへ行く道があるという。

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 ドレスデンへの戻りの列車の撮影地は、すぐにわかった。山の上にある古城への散策ルート途上である。Sバーンと交差したのがちょっと残念であるが、陽もさして、まずは合格点の写真が撮れた。

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 翌日は、この日も途中であった知人にクルマに乗っけてもらい、撮影する。デチェンへの列車は、ザクセン・アルプスと呼ばれる急峻な岩山をバックに、昨日の一つ手前のクロートラーテンで狙う。今回は、オイル炊の01 0509が先頭で、後ろは35形である。

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 その帰りの列車は、昨日と同じ場所で狙うことにする。昨日よりも天候に恵まれて,素晴らしい写真になるはずであったが、後ろの35形が煙を吐きすぎて、ちょっとバランスが悪くなってしまったのは残念だった。

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 3日間のフェスティバルが終わった翌20日。この日は、スイスへ戻る団体列車を牽引した01 202をドレスデンの駅で撮影する。ここでは日本人の同業者はおらず、ドイツ人が10名ほどいるだけで、ゆったりした雰囲気である。蒸機列車がそれほど珍しくないせいが、それを見に来るギャラリーもいない。どこかの国とは大きな違いである。

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 朝830分、まるで現役時代そのまま01 202は盛大に煙を吐いて、ドレスデンの駅を発車していった。

 二度目のドイツ蒸機撮影とあって、若干なりともノウハウができたおかげで、自分で予定をたてても、それなりに満足できる写真が撮影できた。今回は、01をうたい文句にしているが、それ以外にも35形や03形の列車も走っている。次回はそれをご覧に入れよう。(駅長)

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