« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »

2014年6月

2014年6月30日 (月)

温泉、幹線、脱線!

 私事であるが、このところ腰痛に悩まされている。自宅では長時間、同じ姿勢をしていると腰にくるが、不思議なことに海外にいるときには飛行機の中を含めてそれを感じない。多分に運動不足かとおもうのだが、気分的なものもあるのかもしれない。

 こういう腰痛には、温泉療養が効果的であるという。そこで、治療をかねて温泉に行くことにした。まあ、せっかく温泉に行っても何もすることがないと時間をもてあますので、昼は鉄ちゃんができる場所を選んだ。折角なら、おいしいものも食べてきたい。そこで行き先を、梅雨がなく、新幹線開業後の寝台特急の去就が注目される北海道とした。往復飛行機で渡道し、千歳空港でレンタカーを借りて、寝台特急を撮ろうという計画である。

 ちなみに、泊まった温泉ホテルの料理はこんな内容である。

Photo

 これは二人分であるが、撮影旅行には勿体ないほどの量で、食べきれなかった・・・・と、書くと相当、リッチな旅をしてきた、と思われるかもしれない。しかし、当然ながら、ここのメンバーの方なら額面どおりに受け取らないだろう。

 航空券は、当然ながらマイル手配で、しかもブルトレが目的なら午前中で用が済んでしまうから、取りづらい北海道便のチケットも昼便ならなんとかなる。さらに、ホテルは、一泊一食(朝食は早出なので食べなかった)で宿泊料は7,000円(税込)とビジネスホテル並で超格安。おまけに、建物にしろ、部屋にしろ、今からン十年前の蒸機撮影時代を彷彿とさせてくれるのである。時間が止まったようなもので、北海道の蒸機全盛時代の面影がここにはそのまま残っていて、まさに昭和レトロそのものであった。

 さて、渡道していたのは、昨週末・・・・札幌が、18日間連続して降雨で天気が悪かった、という問題は、ようやく気流の流れが変わって晴れ間が見えるようになった。天気予報は、晴れマークが続いて、最大の懸案はクリアしていたはず、であった。

 しかし、しかし、肝心の列車が来ないのである。そう、22日(日)の午前4時頃、江差線(海峡線)の札苅駅の構内でおきた貨物列車の脱線の影響をもろに受けてしまったのだ。少し前の記事で欧州での「ツキのある、なし」を書いたが、ついに究極ともいえるツキのなさ、が、はからずも露呈してしまったのである。それにしても、脱線とは・・・・。

 天気は良いが、撮る列車がない・・・・なんか、前にも書いたような気がするが、これほどの苦痛はない。列車自体は海峡線の木古内までは動いたようだが、さすがにそこまでは距離がある。そこで、とりあえず1日は手近で風景の良さそうな日高線に行くことにした。

Photo_2
 撮影したのは、厚賀の海をわたる鉄橋である。ここでもツキがなく、最初の一本目は霧の中で、絵にならなかった。同じことを考える人はいるもので、こんなところで同業者が集まり、情報交換である。日高線自体は、昭和48年に訪問以来で懐かしかったが、立ち位置の問題などで、蒸機を撮影したのと同じ場所では撮ることができなかった。 

 今回の貨物脱線で不思議だったのは、再開予定が決まっていないにもかかわらず、トワイライトにしろ、北斗星にしろ、運休せずに片道を運転したのである。結果的には木古内からバス代行となったが、「あけぼの」であれだけ運休したJR東が終点までいけないのがわかっていながら運行したのはなぜだろうか。とりあえず青函トンネルを抜けて北海道までたどりつくことができる、シーズン故、団体客が多く運休できない、などの理由が思いつくが・・・。

 さて、事故後の運行は24日の下り列車から始まった。まずは、初列車のトワイライトを洞爺の有名なSカーブで狙う。この列車は順光になると聞いていたが、残念ながら天候は小雨模様である。

Photo_3
 初めて訪れたが、行きやすいにもかかわらず、山間の感じで撮影でき、良い場所である。ヒトのことは言えないが、平日にもかかわらず20人近くが集まっていて、ほぼ場所はいっぱいである。今後、廃止日が近づいてきたら、どうなるのだろう。

 続いて北斗星は、前々から狙ってみたかった豊浦のSカーブで撮影する。

Photo_4
 この場所は、相当分かりづらい。知人から聞いていたのでなんとかたどりつけたが、探していったらたぶん、無理だっただろう。ただ、大変残念なことに、線路間の草が伸びすぎて、足回りが隠れてしまっている。4月に撮影した写真では、綺麗に抜けているのだが・・・・こんなにも草の生育が早いとは驚きである。

 ブルトレが行ってしまうと、あとは貨物と特急が被写体となる。しかし、ディーゼルの事故以来、運行本数を減らしているためか、4時間も間隔が空く時間がある。

 不思議なことに、とうか、いつものパターンであるが、肝心のブルトレが行ってしまうと天候が回復して、快晴となる。後で聞いたが、この時期、このあたりは霧が発生しやすく、特に午前中は晴れることは少ないようだ。

 帰りのトワイライトは、大岸の展望台の上から撮影。少々、駐車場が煩いが、噴火湾越しにサミットが開催された巨大なホテルまで望まれ、雄大な景色が広がっている。

Photo_5

 翌25日は、撮影できる最終日である。脱線事故の影響で、撮影できたのは、わずか1日半しかない。相当、欲求不満が溜まって体には良くない。

 最終日は、これも前々から撮りたかった静狩の直線で狙うことにした。ここは長万部から延々10kmくらい続く直線線路を国道がオーバークロスするところで、北海道らしい雄大な構図を得ることができる。

Photo_6
 しかし、この日も天気が良くない。長万部は晴れているのが見えるのに、頭上には厚い雲(霧?)があって、太陽が顔を出さないのである。おかげで遠景がとんでしまい、何となくカラーバランスが悪い写真となってしまった。晴れれば順光でバッチリの写真が撮れるのに・・・・。

 ところで、有名なこの構図、国道の跨線橋のフェンスが切れた限られた場所でしか撮影ができず、人数には限りがある。ここも、今後、列車の廃止が近づくと場所取りに苦労しそうな感じである。

 こんな状況なので、せっかく北海道まで遠征しながら、満足いく成果をえることができなかった。列車の運休はもちろんであるが、天気も晴れの気圧配置ながら、肝心の時間に霧でクリアな写真が撮れないとなると、なんとも対応が難しい。ここで綺麗な写真を撮るためには、どれほどの「ツキ」が必要なのだろうか。

 さて、こちらも宿題を残してしまったが、さて、どうすべきか・・・。ドイツなら、場所取りの心配も無く、気持ちよく撮影できるが、こちらの撮影は場所取りから考えないといけない。ちょっと憂鬱である。

 ちなみに、肝心の腰の状態は、何回も温泉につかったにもかかわらず、一向に改善していない。(駅長)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

この姿、いつまで

 金山付近を走るチキの回送。梅雨時期なので諦めていたけれど、天気も良さそうなので、急遽、スクランブルしてきました。

201406301
 と、いっても、通過10分前では既に良い場所無し。かろうじて、信号にパンタがかからないカットで撮影しました。数年前にはギャラリーは少なかったけれど、これだけ多くなると、もっと早く出動しないといけないですね。もっとも、そんな元気、どこにもないですが・・・。

201406302 

 帰りは定番のイオンモール前。チキの回送は、早朝なので、撮れる時期はごく限られます。この時期なら、ISO400で楽に撮影できました。

 さて、新造機が動き始める前に、もう一度、撮ることができるかな?(駅長)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2014年6月29日 (日)

292.1980年夏 九州撮り鉄行脚 12号車 【立野スイッチバック・熊本市電】 1980/8/16

 忘れた頃にアップしてきた九州撮り鉄行脚ですが、やっとのことで最終号車にたどり着くことができました。最後に訪れたのは立野のスイッチバックと熊本市電でしたが、九州上陸後は夜行列車の連泊が続いていたため、疲労もピークに達し、真夏の暑さも相まって、お手軽ポイントの軟弱鉄に終わってしまいました。そのため、納得のいく写真は撮れませんでしたが、どうかお許しください。

1280816 立野のスイッチバックは駅から程近い国道の陸橋が定番のお手軽ポイントとなっています。熊本方面から登ってきた列車は立野駅で旅客扱いを行った後、2段目のスイッチバックを退行でゆっくりと登って行きます。
【1980.8.16 立野~赤水】(電車運転士)

2280816 先程の列車が山の中腹にある折り返し地点から大分方面に向かって、さらに33‰の勾配を登って行きます。左の線路が1段目、真ん中の線路が2段目で、列車が走っている線路が3段目です。こうして全体を見るとここのスイッチバックのスケールの大きさがおわかりいただけるかと思います。
【1980.8.16 立野~赤水】(電車運転士)

3280816 同じ地点から上を見上げると同じ列車が必死に勾配を登って行く姿を見ることができました。僅かな距離の間にこれだけの高低差を稼いでいるということがわかります。キハ55の4両ばかりだと思っていたら、2両目にキハユニ26が入っていました。
【1980.8.16 立野~赤水】(電車運転士)

4280816 立野のスイッチバックは昼過ぎで切り上げ、午後は熊本に戻り、熊本市電の撮影で時間を潰しました。いきなり現れたのはラッシュ対策用として西鉄から購入した連接車の5000型でした。この頃の塗色は黄色と水色ベースの???なものでしたが、目立つ存在ではありました。
【1980.8.16 熊本駅前】(電車運転士)

5280816 当時の主力車両だった1200型です。クリーム色に青帯が当時の標準色でした。熊本市電は1978(昭和53)年から路面電車としては初めてとなる冷房車を運行しており、先進的な取り組みが試みられていました。その後も、初のVVVFインバータ制御の営業電車(8200型)、初の超低床路面電車(9700型)の導入など、積極的な施策が行われました。
【1980.8.16 熊本駅前】(電車運転士)

6280816 こちらは1080型です。外観は1200型とよく似ていますが、側面窓が木枠だったり、ウィンドシル・ヘッダーがあったりとこちらの方が古さが感じられます。おでこの「冷房」のシールが当時は珍しかった路面電車の冷房車をアピールしています。
【1980.8.16 二本木口~熊本駅前】(電車運転士)

7280816_3 
 熊本駅前は乗降も多く、タイミングによっては電車が集結することもあり、常に活気や賑いが感じれれました。経営的には楽ではなかったと思いますが、市民にとってはなくてはならない存在でした。帰路の列車となる「阿蘇」は熊本を17時16分の発車だったので、自由席に並ぶ時間も考慮すると通り町筋方面に行くことはできず、駅前だけの撮影に終わってしまったのは心残りとなってしまいました。
【1980.8.16 熊本駅前】(電車運転士)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年6月28日 (土)

ぶらり紫陽花電車旅

毎年6月の土曜日は出勤となる我が勤務先。梅雨時しかも週休1日、ストレスが溜まります。そんな中、どうにか土曜日に有給が取得できそうな機会が訪れたので21日の「休暇届」を提出、受理されました。
さ、どこに行こうかな(→このクセが良くない)。貴重な6月の連休を活かせる目的地と被写体、そして日程の変更はできないため、たとえ天気が悪くとも実施できる旅程を考えた行き先は「箱根登山鉄道」のあじさい電車。タイミングよく同日から「夜のあじさい号」運転と、線路沿いに咲くあじさいのライトアップが始まるので、泊りがけで撮影に出かけなければならない(?)口実ができました。それに、あじさいが被写体なら天気が悪くても納得できるでしょ?
ところで同鉄道には新型車が今春搬入され11月にはデビューします。ということは近い将来旧型車の一部淘汰が予想されるわけで、それならばできるだけ旧型車をターゲットに、あじさいの花と共にカメラを向けてみようと目論んで21日朝の新幹線に飛び乗りました。しかし、名古屋~小田原って意外と時間がかかり不便ですね・・・。



1箱根湯本から線路沿いに歩いて数分、咲き誇るあじさいに巡り合えました(事前調査済み)。ここは夜間ライトアップの地点です。カメラを構えて2本目の湯本行列車にさっそく旧型車が現れました。
  


2満員列車に揺られながらあじさい撮影地のロケハンをします。ライトアップされる宮の下駅で下車してみましたが、見頃までには少し早かったよう。ホームにもあじさいの鉢が並べられているので、日暮れのライトアップに期待しましょう。
  


3_2乗車中に行き違った列車をチェックした結果、嬉しいことに旧型車は3本7両のフル稼働でした。箱根湯本でホームの係員に旧型車の運用状況を聞くと、きょうはほぼ終日走っている、とのこと。もともと一日乗車券を駆使してライトアップ時間帯まで粘る覚悟なので、夜間撮影の期待感も高まります。
ゆえに3本も走っていれば、旧型車同士の並びにも結構出会えます。ただ、この日は旧型車の運用が3本連続しているので、効率はいいものの移動のタイミングを逃すと30分以上待たなければいけません。108号車は正面の塗り分けが異なり、昭和30年代のリバイバル塗装となっています。
  


5彫刻の森駅手前の直線ではまあまあの咲き具合。
   


4_2撮影ポイントは足場も広くなく同業者もちらほらと現れるため、なかなか思うようにアングルが決まりません。
  


6やはりこの地点でもライトアップが行われますが撮影し辛そうだったので夜間の訪問は却下。
   


7
9今回もっとも見頃を迎えた大平台駅周辺はカメラマンの姿で賑わっています。
  


8スイッチバックをするのでシャッターチャンスには恵まれますがあじさいの見物客を見張る警備員が肝心な箇所に立っていたり、やはりここでも思うように撮影出来ないですが仕方ありません。
  


101日が暮れて、いよいよライトアップが始まりました。まずは宮ノ下駅を再訪してホームにあるあじさいにカメラを向けましたが。
   


102_2ちょっと派手な演出ですネ。撮影対象はやはり旧型車。日中目撃した運用から推測して待ち構えます。
  


103続いて大平台駅付近のライトアップに足を運びました。相変わらずカメラマンの姿はそこかしこと見受けられます。強羅行の旧型車が勾配を上って来たのでライトアップのあじさいと併せてカメラを向けていたら、右上に山から下りてきた列車が偶然にもフレームイン。こちらも旧型車で、夜間ではあるものの貴重なシーンを得ることが出来ました。
  
 


104スイッチバックして山を登っていく強羅行の後ろ姿にあじさいを照らすライトが辛うじて当たりました。
  

105_3箱根湯本駅まで戻り、朝一で訪れた地点で臨時列車「あじさい号」を撮影します。この列車ならではの演出として、ライトアップ地点で停車すると同時に室内灯が消されます。あじさいがより一層ライトに浮かび上がり、束の間の鑑賞&撮影タイム。偶然にもカメラを構えた地点でピタッと停車したので、ズームを思い切りワイド側に回して撮影。ノートリミングでご覧いただきます。5分後に続行する定期列車は旧型車でしたが、とりあえず写ったものの事情により画像は省略します(要は、ちょっとミスったのね・・・)。

あじさい電車の撮影は以上です。この後、小田原駅近くのホテルに投宿して、翌日は帰り道の“ついで”仕事をほんの少しだけこなしました。実は、あじさい電車を撮影の合間に一旦小田原まで戻り、近辺で狙ったネタ列車&思わぬ収穫を得ることが出来たので、これらの話は別途「番外編」にてご披露いたします→個人的にはこちらのネタのほうが興奮気味だったので。・・・乞うご期待しないで下さい。(出札掛)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2014年6月27日 (金)

信越線の朝練

だいぶ鮮度が落ちますが、5月31日に、長野に行くことになりました。用事は31日午後ということもあり、当日はヨメの実家に泊まることになりました。
ということで翌日午前中は解放されることになり、と言ってもそう遠くへは行けないので、GWに堪能したとはいえ、来年は「しなの鉄道 北しなの線」になる信越線に行くことにしました。
189系は早朝の3322Mを見逃すと1本しか撮れないので、何としても押さえなければなりません。しかし、春霞であまり視界が良くなく、黒姫は既に黒山になっていて、奥に行ってもあまり期待できそうもありません。ともかく撮れる場所を探しました。

Dsc_03453322M「妙高2号」  豊野・牟礼
6月ともなれば、ローカル線の路盤は草に隠れてしまうので、線路に近づくしかないので、なんとか農道の踏切を見つけ、3322Mを待ちました。やってきたのはご覧のとおり、旧あさま色でした。バックにうっすら雪山が見えますが、妙高の尾根続きのものです。
ここで谷の向こうに撮れそうなところを探すと、わずかにガードレールが見えたので行ってみることにしました。
Dsc_0350341M  豊野・牟礼
行ってみると、飯山線と別れて大きく左カーブを切ったあたりまで見渡せました。見えるトラス橋は小布施橋、霞んでいますがその向こうに須坂の町が広がっています。空気が澄んでいればさらに奥に志賀高原から菅平に連なる山が望めるはずです。
Dsc_0353341M  豊野・牟礼
カメラを振るとこのような風景となります。
ここが気に入りましたが、次に来る340Mは341Mと同じ115系6連なので、一旦元の踏切に戻りました。
Dsc_0367340M  豊野・牟礼
湘南色に戻ったN9編成が入っていることを期待しましたが、普通の長野色の6連でした。これもいずれ見ることができなくなるわけですから、そうガッカリしたものでもないかもしれません。
Dsc_0386_2342M  豊野・牟礼
再び戻って次の342Mを待つと、これがN9編成が来てくれました。これで3321M「妙高1号」がN101orN104編成で来てくれればとりあえず目標達成?
Dsc_03983321M「妙高1号」  豊野・牟礼
待つこと約10分、カーブを回ってくる国鉄色を見て思わず「やったー!」っていう感じでした。日の長いこの時期でも光線状態はほぼ限界、ということでここはこれで撤収。
このあと、飯山線に珍客が来ているので、転戦。
Dsc_04199141D「飯山じょんのびクルーズ」  替佐・蓮
わざわざ秋田からお越しのキハ48クルージングトレイン、なぜこの時期に飯山線に多客臨なのか?ですが、ラッキーでした。これにて終了です。

同じ絵面を並べて申し訳ありません。ただ、7月の長野は「懐かしの電車まつり」の様相で、関連してか12日、13日は飯山線に今度は小牛田から「ふるさと」が入ります。予定されている方があれば、参考にしていただければ幸いです。(検査掛)
























| | コメント (3) | トラックバック (0)

2014年6月25日 (水)

ライン河慕情

なにやら演歌の題名みたいなタイトルですが、駅長様の「元祖 うぬまの森」や、「103形 リベンジ」を拝見して、思わず24年前の今日の記憶を辿りたくなりました。

そもそも初めてパスポートを採り、出かけた先がヨーロッパというのも新婚旅行のなせる業と思いますが、新婚旅行(ツアー)といえども、スキあらばというのが鉄チャンの本音でしょう。ご本人はもうお忘れでしょうが、コース表を持って駅長様のもとを訪れて、そのコースだったらどこで鉄チャンができるのか、ご教授頂きました。もっとも成果が上がったのが、ドイツ ライン河クルーズでした。
乗船区間はリューデスハイム→ザンクト・ゴアルスハウゼンで、左岸がメインルート、右岸がローカルラインということでした。
川沿いには至る所に古城が林立し、飽くことがありません。そんな中、つれ合いと会話をしつつも、目では絶えず両岸に、列車を追いました。

Img636最後のパリ以外、天気には恵まれていた印象がありましたが、こうやって見るとこの日は雲が多かったですね。
Img657メインラインの左岸は古城も多いのですが、集落?も点在しているせいか結構障害物でスッキリ抜けるところが少なく、右岸のローカルのほうが狙い易かったですね。ちなみに上の列車は機関車が押して右方が進行方向です。

Img656これは「ライフェンシュタイン城」をファインダーに入れたら、タイミングよく貨物列車が入ったものです。この際、向きは仕方ないです。

思ったほど列車はうまい具合には撮れず、添乗員曰く世界三大ガッカリのローレライの断崖を回り込んで、ザンクト・ゴアルスハウゼンに着いてしまいました。この後昼食となるのですが、レストランはローレライの上にありました。

Img640このレストランが素晴らしいロケーションで、ドイツで初めての食事というのに、1時間の昼食時間でしたが、そそくさと済ませ、集合までの30分を撮影に充てました。川岸には塔が建っており、小山の中腹には「猫城」と呼ばれる城塞が建っていました。140形と思しきELが旅客列車が通過していきました。
Img641もっとローカル線で撮りたかったのですが、残念ながら1本しか撮れませんでした。メインラインのほうは数分と待たずに次々とやってきました。
Img639やっと知っている車両がきました。「ルフトハンザ・エクスプレス」です。これでタイムアップとなってしまいました。

おそらくもう二度と訪れることもないでしょうが、客車列車がほとんど絶滅状態となってしまった日本からすると、美しい風景の中を、たとえEL,DL牽引でも当たり前のように客車列車の走っているヨーロッパに無性に憧れます。(検査掛)















| | コメント (3) | トラックバック (0)

2014年6月22日 (日)

朝の飛水峡

6月15日(日)は入梅の季節にもかかわらず貴重な梅雨の晴れ間となる模様。そこで、ここしばらく分離されずにペアを組んでいるキハ48国鉄色ユニット編成の撮影に出かけました。当日の同編成は、4両で組成される4706Dのうち高山寄りに連結される運用からスタート。ということは後追い撮影になるのか・・・しかしせっかく天気もいいし、どこかの有名撮影地で順光で撮りたいな、と。だが夏至の頃とは言ってもまだまだ太陽は山の陰から顔を出さない箇所もけっこうあるので、いろいろ模索して一か八かで選んだ場所は飛水峡。ただし国道の駐車エリアから鉄橋を渡る風景を収められる定番お立ち台からでは4706Dの後追い撮影が出来ないので、線路沿いの道を走り鉄橋際からカメラを向けることにしました。
  


481 さて、現地に着いた朝6時の時点ではさすがに山の影に覆われたままで、陽が当たりだしたのは6:30を過ぎてから。4706Dの通過時間にはご覧のとおりとなりましたが、ちょっと光線状態には不服です。夏至を過ぎれば側面側に太陽が回りますが、果たしてその頃は鉄橋に陽が当たるのか、行ってみないとわかりません。
 

482 澄み切った青空、せっかくだからもう少し撮っていこうと岩場に下りて鉄橋を見上げるポジションにたどり着いたら岩場の隙間から赤い花が咲いているのが目に入りました。

97 撮影後、少しだけ立ち位置を変えようと三脚を片付けていたら、定期列車が来る時間ではないのに警報機が鳴り出しました。あれ、もしかして臨時列車?慌ててカメラを向けたその正体はコレです。・・・「生首」とはよく言ったものですね~。この列車を下から仰ぐとさながら運転台だけが走ってくるように見えて、なんだか妙です。

85 もともと狙おうとしていた特急「ひだ2号」を無難に撮って撤収。

483続いて国鉄色ユニットの戻りを狙うため岐阜方面へ車を向けました。今度は4両編成の先頭に就くので、となれば撮影地はおのずと無難にバリ順光の定番・坂祝カーブとなります。日曜日のせいか、道路橋から狙う同業者の姿もそこそこで賑わっています。トラブルが起きないことを願うばかりですが、今後は葬式鉄が増加することも予想されるので、規制がかけられないように配慮したく思います。

最近、1週間遅れの撮影報告が続いております。いつも撮影から自宅に戻ると画像の整理が面倒に感じてつい後回しになってしまう悪癖がついてしまったためですが、何卒ご了承下さい(つまり毎週必ず何処かへ出かけている、ということがバレてしまいましたね)。因みにこのブログを作成した22日は、前日から「あじさい電車」を撮りに箱根の山に出かけていました。物好きも程々にせねば。(出札掛)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

291.名鉄沿線梅雨花めぐり 2014/6/18・21

 梅雨といえばスッキリしない天気が続き、鉄活動も滞りがちになります。とはいうものの、この時期限定で紫陽花・菖蒲・蓮といった花々が季節に彩りを添えてくれることから、重い腰を上げ、自分が知っている名鉄沿線の梅雨花ポイントを巡ってきました。

1214618_dsc9264 この日は蓮の様子伺いも兼ねて久しぶりに朝練に出向きました。蓮はちょっと時期が早く、花の数が疎らだったため、近くにある菖蒲ポイントを覗いてみました。昨年同様、同じ場所に植えられていましたが、時期が微妙に遅かったようで、もう4~5日前に行っておけばよかったという感じでした。
【2014.6.18 竹村~土橋】(電車運転士)

2214621_dsc9335  この週末の天気予報は両日とも芳しくない感じでしたが、土曜日の方がまだましなようだったので、18日のリベンジも兼ねて蓮からスタートしました。入れ替わり立ち替わり地元の方々が見物・撮影に訪れていましたが、皆さん口ぐちに今年は花の数が多く、当たり年だとおっしゃっていました。
【2014.6.21 竹村~土橋】(電車運転士)

3214621_dsc9433_2  蓮は昼になると花を閉じてしまうので、午前中が勝負となります。9時を過ぎると2両主体の運用になるため、4両では無理があったアングルでも撮ることができ、自由度が増えます。花とのバランスを考えて蓮池の周囲をうろうろしますが、これといった位置を見つけるのになかなか苦労します。
【2014.6.21 竹村~土橋】(電車運転士)

4214621_dsc9504_3  蓮の後は前から気になっていた紫陽花ポイントに転戦しました。ここは額紫陽花ばかりでしたが、いい位置に株が植えられていました。緑が濃くなってきた背景に赤い電車がよく映えます。
【2014.6.21 名電赤坂~名電長沢】(電車運転士)

5214621_dsc9535_2  紫陽花の存在感をもう少し出したいと思い、そばに寄ってみました。白基調の1000系もなかなかいい感じでした。当然、銀電も来ましたが、やっぱりこういった風景は塗装車に限ります。
【2014.3.21 名電赤坂~名電長沢】(電車運転士)

6214621_dsc4039_2   もう1台のカメラでは別の株を縦構図で狙ってみました。6両では最後部の車両が木で隠れてしまうため、4両の普通電車の方がバランスがよかったかもしれません。
【2014.6.21 名電赤坂~名電長沢】(電車運転士)

7214621_dsc9633  締めの 3か所目は蒲郡線しました。こどもの国の紫陽花は木の寿命で枯れてしまったのか、まったく花が咲いておらず撃沈でした。気を取り直して西幡豆に向かいました。構内に大きな額紫陽花の株がありますが、以前に比べて花の付きが悪くなっていました。
【2014.6.21 西幡豆】(電車運転士)

8214621_dsc9654   蒲郡行は紫陽花を入れて撮ることができないので、ホームでのスナップに終始しました。ワンマン運転のため、運転士がドアの確認を行います。本線系でも閑散線区でも安全に対する重みに変わりはありません。きびきびした動作は見ていても気持ちがいいものです。
【2012.6.21 西幡豆】(電車運転士)

9214621_dsc9665_2   土曜日とはいえ、少ないながらも主要駅ではそれなりの乗降があります。存続問題が浮上している蒲郡線ですが、現実は厳しいにしても何とか有効な方策が打ち出されることを期待したいです。
【2014.6.21 西幡豆】(電車運転士)





| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年6月21日 (土)

山手線30番目の駅

JR東日本から山手線品川・田町間に30番目となる新駅を設置することが発表されました。今さらではありますが、この地点はかつて東京機関区、品川客車区、田町電車区といった、東京鉄道管理局の中枢をなす車両基地が隣接した場所でした。
子供の頃、この区間を通るたび、山手線の窓に額をこすりつけるように今日は何が見れるか、ワクワクしていたものでした。大学に通うようになり、毎日行き帰りに見るようになりましたが、訪問する機会には恵まれませんでした。しかし、1975年11月、千載一遇のチャンスが訪れました。
それは以前、駅長様が金沢運転所の様子をアップされた、世にいう「スト権スト」により、日本中のほとんどの国鉄線の列車が運休となった一週間の一日です。

まずは品川客車区。Img016「みずほ」「はやぶさ」「出雲」と当時の東海道線のスターが並んでいます。

Img015さらには「あさかぜ」「さくら」「いなば」が・・・。とここでは見慣れないものが一番左に。
Img018「つばさ」での役割を終え、尾久区から向日町所に回送途中の181系です。この頃は尾久⇔品川間に定期の回送スジがあり、これで一旦品川まで来たものの、ストのあおりを食らって留置されっぱなしになったものです。
しかし、なんでこんなに障害物を入れて撮ったか、全くの謎です。

次は東京機関区。Img021_2この頃のブルトレ牽引機といえばEF65Pのはずですが、この角度からは全く見えません。左の2両のEF58には殴り書きがしてあります。なぜか東京機関区を写したものは2枚しかありません。その答えは↓かも?
Img022なにやら感じて、とっさに隠れたのでしょうか。今となっては全く記憶にありません。
このときはなぜか田町電車区には行っていません。田町区にカメラを向けたのは3年後の1978年7月のことです。
Img604おそらくこれも車窓から見て途中下車したと思われます。157系もこの年廃車が決まっており、それが恰好の位置に留置されていたためでしょう。バックののこぎり屋根の検修庫も既に解体されたようです。
Img607同じ日です。田町区のヌシ、クモエ21000がまあまあの位置に停まっていたので撮ったのでしょう。品川駅にもっとも近い電留線で、バックの左側には同区の特徴である未成線の遺構が見られます。

大宮操車場跡の変貌ぶりにもビックリしましたが、かつての憧れの地がまた一つ姿を消します。(検査掛)





















| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年6月19日 (木)

続 103形リベンジ

 少々、時間が空いてしまったが、103形リベンジの続きである。

 現在、103形は3両が動態保存的に使用され、ミュンヘン~ニュールンベルク間とミュンスター~シュツットガルト間でドイツの特急列車であるインターシティ(IC)の牽引にあたっている。これまでミュンヘンとニュールンベルク間の列車を紹介したので、今回はミュンスター~シュツットガルト間の列車を紹介しよう。

103
 これは、マンハイム郊外で撮影したミュンスター行。交差する農道の上から俯瞰している。小雨交じりで少々、天候が悪いが(晴れれば、この角度は逆光となる)、日本のどこかで撮影したような構図で、親近感がある。この風景なら、機関車をEF58、客車を14系に置き換えても、ピッタリきそうだ。ちなみに、この客車はオーストリアのもの。なぜ、この列車に運用しているかと言えば、ドイツの客車を使用するICは片側が制御客車になっていて推進運転が可能であり、必ず機関車が先頭となるのはドイツ以外からの直通列車に限られるためであろう。  

 ミュンスターとシュッットガルト間を103形の牽引で走るこの列車は、コブレンツからマインツの間はライン川に沿う。ヨーロッパの車窓でも筆頭格の風光明媚なこの区間は、ドイツ・ルール地方と中部を結ぶ幹線の一部で、かつては「ラインゴルト」などTEEも運転された歴史を持つ。しかし、フランクフルトとケルンの間で高速新線が開業したことから、ICEを使う列車はそちらに移行し、この区間を走る優等列車は減少した。しかし、現在でも国際列車であるユーロシティ(EC)を中心に時間あたり1~2本の列車が運行され、車窓から古城とライン川の美しい景観を楽しむことができる。 

 ドイツを最初に訪れ、ライン川に沿って走るこの区間を乗車したのは1981年にいまはなき、TEEの「ラインゴルト」であった。それ以来、一度はこの区間で列車を撮影したいと思っていた。しかし、他に撮りたいものや訪れたい都市があり、また103形も悪名高い赤塗装になったり、車両そのものの新型車への置き換えにより、実現しないままとなっていた。103形が定期で復活運転すると聞いて、まず考えたのはライン川沿いの区間での撮影である。103形の定期運行への復活は、数年前にはじまっているが、その時はボン~ハンブルク間で、ライン川沿いの区間は運転していなかったのである。 

 かくして、ドイツ滞在の1日をライン川沿いの区間での撮影に当てることとし、撮影場所をローレライの少し上流にあるオーバーベーゼルとして、宿泊地のマンハイムからICに乗車した。この列車は、ビンゲンでオーバーベーゼルに停車する各停に連絡するはずであった。乗車列車はマンハイムは定時で発車したものの、途中、少し徐行があり、ビンゲンには10分ほど遅れて到着した。本来は、ここで5分ほどの連絡で、普通列車に乗り換えができることになっている。ところが、その肝心の普通列車は、姿形もみえない。なんと、連絡を取るのではなく、定時で発車してしまったようだ。(T_T)ここで、ICから連絡をとっても、普通列車には致命的な遅れにはならないはずだが、運行管理の責任がICとローカル列車とは違っていることや、そもそも乗り継ぎ客がほとんどいないことから、時刻通りに運転してしまったのだろう。しかし、それで困るのはこちらである。次の列車は1時間後。それに乗ると、オーバーベーゼルの少し先で撮影列車とすれ違うことになるので、場所を探すことができなくなる。しかも、天候は「珍しく」快晴!これをのがすことは、いかにも惜しい。 

 そこで、同行者(今回は珍しく一人旅ではない)と相談して、タクシーでオーバーベーゼルまで向かうことにする。距離は概算20km。タクシー代はけして安くはないが、今度、ここまで来る費用と天候を考えると、やむをえない選択である。 

 そうしてまでして苦労して撮った写真が、このカットである。

103_3
 古城の塔とライン川、そしてバックに広がるのはブドウ畑。永年の念願がかなった瞬間である。 まさに「V」サインである。

 さらにこの場所から、望遠レンズで撮影すると、こんな構図となる。

103_2
 ライン川が大きく蛇行しているので、まったく違った構図で撮影できる。ちょうど、ライン下りの観光船がジャストのタイミングで画像におさまった。これはこれで、いかにもここらしい写真となった。 

 実は、オーバーベーゼルのベストポイントは、ここではない。ブドウ畑にのぼり、ライン川と古城を見下ろす大俯瞰こそが、ここのハイライトである。しかし、光線がまわるのは午後になってからである。そこで昼過ぎになって、列車が一段落したのを見計らって、俯瞰できる場所を探して移動することにした。 

 ところが、ここでまったく予期せぬことがおきた。なんと、なんと、蒸機が走ってきたのである。しかも、客車を2両牽引して。昨日まで行われていた「ダンプ・スペクタケル2014」の参加車両かもしれないが、まさかこんな幹線を、しかも昼間に堂々と蒸機が自走するとは想像すら難しい。

 しかし、しかし、残念なことに、場所を移動中で、しかも線路が間近に見えない場所を歩いていたところだったので、カメラにおさめることはもちろん、形式を確認することもできなかった。まさに、これぞ一生の不覚である。せめて、運行時間が1時間あとだったら、撮影場所に着いて、抜群の構図で撮影できたのに・・・・不運なのか、半ツキなのか、ツキを生かし切れなかったのか、よくわからないが、もし無事に撮影できていたら、おそらく一生分のツキをここで使ってしまうことになったのだろう・・・・と自らを慰めるしかない。

 さて、オーバーベーゼルでの写真は、すでにお見せしたが、本命は103形である。

103_4 

 定時で来れば晴れていたが、15分ほど列車が遅れたので、ゲリラ雲にやられてまだらになってしまった。やはりツキがないのだろうか。やむをえず、晴れたところを望遠で狙う。

103_5 

 ちょっとコントラストをつけて、スポットライトを強調してみた。
 

 右の山の上にあるのがホテルになっているシェーンブルク城、川の中州にあるのがライン川の通行税徴収のため1327年に造られたプファルツ城である。ローレライと共に、このあたりはライン下りのハイライトなのである。そんな風景を眺めながら、列車を待つ。これはまさに至福のひとときである。この位置で蒸機が来てくれたら・・・ということは言わないでおこう。(^_^;)

 ところで、ここで撮影していると、蒸機が走ってくるのと同じくらい、不思議なことがあった。ブドウ畑で撮影ポイントを決めて、列車を待っていると、下から日本人らしき人が歩いてくる。どこかで見たような・・・・と思っていたら、海外の鉄道に造詣が深い某氏である。数日前から列車撮影のため、ヨーロッパ入りをしていて、ライン川沿いの列車を撮影するため、ここを訪れた、とのこと。日本でも近場やイベント列車ならともかく、遠隔地になると、撮影地で知人にあう機会は滅多に無い。また、日本から40人以上がこの目的で渡欧した「ダンプ・スペクタケル2014」では、撮影地を移動する度に知人に会ったが、今回は103形が走っているとはいえ、ごく普段着の撮影地である。しかも、その知人は「ダンプ・スペクタケル2014」からの流れではなく、まったく別の目的で渡欧しているのである。それが、ライン川を見下ろすブドウ畑で会うとは・・・偶然とは言え、不思議なことはあるものだ。

 まあ、こうしたことは意外にあるのかもしれないけれど・・・・

 さて、今回の訪欧は、天候も含めて基本的にはツキはもうひとつだったと思われる象徴的な写真を最後にお見せしたい。

103_6
 
 120形電機がプッシュプルで牽くドイツ国鉄のIC客車。これはこれで綺麗な写真であるが、ドイツの鉄道に詳しい人が見たら、ちょっと疑問に思うかもしれない。そう、編成がおかしいのだ。なんと、狭窓の1等車が4両もつながっているのである。

 実は、この列車、本来は103形牽引の筈であった列車である。前記のように、103形はオーストリアの客車を牽いているはずなので、ダイヤが乱れているのかと思い、その後30分以上待ったが、結局は103形は来なかった。行き先はグラーツなので、列車自体が運休になるとは思えず、なんらかの都合で列車そのものが振り替えられたのかと思う。珍しくも「晴れ」で順光、しかも俯瞰というベストの構図である。これで、103形が来てくれていればまさに「V」であるが、そうは問屋が卸さない。なぜ、103形が来なかったのか、原因はわからないままであるが、それにしても、せっかく前日にこの場所をロケハンまでして訪れたのに・・・・なんとも残念である。

 オーバーベーゼルでの蒸機、ゲリラ雲にやられた俯瞰、代替車両の運行、と、今回の撮影は相当、宿題を残した感がある。ブドウ畑であった知人からの報告によれば、夏ダイヤがはじまった16日以降も、103形の運用は変わっていない、とのこと。大規模なダイヤ改正である12月の冬ダイヤへの改正で運用が継続するのかどうか、疑問であるが、もし、運用が継続しているなら、蒸機はともかく、103形だけでも再リベンジをしたいものだ。もし、実現したなら、その時には「ツキ」のあることを願うのみである。 ちなみに、今回の103形の撮影は、このあと、ミュンヘン近郊でも運用変更があって、フラれているので、9回の撮影の内、まともに撮れたのは6回で、2/3の確率であった。(うち、1回は走行路線を間違えて撮影できず)動態保存車による運行ということ考えると、まあ、良しとすべきなのか・・・・。

 なお、追記があり、この数日後、ザルツブルクでばったりオーストリアの蒸機に遭遇した。これも列車に乗るためにホームに上がったら、その先に蒸機が停まっていた、というまったくの偶然である。

Photo
 そう考えると、まったくツキがないわけではなく、半ツキ、あるいはツキがあるのを生かし切れていない、ということなのかと思うのだけれど、どうなのだろうか?(駅長)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年6月17日 (火)

290.梅雨の中休み鉄 【三岐鉄道・四日市界隈の近鉄線】 2014/6/15

   6月初旬に東海地方も梅雨入りし、すっきりしない天気が続いていましたが、この週末は梅雨の中休みといった感じで、好天の予報が出ていました。そんな中、まったく意識はありませんでしたが、15日は父の日ということで、娘から「ほしいものは何かある?」と尋ねられ、「ものではなくて鉄活動ができる自由な時間!」と即答しました。いつもは後ろめたい思いをしながら家を出るのですが、家族の許しも出たことだし、この日は大手を振って鉄活動をすることができました。目的地はいろいろと迷いましたが、三岐鉄道沿線の紫陽花が頭に浮かび、そろそろ見頃を迎えているのではないかと思い、沿線にアプローチしました。

2214615_dsc4017   少しでも撮影本数を稼ぎたいと思い、早朝の1501列車からスタートしました。単発ですが、紫陽花の大きな株があったので、しばらくここで撮影を続けることにしました。下り列車は後追い気味で足回りも微妙に隠れてしまうこのアングルが精一杯で、メインは上りと列車となります。
【2014.6.15 三里~丹生川】(電車運転士)

1214615_dsc8971_2   次の上りの貨物列車は3712列車ですが、しばらく時間があるので、適当に電車を撮って時間を潰しました。ところが、いつもは必ずといっていいほどやってくる3712列車は姿を見せず、いったいどうなっちゃったのか訳がわからない状況になってしまいました。例年GWから6月上旬まで続く藤原工場の定期検査・修理が終わっていないのか、たまたまこの日だけの現象なのかはわかりませんでしたが、セメント貨物は全ウヤのようだったので、呆然としながらも長居は無用と判断し、別の場所へ転戦することにしました。それにしても、天気もよく、紫陽花もちょうど見頃を迎えて条件は整っていたのに禍根を残してしまいました。
【2014.6.15 三里~丹生川】(電車運転士)

3214615_dsc8994   三重県に来てしまった以上、今さら遠く離れたところに移動することもできず、とりあえず、四日市界隈で何か撮るものはないかと思案した結果、近鉄特急でも撮ろうかと定番の阿倉川に移動しました。30000系もVISTA EXとしてリニューアルされてからかなりの時間が経過しており、今後の動向が気になる車両のひとつです。
【2014.6.15 霞ヶ浦~阿倉川】(電車運転士)

4214615_dsc9018   今の近鉄のステータスカーである「しまかぜ」ですが、デビュー以来一度も写真を撮ったことがなかったので、ちょうどいい機会と思い、初チャレンジしてみました。ちょうどW杯の日本戦が行われていた時間帯だったので、ワンセグを見ながら日本を応援しました。阿倉川定番の構図ですが、300㍉相当でも足らなかったので、トリミングで対応しています。
【2014.6.15 霞ヶ浦~阿倉川】(電車運転士)

5214615_dsc9074_2   「しまかぜ」撮影後は久しぶりに内部・八王子線を訪れてみました。30年以上前の頃(ブログのNo.112・234にアップ)には開けたポイントがあり、走行写真を撮れる場所がありましたが、今では宅地化が進み、走行写真が撮れそうなポイントは消滅してしまったようなので、駅でのスナップ写真に終始しました。内部線と八王子線が分岐する日永です。デルタ線っぽい配線が特徴で、以前に比べて細かいところではいろいろと変化していますが、ナローっぽい雰囲気は残されています。西日野からの四日市行がゆっくりと入線してきました。
【2014.6.15 日永】(電車運転士)

6214615_dsc9085   四日市からの内部行が到着しました。ちょうど親子連れが降りてきたところでタイミングよくシャッターを押すことができました。車両は全車パステルカラー化が終了しています。
【2014.6.15 日永】(電車運転士)

7214615_dsc9116   八王子線の終点、西日野です。駅長様が以前にご紹介されていたとおり、1駅先の伊勢八王子まで路線がありましたが、水害によって大きな被害を被ったまま復旧されることなく、そのまま廃線となってしまいました。到着した列車からはそれなりの数の降車があり、このときばかりは活気が戻ってきました。
【2014.6.15 西日野】(電車運転士)

8214615_dsc9129   列車は到着後10分程で折り返して行きます。その間、三々五々的に乗車客がありました。ナロー路線には似つかわしくないお姉様も利用客の一人で、これといった見どころはないものの生活路線としての存在感が感じられました。
【2014.6.15 西日野】(電車運転士)

9214615_dsc9133   駅の近くには高校があり、そこの生徒も八王子線の利用客です。部活か補習の帰りでしょうか、発車間際に女子高生が列車に駆け込んで行きました。彼女達は鉄道写真の叙情的な雰囲気を盛り上げてくれる必須アイテムです。
【2014.6.15 西日野】(電車運転士)

10214615_dsc9170   再び雰囲気のよかった日永に戻りました。午後の遅い時間になって陽も傾き始め、構内踏切に落ちる彼女たちの影も大分長くなってきました。気温が高かったこの日、上段の窓がすべて開いていることからもわかるように、内部・八王子線の車両は全車非冷房で、冷房車が当たり前となった今では、非冷房車への乗車という珍しい体験をすることができます。
【2014.6.15 日永】(電車運転士)

 

11214615_dsc9223   その後、交換可能駅の泊に場所を移しました。運転士が乗降完了の合図を反対列車の運転士に送っています。本線系に比べて設備面は見劣りする感は否めませんが、人の対応によってそれを穴埋めしている光景を見ると人の温かみが感じられ、心が休まる感じがしました。
【2014.6.15 泊】(電車運転士)

12214615_dsc9235   駅には昔ながらの雰囲気が残っており、ローカル線的な光景も目にすることができます。無人駅を含めた駅の近代化が急速に進んでいる今日、このような光景は貴重なものとなりつつあります。
【2014.6.15 泊】(電車運転士)

13214615_dsc9242   ほぼ終日、30分ごとに列車の交換風景を見ることができます。ホーム上屋の延長や遮断機の設置が行われていますが、この駅も30数年前と大きく雰囲気は変わっていません。列車が到着する度に人の動きが感じられ、写材には事欠かない駅です。今回の内部・八王子線は急遽の予定変更で訪れたため、車でのアプローチとなり、撮影場所がどうしてもピンポイントになってしまい、見逃している好場面があったかもしれません。次回は電車を利用して、スナップを中心とした気軽なミニトリップ的な訪問をしてみたいと思います。
【2014.6.15 泊】(電車運転士)

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年6月14日 (土)

湖東麦秋と臨客

6月に入り初めての週末、何気なくツイッターなどを見ていたら「6月8日、サロンカーなにわが琵琶湖一周する」の情報。ふ~ん、「なにわ」ねぇ・・・。過去に幾らでも撮っている(筈)とはいえ、近年では運転すること自体が稀になってきたので貴重な記録にはなりそうですが。で、米原付近の通過時刻は11時過ぎとなるので、その気になれば行けなくもない。そこで目に入ったのが施設担当様による先のブログ記事に載せられた画像。あぁ、米原近辺で麦秋風景が撮れるんですね←実は初めて知りました。おまけに同日は「SL北びわこ」の運転があることにも気が付いて、ふむ、そうすると米原近辺では「北びわこ1号」→「なにわ」→「北びわこ用車両回送」の順でほぼ1時間おきに臨時客車列車が走って来るので、麦秋を眺めながらそこそこ間が持てそう。ハイ、外出許可申請~強行決済・ただし昼までの時間限定。さっそく、施設担当様が撮影された田村ー坂田の麦畑を目指しました。

  

Sl1  

Sl2 1本目のターゲット「北びわこ1号」は逆光になるものの、薄雲がかかり僅かに光線が弱くなってくれたのが幸い。相変わらず「スカびわこ」の異名を持つだけのことはありますね(失礼)。おかげで煙を気にせず編成重視のアングルで撮影出来ました。
  
  

Nnw続いて本命の臨客が情報どおり現れました。考えてみると、デジカメで「なにわ」を撮影したのって、もしかしたら初めてかも?だとしたら実に7年ぶりのご対面です。やはり逆光気味ですが、トップライトに近い状態に薄雲のおかげで助かりました。
ジョイフルトレインの先駆けとなった「サロンカーなにわ」もデビューしてからすでに30年以上。昨今の奇抜すぎるデザインを纏ったジョイトレが多くを占める中で久々に見た「なにわ」は、より気品高い存在感を放っているようでした。
  

Kai 「北びわこ」用車両の回送は、施設担当様と同じ地点からの撮影ですが、こちらは広角気味に撮った画像を。しかし光線状態はイマイチですね。本来ならもう少し粘って、せめて定期列車だけでも順光で撮っておきたかったのに、ここでタイムアップ、止むなく撤収となりました。車体側面に陽が回る「北びわこ3号」まではあと小一時間ですが、涙を呑んで次の機会に。
  

8865 帰路の途中では、日曜日のお楽しみ8865レを見物して本日の締めに。ん?列車がまったく目立たん・・・という悪い見本をどうぞ。
  
7月20日は「なにわ」による湖西線開通40周年記念列車がDD51牽引で敦賀まで運転される予定です。米原、長浜、高島の各市では記念列車への無料招待客を募集しています。詳しくは各市のURLをご参照ください。(出札掛)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年6月13日 (金)

元祖!うぬまの森

 出札掛さんの撮影フィールドとして、よく作例に登場する「うぬまの森」。私は訪れたことがありませんが、木曽川の急流である日本ラインの景観と、遙かに木曽御岳を望む景勝地かと思います。 

 さて、この日本ライン。地理学者の志賀重昴が、古城と川のたたずまいがドイツのライン川に似ているとして名付けられたといいます。では、本家本元のドイツライン!はどんな景観なのか、ちょっと行って見ることにしましょう。

Photo
 はい、これが元祖ドイツ・ラインです。コブレンツとマインツのほぼ中間あたり、ここでライン川は大きく蛇行しています。この奥で蛇行しているところが、有名な「ローレライ」。撮影したのは、その少し上流にあたります。

 この路線、かつてはドイツのルール地方と金融の中心地、フランクフルトを結ぶ大幹線で、国際特急の「ラインゴルト」をはじめとする数多くの特急が走っていました。ライン川に沿ったコブレンツからマインツに至る区間は、古城と川の景観が格別美しく、欧州を代表する景勝路線となっています。

 現在は、高速新線が開業して、そちらがメインになっていますが、景色の良いこの路線にも、1時間1~2本、特急が運行されています。その多くは客車列車ですが、なかにはICEで運行する列車もあります。

Photo_3
 反対側を見ると,こんな感じ。この町はオーバーベーゼルで、山の上に古城があったり、線路際に古城の塔が残るなど、沿線でも筆頭格の景勝地で、世界的な鉄道写真の撮影地でもあります。 

 よく見てください。反対側にも複線の線路が有り、列車が走っています。こちらは特急は走らないローカル線ですが、貨物列車が数多く運転されています。

Photo_4

 2枚目の写真の位置から、対岸の路線を狙うとこんな感じで写せます。とてもではないが、同じ場所とは思えませんね。それぞれの路線の列車本数は、格別多いわけではありませんが、時には2枚目の写真のように、両方の路線に列車が走ってきて、どちらを狙うか、迷うこともあります。

Photo_5
世界的な観光地だけに、「ライン下り」の観光船も頻繁にやってきます。比較してはいけませんが、日本ラインとは相当、スケールが違いますね。志賀重昴も、日本ラインを売り出すために、ちょっと誇大表現をしたのかな?

 これら写真を撮影した場所は、オーバーベーゼルの街の背後に広がるブドウ畑です。「うぬまの森」のように観光地として整備されているわけではないですが、ちょうど良い場所にレストランがあり、ドイツビールを飲みながら、撮影も出来ます。

 訪れた日は,最初、天気が良かったのですが、午後からはゲリラ雲がわいて、ちょっとまだらになってしまって残念でした。ひがな1日、ライン川を行き交う船を眺めながら列車を待つのは、まさに至福のひとときです。また、機会があれば、天気が良いときに是非再訪したいものです。(駅長)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年6月 6日 (金)

北陸線

梅雨入り直前の6月最初の日曜日、またも北陸線へ出掛けました。自分でも飽きもせずよく行ってるなあと思いつつも、定期的なチェックは欠かせません。 白やSUSの電車は正直なところ関心度はかなり低下し、主眼は機関車の牽く列車です。
ということで、先ずEF81の貨物です。この地では3月改正までは朝の上下5本の内3本がEF81だったので効率良く撮れたのですが、改正により4月半ば迄の暫定2本を経て現在は下り1本のみという寂しい状況です。 遅れておらずほっとしました。

 



D_3097


貨物はEF510が幅を効かすようになってしまいましたが、一方で青い車に出会えるかも知れない楽しみができました。
配置32両のうち、0番台の赤が23両、500番台の青が9両とのことなので、4本あれば1本ぐらいは青になる確率です。で、そのように来ました。

D_3092_2 日曜なので、上りのトワイライトも。廃止が発表された貴重な寝台列車ですが、個人的には色が好きではありません。分かってはいますが、背景と保護色の関係になっています。


D_8002


そしておまけで。突然現れましたがなんとか収めることができました。踏切の警報器が鳴りだして気づきました。もし車の中で休憩していたら撮り逃していたことでしょう。
おお!これは機関車ではなかった・・・・。

D_1432_2
さて、お昼からは所変わってこちらは黒い機関車。ここからの俯瞰は初めてです。上も下もそこそこ賑わっていました。

D_9243

お決まりの返しを撮って本日終了と相成りました。

D_9244

季節先取り?のとても暑い一日でした。(資材担当)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2014年6月 5日 (木)

朝 練 【水鏡編】

初夏に向けての風物詩、田圃の水鏡をキレイに撮るには、風が比較的弱い早朝が勝負。その時間帯に撮影地を目指すには朝日と同時に家を発たなければいけませんが、今の時期は1年のうち最も朝が早く訪れるので、文字どおり“早朝”の朝練となります。
眠たい目をこすりながら日の出前に起床して、朝日が照り出すころには線路に向かってカメラを構えている、そんな早起きカメラマンには朝練のご褒美として素敵なシンメトリーの世界が待っています。
  

5182
  
5181 5月18日、名鉄の三河(山)線で早朝に運転された三重連機関車を撮影後、帰りがけにふと思い立ったように寄り道した国府宮の水鏡。撮影時間は8時前後ですが、そよ風が吹いたり止んだりで水鏡は崩れがち。適当に撮って切り上げました。
  

5311 そろそろ木曽川で水鏡の写真を撮ろうかと思っていたところ、某情報によると、ロクロク0番台がEF200の代走で朝6時前に木曽川を通過する1083レで走って来るらしく、ちょうどイイ具合に注目の被写体が到来です。5月31日早朝のこと。
実は、ここを訪れた理由はもうひとつ。
  
5312 5781レ赤坂ホキをロクロクのニーナナ(「ニーナ」という呼称、絶対好きになれないので、あえてこう表現します)が牽引するという。5781レは夏季の早朝しか撮影できない列車なので、水鏡とのコラボ撮影にはうってつけ。当初は1083レを撮った立ち位置で撮影を考えていました。が、この日は東の空が霞んでいるため太陽の光も弱かったので、つい天の邪鬼な性格に火が点いて、わざと逆光側から水鏡の初アングルに挑戦しましたが・・・あーあ、やめときゃよかった。
  

5313 霞んだ空は、光線が弱い代わりに朝焼けを効果的に演出してくれます。5781レのロケハン中に貨物列車がやって来たので、朝焼けをバックに水鏡シルエット。築堤があまり高くない位置で撮ったので、足回りまでシルエットに抜くことはできませんでした。
 
 
611 翌6月1日は、朝6時5分ごろに木曽川を通過する1094レにロクロク0番台が就くというので(このネタばっかり!)、凝りもせず木曽川で水鏡に再び挑戦。さすが、ロクロク0番台は集客率が高いようで、周辺には10名強の同業者が集まりました。件の列車はご覧のとおり、財源スッカスカ。水鏡にすると、余計にそれが目立ちます。おまけにクリアな青空につられてしまい、フレーミングがズレて中途半端な結果にガックリ・・・。無理な体勢を維持しながらの手持ち撮影は判断を狂わせます。忍耐力の衰えを感じずにいられません(←言い訳)。
  

612 お口直しに、すぐ隣を走っている名鉄線に移動して水鏡にカメラを向けました。大カーブをアウトから狙うこのポジション、車体を傾けながら疾走する迫力あるシーンを撮れるので、個人的にはけっこうお気に入りの場所です。長い編成ともなればなおさらのこと。
 
さて、東海地方もいよいよ梅雨入りです。週末の休日と梅雨の晴れ間がうまく重なりますように~心がけ次第かな?(出札掛)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2014年6月 1日 (日)

289.この時期限定の撮影ポイント 2014/5/31

   季節は今まさに初夏真っ只中、1年で一番過ごしやすい季節のはずですが、まだ5月下旬というのに真夏日や猛暑日が続き、暑さにまだ慣れていない身体には堪える今日この頃です。また、この時期は1年で一番陽が長いということで、鉄活動には最も効率のいい時期でもあります。そんな中、以前から気になっていた陽の長いこの時期限定の撮影ポイントを訪れるチャンスが巡って来たので、時期を逃さないうちにと行動に移しました。そこは中央西線の宮ノ越付近、撮りたい列車を考慮すると、夕方でなければならないポイントなので、それまでの時間潰しに午前中は高山本線、午後からは中央西線の別のいくつかのポイントを回りながら本番までの時間を過ごすことにしました。

1214531   ちょっと前に復活したオレンジツートンユニットを撮れないかと秘かに期待していましたが、6月1日のさわやかウォーキング運用の関係で、5月31日の午前中は美濃太田の運輸区で休憩だったようです。まあ、東海色のキハ40系も余命いくばくもないようなので、オレンジツートンばかりに目を奪われることなく、こちらもしっかり記録して行こうと思います。木々の間から朝陽が差し込む中、キハ40系の4両編成が定番鉄橋を渡って行きました。
【2014.5.31 焼石~下呂】(電車運転士)

2214531   河原に降りてみたところ、この日はいつもより水量が少なかったため、水しぶきをより強調できるポジションに三脚を立てることができました。
【2014.5.31 焼石~下呂】(電車運転士)

3214531   久しぶりに対岸の定番鉄橋俯瞰ポイントに登ってみました。現地にたどり着いたところここ3年くらいの間に手前の木の枝が線路に覆いかぶさりつつあり、トンネル飛び出しか狙えない状況になっていました。近い将来、撮影ポイントとしては消滅してしまうことが危惧されます。
【2014.5.31 焼石~下呂】(電車運転士)

4214531   2月にも登った野尻俯瞰ポイントです。その時は道路が除雪されておらず、雪道をラッセルしなければなりませんでしたが、雪のないこの時期は車で楽々と登ることができました。中央アルプスは雪解けが進み、ほとんど雪が残っていません。もう少し早い時期に行っておくべきだったと反省です。よく見ると国鉄色が先頭です。こんなことなら俯瞰ではなく地べたでの撮影にすればよかったかなと少しだけ後悔です。
【2014.5.31 十二兼~野尻】(電車運転士)

5214531_4   ここは中央アルプスが見えるのではないかと以前から気になっていたポイントです。初めて行ってみましたが、バックに何とか入れることができました。雪がしっかりと積もっている冬場に再挑戦したいです。
【2014.5.31 木曽福島~原野】(電車運転士)

6214531   ここがこの日の本命にしていたポイントです。この時期限定としたのは81列車をここで撮るためには陽の長い時期でないと難しいということからです。列車を選ばなければ通年OKです。冬場の6883列車もここで狙ってみたくなりますが、モロ逆光になりそうなので、条件的には厳しいのではないかと思います。ちょうど「しなの」と普通列車がいいタイミングで離合してくれました。
【2014.5.31 宮ノ越~藪原】(電車運転士)

7214531_2   横構図だとこんな感じになります。車を置いてから約20分の山登りでしたが、道はきちんと整備され、地獄の登山になるような急な坂道もなく、思ったよりも体力を使わなくてすみました。アングルを工夫すれば中央アルプスを構図の中に入れることができるのではないかと秘かに期待していましたが、方向がずれていたため、ちょっと無理な注文でした。
【2014.5.31 宮ノ越~藪原】(電車運転士)

8214531_2   望遠で引っ張れば宮ノ越の手前の築堤上を行く列車を撮ることもできました。夕方の斜光線を浴びた81列車が姿を見せてくれました。コキも満コン状態だったので、より一層、列車に存在感が出ました。
【2014.5.31 原野~宮ノ越】(電車運転士)

9214531   81列車通過の頃には陽もかなり傾き、「しなの」を撮ったエリアは完全に山影の中に入ってしまったため、陽当たりは宮ノ越の駅付近まで後退してしまいました。それでも、何とか宮ノ越を通過する列車を捕えることができました。
【2014.5.31 宮ノ越】(電車運転士)


10214531   この日は土曜日だったため、後続の5875列車の運転はないだろうと撤収のつもりでいましたが、念のため目撃情報を確認すると5875列車は運転、しかも国鉄色の重連という情報が書き込まれていました。これを逃す手はないと思い、急遽、予定を変更して藪原~奈良井の定番ポイントに向かいました。残念ながら線路部分はすでに影になっていましたが、かろうじて残照が残っており、何とか撮ることができる状況だったので、助かりました。
【2014.5.31 藪原~奈良井】(電車運転士)

11214513_2   正面がちの構図ではせっかくの国鉄色の重連がわからないため、もう1台のカメラではズームを広角にして、できるだけサイドが入るようにポジション取りをしました。EF64の1000番台も国鉄色が次々と運用を離脱しているようなので、この組み合わせは本当に貴重なものとなってしまいました。捕獲するにはかなり高いハードルとなってしまいましたが、再びこの雄姿が見られることを期待したいです。
【2014.5.31 藪原~奈良井】(電車運転士)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

Light up! THE 大仏

名鉄犬山線下り列車に乗り布袋駅を発車してしばらくすると、進行方向左手に“布袋の大仏サマ”がデ~ンと見えてきます。その所在地である愛知県江南市は今年6月1日(日)に市制60周年を迎えましたが、これを祝して同日の夜7~9時の2時間のみ、大仏サマが特別に藤色でライトアップされるというので、夕食前に三脚抱えてちょっと物見遊山。
ところでなぜ藤色なのかと言うと、市内にある曼荼羅寺で毎年GW期間を中心に催される「藤まつり」が・・・あ、説明するまでもないですね。
  


1 
陽が沈み、分刻みで空が暗くなっていきます。列車こそ何本もやって来るものの、ベストなシーンは僅かな時間。  
 


 2より藤色の明かりが際立ってきました。大仏サマが徐々に浮かび上がります。
  


3すっかり暗くなり、近所の方々が大仏サマを見物に集まり始めました。こちらもぼちぼち帰宅して、酒の肴でもつまみましょうか。

しかしこうなってくると、ちょっと不気味に見えるかも?いやいや、そんなこと言うと、企画していただいた関係者の方々に失礼ですよね。(コメントし辛いような記事、失礼しました・出札掛)
 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »