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2013年2月

2013年2月24日 (日)

117系葬式鉄2/24

駅長様の報告に触発されて117系国鉄色の撮影に出かけてきました。しかし出足が遅れて結局大垣~米原機織りの1本目3213Fに乗車することとなりました。

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まず、大垣駅の1番ホームからお気楽に入線を1枚。そして伊吹山をバックにと思いこの列車で柏原へ向かいました。

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ところが柏原はこの状況で、この先徒歩鉄でお立ち台に行っても雪がひどくかなり厳しい状況が予測された上、耐雪装備でもなかったのであっさり断念。

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出札掛さんおすすめの垂井駅の東側、相川橋梁で3221Fを撮影し、撤収しました。

 ほんの少し離れただけでこんなに天候が違うなんてびっくりしました。(施設区長)

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ニューヨークの地下鉄 昨今

 このところ、身近な鉄の話題が続いているので、趣向を変えて、海外の鉄の話をしたい。

 漫画の話で恐縮であるが、ビッグコミックのオリジナルに「テツぼん」という漫画がある。鉄ヲタの2世議員が、豊富な鉄道知識を駆使した論理を展開をして周りにあきれかえられるが、私利私欲のない提案が政界やさまざまな業界に新味を持って受け取られ、評価されるというようなストーリーである。鉄ヲタといっても、その奇行ぶりに焦点をあてるのではなく、鉄道を含めた公共交通をどのように活かしていくか、という思想が底辺にあり、なかなかおもしろい視点も見られて興味深い。

 その「テツぼん」で、先回だったかに鉄道車両の海外輸出をテーマとしていた。鉄道車両の海外輸出というと、新幹線がマスコミをにぎわしているが、実際には地下鉄などの都市鉄道にはその10倍のマーケットがあり、これに注目した方が良い、というようなストーリーではなかったかと思う。事実、アメリカの鉄道マーケットには日本の車両メーカーが進出し、ずいぶんシェアも高い。川崎重工はニューヨークの地下鉄に大量の車両を収めているし、日本車両はシカゴ周辺やカリフォルニアの2階建て客車、近畿車輛はLRTを製造している。

 その中で、一般人の見解として、アメリカの都市鉄道は自動車に押されて機能していないのではないか、とか、ニューヨークの地下鉄は危なくて乗れたものではない、との話が出てくる。確かに今から30年ほど前はその通りであったが、現在はずいぶん、様子が変わっているのである。

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 これが30年近い前(1986年)に撮影したニューヨークの地下鉄。落書きがひどく、治安も悪かった最後の頃で、暗闇からこんな電車が出てきたら、さすがに驚いてしまう。

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 サイドや車内はこんな感じ。こうした落書き車両は欧州にもあるが、ここまでひどいのはさすがにない。

 こうした状況を改善したのは1984年に就任したデヴィット・ガン局長で、地下鉄の治安を改善するため、落書きを徹底的に消す方針を打ち出し、さらに落書きが書きにくい川崎製の車両を導入して、車両の更新を進めていった。

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 落書きのないR46。この頃、ニューヨークのJFケネディ国際空港への速達手段として途中駅にあまり止まらない列車の運行が行われ、そのセールスポイントが、全列車に警官が乗務している、だったと記憶する。

 落書きが消えるのは1989年で、5年の歳月を要したが、こうした施策の成果があって、地下鉄の重大犯罪は75%も減少した。この成果を受けて、1994年に市長に就任したルドルフ・ジュリアーニは警察で軽犯罪を徹底的に取り締まることを押し進め、結果としてニューヨークの犯罪は大幅に減ったという。事実、いま、ニューヨークを歩いていても、変なところに行かない限り、怖い、という印象は受けないし、地下鉄に夜遅く乗っても、不安はない。

 趣味的に見ると、ニューヨークの地下鉄はかなりおもしろい存在である。路線長は337kmあって、世界何位かわすれたが、5本の指に入るかな。(418kmで世界最長といわれたことがあるが、これは複々線区間をダブルカウントした数字らしい。路線町では、最近は中国の上海とか北京が長い)車両は7000両くらいあるようで、1形式で1000両などという103系も真っ青な大量生産が行われている。ニューヨークには、日本のような私鉄はなく、また、山手線のような環状線もない。都市内交通は、この地下鉄がほぼ一手に握っているので、輸送需要たるや、相当のものがある。また、かなりの区間が複々線、あるいは3線になっていて、急行運転も行われている。技術的には、営団丸の内線の300系がここの地下鉄から技術移転を受けているなど、電車の発達史としても興味深いものがある。マンハッタンからイーストリバーをわたったブルックリンの中心部には、使われなくなった地下鉄駅を博物館に転用しており、20両近い車両が保存されている。

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 博物館の入り口。地下鉄の駅と同じ造りである。

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 かつてのホームを活かして、所狭しと車両が展示されている。個々の歴史を知っていれば、より面白いのだろうが・・・。

  さて、趣味的には地下鉄の写真を撮りたいところであるが、これが難物である。ニューヨークに限らず、どこの国でも地下鉄の写真は撮りづらい。地下を走っていることに加え、乗客が多いことなどから、撮影に制限が加えられている。また、米国では黒人が多く、宗教上の理由などから撮影されることをいやがることが少なくない。それ以上に9.11以降、テロへの警戒から、鉄道施設への警備がきわめて厳重になっている。30年前の時には地下でフラッシュを焚いても何もいわれなかった(かどうかわからないが、撮ることはできた)のに対して、昨今はカメラを出すこともはばかられる雰囲気でである。

 とはいえ、撮れないとなると撮りたくなるというのが人情というもの。そこで、物陰に隠れたり、目立たないようにして撮影することで、なんとか姿を収めることができた。ただ、地下区間はデジカメで撮影ができるようになったとはいえ、さすがに撮影は厳しかった。というより、ホームの有効長もないので、実質的に車両撮影はほとんど不可能なのである。

 ニューヨークの地下鉄といえば、やはりマンハッタンの高層ビル街をバックに撮影したい。海外の書籍を見ると、F線のSmith/9thがそうした撮影が可能なようなので、2度、路線を乗り換えて現地に向かうも、なんと工事中で通過。(**)やむをえず、4avー9stで撮影する。

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 複々線区間で、真ん中の2線は通過線と思われる。撮るには撮ったが、ここはもうひとつ。

 そこで、マンハッタンを背に地上を走る路線として、7号線に目をつけ、最前部の車両でロケハンをしながら移動する。40st/Lowerystで、正面にエンパイア・ステートビルをバックに撮影できることがわかり、下車する。

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 ここはホームの端に機器の箱があり、それに隠れて撮影すると目立たなく撮影できそうだ。とりあえす、ニューヨークの地下鉄らしい写真を1枚撮影できたので、最低限の目的は達することができた

 ニューヨークは、さすが世界の最先端を走る大都市だけあって、鉄道の歴史を見ても、現状を見ても、なかなか興味深いものがある。機会があれば、もう少し、この大都市の鉄道が持つ奥の深さを調べてみたいものだ。(駅長)

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211.終焉間近なJR東海の117系+α 2013/2/23

 すでに廃車された仲間も出たJR東海の117系ですが、国鉄色のS11編成はしばらく8両口の東京方に組成されていました。それが先週あたりに編成替えが行われ、4両単独運用で米原~大垣運用に入るようになりました。巷の噂では117系の大垣~米原運用は2月一杯で313系に置き替わるとのことで、今週末が最期の土日となります。切羽詰まってからジタバタしなくても撮影チャンスはいくらでもあったはずなのに今さら焦って撮りに行ってもしょうがないのですが、結局、葬式鉄に参戦してしまいました。天気予報では関ヶ原・米原地方は午前中は雪マーク、伊吹山は期待できそうにもありませんでしたが、雪景色を撮れればいいやということで、現地に向かいました。

_dsc15502 117系の大垣~米原昼から、8両の上り運用も米原を8時過ぎにということから、それまでの時間潰しに近江鉄道に寄り道しました。とりあえず米原至近の鳥居本に向かい、到着列車を待ちました。やって来たのはイベント対応の700系「あかね号」、来るのは当然のことながら一般車両だと思い込んでいたので、ちょっとビックリでした。
【2013.2.23 鳥居本】(電車運転士)

_dsc15722 次は走行写真を撮りたくて、ED14の貨物列車最末期に撮った覚えのあるトンネルの鳥居本側を覗いてみました。当時はもっと開けていたイメージがあったのですが、25年以上も経過した後なので、当然、風景は変わっていました。柏原・近江長岡あたりは前夜の積雪で木々がクリスマスツリー状態になっていい感じでしたが、彦根近くまで来ると雪の量はかなり減ってしまい、山の上の方にしか雪は残っていませんでした。加えて、やって来たのは派手な広告車両、これには興醒めでした。ちなみに鳥居本の洋館風のお洒落な駅舎は当時のままの姿を留めていました。
【2013.2.23 彦根~鳥居本】(電車運転士)

_dsc15832 朝の117系8両運用を撮るため、近江鉄道は早々に切り上げ、近江長岡方面に移動しました。背後の山は理想的な積雪状態になっていましたが、列車が来る直前になってご覧のとおりの状況になってしまい、山どころではなくなってしまいました。写真は2本目の3206Fですが、この日は1本目の3204Fに313系の8両が充当されており、もう変わっちゃったのかと思いましたが、前夜のダイヤ乱れの関係で発生した突発的な運用変更だったようで、ひと安心しました。
【2013.2.23 近江長岡~醒ヶ井】(電車運転士)

_dsc15962 ダイヤを見ると下りの貨物列車があったので、線路の反対側の伊吹山定番ポイントにも行ってみました。最初から期待はしていませんでしたが、伊吹山はご覧のとおりの絶望的な状況でした。1055列車の牽引機はEF66、東海道筋の貨物列車の機関車はEF210が大きく増殖している中、鮫タイプとは言うもののEF66はEF200と合わせて絶滅危惧種的な存在になりつつあります。
【2013.2.23 近江長岡~醒ヶ井】(電車運転士)

_dsc16062_2 後ろを振り向いた風景はこんな感じです。雪も小降りになり、いい感じで着雪した背後の山も見えてきました。ちょうど大阪「ひだ」が通過して行きましたが、編成が短いので構図のバランスがあまりよくありません。やっぱり長大編成の貨物列車が似合います。
【2013.2.23 近江長岡~醒ヶ井】(電車運転士)

_dsc16202_2 午後の117系までにはまだまだ時間が余るため、どうしようか悩んでいたところ、この付近でこれだけの積雪があるのだから新疋田あたりもいい感じになっているに違いないと思い、最悪は最初の1往復は捨ててもいいやということで衝動的に車を新疋田方面に走らせました。鳩ヶ谷ループを見下ろす高圧鉄塔俯瞰ポイントに登ってみましたが、期待の反して木々への着雪はほとんどありませんでした。
【2013.2.23 新疋田~敦賀】(電車運転士)

_dsc16522_3 反対側の山の着雪はまだマシな状態だったので、こっちをメインに切り替えました。上下列車同一画面に淡い期待を寄せましたが、残念ながらそうは問屋が卸してはくれませんでした。でも、違う列車でしたが、30秒差でアウトといったとても惜しい状況がありましたので、次回に期待したいと思います。
【2013.2.23 新疋田~敦賀】(電車運転士)

_dsc16772 この日は上りの「トワイライトEXP」は設定なし、昼の貨物列車は運休、滞在時間中に来たのは681・683系とステンレスの521系ばかりでした。白ベースやステンレスの車両は遠景の雪景色には映えません。旧国鉄特急色のような赤系統の色が妙に懐かしく感じられました。
【2013.2.23 新疋田~敦賀】(電車運転士)

_dsc16842_2 鳩ヶ谷ループは適当な時間で撤収し、117系の2往復目に転戦しました。伊吹山は回復の兆しは見えず相変わらずの状態だったので、3221Fは線路端に寄って車両中心のアングルにしました。朝はそれなりに積もっていた雪は午後になってほとんど溶けていました。
【2013.2.23 近江長岡~醒ヶ井】(電車運転士)

_dsc17102 折り返しの3224Fは柏原近くの列車をサイド気味に狙えるポイントに向かいました。現地に到着した時には伊吹山は雪雲にすっぽりと覆われて背景は真っ白、仕方なくカメラを下に向けて田んぼを入れたアングルにせざるを得ませんでした。通過10分くらい前になって雪雲が消え、伊吹山が姿を見せ始めました。山の全容は見えなかったものの雲がアクセントとなりそうだったので、直前に定番アングルに変更しました。駅長様は左奥の踏切で同じ列車を撮られていたようで、ニアミスでした。大変失礼いたしました。
【2013.2.23 柏原~近江長岡】(電車運転士)

_dsc17412 その後、天候の回復傾向は続き、50分後の10M「しらさぎ」までには伊吹山はここまで見えるようになりました。もう少しというところまできましたが、直後に再び雪雲が襲来して伊吹山は絶望的な状態に、加えて陽も落ちそうだったので、この日はこれで撤収しました。
【2013.2.23 近江長岡~柏原】(電車運転士)

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2013年2月23日 (土)

葬式鉄活動 ~名古屋地区編~

SLあおなみ騒動も一段落したところで、さて、この時期になると決まって各地に出没する葬式鉄。「自分だってそうじゃないか」、と言われれば、はい、否定できません。

●紀勢貨物
3月改正の直前まで運転する保証もないので、行けるときに行っておきたいと思いつつ・・・それにしても遠いですね、紀勢は。名古屋を出てから多気の鉄橋まで、およそ100Km近い道のり。高速道路を走り続ければどうってことないけど、せめてイセカシまでは行きたいものですが・・・やっぱり遠い。

2089_2というわけで、朝もやの津市近辺で撮影した風景を載せます。といっても、これは8月の撮影。仕事の都合で津市内で一泊した日の朝練です。紀勢線のロケーションには敵わないからなのか、伊勢鉄道線内で紀勢貨物を撮影した画像はそれほど目にしたことがありません。しかし、同線内においてこのような明るさで撮影することはもはや不可能となりました。画像は平凡ですが、記録の一つとしてご笑覧下さい。

●海カキ117系定期運用
JR東海管内では最後まで残った国鉄風味の電車でしたが、こちらも3月改正を待たずに2月いっぱいで定期運用から離脱することになりました。悔やんでいるのは、中津川快速運用に活躍していたころの様子をほとんど撮影していなかったこと。理由は、「そのうち撮れるでしょ?」と油断していたら意外にも短命に終わって・・・ハイ、お決まりのパターンでした。

117_2昨年12月の某休日に撮影した117系三態。この日は米原機織り運用にS11編成が入っていました。Train117の隣に留置中の東海色編成はこの数日後、浜松に向けて帰らぬ旅路に就きました。

●セントラルライナー
冷静に考えてみれば、緑色幕の名称が消滅するのみ。まあ1~2カットも撮影しておけば十分ですね。

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去る1月某日、仕事現場である恵那からの帰り道に思い切って?セントラルライナー初体験&お名残乗車。夕方のラッシュ時間帯だっただけに、それなりに優越感に浸れました(←小市民)。

Sent_2一時期、373系や383系が動員されたこともありました。レアな記録?

●373系豊橋以西定期運用

373ホームライナーの廃止で、373系の豊橋以西の定期運用が消滅することになりました。ただ、今後も臨時列車などで名古屋界隈まで顔を出す可能性もあるし、騒ぐほど重大な出来事でもないような・・・。

●名鉄6600系

66_2この件については、敢えてコメント不要ですね。


みなさま、後悔することのないように。(出札掛)










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伊吹山麓に117系を狙う

 JRのダイヤ改正が間近となると、無くなる列車や車両が気になってくる。今年は、というと、名古屋周辺では紀勢貨物と国鉄時代の面影を残す117系が最右翼であろうか。

 117系は、S11編成が国鉄時代に塗られていた関西急電色に塗り直され、注目を集めている。今回のダイヤ改正で通常運用からの引退を控える中、そのS11編成がこの週末、休日に大垣~米原間で昼間帯に2往復する運用に充当されるという情報が流れてきた。S11編成が関西急電色に塗られてから、もう1年以上過ぎているのではないかと思うが、昔に腐るほど撮った覚えがあるのでそのために撮影に行く気にならず、残念にもまだ1枚も撮ったことがない。しかし、せっかくの情報であるし、もう117系を撮影するチャンスもなさそうなので、久々に伊吹山麓の東海道線に行くことにした。

 このあたりで1日、撮影するのは久しぶりである。少なくとも、EF200とかEF210をこのあたりでじっくり撮ったことがない。ひょっとしたら、20年近い月日が流れているのではないだろうか。 

 さて、その117系の運用は昼頃である。それだけ撮りに行くのももったいないので、行きがけの駄賃として何を撮るか考えた末、近江鉄道に残るつり掛け駆動車、220形を撮影することにした。

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 休日の午前中、220形は多賀線で運用の後、米原まで運行される。そこで、これも久々の多賀線に向かうことにした。ED14の撮影ポイントを思い出しながら、撮影地を探す。この日は雪模様で、ここへ来る途中の関ヶ原のあたりは木に雪が積もってクリスマスツリー状態になっていた。さすがに彦根まで来ると雪はないが、北の方は雪雲で真っ暗である。

 やってきた電車は、広告電車の225。ライオンズカラーのオリジナル塗装車でないのは、運が悪いというほかはない。それでも、かろうじて雲間から差し込んだ陽光の下を多賀に向けて走っていくのを捉えることができた。

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 着いたときは時折雪が舞う悪天候であったが、次第に天候が安定して、鈴鹿山系の山並みも見えるようになってきた。昨夜のうちに雪が木に積もったのだろうか、なかなか良い雰囲気である。久々に訪れた多賀線、当時、よく撮影した柿の木が無いのは当然としても、貨物を俯瞰撮影したアパートも無くなっていたし、
線路の北側には立派な道路もできていた。まあ、撮影してから30年以上経つので風景が変わるのは当然であるが、それでも北側の土田の集落には見覚えのある土蔵や藁葺き屋根の名残を残す旧家が残り、往事をしのばせてくれた。

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 米原行きの220形を追っかけながら米原に向かい、本日最初の運用である3213Fを米原の手前で狙う。しかし、この時には、頭上に黒い雲がやってきて、さらにみぞれが降り出すという最悪のコンディションとなってしまった。

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 なかばあきらめながら関ヶ原方向にクルマを走らすと、次第に天候が回復してきた。そこで、帰りの3126Fを撮るべく、近江長岡と柏原の間のお立ち台踏切に向かう。天候はかなり回復してきたが、残念ながら伊吹山はなかなか姿を現さない。やきもきする中、帰りの3216Fが走り去った。

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 天候はさらに回復し、頭上には青空も広がってきた。そこで、米原行きを大カーブ手前の直線で待つ。そういえば、ここで20系銀河を撮ったよなぁ、あの当時は踏切はなかったよなぁ、などと感慨にふけっている中、3221Fがやってきた。幸いにもゲリラ雲にも邪魔されず、今日一の写真になった。

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 戻りの3224Fまでには天候が回復して伊吹山が姿を現すだろう、と期待を持たせたが、あにはからんや、また天候が悪化し、雪すら舞うようになってきた。これでは伊吹山も望み薄である。そこで、撮影ポジションを大カーブに移して、風景をそれほど入れず、中望遠で電車中心で狙うことにした。

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 こうした風景ねらいで写真を撮っていると、本命が行った後に天候が良くなって来るというのは毎度のパターンである。本日もそのパターンよろしく、117系が行った後に天候が急回復して伊吹山もその全貌を現してきた。3224Fの後に来る貨物を狙うが、残念ながら運休。ようやくやってきた「しらさぎ」で、本日最後の撮影である。山の頂上には雲がかかってしまったが、背後の新幹線に絶妙なタイミングで700系が走ってきて、ドンピシャのタイミングでコラボの写真が撮れた。それ自体は珍しいシーンでありがたいのだが、どうせ新幹線とタイミングが合うなら、なぜ先週に合ってくれなかったのか、とちょっと複雑な気分になってしまった。

 現地で同業者が話していたのを漏れ聞くと、この区間を休日昼間に走るこの運用は2月いっぱいで313系に変わり、来週は117系は走らないという。伊吹山をバックに撮れなかったのは残念だが、最後の最後に関西急電色の117系をこの地でかろうじて撮ることができただけでも喜ぶべきなのだろう。(駅長)
 
















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2013年2月22日 (金)

名古屋にC56が走った日 その2

 川村市長の肝いりであおなみ線で行われたC56の運行は、マスコミでも大きく取り上げられた。中日新聞や朝日新聞では、紙面の横いっぱいに写真を載せ、重大ニュース並みの扱いである。また、TVでも京都からの回送から追っかけ、運行当日はもちろんのこと、翌日の月曜日にはニュースに特集枠を組んで長時間の放送を行っている。市民からも目立った苦情はなく、若干予想より下回ったものの、数多くの観客が集まり、話題づくりという観点からいえば、今回の蒸機運行は大成功であったといえる。こうしたことから、川村市長は翌日の記者会見で、定期運行や蒸機博物館建設に向けて、市役所内にプロジェクトチームをつくることを打ち出している。

 しかし、実現に向けてはどうだろうか。地下鉄やあおなみ線の運行を行っていることから、鉄道事業へのノウハウはあっても、蒸機に対するノウハウはない。もちろん、動態できる蒸機そのものもない。また、一過性のイベントには関心が高まっても、継続しての集客となると、それを永続できるかどうか、疑わしい。

 川村市長の行政に対する着眼点には注目すべき部分はあるものの、ウケねらいの部分が多いことも確かで、それが市民にとって本当に望ましいことなのか、精査すべき点は多い。蒸機の運行にしても、他で実施していないならともかく、米原まで行けば奥びわこ号がシーズンには運転されるし、大井川鉄道もさほど遠くはない。それを前提に、なぜ名古屋に蒸機かという明確な理念を打ち出して運行を行うならともかく、蒸機を走らせれば人気が出るだろう、というだけでは他との差別化はできず、単に軽佻浮薄な人気取り策になってしまうのではないだろうか。もっとも恐ろしいのは、なんともならなくなって妥協案として、中途半端な施策を実行してしまうことである。それだけは、なんとしてもやめてもらいたいものだ。

 さて、いろいろ批判めいたことは言っても、名古屋で蒸機が走るなら、これは撮らざるをえない。と、いうことで、試運転から沿線に出没することになった。ささしまライブの写真は前回、ご覧に入れたので、それ以外の場所で撮影した写真をご覧に入れたい。

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 以前、関西線に蒸機が活躍していた頃、新幹線とのコラボの写真を撮影している。今回も、何とか蒸機と新幹線とを同時に撮りたく、某高層ビルの上に登ってみた。結果的に、回送を含めて4度チャレンジして、かろうじて1度、回送の蒸機と700系を画面に収めることができた。聞くところによると、蒸機と新幹線が併走した日もあったようで、それを撮れなかったのは事前の調査不足と運のなさというしかない。

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 今回の蒸機運転では、不測の事態を避けるため、本運転では事前に運行区間中にある2カ所の跨線橋部分への立ち入りは制限されると案内されていた。試運転でも立ち入りが制限されるかと危惧していたが、実際には撮影が可能であった。この2カ所の跨線橋は、俯瞰撮影ができることから、名古屋駅前の高層ビルを入れて撮影できる絶好のポイントである。そこで、撮影が可能なうちにその2カ所で撮影することにした。これは、笹島よりの向野橋からの撮影である。

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 もう少し、近づいても狙ってみた。架線のトラスがうるさいので、昔、D51を撮ったときのようにすっきりとした写真を撮ることはできない。煙がうまく写らないときに限って黒煙をあげて走ってくるのは、なんとも皮肉というか、運がない。

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 本番運転では、向野橋上からの撮影はできなかったが、立ち入り禁止区域の外からは撮影が可能だった。編成全部は入らないが、まずまずのアングルで撮影できそうだったため、1本狙ってみた。しかし、残念なことに、来る直前で曇ってしまい、なんともならない写真となってしまった。

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 蒸機の撮影場所は、ささしまライブに加えてもう一カ所、黄金陸橋に近い九重地区にも設けられていた。ここも普段、立ち入りができない場所で、綺麗に編成が入るが、絶気で走ってしまうことから、まったく煙がないのがなんとも残念である。

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 最後に、これも本運転では立ち入りが制限された黄金陸橋での撮影。ここはアングル的にはベストであるが、高速道路が上を通っていることから、天気がよいとその影が入ってしまう。結果的には、試運転初日の天気がもう一つだったときに狙えば良かったのであるが、ロケハンや情報不足もあって、そこまで気がつかなかったのが何とも残念である。(駅長)

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2013年2月19日 (火)

【アーカイブス】笹島に蒸機が走った日

 電車運転士さんとあおなみ線を走ったC56の写真の競演となったが、撮影できた角度が限られていたことから、同じような写真の羅列となってしまった。そこで、あおなみ線C56の続きの前に、口直しとして、ささしまライブを走っていた蒸機の写真をご覧に入れるとしよう。

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 まずは、ささしまライブ付近を走る関西線のD51である。あおなみ線の跨線橋は、関西線と稲沢貨物線を結ぶ列車に使用されていた。今回は、蒸機と新幹線を1枚の画面に納めることができなかったが、この時はちゃんとコラボの写真を撮影している。

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  新幹線とのコラボの写真をもう1枚。これは、名古屋港を結ぶ東臨港線からの貨物である。しかし、煙と何とかのたとえ通り、高いところから撮りたがる写癖はすでにこの頃からのようだ。要するに、撮り方とか発想は、当時からまったく進歩していない、ということか。しかし、当時は新幹線の数も少なかったろうに、タイミングが合っていることは不思議である。もちろん、新幹線は団子鼻の0系である。

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 現在のささしまライブ駅付近を走るD51。下の線路は関西線であるが、こういう撮り方をしていると、まったくどこかわからない。記録写真としては失格である。

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 今回、人気を集めた向野橋の下を発車するD51。この先、名古屋まで勾配が続くから、盛大な煙を吐いている。今回もこれくらい煙を吐いてくれるとよかったのだが・・・・洗濯物が汚れると苦情がくるだろうから、難しいのだろうなぁ。

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 これは向野橋から見た笹島方面。関西線へ向かうD51が降りてくる。この頃、ささしまライブのあたりは笹島貨物駅であった。架線がないため、実にすっきりしている。今回は、こんなすっきりとした構図では撮影できなかった。下り勾配なので、まったくのスカである。あおなみ号でこのあたり、まったく煙をはかなかったのも、当然である。

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 これは黄金陸橋から名古屋第一機関区と笹島を見た光景。D51の止まっているところが現在のあおなみ線である。少々かすんでいるが、この頃、駅前の高いビルといえば、名鉄バスターミナルビルくらいであった。

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 これはD51最後の日の笹島の様子。遙かにテレビ塔が見える。反面、高いビルは全く見られないのが、時代を感じさせる。 もちろん、高速道路などというものはない。D51の最終日ということで、同業者が構内に入って撮影しており、いかにものんびりしている。蒸機ブームの時なので、それなりに同業者の数はいたはずだが、今から見ればなんとも少ない。ささしまライブに蒸機を見に集まった人の数の多さはなんだったのだろうか。

 最後にD51から10年ほど時間は経つが、まだ笹島貨物駅があった頃の写真。

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 住友生命ビルからの俯瞰撮影かな?ちょっと高度が高いようにも思うが・・・。今回、撮影したのはどのあたりかな?(駅長)

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210.名古屋C56狂奏曲 2013/2/14・16・17

 駅長様があおなみ線で試験運行されたC56の様子を早速アップされましたので、それに続いて自分もその成果をご報告いたします。仕事やら家族運用の関係で駅長様ほど気合を入れることはできませんでしたが、それでも試運転は14日、本運転は16・17日の両日に参戦いたしました。撮影ポイントが限られたため、駅長様と似たようなアングルが多くなってしまったことはどうかご了承ください。

12909214 14日は何とか時間を捻出し、最終の試運転列車(試909列車)を何とか撮ることができました。脚立がなかったので、とりあえずささしまライブ駅前の側道から名駅の高層ビルをバックのアングルで待ちました。本運転の時は撮影ができないと予告されていましたが、試運転の時は同業者の数が少ないこともあってとくに規制はありませんでした。予想以上に白煙が上がったため、いいのか悪いのかよくわかりませんがバックのビルが煙で隠れてしまいました。
【試909列車 名古屋~ささしまライブ 2013.2.14】(電車運転士)

22903216 本運転初日の16日は901列車を名駅近辺で狙いましたが、種々の事情により撃沈となってしまいましたので、気を取り直して次の903列車はささしまライブ付近の観覧スペースで撮ることにしました。事前の告知では三脚・脚立禁止ということが広報されていましたので、脚立なしでも何とか対応することができました。抜けるような青空にそびえる名駅の代表的な高層ビル+C56といった今回の運転を象徴するようなシーンをモノにすることができました。
【903列車 名古屋~ささしまライブ 2013.2.16】(電車運転士)

32903216 同じ列車をカメラを少し左に振ってさらに追いかけました。煙が風に流され、下折れてしまったのが残念です。この日は冷たい北西の季節風が強く、寒風吹きすさむ中、1時間以上も列車を待ち続けていたので、身体が冷え切ってしまい、結構辛いものがありました。この日は家族運用が控えていたため、この列車で撤収しました。
【903列車 名古屋~ささしまライブ 2013.2.16】(電車運転士)

42217 翌17日は北西の方向を見ると伊吹山が見えていたので、城北線で本番前のウォーミングアップを行いました。完全な晴れではなく全体的に薄雲がかかったような状況だったので、山のコントラストが足りませんでした。条件のいい時にリベンジしなければならなくなりました。
【比良~味美 2013.2.17】(電車運転士)

52901217_3 前日よりも風が弱く気温も低かったので、いい感じで煙が上がるだろうとの予測のもと、1発目の901列車は迷わず定番となったささしまライブの観覧スペースに向かいました。ここで駅長様・施設担当様・出札掛様と合流、以後、駅長様・出札掛様と行動をご一緒させていただきました。前日に脚立・巨大三脚の使用が可能ということが広まったため、前方の列にも脚立・巨大三脚が林立し、さらにアングルの制約を受けることになってしまいました。期待した煙は予想に反し、風が強かった前日よりもさらに右下方に流されてしまいました。
【903列車 名古屋~ささしまライブ 2013.2.17】(電車運転士)

62903217 903列車は目先を変えて某ビルの高層階から俯瞰で狙うことにしました。名古屋の中心市街地をバックに903列車が発車して行きます。伊吹山は何とか見えていましたが、薄曇りの状態は回復せず、ちょっとメリハリが足りない結果となってしまいました。加えて駅長様がこだわっていらっしゃった新幹線とのコラボも叶わぬ夢となってしまいました。
【903列車 名古屋~ささしまライブ 2013.2.17】(電車運転士)

72905217_2 905列車は撮影可能な新たなポイントは思い浮かばず、またまたささしまライブの観覧スペースへ舞い戻る結果になりました。現地の様子をお伝えしたいということで、このカットは敢えてトリミングをせずに観衆を入れたままにしてみました。それにしてもこの喧騒、自分もこの中に身を置いていたので、偉そうなことは言えませんが、何とも言えない複雑な気持ちになってしまいました。
【905列車 名古屋~ささしまライブ 2013.2.17】(電車運転士)

82801217_2 今回のイベントの最期の運転となる回801列車は目先を変えてもうひとつの観覧スペースになっていた黄金陸橋下の九重地区で待つことにしました。目ぼしいポイントはすでに先客が陣取っていたたのとサイドからだと障害物がなかったため、撃沈のリスクはありましたが、思い切ってC56を流してみました。C56は軽快な足取りで目の前を通過して行きましたが、完璧なスカ状態、少しでもいいから煙突から煙が出てほしかったです。
【回801列車 ささしまライブ~小本 2013.2.17】

 今回の試験運行、計画が発表された当初はさまざまな課題が多く、実現は無理なのではないかと思っていましたが、何だかんだ言って、結局、計画どおり走ってしまいました。その陰で実現に向けてご尽力された関係者の皆様方のご苦労とご努力には敬意を表したいと思います。笹島地区に蒸機博物館の構想や定期的な蒸機運行の構想があるようですが、今回のような一過性的なイベントとは異なり、数々のさらに高いハードル(とくに運転・保守面での人材の確保・育成)をクリアしなければならず、今後、この構想がどのように展開するのか注目していきたいと思います。最後に、寒い中参戦された皆様、どうもお疲れさまでした。

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2013年2月17日 (日)

名古屋にC56が走った日 その1

  川村名古屋市長の発案で、あおなみ線にC56が走った。あおなみ線の活性化と、将来、名古屋駅近くに蒸気機関車の博物館を開設するための調査が目的という。名古屋では27年ぶりであるとともに、大都市中心部での蒸機運行ということで、マスコミも悪のりして、試運転から本番(一応、調査が目的なので、試験運行ということになっている)まで、報道合戦を繰り広げた。

 総費用は4000万円というが、C56のリース料に加えて、沿線の警備費用などを見るにつけ、この試験運行には相当の費用がかかっていると思われる。休日出勤を強いられた市役所の幹部職員の手当などは、この費用に計上されていないのではないだろうか。マスコミの露出度から、話題づくりにはそれなりの成果があったと思うが、税金の使い道として、これが有効な方法だったのかどうかは、相当、疑問が残る。ましてや、将来の蒸気機関車の博物館など、その意義や費用対効果から考えれば、論外であろう。

 こうしたイベント運行は、有象無象の人が沿線に集まるので、基本的には遠慮したいところであるが、市民税を払っている立場としては、その効果を確認する必要がある。そこで、試運転から沿線に出没して、運行の影響や効果を見定めることにした。 

 今回の運行の特徴として、観覧場所が設定されたことである。蒸機運行の見物客のための観覧場所を設けるとともに、もっとも見やすい向野橋や黄金陸橋に人が集まるのを避け、事故が起こるのを未然に防止することが目的である。この背景には、2001年の明石歩道橋の事故が相当影響を及ぼしているようだ。

 ほとんど高架を走るあおなみ線では、しょせん撮影場所が限られる。駅や跨線橋は、当然ながら撮影禁止になるだろうから、どこで撮影するかは今回の運行での大きな問題であった。今回の蒸機運行の特徴をあらわすには、名古屋駅周辺に林立する高層ビル群と一緒に写したいところである。しかし、その撮影ポイントは、陸橋部分を除けば、ごく限られている。こうしたイベント列車の運行の折りに撮影ポイントが指定されることはたまにあるが、そうした場所は満足できない場所であることが多い。しかし、今回は指定された撮影ポイントこそが高層ビル群と蒸機を撮影する最高の撮影ポイントであった。それは想定外のうれしい誤算であった。

905 

 これが試運転時のささしまライブ手前での撮影。観覧場所は柵で囲われているので、それをなんとかクリアして撮影している。この時は、この柵の中が観覧場所になるとは思わなかった。

_mg_9127

 運転初日にささしまライブの観覧場所を訪れたところ、予想以上に綺麗に高層ビルを入れて撮影できることがわかった。街路の並木の処理がやっかいだが、それをうまく処理できるポイントを選べば、1本の列車をちょっと異なった角度で撮影できる。

_mg_9133_2

 中望遠では、ミッドランドタワーとモード学園のスパイラルタワー、標準とするとJRのツインタワーが画面に入る。

 しかし、初日の午後の列車は、手前がゲリラ雲にやられて陰ってしまい、なんとも残念な結果となってしまった。そこで2日目の17日にも出撃を余儀なくされた。

20120217_901

 しかし、初日の夕刊や17日の朝刊に、このささしまライブでの写真が紹介されたことから、昨日に増して多くの見物客が詰めかけた。おまけに、当初は持ち込みが難しいといわれていた脚立や三脚の使用がOKということがわかったため、そうした道具を持参の同業者が数多く訪れたことから、それらを入れずに撮影することは相当至難の業となった。

201202179012_6

 脚立を使っているならもう少し後ろから狙えばいいものを、前で脚立を使われるとどうしてもそれが邪魔になるので、結果として前に出ざるをえない。加えて道路沿いには街路樹があることから、撮影ポイントは相当限られる。このため、17日の最初の列車では、JRのツインタワーからスパイラルタワーまで入れて撮影できなかった。
20130217_905_6

 午後の列車になって、ようやく後ろの方から撮影が可能になった。これは、試運転を撮影した位置と、ほぼ同位置である。しかし、手前に脚立の同業者がいることから、どうしても下をカットせざるを得ない。そのため、やや不安定な構図となってしまったのが残念である。 

 結果的には、このささしまライブの観覧場所で5回も撮影してしまったことになる。まあ、今回、もっとも絵になる場所であるし、場所を少し変えることで微妙に雰囲気が変わるので、ついつい何度も挑戦することになってしまった。その甲斐あってか、なんとか及第点の写真が撮れたので、まずは今回の目的達成である。いろいろな角度で撮影したが、この6点の中で、どれがベストだろうか。

 この場所で撮影する中で、ただ、一つ残念なのは、この位置で新幹線を右側に入れることができなかったことだ。(駅長)

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2013年2月15日 (金)

Welcome to Nagoya

あおなみ線でのSL運転に先立ち、2月11日には皆様ご存じのとおり梅小路から甲種輸送にてSL編成が丸ごと名古屋までやってまいりました。
この列車の注目すべき点はなんといっても“E+D+S”の三重連(ムドではあるが)。自分にとっては初見参の組成を表現できるよう、サイド気味に狙っても編成に架線柱ができるだけかからない場所にこだわり、稲沢近辺にて撮影を試みました。稲沢近辺を選んだのは、同駅で小休止の間に先回りして二度狙いができれば儲けもの、と企んだからですが、問題は光線状態。冬型気圧配置で上空には雲が流れ、希望どおりの天気になればいいのですが。

 

Dsc_00032_3曇ってほしいときによく晴れて・・・

Dsc_0007晴れてほしいときに曇ってしまい・・・うっ、前ピンか

本来なら清州の稲沢寄りを目指したかったのですが、時間的にきつかったので誰もいないこの場所で妥協しました(脚立使用)。施設担当様、ともに追っかけ撮影お疲れ様でした。
さていよいよ本番、二日間がんばりましょう!?

【教訓】二兎を追うものはなんとやら・・・  (出札掛)






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209.今シ-ズン2回目の雪鉄 2013/2/11

 この3連休は駅長様がご紹介されていたように衣浦臨海鉄道へのDD51入線のほかあおなみ線の蒸機実験運行関連の送り込み回送など、ネタに乏しかったこの地区においても久々に話題性のある列車が運転されましたが、皆様の満足度はいかがだったでしょうか? 自分的にはこれらのネタ列車にも食指が動きましたが、連休に入ってからなぜか1月の福井近辺に続いて無性に雪鉄がやりたくなって、目的地をどこにしようか悩んでいました。いろいろ情報を仕入れていると順調に運用されればオレンジツートンのキハ40・48がユニットはバラバラなものの3両とも高山以北の運用に入りそうだということが予想できました。望むことならオレンジツートン同志のユニットの復活を待ちたいところですが、出動をためらっているうちに雪のシーズンが終わってしまっては元も子もないので、チャンスがあるうちに行っておこうと思い立ち、深夜の国道41号線を北上しました。6時過ぎに角川に着いた時には岐阜県山間部は10日の夜からまとまった積雪の可能性が高いとの予報どおり、雪は深々と降り続いており、夜明け後の風景に期待を膨らませつつ夜が明けるのを待ちました。

12 この日の撮影1発目となる1824Dは2両のうち後ろがオレンジツートンのため、後追いを気にしなくてもいいようにサイドから狙えるポイントを探したところ、おあつらえ向きのポイントを見つけることができました。それまで降り続いていた雪が一瞬小康状態となり、前夜からの新雪で期待どおりのクリスマスツリー状態になったモノトーンの世界を行く列車を捕えることができました。
【2013.2.11 坂上~打保】(電車運転士)

22 ロケハンがてら車をさらに打保方面に移動させました。再び雪が降り始めて短時間のうちに新雪が積もり、雪を蹴散らす場面を狙うべくポイントを決めて1703Dを待ちました。思惑どおりスノープロウで雪を飛ばしながら列車は近づいて来ましたが、雪はどんどん激しくなるばかりです。せっかく望んでいたシーンが展開されたのにもかかわらず、ちょっと降りすぎといった感じになってしまいました。
【2013.2.11 坂上~打保】(電車運転士)

32 1825Dはオレンジツートンが先頭のため、地図上で目を付けておいた俯瞰ポイントへ向かいました。除雪は集落のあるところまでで、その先はしばらく自力でのラッセルを強いられました。木々の間から鉄橋を望むことができましたが、雪はさらに強まって視界がほとんど効かない状態になり、せっかく登ったのに残念ながら撃沈でした。
【2013.2.11 角川~坂上】(電車運転士)

42 ロケハンの途中に国道からお手軽に撮れそうなポイントがあったので、そこで「ひだ3号」を撮ることにしました。さっきまであれほど激しく降っていた雪が急に止んで太陽が顔を出してくれました。何とか持ちこたえてくれと祈るような気持ちが通じたのか、好条件の中で「ひだ」をゲットすることができました。天気はこのまま回復基調かと淡い期待を持ちましたが、結局、この日の晴れカットはこの1枚だけでした。
【2013.2.11 坂上~打保】(電車運転士)

52 1827Dは後追い側がオレンジツートンのため、サイド気味の構図を探して沿線をウロウロしましたが、これといったポイントを見つけることができず、ありきたりの構図になってしまいました。
【2013.2.11 角川~坂上】(電車運転士)

62 再び雪が止んで薄日が差してきたことから視界もよくなってきたので、先程撃沈した俯瞰ポイントに再挑戦してみました。カメラのセッティングを終えた頃はいい条件が続いていましたが、通過の5分くらい前からまたまた雪が降り始め、1825Dの時よりはマシだったものの満足のいく結果は得られませんでした。
【2013.2.11 角川~坂上】(電車運転士)

72_3 角川から南にもポイントがありそうだったので、探したところアンダートラスの鉄橋がありました。ただ、引きがなくてちょっと窮屈な感じになってしまいましたが、時間がなくてあきらめざるを得ませんでした。「ひだ14号」が轟音とともに鉄橋を渡って行きました。
【2013.2.11 飛騨細江~角川】(電車運転士)

812_3

822_3 この日の撮影時間帯に撮れるオレンジツートン先頭の列車は2本だけでしたが、そのうち1本の1825Dは激しい降雪で撃沈したため、残るは1830Dだけとなりました。この列車だけは正面がちの構図で狙うことにしました。やっぱりこの色はモノトーンの世界にも映える色です。
【2013.2.11 坂上~打保】(電車運転士)

92 1825Dを撮ったら撤収しようかと思っていましたが、どうせなら飛騨細江で行違いする「ひだ11号」も撮っておこうということで、雪晴れカットのポイントに向かい、縦構図で待ちました。またまた降雪サイクルに当たってしまいましたが、違った雰囲気で撮れたということで無理やり気持ちを納得させました。
【2013.2.11 坂上~打保】(電車運転士)

102_2 今度こそ撤収しようと思っていたら、「ひだ11号」は打保で「ひだ18号」と行違いするので、もう1本だけ粘ってみようとポイントを探しました。1825Dとよく似たアングルになってしまいましたが、あまり時間がなかった関係であきらめざるを得ませんでした。
【2013.2.11 角川~坂上】(電車運転士)

112_2 本当に今度こそ撤収するつもりで車を南下させましたが、途中立ち寄ったコンビニで時刻表を見ると、オレンジツートンのキハ40が夕方の高山~飛騨古川の1855Dに入っているのが確認できたので、間に合うかどうかの微妙なタイミングでしたが、ギリギリセーフでした。風景的には平凡なポイントですが、夕闇が迫る中、前照灯に降りしきる雪を映しながら1855Dが走り去って行きました。
【2013.2.11 飛騨国府~飛騨古川】


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2013年2月14日 (木)

【アーカイブス】名古屋にC56が走った日

 今日の新聞やテレビのニュースでは、あおなみ線を走るC56の試運転の様子が報道されている。今回の試運転は13,14日に行われているが、13日は完全な練習運転、14日は関係者の招待を兼ねた試運転、ということで、これらの運行情報が流れると沿線に混乱を起こすおそれがあることから、どうやら14日夕方まで報道規制が敷かれたようだ。
 

 さて、こうしたタイトルから、あおなみ線のC56の写真を期待してご覧になった方もあるかもしれない。しかし、ここでご紹介するのは今から27年前、1986年に名古屋で走ったC56の記録である。この年は、名古屋の鉄道開業100年ということで、そのイベントにあわせてC56が運転された。運行区間は名古屋-木曽川、名古屋-大府-武豊間の2区間で、今では信じがたいが、白昼堂々、東海道線をSLが走ったのである。 

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 これは、名古屋を発車して、東海道線を武豊に向かうC56。ヘッドマークがないところをみると、試運転だろう。JR東海の軍艦ビルを含め、駅周辺に建物が少ないのがわかる。今もこんな状態なら、今回のあおなみ線C56と新幹線が一緒に撮れたのに、と思わざるを得ない。もっとも、この時もC56の横に新幹線が写っていないので、運の悪さは当時からか。

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 この時は、武豊線からの帰りは、C56がバックで東海道線を運転している。この頃は今ほどの本数は運転されていなかったと思うが、それにしても制限45km/hでよくも運転したものだ。 この頃は、頼めばビルの上から撮影させてくれた。今回は・・・・望み薄だろうなぁ。
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 大府で東海道線とわかれて、武豊線の築堤を登る。たぶん、今ではこの場所で撮影はできないだろうが、この時はここが最大の人気ポイントで、それにこたえてC56も盛大に煙を出してくれた。平坦線に加え、町中であることから、沿線への影響を最小限におさえるため、スカばかりの今回のC56運転とは、えらい違いである。

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 今は高架化された緒川駅を発車する。天気が悪いこともあるが、それにしても見事な煙を吐いている。今回は煙が期待薄だが、それでSLの本当の魅力を感じることができるのだろうか。

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 東浦を発車。ここも良い煙を出してくれた。沿線には、多くのSL見物客が集まっている。この頃、武豊線には、結構良い撮影地があったが、現在はどうなのだろうか?

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 東浦と亀崎の間の田園地帯は、このC56が運転されたときにはレンゲ草が美しかった。今回は町中ゆえに、こうした四季の彩りが味わえないのも残念である。

 さて、あおなみ線SL本番の16,17日は、いったいどんな喧噪になるのだろうか?(駅長)

 

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2013年2月11日 (月)

衣浦臨海鉄道にDD51が走った日

 名古屋での蒸機実験走行に向けたC56の回送、衣浦臨海鉄道へのDD51入線など、久々の大型イベントに恵まれた3連休、メンバーの方々はいかに鉄活動にお励みでしょうか?かくいう小生は、9,10日と予定が入っていて動きが取れず、ようやく11日になって出動することができました。

 どこへ行こうか、迷ったのですが、衣浦臨海鉄道へのDD51入線となりました。この路線を走るDD51は、1月中旬の前回の入線の時、明石公園で撮影しています。しかし、この時は時間の関係で碧南行きだけを狙っただけでやや欲求不満でした。今回は、前回、入線の無かった東成岩から半田埠頭にも入線するとのこと。それゆえ、1日をかけて、じっくりと狙うことにしました。

 しかし、朝の碧南行きは、やはり明石公園しか狙う場所が思い当たりません。同じ場所で撮影するのもおもしろくないので、前回の歩道橋ではなく、その南の道路がオーバークロスするところで狙ってみることにしました。

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 歩道橋にはファンが鈴なりなので、それをカットしたら、ちょっと上下が苦しくなってしまいました。碧南からの列車は、衣浦湾を渡る鉄橋で撮影します。海を渡るこの鉄橋、昔から一度撮影したいと思っていましたが、ようやく今回、念願がかないました。

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 しかし、列車がやってくる直前に風で流れてきた雪雲が頭上を覆い、鉄橋を渡るときには曇ってしまいました。対岸は晴れていたのに・・・。 なんとも残念です。

 大府まで戻った列車は、今度はコンテナを連結して半田埠頭に向かいます。せっかくなので武豊線内でも狙おうとロケハンして、ちょっと俯瞰気味で撮れる亀崎手前の築堤で狙うことにしました。

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 電化工事中とあってポールがうるさいですが、この時期、これはやむを得ないでしょうね。 もう少し前に来れば良かった・・・・。

 というか、この場所は、昔々、来ているのです。C11が走っていた時に・・・(^_^;)。その時は衣浦大橋をバックにして写真を撮影し、今回、それと同じアングルで撮影できないかと場所を探しに来たのですが、なんと、撮影地は新興住宅地になっていました。まあ、40年以上も経てば、風景が変わってしまうのも当然なんでしょうが。

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続いて、半田埠頭への列車を狙います。半田埠頭手前の陸橋で撮影できそうだったので、そこで1枚。緑バックでなかなか良いアングルです。今度はDD51ではなく、KE65の列車も狙いに来ないと・・・。

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 撮影終了後、構内の様子を見ようと思い、踏切にいくと、こんな案内が貼ってありました。

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  なんと、構内で撮影させてくれるようです。そこで、ゆっくり昼食をとって、15時に集合場所に戻ってきました。15時少々前、係員の方が踏切に来られ、構内まで引率していただきます。

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  まずは機関庫前で、DD51とKE65を並べて撮影です。続いて、場所を貨物ホームに移動し、DD51が貨物に連結した後、列車の位置を移動して、ベストの場所で止めて撮影タイムです。

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 完全順光、光は足下までまわり、障害物なし、緑バック・・・これほど形式写真に最適の条件はありません。これまで形式写真を撮影した機会は数ありますが、これほど恵まれた環境下での撮影はちょっと記憶がありません。こうした機会をご提供いただいた衣浦臨海鉄道の方に感謝、感謝です。(ちなみに、この写真はプラナーでじっくりと撮影しましたが、違いが出ているかな?)

 なお、伺ったところでは、前日の10日には碧南線でDD51とKE65のプッシュプルが2往復半運転されたそうです。DD51の自動ブレーキ修得が目的だったとか。また、DD51の衣浦臨海鉄道入線も今回が最後になるだろうとのことでした。良いチャンスに、数少ない原色デーデーを入れてもらったものです。

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 おまけに、出発時には通票の受け渡しシーンまで撮影させていただきました。まさに、撮影会状態です。しかも、無料!集まったファンは30名ほどでしょうか。ゆったりとした雰囲気の中、最高の条件で原色デーデーを撮影でき、皆、大満足です。構内の中に立ち入りを許していただくだけでなく、撮影のためにいろいろご配慮いただいた衣浦臨海鉄道の方に改めてお礼を申し上げます。 

 大満足の1日、これで帰っても良いのですが、知多中央道を走っていると夕日に雲が浮かび上がってシルエットに良さそうな感じです。そこで、急遽、23号にクルマを向けて名鉄名古屋本線向かいました。

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 残念ながら、太陽のある方向だけ雲が厚く、満足な夕景を撮ることができませんでした。まあ、すべてがうまくいくわけはないので、これは次回の宿題としましょう。

 久々に、国内鉄で満足の1日を過ごすことができました。一日ご一緒した検査掛様、お疲れさまでした。(駅長)

 

 

 
 

 

 


 

 

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2013年2月 9日 (土)

208.家族運用の合間に… 2013/2/9

 この3連休、メンバーの皆様方におかれましてはそれぞれ計画を練られ、精力的な活動をされていらっしゃることと思います。そういう自分は中途半端な家族運用を強いられ、遠征は難しい状況にあり、ストレスがたまる日々が続きそうな予感がしています。そんな中、連休初日の2月9日は隙間時間を利用すれば近場ながらも何とか時間を捻出できそうだったので、家族運用開始までには帰区する約束で早朝自宅を後にしました。あまり遠くへ行くことはできなかったので、とりあえず、1月に続いてDD51が入線する衣浦臨海鉄道を目的地に定めました。

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 衣浦の5570列車までには時間があったため、ウォーミングアップを兼ねて豊明に寄り道しました。2月に入ってからは太陽の出る位置が北寄りになり、そろそろいい条件が整ってきたので、シルエットを狙ってみました。一か八かのトライでしたが、窓の間からうまい具合に太陽が抜けてくれました。
【2013.2.9 富士松~豊明】(電車運転士)

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 衣浦線内ではこれといったポイントは思い浮かばなかったため、あまり深く考えずに明石公園の歩道橋に向かったところ、現地はご覧のように激パの状態でした。この喧騒を避けるため、今回は以前に駅長様が撮られたサイド気味のアングルで待ちました。
【2013.2.9 東浦~碧南市】(電車運転士)

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 今回のDD51の入線は折り返し5571列車を担当後、半田線の550・551列車にも運用されるため、KE=DDかと思っていたら、1月の時と同じくDD=KEの順番でした。この日の朝練は家族運用の都合でここまでとなりました。本当は5571・550・551列車まで粘りたいところでしたが、後ろ髪を引かれる思いで現地を後にしました。
【2013.2.9 東浦~碧南市】(電車運転士)

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 遅刻することなく帰区し、無事に家族運用をこなした後、夕方近くに2時間ほど隙間時間ができました。衣浦の時は薄曇りだった天気もバリ晴れとなり、遠くに御岳や中央アルプスも望むことができました。こんな絶好の条件の時に何も撮れないのは悔しい、だけど時間がない…、そこで思いついたのが自宅近くを走る城北線でした。城北線なら自転車で余裕でアプローチでき、2時間もあれば2往復程度撮れそうだということで、早速行動に移しました。撮影ポイントがまったくイメージできなかったので、とりあえず、自宅から一番近い味美に向かいました。架線柱のない高架のため、思ったよりスッキリと撮ることができました。
【2013.2.9 味美】(電車運転士)

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 城北線はほぼ全線高架という線路条件から駅撮りしかできないと思っていましたが、まともな走りを撮れるポイントがありました。養老の山並みをバックに城北線の列車が進んで行きます。このアングルは午前中が順光のため、山が冠雪したタイミングを狙って再挑戦してみたいです。条件がよければ伊吹山も入れて撮影できそうでした。
【2013.2.9 比良~味美】(電車運転士)

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 反対側を向くと恵那山をバックに撮ることができました。左には御岳も見えていましたが、城北線の列車と絡めるにはちょっと苦しい感じでした。城北線をこういったアングルで撮れるとは思ってもみなかったので、予想外の収穫でした。
【2013.2.9 比良~味美】(電車運転士)

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2013年2月 8日 (金)

冬の朝練 【金華山ドライブウエイ編】

濃尾平野を一望する岐阜金華山ドライブウエイは、岐阜を目指して走ってくるJR東海道、高山、名鉄各務原線の各列車(名古屋本線も見えなくはない)を眼下に眺めることが出来る絶景ポイントです。以前、当ブログに記事を載せていますが(→ http://ameblo.jp/b1hanabusa/entry-10555926965.html )、今回は別の場所から撮影した画像を掲載します。ただ、被写体は小さくなってしまうので画風にそぐわない方がいらしゃるかもしれませんが、どうかご了承ください。

Dsc_0035_3冬の季節は空気も澄んで撮影には適しているものの、地図をご覧いただければお分かりのとおり、線路の方角にカメラを向けると何れも日中は逆光になってしまうのが難点。それでも朝の時間帯なら東海道、各務原線の列車には側面に陽が当たります。さらに日の出から間もないうちに撮影すれば、朝日は高架線部しか当たらないので、列車がスポットライトに照らし出されたかのように引き立って見え、朝日ギラリも期待できます。

Dsc_0020日の出から約30分、名古屋の高層ビル群が遠く朝焼けの空に浮かび上がり、その麓には朝日に照らされた各務原線細畑駅付近の高架線が見えます。そこに名鉄電車の車体が輝きました。実はこのアングル、パノラマカーの某写真集に掲載された画像を真似てみたものです。撮影地点からほぼ直線上に線路と高層ビル群が並ぶ偶然の演出に感動。

Dsc_00412カメラを横位置にすると、一宮市木曽川町にそびえる138タワーがバックに入ります。ただし列車が小さくなってしまうので、その存在をアピールできるよう朝日ギラリのタイミングに合わせてシャッターを切りました。もう少し透明感があれば高層ビル群もよく見えるのでしょうが、時間が経つにつれてモロ逆光方向に近くなっていくので、はっきりした眺めはあまり期待できないかもしれません。

Dsc_00292カメラを右手に振ると、名古屋から北上してきた東海道線が西に大きくカーブして向きを変える地点を見渡すことができます。ここでもタイミングが合えば朝日ギラリを撮影することが出来ます。銀電バンザイ。

Dsc_012この画像は数年前に同じ場所から撮影したものです。東海道線の貨物列車にシャッターを切ったら、偶然にも画面左手奥に笠松の築堤部を走る赤と銀色の名鉄電車がアングルに入っていました。そしてさらに、貨物列車の画面手前には高山線キハ48の2両編成が横切っていたことも後になって気が付きました。3列車共演!ご参考まで。

Dsc_00112この画像は、また別の日に撮影したものです。当日の朝5時発表の天気予報を確かめてから家を出ましたが、空を見上げると妙に雲が広がっており、太陽は顔を出したものの案の定、薄雲に隠れてしまい、名古屋の高層ビルも見えずに撃沈。しかし、高山線長森駅の方角にカメラを向けると、薄曇りのおかげで普段は逆光で見えにくい列車を辛うじて捉えることが出来ました。霞みがかった遥か彼方に見えるのは小牧山です。このアングルは夕方の時間帯が良さそうですね。

おそらく夏の時期でも日の出直後には各々同じようなシーンが展開されると思います。加えて高山線の列車にも側面に陽が当たるようになりますが、いかんせんドライブウエイは朝7時にならないと通行できないし、おまけに天気が霞んでしまっては元も子もないので、これらの俯瞰撮影にトライするには必然的に冬季限定朝練となります。もちろん当日朝には気象予報のチェックも必須です。(出札掛)


















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2013年2月 3日 (日)

207.カウントダウン紀勢貨物 2013/2/3

 ついこの間「あけおめ」だったと思ったら、早いものですでに1月は終わり、2月に突入してしまいました。今シーズンの雪鉄ですが、1月上旬に福井県で実施して以来ごぶさた状態で、そろそろ禁断症状が出始める頃となりました。幸い23日は家族運用がなくほぼ1日自由に鉄活動ができそうだったので、何処へ行こうか思案しておりましたが、こんな時に限って寒波も一休み、山間部の新雪も期待できず、ましてや気温も上昇傾向で無理に雪鉄を実行しても満足な結果は得られないだろうと意気消沈していました。そんな中、幸い天気は良さそうなので、ふと思い浮かんだのはまともな雪鉄ができないならいっそのこと雪のないところへ行ってしまえという選択肢でした。それじゃあどこへ行くか、真っ先に思い浮かんだのが316日改正で過去帳入りが決まり、カウントダウン状態となった紀勢貨物の2089・2088列車、土休日の突発運休や突然の連続運休の可能性はゼロとは言えないことや葬式鉄による激パのリスクを考え、行ける時にもう1回くらい行っておこうということで、深夜の国道2342号線経由で紀勢路を目指しました。

_dsc06712 2089列車の前に相賀のお立ち台で熊野灘バックのシルエットを狙うべく早朝の列車を待ちました。残念ながら時期が遅く、太陽が出る位置が東にずれてしまったため、Shining Seaとはなりませんでした。太陽のベストな状態は冬至の20日前か20日後あたりの極めて限られた日に限定されるようです。
【2013.2.3 相賀~尾鷲】(電車運転士)

_dsc06852_3 2089列車は行きがけに四日市で運転を確認しました。残念ながら更新機でしたが、カウントダウンが始まった今、贅沢は言ってられません。2089列車はこの時期、紀伊長島以北では陽が当たらないため、新鹿海岸まで移動しました。波打ち際と列車の位置関係を考慮して立ち位置を決めてお目当ての列車を待ちました。夏場は側面に十分に陽が当たるので、何も考えずに安心していたところ、冬場は予想以上に太陽が西に傾いていたため、側面の陽当たりはギリギリセーフの状態でした。
【2013.2.3 新鹿~波田須】

_dsc06892_4 もう1台のカメラでさらに2089列車を追いました。列車はアウトカーブしていくので、陽の当たり具合はこっちの方がいい感じでした。
【2013.2.3 新鹿~波田須】(電車運転士)

_dsc06992 2089列車の約30分後に来るキハ48の普通列車もここで撮ることにしました。オレンジツートンを期待したのですが、JR東海色でした。列車のいい位置で波がいい感じで砕けてくれればよかったのですが、そうは問屋が卸してくれません。相手は自然現象なので、運を天に任せるしかなく、どうしようもありません。
【2013.2.3 新鹿~波田須】(電車運転士)

_dsc07382 この日は比較的空気がクリアだったため、定番の馬越林道俯瞰にも立ち寄ってみました。冬場は山の緑がくすみ、周囲の田んぼも冬枯れで色がなく、ちょっと淋しい感じです。やっぱり緑が鮮やかな初夏から夏の方が風景的にはいいと感じました。
【2013.2.3 相賀~尾鷲】(電車運転士)

_dsc11702 もう1台のカメラで縦構図も同時に撮ってみました。やっぱりステンレス車体は風景に溶け込んでしまって目立たないです。オレンジツートンの「熊野古道伊勢路」ならもう少し存在感が出ると思います。次の宿題になりそうです。
【2013.2.3 相賀~尾鷲】(電車運転士)

_dsc07502_2 この日の最後は荷坂峠に挑む「南紀」を俯瞰してみました。雄大な風景の遥か右奥に熊野灘を望むことができますが、このポイントは終日逆光気味のため、どうしてもぼんやりとした感じになってしまいます。トンネルとトンネルの間の明かり区間に列車が顔を出すのはほんの一瞬、場所的に三脚使用が不可能で、ちょっと油断すると撮り逃がしてしまうリスクがあるため、緊張を持続するのがしんどかったです。
【2013.2.3 梅ヶ谷~紀伊長島】(電車運転士)

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2013年2月 1日 (金)

雪やこんこ♪

1月も間もなく終わろうとする週末の26日(土)、地元の気象予報は曇りのち雪とあり、ようやく待ちに待った雪降りの休日を迎えるときがやってまいりました(豪雪地帯の皆様すみません)。

ネットで地元周辺の降雪予報を見ると午後2時頃から本格的に降り続くようなので、久々の雪中鉄ちゃんにトライしようと家から車で20分強の各務原市鵜沼周辺に行き先を定め、夕方近くに走ってくる数本の特定列車をターゲットに出かけてみました。

00413841464成田山周辺から俯瞰して白く染まった雪景色をカメラに収めたかったのに、雪が降り続いて視界不良のため俯瞰どころではなかったので、俗にいう名鉄にんじんカーブ周辺で特定列車を狙うことにしました。1本目のターゲットは15時過ぎににんじんカーブを駆け下りてくる名鉄1384F編成の急行犬山行き1464レ。幸い誰もいないのをいいことに、撮影ポイント上に車を停めて窓を開け、車中からカメラを向けました。なかなかラクな雪中鉄ですね。

Dsc_011次のターゲットはJR高山線の3736D、キハ40+キハ48ユニットの3両編成です。先日美濃太田区の国鉄色編成が再びバラされ、その結果、運用どおりならこの日は先頭部と最後部に連結された国鉄色車が東海色車をサンドイッチするオモシロい編成(←好みが分かれます?)で現れるはずです。線路を見下ろすポイントに移動したら、うっ、雪が降りしきるわりにはまだまだ積雪量が少ないし、見通しも悪いので撮影場所を変えようかと思っても時間的余裕がありませんでした。辛うじて編成の判別はできる程度、しかし長年の懸案であった「雪景色を走る国鉄色車を撮影する」目的はひとまず達成できました。

Dsc_017辺りは徐々に暗くなり始め、露出がキツくなってきました。上述から10分ほどすると名鉄5300/5700系の運用列車1567レがにんじんカーブを上って来るので、それを最後のターゲットにして撤収しました。特定列車と銘打つほど珍しくはありませんが、3ドアの通勤型車を写すよりは幾分マシでしょう。

本来ならバックに雪景色の成田山や犬山城が写るはずなのに、とうとう雪は降りやまず残念ながら叶いませんでした。(出札掛)






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