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2014年11月

2014年11月29日 (土)

岐阜羽島の異常

月末を迎えた11月29日(土)は出勤日。やらなければいけない仕事があったものの午前中に難なくこなし、雨模様だった天候も予報どおり昼から回復する兆しが見えてきたので、仕事先に出かけたついでに(?)ちょっと新幹線岐阜羽島駅まで足を延ばしました。

JR東海は、東海道新幹線50周年記念イベントの一環として11月2日と29日の両日、岐阜羽島駅において「ドクターイエロー」車内見学ツアーを実施しました。2日に出かけられた方々によるブログ等の情報によると、ドクターイエローは新大阪から朝7:30頃上り0番ホームに到着し、17:30頃まで長時間停車。その間、車内を開放して前述のツアー客に見学してもらおう、という段取りのようです。
つい自分も、普段は “客扱いを行わない” 上り0番ホームで、 “ドクターイエロー” が、 “長時間” 停車する、という珍事三拍子(笑)に魅せられて、いつもは瞬時に過ぎ去るドクターイエローを、たまにはじっくり目の前で撮影を楽しんでみようと土曜日の昼下がりに岐阜羽島駅を目指しました(→クルマで出かけましたが、鉄の道に反するかしら)。が、駅周辺の駐車場は軒並み満車。しょうがないから少し離れた路上に車を留めて駅構内に入り、さて入場券を買おうと自動券売機に向かったら、そこには目を疑うような異様な事態が起きていました。

1 券売機の前に群がる人だかり!これは、ドクターイエローを一目見ようと駅に駆けつけた一般の方々が入場券を買おうとしているのです。さらにこの画面の後方にも数十人以上の長い列。入場券を購入するための、この状況に思わず「テーマパークかよ!」とツッ込みを入れたくなりました。

2 係員が整理をしているので大きな混乱は起きていませんが、これではホームでの撮影どころではないと入場をあきらめ、隣接する名鉄新羽島駅ホームに矛先を変えました。ここでも同じような考えを持った方々がいらっしゃいまして、やはり入場券を買う人の列が券売機の前にできています。並んでいるのは7~8名程度、とはいえこの為に駅係員が券売機の前で入場券発行の手伝いをしていました。

3 せっかくだから名鉄電車とのコラボを撮ろうとホームでカメラを構えましたが、ドクターイエローの停止位置と、ホーム横のビルに阻まれた都合で、こんなアングルがやっとでした。たまたま陽が差したのが救いです。

4 名鉄のホームから見たドクターイエローの先頭部を撮りました。ま、この人だかりはよく目にする光景ですが、0番線の先端まで列車を持ってきて停めたのは事故防止のためでしょうか?(→12月4日修正:いいや、これが所定でした)

5 こちらは後方部です。見学者の列が長く続いています。ツアーの募集人員は240名ですが、もっといるんじゃないの?と感じるほどです。(→11月30日修正:いいや、どうやら一般の方の写真撮影のための行列らしい!)

6 駅前では、子供たちと記念撮影をしようと、やはり大賑わい。小さな子供連れの家族姿が目立ち、あらためて子供たちのドクターイエローへの人気の高さがうかがえました。

7 大野伴睦センセイも、珍客に向かって指をさして奥様と興味深く眺めておられるようでした。まさかこれだけ岐阜羽島駅が賑わうことになろうとは、さぞかしセンセイもご満悦ではなかったのでしょうか。
名鉄のホームで言葉を交わした同業者様曰く、「ドクターイエローは、やっぱり走っている姿のほうがイイなぁ」、・・・同感。

ということで、岐阜羽島駅がここ最近で最も賑わった一日をお伝えしました(あれ、そんなつもりではなかったのにね・出札掛)。

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313.残暑の岐阜市内線スナップ 1980/9/6

 今年の紅葉シーズンもひと段落しました。今週末は休鉄で家族へのゴマすりに専念し、次の活動機会の足固めとしました。ある事情から1980から81年にかけての2年間は忠節から徒歩10分くらいの岐阜市内に住んでまして、それをいいことにホームグラウンドとなった岐阜市内線を自転車で回り、スナップ的な撮影を楽しんでおりました。その中から残暑の頃のスナップが出てきましたので、ご紹介したいと思います。

128096 岐阜市内を流れる長良川ですが、当時はこんな場所でも鮎釣り人の姿が見られました。午後の遅い時間になると忠節橋がシルエットとなるので、橋の上を行く市内線電車を狙ってみました。
【1980.9.6 西野町~早田】(電車運転士)

228096 岐阜城と市内線電車を写したくて公園前に移動しました。9月に入ったとはいえ、まだまだ残暑が厳しい日でした。
【1980.9.6 公園前】(電車運転士)

328096 本町~材木町~公園前にかけては昔ながらの街並みが残り、好きな区間でした。金華山から少し離れて望遠で引っ張ると頂上にある岐阜城を何とか入れることができました。ここは車と被るリスクが高いポイントで、何本目かでやっと被りなしのシーンを押さえることができました。
【1980.9.6 材木町~公園前】(電車運転士)

428096 陽もかなり傾き、夕方の斜光線が電車通りにも差し込んできました。
【1980.9.6 材木町~公園前】(電車運転士)

528096 夕暮れが近づいてくると長良橋の袂から鵜飼の屋形船が続々と上流に向かって行きます。夕日・屋形船・電車のそれぞれの位置がうまい具合に重なってくれました。
【1980.9.6 鵜飼屋~長良橋】(電車運転士)

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2014年11月24日 (月)

ツートン祭り終盤戦と紅葉狩り

9月から始まった高山線さわやかウォーキング向けイベント列車(何の列車を示しているのかは言うまでもなく)の運転も、いよいよ終盤を迎えました。美濃太田以北の運転では最終日となる23日(日)、天候も安定しているのでせっかくだから紅葉狩りも兼ねて、イベント列車を追いながら飛騨金山周辺まで足を運んでみました。

4707 今回のイベント列車は、岐阜基地航空祭の開催と重なるため多客輸送の目的で1両増結され、4両編成となりました。増結車両は東海色車であるため編成美が損なわれますが、4両編成での運転は今回のみであるので撮り甲斐のある被写体と感じまして(賛否両論ありますが)、運用開始となる早朝の回4707Dからカメラを向けました。列車は日の出直後に走行するため太陽の光は何処にいてもどうせ届かないだろうと思ったので、個人的に気に入っている古井のトンネル飛び出し付近で待ち構えました。

4704 この場所は東側が思いのほか開けており線路もやや高い位置に敷設されています。折り返し4704Dは日の出から30分ほど経つ頃に通過するので、もしや朝日が車体を照らすのではないかと思い、その場にとどまりました。結果は、太陽が昇り切らず民家の影が車体に映ってしまいましたが、まあ止むを得ないでしょう。

01 さて、本番のイベント列車9721Dはどこで撮ろうか、できれば白川口以北で紅葉バックに撮りたいと思い、今回の目的地の一つとして考えていた飛騨金山~下油井間の飛騨川沿いに車を走らせました。国道41号から外れて線路に並行した道を進むと、七宗発電所付近でどうにか紅葉を撮れそうな風景が目に入りました。

02 鉄塔がアングルに入り、線路の傍には柵もあり、列車は後追いになるものの、道路からやや高い位置に陣取り俯瞰気味に撮影することが出来ました。

03
04 せっかく来たので、しばらくの間はこの近辺で定期列車にもカメラを向けて、しばし紅葉狩りと洒落込みました。紅葉のボリュームには少し欠けますが、あまり撮影画像を見かけない地点での撮影だったので新鮮味を感じました。

07 イベント列車が折り返すまでの間、下原ダムまで足を延ばしました。当地の風物詩?である、赤く染まった楓は落葉盛んのよう。辛うじて数本の木に紅葉が残っており、カメラマンの立ち位置はおのずと限られてしまいます。

06 木の下に潜り込んだりして試行錯誤しながらアングルを探し、僅かに残った真っ赤な紅葉を楽しみました。

08 時間の経過とともに鉄橋のバックに写る木々にも光が当たるようになってきましたが、14時近くになってもまだ車体の側面まで陽は回ってきません。夕方のイベント列車撮影のロケハンに向かうべく、4717Cを撮ってタイムアウトとなり、この地を後にしました。

09 以前某ブログを拝見して少し気になっていたポイントがあったので、とりあえず向かってみました。それは飛騨川左岸から第一橋梁を狙うアングルで、鉄橋を挟んで東西それぞれから撮影するポイントです。どのようなロケーションになっているのかを確認したく現地に着いたのは14時過ぎですが、撮影地はすでに山の影になっていました。まずは鉄橋の西側から撮ろうとしたものの、川沿いの道から崖を下りないと鉄橋が見えず、しかも鉄橋の右側は樹木に隠れてしまいますが短編成の列車にはうってつけのポイントです。もっと気合いを入れれば鉄橋がもう少し見通せる場所を探し出せたかもしれません。左手には紅葉した木もアングルに入るので、どうせなら陽が当たる時間帯に訪れるべきでしたね。もしもキハ40系が来春も健在であれば、新緑の季節にも再訪してみたく思いますが、河原に下りるにはちょっと難儀しそうです。

10 続いて鉄橋の東側に移動します。さわやかウォーキング帰路用イベント列車の通過時は逆光になるポイントですが、どうせ陽が当たらないからまあいいや、とシャッターを切りました。この場所は河原に下りられる小道があるので、上述のポイントと比べて労せずして辿り着くことが出来ます。背景に写る山は期待する程の紅葉にはなりませんが、いつかは天気の良い日の午前中に再訪してみたく思います。空は青空が見えて陽が照っていましたが、線路沿いの山の紅葉はほとんど影になってしまったので、この撮影を終えて帰路につきました。

11 家路を急ぐ途中、相変わらず噴火が収まらない御嶽山から立ち上っている噴煙が夕陽に赤く照らされているのが目についたので、ちょっと撮影してみました。
いまだに行方不明の方々がいらっしゃるので安直にカメラを向けるのも如何なものかと思いましたが、今回はあくまでも噴火の記録として掲載します事をどうかご理解の上でお許し下さい。

例によって日の出から日没までの撮影三昧でした。電車運転士様は白川口以南でご活躍されていたようで、この日は珍しくも?ニアミスは起りませんでしたが、おかげで各ポイントでのイベント列車の走行シーンを見ることが出来たのは何よりでした。
運転初日から都合のつく限り参戦してきたツートン祭りは29日の運転を残すのみとなりましたが、当日は出勤日と重なるため自分にとってはこの日が最後の参戦となりました(出勤前に撮ろうと思えば不可能ではないが・・・)。これからはマイペースでキハ40系やキハ11の残り少ない活躍シーンを撮っていきたく思います。(出札掛)

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312.秋色通信2014 【紅葉見頃な飛水峡】 2014/11/23

 この3連休は2日目も鉄日和になりそうということで、やはり、家でじっとしていることはストレスを溜めるだけと、結局、鉄活動に出掛けてしまいました。9月以来ネタを提供してくれた高山本線のオレンジツートン列車ですが、いよいよ終盤戦に差し掛かかってきました。23日の運転は飛騨金山までだったので、飛水峡なら紅葉が見頃になっているだろうと思い参戦してきました。美濃太田以北を走るのはこの日が最後、残されたもう1日は美濃太田までとなっているので、撮り鉄にとっては実質最終運転日となりました。

12_dsc4345141123 まずは送り込みの4704Dをうぬまの森で撮ろうと現地に向かいました。この日は岐阜基地の航空祭の開催日に当たっており、多客対応のため、3両目に東海色のキハ48が増結されていました。編成美が崩れてしまったのは残念ですが、先頭に出なかっただけでもよしとしなければならないです。ダイヤでは7時30分頃の通過でしたが、こういう時に限ってほぼ定時通過、シャッターの切り位置だけ陽が当たりませんでした。ここも上の展望台同様、年々伸びる木の枝が視界を邪魔しており、厳しい状況になりつつあります。
【2014.11.23 鵜沼~坂祝】

22_dsc4902141123 本命列車は迷わず鉄塔俯瞰と決めていました。写真は前走りの4713Cですが、飛騨川は完全に山影の中、陽の短いこの時期では仕方ありません。
【2014.11.23 飛水峡(信)~白川口】(電車運転士)

32_dsc4374141123 ということで、本命列車の飛騨川は諦め、バックの紅葉を入れようと縦構図で待ちました。ここは気温の低い朝のうちはガスがかかって撃沈することがたびたびありましたが、この日は到着時には微妙に漂っていたガスもなくなり、クリアな視界を得ることができました。
【2014.11.23 飛水峡(信)~白川口】(電車運転士)

42_dsc4925141123 せっかく登ったので、後続の「ひだ3号」まで留まりました。いつも同じアングルばかりでは芸がないと思い、奥のカーブを切り取ってみました。
【2014.11.23 飛水峡(信)~白川口】(電車運転士)

52_dsc4411141123 反逆光に輝く紅葉が綺麗だったので、「ひだ5号」は出札掛様が先週撮られた上麻生ダムで撮ることにしました。背丈よりも高いフェンスをクリアするために脚立を使用しています。9両はちょっと長過ぎで6両くらいがバランス的にはいいように思いました。
【2013.11.23 飛水峡(信)~白川口】(電車運転士)

62_dsc4427141123 これまた出札掛様と同様、白菊の塔で4712Cを待ちました。紅葉の具合は先週の出札掛様の方がよかったように思います。天気もよく、もっと粘っていたかったのですが、午後から家族運用が控えていたため、泣く泣くこの列車で撤収しました。
【2014.11.23 飛水峡(信)~白川口】(電車運転士)

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2014年11月23日 (日)

311.秋色通信2014 【天竜峡界隈+5875列車】 2014/11/22

 この秋最後の3連休の初日は行楽日和に恵まれ、朝晩の冷え込みはそれなりに厳しいものの日中はポカポカ陽気で、絶好の鉄日和でした。この近辺ではとくにネタ列車はないもののじっとしているのももったいないということで、紅葉の天竜峡界隈を中心に久しぶりに飯田線を訪れてみました。119系の引退以降は訪れる同業者も少ないため、気遣いのいらないまったり鉄を楽しんできました。

12_dsc4213141122 天竜峡の行きたいポイントは午後の方がよいため、まずは中央アルプス期待で与田切川の鉄橋に行ってみました。ここの河原は河川改修が行われており、しばらく撮影ができない状況でしたが、工事も終了して再び撮影ができる状態になりました。ただ、状況が大きく変わって以前あった堰堤がなくなってしまい、ポジションに苦労しました。
【2014.11.22 伊那本郷~飯島】(電車運転士)

142_dsc79651051 因みに、河川改修前はこんな感じでした。この堰堤、それなりに絵になったので、 なくなってしまったのは残念です。
【2010.5.1 伊那本郷~飯島】(電車運転士)

22_dsc4817141122 横構図は中央アルプスを目立つようにしてみましたが、山はくっきりと見えていたもののこの時期では冠雪が少なく、ちょっと存在感が足りなかった感じでした。
【2014.11.22 伊那本郷~飯島】(電車運転士)

32_dsc4822141122_3

42_dsc4229141122_3 河原で撮影している時に後ろを振り返ると国道バイパスの高架橋が見えたので、距離はあるもののひょっとしたら撮れるかもしれないと思い、とりあえず行ってみました。列車はかなり小さいですが、ステンレスボディが朝日に反射して存在感が出ました。このポイントの難点は歩道が下流側にあるため、車が通ったら一発アウトで、撮影の際は運を天に任せるしかありません。
【2014.11.22 伊那本郷~飯島】(電車運転士)

62_dsc4259141122 与田切川での撮影を撤収し、様子伺いも兼ねて12時前の下り列車と「伊那路1号」を撮るべく平岡ダム湖の定番ポイントに向かいました。紅葉はちょうど見頃を迎えており、いい感じになっていましたが、色付きがオレンジ系が多いので、彩りに欠ける節があります。線路沿いの木も微妙に成長し、列車にかかるようになってしまったのに加え、道路沿いの木も同様に成長しているので、線路を見とおせる範囲が以前に比べてかなり限定されつつあります。
【2014.11.22 平岡~為栗】(電車運転士)

72_dsc4844141122_3 昼を過ぎて天竜峡の光線状態もよくなってきただろうと思い、平岡から天竜峡に車を走らせました。ところが、道路選択誤りで上流側に出てしまったため、時間の都合もあって、天竜峡の一発目は列車の側面に陽が当たらないポイントとなってしまいました。ここは約2年半前の新緑の時期にも立ち寄っていますが、手前の木が徐々に成長しており、年々条件は厳しくなっているようです。
【2014.11.22 千代~天竜峡】(電車運転士)

82_dsc4266141122 下流側に回って天竜峡にかかる鉄橋を望む定番ポイントに行ってみました。中部天竜~天竜峡は飯田線の中でも最も列車本数の少ない区間ですが、この日は「秘境駅号」の運転日だったため、効率がアップしたのには助かりました。上りの「秘境駅号」が最徐行で鉄橋を渡って行きます。ここも訪れるたびに伸びた木の枝が視界を狭めており、ポジションはピンポイントになりつつあります。出掛ける前に紅葉の状況を確認した時は天竜峡は見頃との情報が掲載されていましたが、実際はくすんだような色合いで、華やかさに欠ける状況でした。紅葉は微妙に遅かったということでしょうか…。
【2014.11.22 千代~天竜峡】(電車運転士)

102_dsc4852141122_2 「秘境駅号」は大嵐・小和田・中井侍・為栗・田本・金野・千代で見学用の停車時間が確保してあり、さっきの列車を撮った後、少しの移動で千代に停車中の列車を撮ることができました。
【2014.11.22 千代】(電車運転士)

92_dsc4283141122_3 天竜峡を見下ろすことができるもう一つのポイントは鉄橋は一部しか入りませんが、アングルの自由度は開けたこちらに軍配が上がります。写真は15時過ぎの下りの「秘境駅号」ですが、陽の短いこの時期、すでに山影が線路にかかろうとしています。
【2014.11.22 千代~天竜峡】(電車運転士)

122_dsc4293141122_2 「秘境駅号」と天竜峡で行き違った上り普通列車の時には、わずか10分後という時間差にもかかわらず線路は完全に山影の中に入ってしまいました。慌ててカメラを少し右に振った位置にセットし直し、落石除けから飛び出したところを何とか撮ることができました。
【2014.11.22 千代~天竜峡】(電車運転士)

132_dsc4317141122 天竜峡での撮影はここまでと帰路に着く前に何気なく中央西線の5875列車の運転状況を確認すると運転の情報が掲載されていました。今なら中津川IC裏に間に合うかもしれないということで、恵那山トンネルでショートカットし、現地へ向かいました。中津川IC裏は陽の短い時期は夕陽ギラリの定番ポイントとなりますが、期待どおりの結果を得ることができました。
【2014.11.22 美乃坂本~中津川】(電車運転士)

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大井川リベンジ しかし、ちょっと不完全燃焼

 先週、大井川鐵道に撮影に行った折りの成果はこのブログで紹介したが、それらには若干の不満があるとともに、青部~崎平間の第ニ橋梁でこの鉄道としては爆煙写真が撮れたことが印象に残った。ご存じのように、大井川鐵道の蒸機は石炭の質が良いため、黒煙を吐くことはあまりない。それが、これだけ煙を吐いてくれれば、架線下とはいえ、まずは満足できる。さらに紅葉時期である11月は3往復運転で、撮影効率も良い。この時期の大井川鐵道は撮影条件に恵まれていることが改めてわかり、また機会があれは訪れても良いと思った。

 そのチャンスは、意外にもすぐに訪れた。検査掛さんが拙ブログの写真を見て、久しぶりに大井川鐵道に行きたいという。スケジュールを調整したら、23日ならお互いに都合が良いことが分かった。そこで、はからずも前週に続いて大井川詣でをすることになった。

 前週と異なるのは、御殿場線の開業80周年で371系のお別れ列車が浜松から運転されていることである。折角なので、これも撮影することにした。中央線で撮影した折に「これで371系とはお別れ」と記したが、さっそく前言を翻すことになってしまった。まあ、あまりかたく考えずにご覧いただければと思う。

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 金谷~菊川間で撮影するのは何年ぶりだろう。EF58が現役の頃以来なので、もう20年近く経っているのではないだろうか。あまりに時間が経っているので、かつて撮影した場所を思い出すことすらできなかったという体たらくである。

 続いて、前回、爆煙写真を撮影できた第二橋梁に向かう。先週はここで撮影していたのは数人であったが、今日は二桁の同業者がいて場所取りにも苦労する。

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 前回、望遠をかけ過ぎてカツカツ写真になったかわね路11号を同じ場所でリベンジして狙うが、今回は天気が良すぎて気温があがってしまったためか、スカ煙でアウト。客車も3両と1両短く、もう一つ纏まらない。

 続いてやってくるトーマス客車の13号をインカーブから狙う。

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 これはまずまず纏まったが、爆煙は鉄橋の途中までで、手前に来たら煙の量が少なくなったのが残念であった。

 定期のかわね路1号は、鉄橋を横から狙う。

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 気温が高いためか、やはりスカ煙である。第二橋梁は煙を吐くと期待して、結局3本全部を狙ったが、ちょっと期待外れとなってしまった。

 さて、帰りの列車をどこで狙うか。金谷行きは下り勾配なので、ほとんど煙を吐かない。結局、撮りやすそうな笹間渡の第一橋梁で撮影することにする。抜里側から撮影しようと地名からの道路を走っていたら、茶畑の上から第一橋梁を俯瞰できることに気がついた。現地に行ってみると、川根温泉の建物が入るのが難点だが、高めの位置から俯瞰できる。

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 ちなみに客車の1両目の上に見えるのは、川根温泉の露天風呂である。この位置からは男湯がオープンで見えるが、さすがに女湯は顔の高さまで壁がある。(^_^;)

 この位置から反対側を見ると、抜里の駅が見える。笹間渡側は建物が多くて煩いが、抜里側は茶畑の中を線路が走り、なかなか良い雰囲気である。この時間、蒸機は後追いとなるため、せめて電車だけでもしっかり撮ろうと次の金谷行きを狙うことにした。

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 大井川の本流も見えて、なかなか良い角度で撮れる。かわね路1号の時間なら、ぎりぎりサイドに陽が回るかも知れない。あるいはトップライトの時期なら影が気にならないだろう。一度、蒸機でも狙ってみたい構図である。

 今回の撮影は、珍しくも一日中、雲ひとつ無い快晴であった。こんな日こそ俯瞰撮影!というわけで、最後の撮影のため、抜里と家山の間にある茶畑に登る。以前、軽トラックに邪魔された築堤のあたりはすでに陰ってしまっていたが、その先の方はかろうじて陽があたっている。望遠レンズを取り出して、笹間渡からの列車を撮影する。山の木々がちょっと色づいてきていて、なかなか雰囲気が良い。

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 かわね路2号と家山で行き違う電車を撮影して、本日の撮影は終了である。

Photo_3
 夕暮れ時とあって色温度が上がり、ちょっと赤みがかった写真となってしまったが、それがまた秋の風情を感じさせてくれる。

 結局、今回の大井川リベンジは、天候に恵まれすぎて(これはこれで大変ありがたいのであるが・・・・)、蒸機ならではの煙の迫力という点ではやや物足りない結果となり、ちょっと不完全燃焼となってしまった。第二橋梁は、今回で完璧な写真を撮影して卒業のつもりであったが、当然のことながら、それほど甘くはない。今シーズンにはもう大井川鐵道に行く機会はないだろうが、日帰りの撮影地として適当な距離なので、また、来年にでも機会を見つけて再履修をしてみたいと思う。その折には天気もさることながら、もう少し、気温の低い日に来た方が良さそうだ。

 同行いただいた検査掛さん、お疲れ様でした。(駅長)

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2014年11月20日 (木)

追悼 高倉 健さん -「駅 STASION」号-

映画俳優の高倉 健さんが亡くなりました。
それほど熱心に映画を見るわけでもないのですが、何本か見た映画で、彼が不世出の役者であり、多くの人々に慕われ、惜しまれていることはわかります。映画には時代や社会が映し出されますので、彼の主演作でも数多くの列車や駅がその画面に登場してきました。今更いうまでもなく、皆さんもそれらのシーンに接してこられたと思います。
さて、1981年に公開された「駅 STASION」の中でも、銭函ホームの別離から始まって様々な列車や鉄道施設が登場しましたが、それとは別にこの映画のキャンペーンとして臨時列車による10日間の団体旅行が企画されました。
その名も「駅 STASION」号という名前で、8月21日東京出発、30日に上野に帰着する、本州一周のクルージング列車の先駆けとでもいうべき列車でした。

Img933Img935Img8421981年8月21日 浜松 7111レ
舞台となった北海道ではなく、なぜ本州一周なのかはわかりませんし、東海道を西下して、どのように走ったのか、全く覚えていませんが、なぜかこの列車を浜松で撮影していました。
特急寝台としての役目を14系等に譲って、波動用となった20系客車6両の編成でした。(まだ白線は3本でした。)今後も各社間の壁を取っ払って、このような列車が走ることを願って止みません。

高倉 健さんのご冥福を心よりお祈り致します。(検査掛)






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2014年11月18日 (火)

310.1980年夏 信州撮り鉄行脚 6号車 【上田交通】 1980/8/27

 1980年夏の信州撮り鉄行脚も先回の小海線からかなり間があいてしまいました。今回ご紹介する上田交通が最終日となりました。上田交通といえば上田市を中心に真田・傍陽線や丸子線など各方面に路線を伸ばしていましたが、現在では別所温泉までの別所線が健在です。残っている別所線も厳しい状況が続いていますが、企業努力により存続しているのはうれしい限りです。今では元東急のステンレスカーが走り、車両は近代化されましたが、当時の目玉車両は丸窓電車で有名なモハ5250型で、このほかにも長野電鉄や東急からの古豪の譲渡車が活躍しており、車両的にも興味が尽きない路線でした。

1280827 沿線のロケハンも兼ねて、とりあえず終点の別所温泉まで乗車したところ、別所温泉手前の区間を俯瞰できそうなポイントがありました。早速、モハ5250型が別所温泉に向かう勾配をゆっくりと登ってきました。
【1980.8.27 八木沢~別所温泉】(電車運転士)

2280827 カメラを右に降ると別所温泉の駅が遠望されました。別所温泉は信州最古の温泉で、真田幸村の隠し湯として有名になっており、近代になっても文化人を中心とした数々の著名人が投宿した記録が残っているそうです。
【1980.8.27 八木沢~別所温泉】(電車運転士)

3280827 同じポイントで八木沢方面を望むと塩田平の長閑な風景が広がっていました。この地域の歴史は古く、周囲には北条氏ゆかりの神社仏閣が点在しており、信州の鎌倉と呼ばれています。
【1980.8.27 八木沢~別所温泉】(電車運転士)

4280827 下に降りて、八木沢の駅に立ち寄ってみました。未舗装のホーム・木造の待合室・渋い駅名標などのアイテムが揃っており、ローカル色豊かな表情を見せてくれました。運よく、上田方面に向かう女性の乗客が現れ、雰囲気を盛り上げてくれました。
【1980.8.27 八木沢】(電車運転士)

5280827 ここまで俯瞰や駅撮りばかりだったので、1枚くらいは丸窓がわかるモハ5250型の写真が撮りたいと思い、線路端に移動しました。昭和3年の製造以来、塗色以外は車内外ともほとんど手が加えられておらず、トラス棒もしっかりと残り、30年前の当時でも涎水ものの車両でした。
【1980.8.27 舞田~八木沢】(電車運転士)

6280827 上田の街を一望できる高台があったので、登ってみました。田んぼに掛かっているネットはどうやら雀除けの仕掛けのようでした。こうして見ると上田はそこそこ規模の大きい街だということがわかりました。
【1980.8.27 中野~舞田】(電車運転士)

7280827 さらに撮影を続けながら沿線を歩いていると茅葺き屋根の古い農家がありました。単行のつもりで待っていたら来たのは後ろにクハを従えた2両編成、ちょっとバランスが悪くなってしまいました。
【1980.8.27 大学前~下之郷】(電車運転士)

8280827 ここも木造の待合室が残っており、ローカリ私鉄の小駅らしい雰囲気が漂っていました。下り列車だったので、乗車客は期待できないと思っていたら、女子大生風のお姉様がホームに登場してくれました。
【1980.8.27 神畑】(電車運転士)

9280827 上田原の車庫にも立ち寄ってみました。今は下之郷に移転してしまい、当時の面影を偲ぶことはできなくなってしまいました。台風が来たら吹っ飛んでしまいそうな木造の検修建屋を始め各種の好ましいアイテムが揃っており、模型のレイアウトしたいような情景がありました。
【1980.8.27 上田原】(電車運転士)

10280827 保線列車や上田原の構内入換用としてED25という電機がいました。元は宇部電気鉄道のデキ11で、日本鉄道自動車が1937(昭和12)年に中小私鉄向けに新製した小型の凸型機です。現在は上田市内で静態保存されているとのことです。
【1980.8.27 上田原】(電車運転士)

11280827 この日の締めくくりは千曲川の鉄橋となりました。中小私鉄には似つかわしくない立派なトラス橋だったため、サイドからのいいポイントを見つけることができず、正面からのアングルになってしまいました。このカットを最後に上田交通を後にし、長野から夜行の「きそ6号」で帰名しました。今回、上田交通は初めての訪問でしたが、自分の中では車両・沿線風景とも上位にランクインし、その後、機会あるごとに通うこととなりました。
【1980.8.27 上田~城下】(電車運転士)




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2014年11月17日 (月)

309.秋色通信2014 【再び飛騨路へ】 2014/11/16

 出札掛様も2週連続で高山本線へ出掛けられたようですが、この日は自分も先週の宿題を消化したいということもあって、高山本線へ出没しておりました。毎度のごとくオレンジツートンは先週のウォーキング臨の直後にユニットをバラされ、単品の運用、しかも、富山向きの6812は美濃太田でおネンネ、効率はよくありませんでしたが、下呂以北の紅葉は今年最後のチャンスと思い、飛騨路を目指しました。

12_dsc4739141116 天気予報は昼前くらいから回復基調ということで、午前中は諦めていましたが、予想に反して朝から晴れ間が覗く状況でした。ダム湖は犠牲にしてもバックの紅葉をできるだけたくさん入れたいと思い、4705Dは先週とはポイントを少し変えてみました。
【2014.11.16 飛騨宮田~飛騨小坂】(電車運転士)

22_dsc4012141116_2 「ひだ4号」は先週と同じポイントで待ちました。条件はこの日の方がよかったですが、顔にしか陽が当たらないので、列車の存在がイマイチわかりにくかったです。
【2014.11.16 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

32_dsc4043141116 先週の宿題とはコレです。先週行った時は夕方でさらに曇り空という悪条件だったので、イメージどおりの写真にはなりませんでした。紅葉もギリギリ見れるのではないかという予想でしたが、微妙に遅い感じがしました。左側の山は陽の短いこの時期は終日陽が当たらないので、今回は陽当たりのいい右側の山を大きく取り込んでみました。新緑の時期が楽しみですが、オレンジツートンの去就が気になるところです。
【2014.11.16 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

42_dsc4062141116_2 国道バイパスからのお手軽ポイントですが、バックの紅葉が反逆光に光ってそこそこ綺麗だったので、「ひだ3号」はここで待ちました。
【2014.11.16 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

62_dsc4067141116_2 今回も飛騨一ノ宮カーブの俯瞰ポイントの様子を伺ってきました。先週の寒波の影響で、北アルプスの山々は冬の様相に衣替えしていました。「ひだ8号」がカーブを進んできます。
【2014.11.16 久々野~飛騨一ノ宮】(電車運転士)

72_dsc4072141116_2 「ひだ5号」は下に降りて乗鞍岳バックをと思い、スタンバイしていたところキハ25の試運転列車が峠を駆け下りてきました。天気予報では午後からはバリ晴れの予報でしたが、気圧の谷の接近により空全体に薄雲が広がり、せっかくの乗鞍岳は眠たい状況になってしまいました。
【2014.11.16 久々野~飛騨一ノ宮】(電車運転士)

82_dsc4803141116 この日のオレンジツートンは岐阜向きの3812が4716Cに入る運用だったため、それを捕獲するべく定番ポイントに向かいました。運よく薄日が差してくれたので、多少コントラストがついてくれたので助かりました。通過直前のタイミングで検査掛様がいらっしゃいました。
【2014.11.16 焼石~下呂】(電車運転士)

92_dsc4136141116_2 車を少し北に走らせ、移動中に気になっていたポイントに立ち寄ってみました。晴れればそこそこ紅葉が映えるはずでしたが、空は厚い雲に覆われ、一縷の期待を望むことには無理がありました。「ひだ14号」が鉄橋を渡って行きます。
【2014.11.16 下呂~禅昌寺】(電車運転士)

102_dsc4156141116_2 下原ダム湖付近の紅葉はいい感じで色づいていました。ちょうど「ひだ13号」が来るタイミングでしたが、木の下に潜り込んだりしていろいろとアングルを試行錯誤しましたが、露出的には条件が厳しかったこともあって、結局、このような感じになってしまいました。
【2014.11.16 飛騨金山~焼石】(電車運転士)

112_dsc4165141116_2 下原ダムでもう少し粘りましたが、16時を過ぎて条件はどんどん悪くなるばかりでしたので、4718Dは流し撮りに切り替えました。バックの紅葉がもう少し映えてくれるとよかったのですが、これが精一杯でした。
【2014.11.16 飛騨金山~焼石】(電車運転士)

122_dsc4182141116_2 後続の「ひだ16号」はさらに暗くなり、シャッター速度はますます遅くなりますが、車内灯に映し出された車内と水鏡のおかげで夕暮れの雰囲気は出すことができたのではないかと思います。1/15秒の流し撮りでしたが、とりあえず、列車が何とか止まってくれてホッとしました。
【2014.11.16 飛騨金山~焼石】(電車運転士)

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2014年11月16日 (日)

紅葉前線南下中

今年は高山線出撃の頻度がやたらと高いですが、その理由はお察しのとおりです。よって今回の記事も「またかよ!」となるのですが、来年からは訪れる頻度も少なくなると思われますので(おいおい!)、もうしばらくお付き合い下さい。

キハ40系が普段通りの姿で紅葉をバックに走るシーンは今年が最後かもしれません。そこで16日は、特にネタ列車が走るわけではないですが、せっかくのチャンスを撮り逃して後悔したくはないので、そろそろ紅葉のピークを迎えた飛水峡周辺を目指し、機材を担いで少しだけ“キハ40&紅葉狩り”に出かけました。
具体的な目的地は今までカメラを向けたことのない上麻生ダム付近の紅葉ですが、この時季になると、9時近くにならないと線路周辺には陽が当たらないため、撮影に適した時間帯に走るキハ40系の運用列車は4710D、4712C、4713C、4715Cの4本となります。

11 訳あって、4713Cは間に合わず、4710Dは下麻生~上麻生で迎えることになってしまいました。しかも後追いで、民家がフレームインのおまけつき。もう少しアングルの工夫が必要でしたが、なにしろ時間的に余裕がなく・・・。

01 ダムのたもとにやって来ました。線路端には手すりが連なり、コンクリートなど建造物が写るので、あまり同業者には好まれないせいかカメラを構えるものは誰もいません。当方もちろん百も承知で、紅葉がなければ当然パスするポイントですが、1カットくらいはいいかなと。
カメラをセットして程なくやって来たのは「ひだ3号」。長~い9両編成の最後部には記念ラッピング車両がぶら下がっています。

02 上の位置から少し岐阜寄りに移動して4715Cにカメラを向けました。太陽は薄雲に覆われて、針葉樹はその存在を主張して、肝心の紅葉はボリュームもなく、映えません。それでも1カットくらいはいいかなと。
やって来たのはツートン色車との混色ユニット。先頭車はキハ48の代役で40が務めています。

041 さらに岐阜寄りに移動して4712Cを狙います。撮影地点は、飛騨川バス転落事故が起きた「天心白菊の塔」のそば。

042 ちょうど1年前にこの位置からツートンユニット編成を撮りましたが、紅葉は映えないし、天候もさえないし、悲しい結果でした。今回は、陽の光は弱めながらも昨年よりは紅葉が映えていたので、及第点としましょう。

Hida 帰路の途中に撮影した中川辺~下麻生をご覧いただきます。来週には紅葉がどこまで進むでしょうか。
23日は、さわやかウォーキング関連でツートン色車による臨時列車が運転されますが、9月から始まったこのイベント列車も美濃太田以北の運転はこの日が最後となります。なお当日は岐阜基地航空祭も催されるので、輸送力増強の関係からか東海色車1両を増結して4連での運転となるため編成美を欠いてしまうのはちょっと残念。彩り豊かな紅葉がそれを補ってくれることを期待したいものです。(出札掛)

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トーマス その後

希代のキワモノか、あるいは鉄道イベントで希に見る大ヒットか、見方は分かれるだろうけれど、大井川鐵道で運転された機関車トーマスは、いろいろ話題を集めた。

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 個人的な意見を言わせていただければ、このトーマス君、意外とよく出来ていて違和感はなかった。ヘッドライトの位置も変更されているなど、細かいところにもこだわっている。また大井川鐵道にとっては、予想以上の反響だったようで、苦しい経営環境の中で大いなる慈雨になったのではないだろうか。トーマス君は、あと2年、契約が継続されるとのことなので、こうした機会を活かしてせいぜい利益を蓄え、今後につなげていっていただければと期待せずにはおられない。

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 さて、気になるのは、シーズンが終わった後にトーマス仕様の客車と機関車がどうなるか、である。客車については、全車を塗り替えるには費用がかかるし、また、すぐに稼ぎ時の秋の紅葉シーズンがあるので、塗り替えはない。一方、機関車(C11227)は走行距離がかさんでいるので、このままの姿で休車となるのでは、と思われた。その確認のため・・・と、いうことではなくて、単に11月の土休日は3本の蒸機列車が運転されるので欲張り鉄ちゃんにとっては効率が良いし、また、気温も低くなって煙の出も期待できるだろうと期待して大井川鐵道を訪れた。

 まずはオレンジ色に塗られた客車である。これは予想通り、そのままの色で使用されていた。

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 千頭行きは1003レかわね路13号で運行されていた。蒸機にオレンジの客車は似合うかどうか・・・。

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 帰路は意外にも定期のかわね路2号で戻ってきた。かわね路1号で行った客車と取り替えたようだ

 ところでオレンジ色の客車って津軽鉄道になかったっけ?(あれは腰下だけかな?)蒸機との組み合わせは、若干(あるいは相当)違和感があるけれど、オリジナリティは別として、実際にこうした塗装があってもおかしくはないような気もする。

 一方、トーマスカラーに塗られていたC11227も使用されていた。

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 こちらはオリジナルの姿に復元されている。さすがに青い姿のまま、休車にして来シーズンまで残しておくだけの余裕はないようだ。

 ところで、今回撮影に行って、いくつかのクリアすべき課題(といえるかどうか、わからないけれど)があることがわかった。まずは、大井川を渡る鉄橋を抜里側から撮影したカット。

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 この位置から撮ると、どうしても川根温泉笹間渡側の河原から蒸機を撮影する人がはいってしまう。まあ、これはやむをえないですねぇ・・・。いやなら、後でフォトショップの練習をするとか。

 もうひとつは、青部と崎平の間の鉄橋でのカット。

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 どうせ、あまり煙は吐いてこないだろうし、また、編成も短いのでアップして撮ろうと思ったら、意外にも煙を吐いてきて、煙がカットされた、最近はやりのカツカツ写真になってしまった。こういうときに限ってカメラを三脚に固定しているので、臨機応変の対応ができない。うーん、相変わらず未熟です。(>_<)

 もうひとつは貸し切り運転への対応。まあ、大井川鐵道にロクにお金を落とさない立場からは何にも言えないけれど(^_^;)、ヘッドマークが付いて来る場合が多いので、それを避けようとすると横から狙わないといけない。それはわかってはいたけれど、天気がもう一つだったので遠方から横位置の撮影ができず、一縷の望みをかけて狙ったら・・・やっぱり、マークが付いてきました。(>_<)

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 とりあえずお立ち台位置から上に登った場所からの俯瞰撮影。この場所からは後ろに立派な温泉の建物が入ってしまうので、好みは分かれるでしょうが・・・。

 ちょうど先日スキャンした写真の中に、大井川鐵道があった。今からほぼ四半世紀前の1990年11月の撮影。蒸機もさることながら、目に付いたのは電車の方。

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 元北陸鉄道の「しらさぎ」と「くたに」の5連運転。最近は、電車は2連ばかりのようなので、意外にこうした長編成の電車の写真の方が貴重だったりして。蒸機は変わってないけれど、電車は車両がガラリと変わっちゃったことだし・・・。そういえば、京阪の3000系も廃車になりましたね。

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 京阪3000系は西武から来たE30形と共に、家山に置いてある。もう少しすると、十和田観光から購入した電車が運行を始めるので、そうなると、現在、稼働している近鉄の16000系や南海の21000系も将来的には蒸機よりも貴重になったりして・・・。

 来る列車は撮っておくに限る・・・と、いうのはわかっていても、本数が大幅に減ってしまった今の大井川鐵道では、、蒸機は撮れても電車を撮るのは至難の技になってしまったんですよねぇ。電車で行ったのでは、撮影の効率も極めて悪いし。

 せめて、もう少し撮影に都合の良い時間に電車を走らせてくれれば、電車で撮りに行こうという気になるのだけれど(帰りにビールも飲めるし・・)、撮影後に2時間も電車がない現状では、ちょっと考えちゃいます。新東名ができてクルマで行きやすくなった昨今では、金谷への電車を待っている内に名古屋の自宅まで帰れちゃうだけに、ねぇ。(>_<)(駅長)

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2014年11月10日 (月)

308.秋色通信2014 【371系 中央西線ラストラン】 2014/11/9

 11月9日は生憎の雨予報。通常なら自宅でのスキャン日となりますが、情報通の方から9004列車が本宿折り返しの舞木まで運転されるとの情報をいただいた上、引退が発表された371系が中央西線のラストランとなるということもあって、9004列車を撮ってから中央西線に転戦するというスケジュールで参戦することとしました。

12_dsc386314119 9004列車は舞木検査場の下あたりで撮ろうと目論んでいたところ、不覚にもスマホのアラームのセット時間を間違ってしまい、起きた時には9004列車にはどう転んでも届かないということになっていました。条件はよくないもののデキ600が名古屋本線の東部を走行することもあって、何とも勿体ないことをやらかしてしまいました。気を取り直して371系を撮りに行くべく木曽路へ車を走らせました。371系までにはまだ時間があったので、とりあえず、紅葉がまあまあだったこのポイントでしばし時間を過ごしました。せっかくの紅葉ですが、雨では色が沈んでしまい見栄えがよくありません。山の中腹に霧が漂い、幻想的な風になるのを期待しましたが、ちょっと中途半端な感じでした。
【2014.11.9 須原~倉本】(電車運転士)

22_dsc390314119 下りの371系は雨に煙るしっとりとした紅葉を狙ってみようと決めていたポイントがありました。高い位置からの遠景でしたが、現地到着時にはしっかりと線路が見えていたものの、しばらくすると下から湧き上がってきた霧で周囲はあっという間に乳白色の世界、列車の姿はまったく見ることができず、走行音だけがむなしく通り過ぎて行きました。気を取り直して奈良井から上松までの回送を撮るために移動しました。雨脚は強くなるし、霧で撃沈した下り列車のショックも残っていることもあって定番ポイントでお茶を濁しました。駅長様のように晴れた条件で撮りたかったですが、どうしようもありません。
【2014.11.9 宮ノ越~藪原】(電車運転士)

32_dsc391914119_2 上松から木曽福島までの回送は帰り道の途中ということもあって検査掛様が撮られたポイントに立ち寄りました。間に国道19号線が走っているため、脚立を使ってもトラックやバスが来たら撃沈でしたが、きわどいタイミングでセーフとなりました。検査掛様の時は晴れてバックの紅葉も鮮やかで、右奥にも紅葉の山が写って、構図のバランス的にもよかったのですが、雨の中ではこれが精一杯でした。その後、雨は止む気配もなく、どんどん暗くなっていく状況だったため、木曽福島から奈良井までの回送と上りの営業列車はパスして帰路につきました。
【2014.11.9 上松~木曽福島】(電車運転士)

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2014年11月 9日 (日)

307.秋色通信2014 【紅葉の飛騨路】 2014/11/8

 高山本線全通80周年イベントとして企画されたオレンジツートン3両編成の臨時列車もいよいよ終盤戦を迎えました。「はなぶさ」にも皆様方が戦果を発表されていますが、自分はまだ未参戦です。11月8日の運転は飛騨一ノ宮(回送で高山)まで、飛騨金山以北に運転されるのはこれが最後になります。天気は曇り予報でしたが、天気のことは構っていられない状況を踏まえて飛騨路を目指しました。

12_dsc363914118 飛騨路は紅葉が見頃を迎え、国道41号線を走っていてもあちこちに見事な紅葉が散見されました。最初の目的地として飛騨小坂付近に向かいましたが、天気予報どおり空はどんよりとした曇り空、こういう天気予報は当たるんですね。それでも「ひだ4号」の時は薄日が差してくれました。飛騨小坂へ進入する「ひだ4号」が坂を駆け下りてきました。
【2014.11.8 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

22_dsc364214118_2 「ひだ4号」が飛騨小坂を発車するとラッキーなことにピンポイントで晴れ間が覗いてくれました。鮮やかな紅葉が朝日に映え、イメージどおりのカットになりましたが、一番いい位置に鎮座してる針葉樹が落葉樹だったらというのは贅沢でしょうか。このポイントは飛騨小坂を挟んで両方向の列車を撮ることができる効率的なポイントです。
【2014.11.8 飛騨宮田~飛騨小坂】(電車運転士)

32_dsc367814118_2 オレンジツートン3両は飛騨小坂~渚の定番ポイントで撮ることにしました。現地に到着後、しばらくしたら出札掛様の姿をお見かけしたので、お声掛けをさせていただき、しばしご一緒させていただきました。何本かの列車でウォーミングアップを行いましたが、その中の「ひだ6号」の時は一瞬のバリ晴れ、しかもバックも青空となり、絶好の条件となりました。本命列車もこの調子で行ってくれればいいのですが…。
【2014.11.8 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

42_dsc370714118_3 「ひだ6号」通過後は時折り薄日は差すものの曇り基調になってしまい、気持ちはヤキモキしますが、この傾向は変わる様子がありません。もうダメかと諦めかけていたところ、通過直前になって薄日が差してくれました。おかげさま紅葉の中を行くオレンジツートンをまずまずの条件で撮ることができました。
【2014.11.8 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

52_dsc467614118_3 もう1台のカメラでは手前の鉄橋を広角気味に撮ってみました。できるだけ紅葉をたくさん入れるべく空を入れようかとも思いましたが、青空ではなかったので、空カットの構図を選択しました。出札掛様のように3両とも鉄橋上に乗るパターンの方がバランスがよかったかなと反省です。
【2014.11.8 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

62_dsc373214118_2 そのまま現地に残られる出札掛様とお別れし、上りのオレンジツートンまでの間合い時間を利用して飛騨細江以北の様子を伺ってきました。微妙にピークを過ぎてしまったようですが、何とか許容範囲に収まったかなって感じです。
【2014.11.8 飛騨細江~角川】(電車運転士)

72_dsc374714118 
 角川以北は葉っぱもかなり落ちてしまっていて紅葉も終盤戦を迎えていました。そんな中、この一角だけは何とか鮮やかさが保たれていました。ただ、天気はドン曇り、木々の輝きが期待できなかったのが残念です。
【2014.11.8 角川~坂上】(電車運転士)

82_dsc470414118 折り返しのオレンジツートンは飛騨一ノ宮カーブの俯瞰ポイントにってみました。午前中は時折り陽射しがあった天気も午後になると空は厚い雲に覆われてしまいました。北アルプスの山々もかろうじて見えてはいましたが、霞が強く、結果はご覧のとおりです。
【2014.11.8 久々野~飛騨一ノ宮】(電車運転士)

92_dsc378214118_2 飛騨小坂の停車中に何とか先回りすることができたので、朝に訪れたポイントでオレンジツートンをゲットしました。この時間だと晴れたとしても逆光なので、曇りでも何とかなりました。水鏡を期待しましたが、直前になって風が吹いて水面が微妙に波打ってしまいました。ここでも出札掛様の姿をお見受けしましたが、通過までにあまり時間がなかったこともあって、お声掛けは撤収後とさせていただきました。
【2014.11.8 飛騨宮田~飛騨小坂】(電車運転士)

102_dsc380514118 以前から気になっていたポイントがあったため、そのまま南下はせずにもう一度定番ポイントに舞い戻りました。線路が見えるのか、見えたとしたらどんな感じで見えるのか、線路の見え具合の確認がメインとなってしまいましたが、実際にはこんな感じです。夕方近くなって周囲はかなり暗くなり、露出は厳しい状況だったので、もっと条件のいい時にリベンジしたいです。いきなりキハ25の試運転列車が飛び出してきましたが、来春以降はこれが日常の風景になってしまうんですよね。
【2014.11.8 飛騨小坂~渚】(電車運転士)

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朝練も終わり

11月になり、皆さん紅葉追いかけにご活躍をうらやましく思いつつローカルなネタしかない自分は肩身が狭いのですが・・・・
さて、石油需要が増加しタンカー輸送が活発化し出す時期になると、日が短くなって我々は活動に制約が多くなるという毎年繰り返される現象により、ここの場所も今年は終了間近です。朝日がようやく差し込み始めるとじきにやって来ました。写真ではわかりませんが上りの回送電車はすぐ手前まで近づいています。

Yada1104
  【11/4  6883レ】

橋脚の足元までどこかの影が伸びています。そして翌日、曇り空なので露出が厳しいのを、せっかく起きて出掛けたからと無理やり撮ってみました。この日は貨物は気持ち遅れ目、回送はちょっと速度早目で通過、おかげで被られずに済んだことは隅っこに写りこんでいる383でわかるかと思います。

Yada1105
 【11/5  6883レ】

ここで毎回はらはらするのも今年はそろそろ終わりです。明るさを求めて遠征しなさいということでしょうか。(資材担当)




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紅葉最前線とツートン祭り

第5回目を迎えた11月8日(土)の高山線HM付きキハ40系ツートン色3連列車は、回送区間を含めて高山まで運転されます。このイベント列車が宮峠を越えるのは3回目ですが、その峠越えシーンとしては今回で見納めとなるため、できるだけ北部まで遠征して“最後のシーン”を撮ろうと考えていたところ、ちょうど飛騨小坂周辺で紅葉の見ごろを迎えていたので、迷うことなくここを目的地としました。

11091001_4 早朝に現地入りして紅葉バックのシーンを方々で撮りながら時間を稼ぎ、通過の約1時間前に定番の撮影ポイントに着いたところ、当然の如く既に三脚が何本も置かれていました。まだ入り込める余地はあるので三脚を担ぎながら立ち位置を確保しようと右往左往していたところ、一段高い場所から手を振るカメラマンの姿が目についたので、よくよく見たら電車運転士様でした。そこは一粒で3度おいしいポイント。へぇ、こんなポイントがあるとは・・・知りませんでした。

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110913 朝から雲が多めで、時折晴れ間がのぞきますが通過時は曇り空、とはいえ僅かな薄日が差してくれました。紅葉のピークは場所によっては過ぎてしまったようですが、ギリギリセーフと解釈しておきましょう。

110920011_2 折り返しの列車も、少しだけ移動して待つことにしましたが、天候は徐々に暗くなる始末です。それでも紅葉がピークを過ぎていたとはいえ見事だったので、この風景に敬意を表してカメラを構えました。

11093001_2 列車は飛騨小坂で17分間停車するので、慌てることなく次の撮影地へ向かうことができます。国道を走っていたら、小坂町のダム湖を俯瞰する地点から山の紅葉が線路の背景に写り込むシーンが目に入ったので、車を停めて三脚をセット。撮影して撤収していたら一段、いや二段高い場所から自分の名を呼ぶ声がしたので、振り向いたら電車運転士様でした。うわゎ、そこから撮影でしたかぁ~。

11094001 追いかけるのも不可能ではありませんが(検査掛様の記事が証明しています)、あまり深追いせずに撮れたら撮ろう、と軽い気持ちで、でも腕時計を見つつそわそわしながら国道を南下しました。そうしたら少ケ野の運転停車中に追い越して列車の直前を先行していました。しかし定番のお立ち台までは間に合いそうにもなく今一歩届かなかったので、後追い承知でカメラを構えたら十秒後にファインダーの中に入って来ました。

11095 飛騨金山でも17分間の停車があるので、追い越して再び撮影が可能のよう。ただ、辺りは曇り空でたとえ晴れたとしても太陽の光が届くのかは微妙です。適当な撮影地が思い浮かばなかったので、またまた後追いとなりますが、この場所で妥協しました。それほど通らない道に自動車が2台も写り込みましたが、許容範囲でしょうか。


11096001 以上で本日の撮影は終わり、と機材を片付けて再び国道を南下し始めたら、下油井で5分間の運転停車があることに気が付きました。ここまで来たら、あわよくば飛騨川第一鉄橋の定番ポイントで撮れたらいいな、とダメもとで車の流れに逆らわず国道を走っていたら、ハイ、追いつきました(笑)。
反対列車待ち合わせの影響で定刻よりやや遅れ気味だったことも幸いしましたが、姿を現したのはカメラを構えてから1分後でした。


「ひだ」と紅葉のコラボは来年以降も可能でしょうが、今年限りになるかもしれないキハ40系については、紅葉晴れのコラボシーンが思っていたほど撮影出来ずに悔いが残りました。間もなく美濃地方にも紅葉前線が訪れますが、はたして今年は下のようなシーンが得られるのでしょうか?期待を込めて過去の画像を掲載しますことをお許し下さい。

1112001 画像は2011年12月4日の3707D(後追い)。運が悪いと、同業者が斜面をつたって線路端に立ち入り、写り込んでしまうときがあるんですねぇ・・・。(出札掛)

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2014年11月 8日 (土)

福岡遠征 2014/11/3~4

 皆様、ご無沙汰しています。なかなか皆様にお見せできるような写真が撮れずアップできていませんでしたが、久しぶりにちょっと面白いものを撮影してきましたのでご報告いたします。【施設区長】

 11月3日は福岡県の大牟田市から荒尾市にまたがる三池炭鉱関連の遺産を年に一度公開する「近代化遺産一斉公開」の日で、大牟田市が保存する三池炭鉱の4両の機関車が見られる唯一の機会です。以前よりこの保存車の中にあるGE製の15tB形電気機関車を見てみたいと思っており、やっと念願かなって訪問することができました。

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 この手前の機関車が今回の目的の1908年GE製の15t級B形5号機関車で、鉱山用L形機関車が原型の車両です。草軽電鉄のジェフリー製の機関車の大型版のような形態で乗務員用扉が無く、窓から出入りしていたとのことです。奥は1915年三菱造船所製20t級B型機関車(これもなぜか5号)です。

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 こちらは1911年ドイツのジーメンス社製の20t級B形機関車1号で、先の三菱造船所製5号の原型となった機関車です。後ろは1936年東芝製の45t級B-B型機関車17号で、産業用電気機関車としては標準的なもので各地に同型機がいましたが現在ではほとんど見られなくなっています。

 念願のGE製の機関車はここでしかじっくり見ることできませんが、ジーメンス社製の20t級B形機関車と1936年東芝製の45t級B-B型機関車は今でも三井化学専用鉄道で使用されており、この日も大牟田駅からのタンクコンテナ牽引と構内での入れ替えが行われていましたので、こちらも撮影してきました。

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 こちらが大牟田駅北のヤードからタンクコンテナをけん引してきた18号で、保存されている17号と同型の1936年東芝製の45t級B-B型機関車です。

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 こちらは構内入れ替えに使用されているジーメンス社製12号で保存されている1号と同型です。ただ、構内線が非電化のため牽引するバッテリー車から給電される方式で使用されています。

 このような古典機関車が今でも現役のところは本当に少なく、きれいに整備されたマルーンの塗装も美しく魅力的であるためか、この日も10人以上の同志が撮影に来ていました。

 翌日は福岡に行き、西鉄貝塚線で運転されており、5月23日より旧西鉄塗装に塗装替えされた313形315-365編成を撮影してきました。

 この313形は来年1月24日をもって運行終了予定なので機会があれば撮影したいと思っていたところでした。貝塚線には600形7編成と313形1編成が在籍していますが、通常5本で運用されているため走っていない可能性もありましたが、「さよなら西鉄313形フォトコンテスト」募集期間中のためか無事走っていました。

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  西鉄新宮~三苫のため池脇

 午後順光のよい場所を見つけましたが、貝塚線をオーバークロスする県道の高架橋がちょっとうるさいですね。

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 貝塚~名島間の多々良川橋梁

 貝塚線の西側には臨港貨物線の高架があり、堤防部分にも足場がなく撮影を断念しようかと思いましたが、干潮で堤防際の川床に降りることができたため、何とか撮影できました。

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 香椎花園~唐の原間

 その他の列車はこの塗装の600形ばかりですが、初の貝塚線撮影を楽しんできました。

 以上、福岡遠征のご報告です!【施設区長】







 

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2014 秋のネタ列車追跡

 このブログを見ていると、秋になっていろいろとネタ列車が走っていることが分かる。このためにわざわざ出て行くのも面倒だと思うが、他に撮りたい列車もないし、季節の良いときに家にこもっているのも健康に悪い。そこで、いろいろネタ列車が揃った8日に出撃を計画した。しかしながら、残念なことに天気予報がもうひとつで、昼から曇るという。まあ、曇ってしまったら途中で帰ってこよう、と気楽に考えて、予定通り出撃をすることにした。

 まずは、犬山常備のホキが舞木に入場するということで、それを撮影する。通常、撮影できるホキは金山以南の運用なのに対して、今回は犬山線からの運転である。しかも、デキ600が牽く可能性が高そうだ。通常、工臨は、AEON熱田店の前あたりで撮るけれど、今回はせっかく金山以北を走ることだし、そうしたロケーションを活かして撮れる場所を考えて、結局、ここで撮ることにした。

600

 JRの尾頭橋ホームからの撮影である。架線柱などが煩いので良い構図とは言えないが、とりあえず名駅の高層ビル街が画面に入るので、いつもと違った場所で撮っていることは分かる。

 続いて、キハ40の国鉄色を撮ろうと高山線に転戦する。東別院に戻って高速にはいれば良かったが、名駅から入ろうとしたら思わぬ時間がかかってしまい、結局諦めて名桑線経由で各務原に。列車には間に合ったが、撮影する場所を選べず、単なる見る鉄になってしまった。結局、その折り返しを坂祝の手前で撮影する。

40
 心配された天候も、薄日が差すくらいになって、露出もあがり、まずまずの成果である。

 ここで次にどこに行くか、判断をしなければいけない。このままキハ40を撮りに高山線を北上するか、あるいは371系の中山道トレインを撮りに中央線に転戦するか、である。この段階では天候はまだ曇り基調であることから、撤退が容易な中央線に転戦することにした。

 しかし、瑞浪のあたりまで来ると、不思議に天候が回復してきた。とりあえず午前中は持ちそうな様子なので、検査掛さんや出札掛さんの素晴らしい写真が掲示された薮原に向かうことにする。

3711
 まずは、奈良井行の中山道トレインを撮影する。集札掛さんが撮影されたときは数人だったようだが、今回はこの場所だけで10人ほど。さらにこの奥の陸橋付近には20人以上が集まっていた。

3712
 続いて上松への回送は、薮原の南で撮影する。この時には天候が回復して、青空が空一杯に広がるほどになった。

 さて、天候が回復してくると、午後の奈良井行の回送をどこで狙うかが悩ましい。午後になると、光線状態が良くなって、紅葉がもう少し浮き上がってくるのではないか、と期待して、朝と同じ場所に戻った。ところが、陽の強さが弱いためか、検査掛さんの撮られたときほど紅葉が力強く浮かび上がってこない。全般に赤茶けており、黄葉が落葉したり、色が茶色になっていることから考えると、どうやら時期を失しているようだ。先週に来るべきだったのだ。さらに不運なことに、天候も列車通過の15分ほど前までは弱いながらも陽があたっていたが、その後、急速に悪化して、通過時には完全に曇ってしまった。とりあえず、午前の写真と変化をだそうと、ちょっと長めの玉で撮影する。

3714
 やはり、ここは標準系の方が良いかな。ちなみに、上の写真は70mm、この写真は110mm見当である。

 この戻りをトンネルの出口で撮って、名古屋に向けクルマを走らせていると、上松でこの列車を追い抜いてしまった。そこで、大桑の鉄橋で再度、撮影することにする。ここにはすでに同業者がかなりいたので、その奥から手持ちで狙わせてもらう。

3715
 ここも、通過直前に一瞬ながら陽が照るほどに天候が回復しており、結果的に曇りはしたけれど、まずまずの明るさで撮影できた。

 8日は、天気予報で午後悪化するということで、ダメ元で出撃したけれど、予報からは意外なくらい、まずまずの状況で撮影できた。まあ、まれにはこんなこともあるのだろう、な。とりあえず371系は、これで撮りおさめとなりそうである。

  明けて9日。この日は雨の天気予報であったので出撃はやめるつもりであったが、気象協会の天気予報では雨の降りだしは昼前くらいという。この日の狙いは、早朝、日の出直後に走る名鉄の工臨。8日に豊明まで回送されたホキの舞木入場である。今回はデキ600の牽引ということがわかっているので、多少の天気の悪さは我慢しても、可能なら撮りたかった。

Photo
 結局、出撃したものの岡崎の乙川の鉄橋は暗くて撮れないと判断し、ダイレクトに舞木に向かう。一時的に天候が回復するときもあったが、直前に露出がダウンし、色も満足に出ておらず、なんとか撮れたという程度の写真になってしまった。

Photo_2
 舞木への入場は、本宿の高架から降りてくるところで撮影して、今日の撮影はお終いである。撮影後に雨も降り出したので、傘をささずに撮れただけでも良いとすべきなのだろうか。舞木でお会いしたUさん、お疲れ様でした。(駅長)

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2014年11月 5日 (水)

「巴淵」について

駅長様、異を唱えるようで申し訳ないのですが、「巴淵」はこちらではないでしょうか。(1枚目のカラーは巴淵だとおもいます。)橋梁も鉄橋ですし、道もありますので・・・。

Img3011973年3月28日
列車は、ヨの後にク5000が7~8両続くようなので、駅長様が鳥居峠で撮られたのと同じ列車と思われます。トンネルサイドに登れたのはここも同じでした。
駅長様が撮られた場所はもう少し藪原寄りで、私が9802Mを撮った跨線橋のカーブの先だと思います。(検査掛)

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371系の引退に寄せてPart2

「371系の引退に寄せて」で静かに見送りたいと思います。・・・な~んて書きましたが、行っちゃいました!11月3日の「中山道トレイン」。(出札掛様と被ってしまいますがご容赦ください。)

天気の移動が前倒しになって好天が期待できるようになった11月3日、翌週には家族運用が控えているため、行くならこの日しかない!ということで夜明けとともに車に乗ってしまいました。まず、高蔵寺で6883レの運転を確認、ないことが分かったので、国道を辿ることにしました。

Dsc_0747落合川・坂下 822M
まずは昨年の1枚目と同じ場所でJR東日本の乗入れ車を撮ります。車両は211系に変わってしまいましたが、紅葉の色付きは昨年より良かったので、これは北はイけるぞ!と期待が膨らみました。

Dsc_0756落合川・坂下 3088レ
祝日なので、定期貨物はあるのではないか、ということでここに登ってみました。ここは針葉樹が多く、あまり紅葉は見られません。ちょっと北に来ただけですが、西高東低の冬型の気圧配置ということで、かなり雲が湧いてきました。列車はちゃんと来てくれましたが、遠望なだけに陰ると景色に埋没してしまいます。ハラハラしましたが、どうにか大丈夫でした。
本命は伊奈川橋梁で、と思いましたが、思っていた通りと言いますか、通過30分前では立錐の余地もありませんでした。
Dsc_0780倉本・上松 9801M
出札掛様が撮られた藪原定番も考えましたが、時間的に余裕がないとおもわれましたので、仕方なく照るともろ逆光となるここに決めました。秋の雰囲気はまぁまぁなので、陰ることを念じ?ましたが、みごと陰ってくれました。ここにしたのにはもう一つの意図がありました。
Dsc_0784上松・木曽福島 9801M
上松での「しなの」退避のための7分停車で先行し、もう一度9801Mを撮るためでした。軽トラに前を遮られ、ギリギリでしたがどうにかここで間に合いました。
Dsc_0785木曽福島・原野 3084レ
回9842Mまでは時間があるため、ロケハンしていてうっかり3084レの時刻を見誤ってしまいましたが、運よく撮り逃がさずに済みました。しかし、またまた陰ってしまい、バックの紅葉した山とのコントラストがつきすぎてしまいました。
Dsc_0793木曽福島・原野 回9842M
藪原定番へ移動しようとも考えましたが、一応昨年同所でこの回送を撮っているので、3084レと同じ場所で撮りました。晴れて側面は陰になりましたが、白い車体で救われました。
Dsc_0796上松・木曽福島 回9843M
2回目の9801Mを撮ったのち、道の駅横の紅葉が陽に映えて実にきれいだっただったので、迷うことなく(というか、ここしかありませんが・・・)ここに来ました。大型が来ればどうしようもない場所ですが、運よく抜けました。陽の当たりもよく、今日一番のデキでした。

Dsc_0801藪原・奈良井 1830M
371系の復路は最初から鳥居峠で、と思っていました。しかし、相変わらず雪雲が太陽を隠します。上りのローカルがやってきましたが、この時はスポットで電車にも陽が当たってくれました。

Dsc_0811藪原・奈良井 回9845M
しかし、本命は陰ってしまいました。白い車体が救いです。

Dsc_0817宮ノ越・藪原 9802M
陽がさすことに疑う余地がなければ、鳥居峠のトンネル出口で撮りたかったのですが、どうにも雲が覆っていて諦めました。奈良井発が15:00ということで、あまり南に行くと太陽そのものが山影に入ってしまうと思い、どうしようかと車を走らせましたが、ふとこの場所が見えたとき陽が当たっていたので思わずハンドルを切ってしまいました。結果はギリギリセーフ、見た通り通過直後、山の陰に呑み込まれてしまいました。

昨年は天気が悪く復路は諦めざるを得ませんでしたが、今回は紅葉も見頃で思いっきり撮ることができました。月末の御殿場には行けないと思いますので、これで371系とはお別れになるのでしょうか。(検査掛)















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【アーカイブス】巴淵で列車が見えた頃

 出札掛さんから、371系の運転に際し、中央線薮原南の巴淵で撮影された写真が掲示された。紅葉は美しいけれど、現在では木が伸びて、車両を隠してしまうと言う。写真を拝見していて、かつてこの場所で撮影をしていたを思い出した。この頃は、木の枝もそれほど伸びておらず、車両も十分に入れることができた。

 もっとも、撮影したのは1973年の5月なので、もう41年前である。もちろん、まだ蒸気機関車の時代である。

Photo
 GWなので新緑の季節にはやや早いが、落葉した木々が紅葉の季節には美しいであろうことを伺わせる。残念ながら、紅葉の時期には撮影していない。

 たぶん、この鉄橋だろうと思うけれど、当時はトンネルの上から俯瞰で撮影も出来た。

1973
 少々、編成の後部が隠れてしまっているが、斜め上からの俯瞰が決まり、好きなカットである。

 371系を撮られた薮原北の高架橋も撮影してる。

Photo_2
 これはさらに古く1971年の撮影。まだ高校生時代なので、腕も未熟で手前に盛大に草が入っている。この場所は、これ以来行っていないけれど、もっと高い位置から撮れるようなので、どうしてその頃、そこまで行かなかったのだろうか、と悔やんでしまう。この位置で撮るなら光線も午後の方が良いはずである。

 ま、高校生の時の写真に今更そんなことを言ってもしょうが無いけれど・・・ね。(駅長)

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306.「新宮トワイ」スクランブル参戦 2014/11/3

 先の3連休の天気は3日間とも芳しくない予報だったため、この界隈でも興味をそそる列車が運転されるにもかかわらず、鉄活動は諦めていました。淡々と家族運用を消化している折、2日の夕方、何気に天気予報を確認すると3日は当初の予報に反して晴れ基調に変わっていました。しかも、南へ行けば行くほどバリ晴れの予報、「うわっ、これは新宮トワイへ行け!」とのお告げに違いないと都合のいいように解釈し、スクランブル参戦となりました。新宮トワイは今年度下期に展開されている和歌山DCのイベントの一環として実施され、9月~11月に5回の設定がありますが、初回は家族運用、2回目は家庭事情、3回目と5回目は平日ということで4回目となる今回が最初で最後の参戦になりそうです。

12_dsc453414113 往路は定番ですが紀伊田原の俯瞰ポイントを押さえておきたかったので、4時00分頃に現地入りしました。激パは必須とある程度は覚悟していましたが、現地はすでに置き三脚の嵐、端っこの方にかろうじてポジションを確保することができました。天気予報どおり朝から雲ひとつない快晴、早朝の普通列車が朝日を浴びて通過して行きました。本命列車への期待が高まります。
【2014.11.3 古座~紀伊田原】(電車運転士)

22_dsc342314113 絶好の条件の中、本命列車がゆっくりと眼前を通り過ぎて行きます。まさにイメージどおりのカットを撮影することができました。現地は激パを通り越して大変な状況になっていると感じましたが、たまたま現地で出会った知り合いから聞いたところによると初回の9月14日に比べればこれでも全然余裕とのことだったので、その時はきっと想像を絶する状態になっていたんでしょうね…。
【2014.11.3 古座~紀伊田原】(電車運転士)

32_dsc343714113 往路の撮影を終えた後は復路のポイントに速攻で移動しました。ここは1年半前にも訪れましたが、海バックで上下列車が撮れる効率のよいポイントです。復路の本命列車までに来る列車を撮りながら時間を潰しました。てっきりオーシャンブルーの105系が来るものと思い込んでいたら赤帯の105系が来ました。関西の105系事情に疎いため、詳細はよくわかりませんが、これってそれなりに貴重な存在なのでしょうか?
【2014.11.3 古座~紀伊田原】(電車運転士)

42_dsc458014113_2 これも和歌山DCの一環で運転されている「ハローキティ和歌山号」です。車体全体にキティのラッピングが施されています。この車両、近畿車両が開発した充電型バッテリー車両で、列車番号はD付きの気動車列車ですが、走行音は電車そのものでした。
【2014.11.3 古座~紀伊田原】(電車運転士)

52_dsc458314113_2 続いて381系の「くろしお」です。福知山線の国鉄色と違って紀勢本線の車両は話題に上ることが少ないようですが、そう遠くない将来には現役引退となるでしょうから葬式鉄になる前に記録しておきたいものです。
【2014.11.3 古座~紀伊田原】(電車運転士)

62_dsc349314113_2 復路も水平線くっきりのイメージどおりの写真を撮ることができました。ここも激パを覚悟して往路撮影後に速攻で向かいましたが、予想に反してこのポイントにいたのは自分一人、おかげさまでこの素晴らしいロケーションを独り占めすることができました。
【2014.11.3 古座~紀伊田原】(電車運転士)

72_dsc460214113_2 新宮トワイはその後、串本・周参見などで長時間停車があるため、和歌山方面の追っ掛けが可能でしたが、帰りのことも考慮して深追いはせずに玉の浦俯瞰ポイントに向かいました。この入り江、海の色は真っ青ではなくて少し緑がかったまさにオーシャンブルーといった色合いでした。
【2014.11.3 紀伊浦神~下里】(電車運転士)

82_dsc353114113_2 「オーシャンアロー」は定番構図で撮りました。先客の方に話を伺うと復路の新宮トワイの時はただでさえ小さいキャパの中に同業者が押し寄せたため、息が詰まるくらいの超過密状態だったとのことです。
【2014.11.3 紀伊浦神~下里】(電車運転士)

92_dsc354414113_2 帰り道がてら豪雨災害で通行止めとなっていた新鹿湾の俯瞰ポイントに立ち寄ってみました。高速道路の影響が心配されましたが、幸いなことに影響はまったくありませんでした。凸の貨物亡き後、オレンジツートンのキハを撮りたいと思っていますが、実現する日は来るのでしょうか。この「南紀」を撮ったのが15時15分頃、次の列車は16時ちょっと前でしたが、秋の陽は釣瓶落としとはよく言ったもので、この列車を撮影後にはあっという間に線路は山影の中に入ってしまい、早々にポイントを移動しました。
【2014.11.3 二木島~新鹿】(電車運転士)

102_dsc359614113_3 相賀の鉄橋だったら17時頃でも何とかいけるのではないかと車を走らせましたが、結果はご覧のとおりアウトの状態でした。それでも残照がバックの空を含めて周囲を赤く染めてくれたので、それなりに絵になったかなって感じでした。
【2014.11.3 相賀~尾鷲】(電車運転士)

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2014年11月 3日 (月)

紅葉最前線と371系

今年もまた、秋の中央西線を371系が多客臨として走りはじめました。せっかくの紅葉シーズンなのに昨秋はあまり力を入れなかったので、今年こそは紅葉前線のエリアまで遠征して記念撮影をして来ようと企てました。

運転日を確認すると、そのほとんどが様々なネタと重なっており、さあて、優先順位をどう判断しようか、ネタの掛け持ちは不可能か、などと好き勝手に悩んでいたところ、この三連休は悪天候を伝える天気予報のおかげで一気に踏ん切りがつきました。1日(土)は終日雨模様のため見合わせ、2日(日)なら日中の降水確率も低めなので、予報を信じて紅葉がもっとも見頃を迎えている藪原周辺に的を当てて未明の国道19号を北上しました。日曜日のため81レ以外の貨物列車はほぼ運休が予想されるので、本来なら避けたい曜日ですが、翌3日(月)は家庭運用の都合上、一日中留守にできないため止むをえません。

Tme2
Tme1 以前、某雑誌で目にしたことのある場所が気になったので、ネット等で下調べをして寄ってみたのは、秋のちょっとした観光地となっている巴淵。宮ノ越から国道を北へ進み、「巴淵」交差点の角から川原へ降りられる小道があったので、そこから線路が見えるところまで近付こうとしましたが、この辺りが限界。自分が記憶をしている画像は、車両1両分は写るくらいの鉄橋が見えていたはずでしたが、木々の成長に阻まれて残念な事にそのような画像は得られませんでした。

3711 何年ぶりかで訪れた鳥居峠の俯瞰ポイント。しかも紅葉シーズンに訪れたのは初めてのことです。ちょうど紅葉前線がおりてきた頃でしょうか。藪原周辺は期待どおり、というよりも予想以上に見応えのある紅葉に思わず目を奪われました。
今回は撮影地選びにあたり、371系の特徴であるダブルデッカーが写り込むように考慮しました。当お立ち台は各氏のブログ等でダブルデッカーがぎりぎり収まることを確認していたので、迷うことなく三脚をセット。自分以外のカメラマンは3名のみでマッタリでした。9801Mの通過時間は晴れると逆光気味になります。紅葉バックならそれでも絵になるのですが、もともと曇天予報だったので、まあいいでしょう。

3712 奈良井からいったん上松(~木曽福島)まで戻る回9842Mは、鳥居トンネル飛び出し地点で構えました。ここには既に10名以上の同業者が集結しており、どうりで先の俯瞰ポイントにはあまり撮影者を見かけなかったわけです。まとめて上下の371系を狙おうという魂胆ですね。

3713 午後の撮影は雨交じりの天気となりました。
奈良井へのお迎え回送・回9845Mは紅葉の定番ポイントで構えましたが、せっかく見ごろを迎えた紅葉も雨に煙りがちです。さて、371系は通過時間になっても一向に姿を現しません。まさか車両故障?イヤな事象が脳裏をよぎります。隣に居合わせた同業者さんによると、どうやら空転を起こして勾配を上ってこれないとか。そして待つことしばし、約35分遅れで目の前を無事通過して行きました。空転したのは雨と落ち葉の影響なのか、定かではありません。

3714 名古屋行き9802Mは、あまり移動時間が確保できないので、この付近で待つことにしました。所定では15:10過ぎに通過するのですが、40分程度の遅れが見込めるのは必至。とすれば時間的に露出も下がってくる頃だし、雨が止む気配もないし、こうなると持久戦です。実際には約45分遅れで通過しましたが、暗~い。感度を上げて画質を落としたくはないですが、シャッター速度を犠牲にはできないので、、一か八かで挑んだのが“1/180 F5.6 ISO3200”、もう意地以外の何でもないですね(明るいレンズ欲しい)。列車がブレないようにカメラを三脚上でパンしながらズームを軽く引きつつシャッターを切り、辛うじて被写体は止まりましたが、見栄えの結果は現像ソフトに委ねましょう。露出が上がらない反面、客室の照明がはっきりとして車内の様子がうかがえたのは、苦し紛れの副産物でしょうか。

列車が遅れるわ、悪条件に見舞われるわで午後は散々な一日でした。昨秋の運転時にしっかりと取り組まなかった罰が当たったのかもしれません(笑)。(やっぱり再履修ですか?出札掛)

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「マッサン」の電車

 各方面で行事が目白押しだったこの3連休、鉄活動に励まれましたでしょうか?かくいう駅長氏は同好の仲間と阪堺電車の160形を貸し切って、乗り歩きを楽しんできました。もっとも、乗り歩きが目的と言うより、前後の飲み会の方が中心だったかもしれませんが・・・・。

 さて、阪堺といえば、いま放送中のNHKの朝ドラ「マッサン」の舞台。その番組PRをかねて、阪堺ではこんな電車が運行してマス。

2014
 おお、凄い番宣電車だこと。NHKのこうした画像を使うのは、かなり制約があると聞いているけれど、そのあたりはどうだったのかな。(^_^;)

 それはさておき、テレビの舞台となっている住吉酒造は「摂津酒造」というのがモデルで、場所は阪堺の上町線と南海高野線が交差するあたりにあったとか。摂津酒造は昭和39年に宝酒造に合併され、その跡地は現在はアパートとなってます。もっとも、このマッサン電車、主に団体に使われているので、普段はなかなか見ることができないとか。

 今回、チャーターしたのはこのマッサン電車ではなく、、最近、竣工時の塗装に塗られた166。昭和3年製の古豪で、現在、運行しているわが国の電車の中では最古参です。現在は7両が残っているはずですが、最近はあまり出番がないとか。今回は恵美須町を起点に浜寺で折り返して我孫子町の車庫までのルートで貸し切りました。

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 恵美須町に到着するところを望遠で撮影。この後は乗り歩きを楽しみ、その後は車庫の中を案内していただけました。

 通常の写真では面白くないので、ここでは滅多に見られない珍しい電車の写真を・・・

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 まずは、車庫の奥に置かれた京都市電。廃止に伴い6両を譲受し、現在、1両のみ残ってます。1両は米国ツーソンに売却されました。数年前に乗ってきたけれど、ストリートカーが開業した今はどうなっているのかな?

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 もう1枚は、車庫の奥の方に置かれているTR-2。普段は、工場への車両の押し込みに使用されいて、なかなか見られません。今回は、もう1台のTR-1とともに特別に運転していただけました。動くのを見たのは初めて。ブレーキとコントローラーが線路方向に配置してあるのがなんとも珍しいです。

 さて、車庫の見学も終わり、マッサン電車が貸しきりで運行されていたので、それを撮りに帝塚山四丁目へ。

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 ここは併用軌道から専用軌道に切り替わるところで、自動車も少なく、撮りやすいので好きな場所です。見慣れぬ高い建物があるな、と思っていたらあべのハルカスでした。

 阪堺の乗り歩きの前日には、プレとして京都・梅小路公園内に開設された市電広場を見に行ってます。以前は梅小路の蒸気機関車館の周囲を走っていたN電が鉄道博物館の建設と梅小路公園の整備に併せて移設され、それに伴い、ポール集電からなんとバッテリー駆動になってしまったというので、その様子を見るのが目的。

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  しかし、しかし、なんとも締まらないんですね。架線がないことで、一気に玩具ぽく見えてしまうんです。動かす意義は認めるのですけど、歴史の保存、ということから見るとどうなんでしょうね。それはともかく、なにか画面の左に怪しげなものが見えてますね。(^_^;)

 最後に好天に恵まれた3日の中山道トレイン。奥まで入ろうかと思ったけれど、名古屋で走ったという記録として撮りたかったので、安直な中央線の庄内川鉄橋としてしまいました。

371

 声をかけられ、誰かと思えば、メンバーのNさんでした。お疲れ様でした。(駅長)

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2014年11月 1日 (土)

371系の引退に寄せて

先月20日、ついに371系の引退が発表されました。1991年3月のダイヤ改正で登場し、「あさぎり」として新宿・沼津間で運用を開始されましたが、2012年3月で定期運用から外れました。
Wkiによれば、小田急SSEの老朽化に期を同じくして、国鉄民営化により御殿場・沼津間の2駅に交換設備が整備され、地域の観光振興の思惑にJRが呼応した形で登場したとされていますが、巷では国鉄民営化後E社とC社の覇権争いの中、C社がE社の向こうを張って首都圏に乗り入れ手段としてとった奇策とも言われていました。

何はともあれ、1991年初頭、371系は登場しました。371系は1本のみ、しかもC社が何を目的としたのか、7両編成を3メーカーに分散発注されました。
まず、登場したのは川重製のダブルデッカー2両でした。
Img2451991年1月7日 西岡崎・安城 9862レ  EF66 36+サロハ371-1+サロハ371-101
稲沢以北は撮っていないのでおそらく稲沢までは夜間の運行だったと思われます。豊橋から日車入場スジの9775レに乗せるため、あちこちで退避したようで、電車鉄でしたが刈谷→西岡崎→三河三谷→下地(豊橋・西小坂井)と4回撮影できました。この頃は結構EF66が甲種輸送牽引の任に当たっていましたが、同業者いたかなぁ。

Img2471991年1月7日 豊橋・西小坂井 9862レ
まだナンバーも表示されていません。しかし、川重製らしく、窓にはしっかり同社のマークが掲出されています。
Img254Img2551991年1月7日 船町・下地 9775レ  DE10 1519+サロハ371-101+サロハ371-1

2日後、日立笠戸から下り方電動車ユニットが来ました。
Img2591991年1月9日 西岡崎・安城 9862レ  EF66 121+モハ371-101+クモハ371-101+ヨ
この日も最初の撮影場所が刈谷から安城に変わった以外、同様に追っかけました。特徴ある先頭車側にヨが連結されていたのは残念でした。

Img2611991年1月9日 豊橋・西小坂井 9862レ
2日前は曇られましたが、この日は晴れてくれました。

Img2621991年1月9日 船町・下地 9775レ  DE10 1516+ヨ+クモハ371-101+モハ371-101
どうせなら同じ角度で撮れば良かったと後悔しています。おそらく、すこしでも特徴ある前頭部を表現したかったのでしょう。

日車からの新製試運転は以前、駅長様がアップされましたのでそちらをご覧下さい。

さて、相棒?となる小田急20000系も日車で製造されましたので、ついでにその甲種輸送の様子も添付しておきます。
Img2341990年12月19日 豊川(日車専用線) 9772レ DE10 1521+ヨ+小田急20000系
Img2371990年12月19日 船町・下地 9772レ

371系の引退で、JR東海の在来線用電車は銀色ばかりになって面白味がなくなってしまいます。この11月はLastRun月間となりますが、静かに見送りたいと思います。(検査掛)

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305.秋色通信2014 【名鉄三河線・名古屋本線のコスモス】 2014/10/28・29

 このところの約1ヵ月、家庭事情で休鉄を余儀なくされ、ブログアップやコメント記入が滞り気味になっておりましたが、家庭事情の方もひと段落したので、「はなぶさ」に復帰いたしました。いろいろとご心配をおかけいたしました。鉄活動を再開したといってもいきなり遠出するのは気が引ける状況もあり、ウォーミングアップを兼ねて、まずは近場からスタートしてみました。
 出勤前の朝練なら家庭事情にもほとんど影響がないだろうということで、三河山線と名古屋本線のコスモスポイントの様子を伺ってきました。多少鮮度落ちになってしまった感がありますが、どうかお許しください。

12_dsc3136141028 毎年コスモス畑が出現する竹村界隈ですが、今年は比較的撮りやすい場所に咲いていました。車両は100%6000系で面白味はまったくありませんが、満開のコスモスがそれを補ってくれました。
【2014.10.28 竹村~土橋】(電車運転士)

22_dsc3166141028_2 次の列車はズームを広角側にして花に近づいてみました。
【2014.10.28 竹村~土橋】(電車運転士)

32_dsc3172141028_4 下り列車はコスモスが反対側を向いてしまっているため、普通に撮ると絵になりません。流し撮りなら花の向きは関係ないので、何本か試してみました。失敗もが多い中、いいタイミングで正面が止まってくれたのがありましたので、それをアップします。
【2014.10.28 竹村~土橋】(電車運転士)

42_dsc3202141029 翌29日は富士松界隈へ出掛けてみました。竹村と比べて花の密度も低い上に背景もうるさく、結果はイマイチでした。おまけに広角にすると自分の影が自爆状態になり、アングルが制限されてしまいました。
【2014.10.29 一ツ木~富士松】(電車運転士)

 この3連休は371系の「中山道トレイン」・キハ48のオレンジツートンの団体・新宮トワイ・583系の京都遠征などネタ列車が目白押しで本格復帰を目指していましたが、生憎の天気が続くようで、本格復帰はもう少しお預けとなりそうです。

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