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2015年3月25日 (水)

追憶の北海道寝台特急

 3.14ダイヤ改正から10日あまりが過ぎて、ようやく鉄道の話題がマスコミを賑わさなくなってきた。異常ともいえる報道にちょっと辟易としていたので、話題に上らなくなってきたのはある意味では良いことかと思う。

 そうした中、JR西日本がトワイライトの車両を使ってクルーズトレインを運行する計画が発表された。区間はJR西日本管内だけであることから、トワイライトの車両の有効利用を図るとともに、平成29年春に登場するクルーズ列車・瑞風のリハーサルを兼ねての運行なのだろう。募集はツアー会社に任されるようだが、1編成40名前後という乗車人員からみると、参加費も相当、高価になることが予想される。まず乗る機会はないだろうが、琵琶湖一周がコースに入っているので、撮影には行くことが出来そうだ。

 さて、2月に渡道したときの写真は、もっとも印象に残った夜明けのトワイライトの写真のみをお見せしたが、それ以外の写真についてもようやく現像したので、ご紹介することにしたい。いまさら、とか、食傷気味、との感想を持たれるかもしれないが、ひとつの記録としてご覧いただければ、と思う。

 この2月に渡道したのは、昨年2度渡道して寝台特急を撮影したものの、天候その他の理由からどうしても満足できなかった場所が3箇所あり、いかにも北海道らしい雄大な景色の場所で、それなりに納得できるカットを修めておきたい、というのが目的であった。いずれも定番中の定番の場所ばかりであるが、そうした場所でそれなりに納得いくカットを得るには、天候その他の運が大きく左右するので、意外に難易度は高い。さて、宿題を片付けることが出来たのかどうか・・・。

 まずは、定番中の定番、静狩の直線である。複線の線路がまっすぐに伸びる北海道を象徴する鉄道風景で、長編成の客車列車でぜひとも押さえておきたい場所といえる。トワイライトは夜明けで納得いく1枚が撮れたので、同じ日に撮影した北斗星をご覧に入れよう。

19850217
 天候に恵まれて、こちらも満足いくカットとなった。惜しむらくは遠景の山がちょっと霞んでしまっているが、まあ、妥協できる範囲か。

 続いて、雄大なSカーブを見下ろす豊浦の俯瞰。ここは夏にも撮影しているが、天候が悪かった上、草が伸びて足回りを隠してもうひとつの出来であった。

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 ちょっと雪が車体側面に反射してしまっているのが残念。これも妥協するしかないかな。

 そして、もうひとつが、寝台特急撮影の定番中の定番である有珠にある通称、宇宙軒のカーブ。撮影地への入り口に宇宙軒というラーメン屋があることから、この名がつけられたらしい。

20150218_2 

 ここは平坦な場所が多い室蘭本線で、山の中のような写真を撮れるところで、縦位置で撮ればSカーブを曲がってくる列車が正面がちで、横位置では俯瞰気味に撮ることができる。

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 しかも撮影地の収容人数が多く、駅からも歩いて近いという、北海道の寝台特急を撮るのに理想的な場所である。残雪の雰囲気も良いが、今にして思えば紅葉の時に撮るともっと見事だったろうな、と思う。もはや客車列車では撮影できないが。

 とりあえず、狙いとしていた場所ではなんとか及第点の写真が撮影できた。天候が良ければもっと高い点が取れたかもしれないが、宿題となるほどではない。同じ場所で撮影しても飽きてしまうので、1日は大岸に行っている。ここは諸般の事情から撮影地ガイドに載っていないが、駅に近く、すっきりした編成写真が撮れる場所である。

20150218_3
 ここではトワイライトとカシオペアを撮影したが、残念ながら天候がもうひとつだったの惜しい。晴れれば順光で綺麗に撮影できるはずだったが・・・・。

 ところで、これら撮影した列車は、いずれも下り列車である。上り列車がないのは、場所の問題に加え、札幌の発車時刻が遅いため、この時期、非電化区間ではトワイライトがぎりぎり撮影できるだけである。

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 そのトワイライトを大岸で狙ったのがこのカット。静狩の撮影と同じ日であるが、残念ながら夕方には曇ってしまい、デジカメでもぎりぎり撮影できる明るさであった。

 そのトワイライトも電化区間なら場所はともかく、容易に撮影できる。

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 これは千歳の手前の恵み野でホーム上から撮影したもの。千歳から飛行機で帰る前にちょっと撮るにはちょうど良い場所である。クルマなら西の里あたりで撮影ができるかもしれないが、歩き鉄ではこのあたりが限界である。

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 最後に、札幌へ回送のカシオペアを琴似駅のホーム端で写したカット。市内で手頃に撮るには良い場所である。

 ダイヤ改正で臨時列車として残った北斗星とカシオペアが撮れるのは、あと半年。機会があればもう一度、北の大地を駆けるデーデー重連の勇姿をみてみたいとは思うが、実質的に1日1本では効率が悪すぎるのが難点かなぁ。(駅長)

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コメント

渡道するたびに最低1カットは北海道の青いDD重連にカメラを向けましたが、それなりのお立ち台でしっかりと撮影したことはほとんどなく、もっとまじめに撮るべきだったと悔いが残っています。まだ撮影の機会は残されていますが、はたして遠征できるか微妙なところです。貴重となった非電化区間の客車特急をDD重連で走る姿を一度くらいはじっくりと腰を据えて撮りたいものですが。いっそ、同居人を「北海道旅行」と称して連れ出してしまいましょうか(笑・出札掛)

投稿: 出札掛 | 2015年3月26日 (木) 22時41分

天候などの条件はともかく、定番はほぼコンプリートされているので、凸凸の寝台特急の記録としては十分ではないでしょうか。まともに撮ったことのない自分にとっては羨ましい限りです。「北斗星」が終了する夏までに渡道することはできないと思いますので、駅長様の写真を見て感傷に浸ることにします。(電車運転士)

投稿: 電車運転士 | 2015年3月27日 (金) 09時55分

北海道で鉄っちゃんをしたのは、40年前のこと。以降は会社の旅行や、家族旅行の観光の合間に片手間に撮ったものがあるだけです。つくづく駅長様が羨ましいですが、未だ宮使いの身、オールラウンドにこなすことなどできませんので、地道に自分の路線を行くことにします。でも、これだけ出されてこだわりはない、と言われましてもねぇ・・・。(検査掛)

投稿: 検査掛 | 2015年3月27日 (金) 15時48分

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