2023年12月10日 (日)

793.このところ人気上昇中の名古屋港線 2023/12/9

 

 来年の331日限りで廃止が発表された名古屋港線、以降、人気が上昇し、訪れる同業の方も日増しに増えているような感じがします。自分もこの流れに乗り遅れてはいけないと思い、久しぶりに名古屋港線に足を運んでみました。

 

※撮影は129日の名古屋港線(電車運転士)

 

 

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 この日は名古屋港で8660列車到着時のタブレット授受風景にトライしてみようと駅の上に架かる陸橋の上でスタンバイしました。運転士が身を乗り出すことなく地上の係員に渡してしまったので、何とも中途半端な結果に終わってしまい、完全に撃沈でした。これまでにも何回かトライしていますが、タブレットキャリアの向きが悪くて輪っかが見えなかったり、書状袋で玉の部分が隠れてしまったり、今回のように授受風景そのものが絵にならなかったりとなかなか手強い宿題です。廃線までにどんどん時間が過ぎていく中、宿題成就できるのか心配になってきました。

 

2023.12.9 名古屋港線】

 

 

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 到着後、いつものように入換が始まりました。8660列車は単機で来たため、この日の入換メニュー、前々日に送り込まれた1編成を引き出して出発線に据え付けるといったちょっと寂しい作業内容でした。3枚目の写真には陸橋上で撮影に勤しむ同業の皆様の影が写り込んでいます。名古屋港線の廃止は来年の331日限りとなっていますが、実際に運転されなくなるのはもっと前になる可能性もありますので、チャンスがある時にできるだけ足を運んでおこうと思います。

 

4枚とも 2023.12.7 名古屋港線】

 

 

 

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792.天浜線 ○○で大賑わいの駅と最後の秋色風景 2023/12/7

 早いもので、もう師走に入り、今年もあと3週間余りとなりました。そうこうしているうちに、天竜浜名湖鉄道の○○で大賑わいの駅に○○がすでに飛来しているという情報を得たので、平日でしたが、出勤を装った歩き鉄活動で対応してきました。そのほか、12月に入っても、まだ秋色風景が継続されているところもあったので、合わせてトライしてみました。

 

※撮影は127日の天竜浜名湖鉄道・豊橋鉄道市内線(電車運転士)

 

 

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 ○○で大賑わいの駅は浜名湖佐久米ですが、107列車では時間が早すぎて、まだ○○(ゆりかもめ)の姿は見えません。風もなく、水面が穏やかだったということもあって、こんな構図でオレンジツートンを待ってみました。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 オレンジツートンは新所原から322列車で折り返してきました。ゆりかもめは三々五々、集まってはきましたが、大賑わいには程遠く、右手にカメラを持ちながら左手で持参したかっぱえびせんを一生懸命に撒いて手前に集めようと試みましたが、これが精一杯でした。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 予定どおり1000分ちょっと前にボランティアスタッフの方がいらっしゃいました。かっぱえびせんとは威力が異なり、ゆりかもめの数は比べ物にならなかったです。

 

2枚とも 2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 浜名湖佐久米のゆりかもめ、結構有名になった関係で、平日でもそれなりの数の観光客が立ち寄るようになりました。反面、自分の好みの構図で撮ることが難しくなってしまい、撮影には苦労します。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 午前の部のゆりかもめは126列車で撤収し、この日もうひとつの宿題としていたここの銀杏ポイントに移動しました。今年の11月・12月は例年になく暖かい日が多かったため、銀杏の色づきが遅く、ここも1119日に通りかかった時は、まだ葉っぱが青々としていましたが、12月に入ってようやく見頃を迎えていました。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 撮影後、後ろを振り返ると知らない間に高校生が列車待ちをしていました。ちょうど期末試験週間だったのか、いつもより早い列車で下校したようです。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 ここの堰堤の水しぶきシーン、これまで何回かトライしましたが、いずれもクル→クモルにやられて連戦連敗、苦杯をなめさせられていましたが、やっと宿題消化ができました。

 

2枚とも 2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 天浜線にも愛環と共通デザインの「どうする家康」のラッピング列車が運転されています。ドラマ自体の放送がまもなく終了なので、先はそんなに長くないと思われる中、終盤になってやっと撮影することができました。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 掛川から来た列車が遠江二俣の2番線に到着、接続の新所原行は湘南色が向かいの3番線に待機していました。遠江二俣は国鉄時代の雰囲気がしっかりと残っており、昭和世代の人間にとっては懐かしい匂いがプンプンです。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 発車までもう少し時間があったので、近くの踏切までダッシュしました。湘南色の335列車の発車直前の1番線に138列車が到着し、つかの間ですが、3並びの光景が見られました。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 この日のオレンジツートンは午前中の332列車で入区後、夕方の901列車まで運用がなく、ちょっと悩ましい運用でした。1年で最も陽が短いこの時季、1651分の発車ではお日様は完全に沈んでしまい、露出的には厳しい状況でしたが、901列車の発車前の姿を何とか撮影することができました。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 西鹿島行の901列車はすぐに904列車で折り返してくるので、遠江二俣のホームで待ち受けました。ちょうどバックの空が赤く染まり、いい雰囲気になっていましたが、ホームに人影がなかったため、寂しい絵面になってしまいました。

 

2023.12.7 天竜浜名湖鉄道】

 

 

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 帰りの道すがら何気にのってみりんを確認したら、「おでんしゃ」の駅前到着に間に合いそうだったので、ペデストリアンデッキの上からお手軽撮影しました。ちょうど冬のイルミネーションが始まっており、彩りを添えてくれました。今シーズンの「おでんしゃ」の装飾はシンプルな感じにまとまっており、オリジナルカラーの部分がかなり残っていました。今シーズンもチャンスがあれば乗ってみたいです。

 

2枚とも 2023.12.7 豊橋鉄道市内線】

 

 

 

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2023年12月 7日 (木)

VSE撮影奮闘記  -小田急50000形引退記念-

16_20231207183001単に有休を消化するだけの目的で取得した休暇は12月1日。この日限定のネタはないかと数日前から探していたら、小田急にてVSEを使った団体列車「南田裕介さん(ホリプロマネージャー)と行くロマンスカー・VSE 皆さまの思い出を乗せて!」が運行されるとのこと。VSEが間もなく引退することは耳にしていましたが、2編成のうち1編成が既に落ちて、残りの1編成も12月10日が最終日となります。
「えっ、もうすぐじゃん!これはノンビリしていられない」というわけで急遽、このVSEを撮りに出かけることにしました。ただ、公式サイトに発表された行程・時刻以外の詳細は全く分からないので、現地での目撃情報だけが頼りとなります。さて、どうなる? 
 
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VSEは小田原を10時頃に発車するので、あわよくば送り込み回送から狙えないだろうかと小田原9時前に着く新幹線に乗りました。ところが、どうやら早朝に足柄まで回送されたらしいとSNSに書き込みがあり、いきなり思惑が外れました。とにかく状況を把握したかったので足柄まで急いだところ、VSEは本番に備えて電留線にてパン上げ待機中でした。ホーム先端から撮りやすい位置に停まっていたので、ひとまず編成写真を撮って下車。 
 
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踏切の端からも撮ることが出来ました。ちょうど乗務員が出区前の点検を始めたときに、小田原からの回送列車が電留線に到着。定期回送と思われますが、このためホームからはVSEの姿が遮られてしまいました。早めに来ておいてヨカッタ・・・。いろいろ撮っていたら時間を費やし過ぎたので、先を急ぎましょう。 
 
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VSEに追いつかれないうちに早めに何処かでスタンバイしなければと駅チカ撮影地のある東海大学前で下車したら、20分ほど待って現れました。現地の空は曇のち晴れ→通過10秒前に曇り→通過5秒前に晴れ!勝ちました。では後続の快急でVSEを追いかけます。 
 
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今回の撮影では初めて小田急アプリを活用しました。列車走行位置の表示はもちろんですが、ロマンスカーについては各駅通過時刻をも確認できるので本当にありがたいです。というわけで、移動中の列車がMSEを退避するのでカメラを向けました。よく見るとデビュー15周年を記念したヘッドマークが掲出されています。来年3月までの期間限定とか。 
 
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LSE引退の頃にリサーチしておいた駅チカ撮影地を思い出して、次は新宿から折り返してくるVSEを百合ケ丘付近のS字で狙うことにしました。VSEを待つ間に通過したGSEにもデビュー5周年記念のヘッドマークが来年3月まで掲出されています。外観を損なわないように考案されたのでしょうか、車体と同系色のデザインはオシャレで好感が持てます。ただ、被りました・・・。 
 
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EXEは順次リニューアルが施されており、“原色”編成は6両・4両編成とも2本ずつとなってしまったようです。そんなことなど知る由もなく「特急列車が来たのでシャッターを押したら、“原色”編成だった」というオチです。 
 
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SNSでVSEの運行状況を把握してはいたものの、何時に現れるのか気が気でなりません。結果、30分近く待って本命がやって来ました。太陽は雲に隠れてしまいましたが、明るい車体に助けられました。 
 
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VSE以外にも撮りたい列車がちょうど向かって来ているので、以前から気になっていた駅チカ撮影地・鶴川に移動して迎えることにしました。その列車は11月29日にラッピングデビューした「もころん号」です。この列車もアプリで走行位置を確認できるので、現地では30分ほどの待ち時間でゲットできました。 
 
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既に逆光気味の時間帯ですが、背景の紅葉がイイ感じを醸し出してくれました。しかし太陽はなかなか顔を出してくれず、晴れた時がシャッターチャンス。タイミングよく8000形が来てくれましたが、10両最後部まで写し込むと紅葉が隠れるし、痛しかゆしです。同形は少しずつ廃車・譲渡が進んており、貴重となりつつあります。さて、VSEが小田原から再び戻って来るまでにはかなりの時間がありますが、その間に他所へ移動したところで適当な撮影地が思い浮かばないので、結局この場所で粘ることにしました。 
 
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この場所に陣取ってから2時間弱、待ち続けた甲斐あって曇から晴れモードの空となり、輝く紅葉を背景にターゲットを迎え撃つことが出来ました。VSEは二駅先の新百合丘からスイッチバックして多摩線に入る行程なので、折り返しのため車庫線で停車中に先回りできるのではないかと思い、後続の列車で多摩線に向かいました。 
 
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新百合丘で多摩線に乗り換える際、ホームの行先表示に目を向けたら次発の欄に「団体専用」の文字。「えっ、自分の乗る電車のすぐ後をVSEが追いかけてくるのか、これはいかん」。予め目星を付けておいた撮影ポイントのある黒川駅で下車して猛ダッシュ。間もなく白い車体が見え始め、美しい姿を捉えることができました。線路に迫りつつある建物の影も築堤のおかげで避けることが出来ました。ツアー最終目的地の唐木田駅では撮影時間が設けられているというので、自分も駆け付けてVSEをじっくりと目に焼き付けることにしました。 
 
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VSEは1番線に停車中でした。通常は定期列車の発着に使われている線ですが、この時だけは3番線に変更してVSEを2番線からも撮影できるように手配されていました。関係者の方々の配慮に感謝です。 
 
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この方も嬉しそうに記念撮影に勤しんでおられました。芸能人ではないですが有名人ですね。ご本人もご自身のブログや「X」等々に顔を載せていらっしゃるので、この画質なら許容範囲だろうと判断してここに載せました。 
 

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先頭部とサイドには1年以上前から惜別装飾が施されています。特に先頭部には大型窓に沿ってラインも引かれていますが、やはり外観を損なわないように目立たず、それでいて品を感じさせるデザインです。このセンス、ぜひ東海地方の鉄道事業者様にも見習ってほしいですね。 
 
以上で撮影を終え、新宿行き各停~快急小田原行きと乗り継ぎ、新幹線車内では軽く祝杯を挙げながら帰宅の途に就きました。普段の平日だったこともあり、沿線に駆け付けた同業者の姿は割と少なく、思い通りに撮影ができました。まだまだ現役で通用するVSE、引退後も何処かの地で活躍することを願っています。(出札掛)

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2023年12月 4日 (月)

791.深まる秋の紅葉めぐり2023 3号車 飯田線 2023/11/26

 11月も最後の週末を迎え、今シーズン最後の紅葉めぐりはどこにしようか、いろいろと候補地を思案しました。結果、山のライブカメラを確認したら中央アルプスもある程度冠雪していたこともあって、久しぶりに飯田線に行ってみることにしました。紅葉前線はすでに平野部にも降りていたので、時すでに遅しのリスクもありましたが、その時はその時と割り切り、とりあえず足を運んでみることにしました。

 

※撮影は1126日の飯田線(電車運転士)

 

 

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 天気はバリ晴れ予報だったので、まずはモルゲンロートのシーンに期待を込めて与田切川の中央アルプスバックのポイントに向かいました。1年で最も陽が短いこの時季、本命と考えていた630分前後の2209M1500Mはまだ陽が当らず、空振りに終わりました。通過後、5分くらいしたら頂上部分が赤くなり始め、モルゲンロートが始まりましたが、次の列車までは30分程間が空くので、どういう展開になるのか、期待と不安を抱えながら次の列車を待ちました。

 

2枚とも 2023.11.26 飯田線】

 

 

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 30分経過後ではモルゲンロートは終わってしまい、早朝の斜光線状態の中、1502Mが通過して行きました。モルゲンロート狙いはもう少し日の出時間が早くなる1月下旬~2月上旬まで待たなければいけないようです。現地に到着して気づいたことですが、河原の雑木が知らない間にかなり成長しており、鉄橋の一部が隠れてしまっていました。飯田線屈指の撮影ポイントのひとつであるここが消滅の危機にあるという現実に対して、少なからずショックを受けました。

 

2枚とも 2023.11.26 飯田線】

 

 

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 与田切川のポイントは適当に切り上げて田切の築堤が遠望できるここに場所を移しました。雲ひとつなかった山頂付近に雲が漂い始め、雲行きが怪しくなってきましたが、最悪の事態は何とか回避することができたのはよかったです。

 

2枚とも 2023.11.26 飯田線

 

 

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 いつの間にか山頂付近の怪しげな雲も消えたので、与田切川の鉄橋を遠望できるポイントに向かいました。中央アルプスの迫力は増しますが、電車はどこでしょう的な構図になってしまうのが玉に傷です。

 

2枚とも 2023.11.26 飯田線】

 

 

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 ここまで遠景ばかり撮っていたので、ひとつくらいは線路端でということで、定番のここへも立ち寄りました。これまで注目度が高くなかった213系も、近い将来、何らかの動きがあるかもしれないので、静かなうちに対応しておきたいと思います。

 

2023.11.26 飯田線】

 

 

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 この日の最大の目的は、以前に出札掛様も紹介されていた「そらさんぽ」です。かねてから行ってみたかった施設ですが、延び延びになってしまい、今回がはめての訪問になりました。三遠南信自動車道直下に設けられた歩道で、天竜側の鉄橋を俯瞰するにはもってこいのポイントです。肝心の紅葉はすでに晩秋の雰囲気でしたが、ギリギリ間に合ったといった感じでした。

 

3枚とも 2023.11.26 飯田線】

 

 

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 逆光になってしまいますが、反対の千代側も撮影することができました。逆光に輝く紅葉がきれいでしたが、陽の短い時季はトンネル飛び出しのところは終日陰になってしまうので、新緑の頃に再トライしてみたいです。

 

2枚とも 2023.11.26 飯田線】

 

 

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 もう少し足を延ばして平岡ダム湖畔にも行ってみました。ここも天竜峡と同様、何とか間に合ったといった感じでした。青空と紅葉のコントラストがきれいでした。

 

2枚とも 2023.11.26 飯田線】

 

 

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 ここも飯田線の定番ポイントのひとつですが、線路横の雑木が予想以上に成長しており、かろうじて顔の部分しか抜けないといったかなり厳しい状況になっていました。このままでは短期間のうちにポイント消滅になってしまいそうです。写真は519M1343分頃の通過ですが、山が迫っているため、すでに線路近くまで影が伸びています。この次の列車までは2時間近く間が空いており、完全に陰になってしまうのは確実だったので、飯田線は撤収し、中央西線に転戦しました。

 

3枚とも 2023.11.26 飯田線】

 

 

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 時間的に81列車は無理でしたが、「しなの17号」には間に合いました。定番の夕陽ギラリのシーン、これからは貨物列車だけではなく、383系でもトライできればと考えています。この日は終日にわたってバリ晴れキープで、中央アルプスも拝むことができ、紅葉にも何とか間に合ったので、モルゲンロート以外の宿題を片付けることができたのはよかったです。

 

2023.11.26 中央西線】

 

 

 

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2023年12月 3日 (日)

790.深まる秋の紅葉めぐり2023 2号車 金山の街中紅葉・名鉄尾西線2023/11/25・12/2

 今シーズンの紅葉めぐり、いろいろ事情があって思うような行動ができないでいたので、何とかしなければと思い、とりあえず、歩き鉄で対応できる近場で2号車の宿題消化をしてきました。とはいうものの、新規開拓する気力もなく、過去のトレースの部分がほとんどになってしまいましたが、数年の間に状況が大きく変化してしまったこともあったので、時点修正の意味合いを含めたご紹介といたします。

 

※撮影は1125日の金山界隈各線・122日の名鉄尾西線(電車運転士)

 

 

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 線路沿いの公園の木々がいい感じで色づいていたので、いつもの俯瞰ポイントに行ってみました。次から次絵と来る名鉄電車にシャッターを押しましたが、ここではうまい具合に2200系が並んだシーンをアップしました。

 

2023.11.25 名鉄名古屋本線】

 

 

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 ひととおり撮影をこなした後、地上戦にもトライしてみました。91009500系も何気に増備が進み、目にする機会も増えてきました。「しなの」のバックの桜並木の紅葉はギリギリ間に合ったといった感じでした。

 

1枚目 2023.11.25 名鉄名古屋本線・2枚目2023.11.25 中央線】

 

 

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 81列車と5875列車はどうしようかちょっと迷いましたが、結局、俯瞰ポイントに戻ることにしました。普段はあまり意識しない公園の街路樹も、紅葉に限ってはある程度まとまると結構見栄えがします。3枚目には合間にやって来た東海道本線の貨物列車を加えてみました。

 

12枚目 2023.11.25 中央西線・3枚目 東海道本線】

 

 

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 1125日は、金山の紅葉めぐりの前に銀杏の様子伺いを兼ねて名鉄尾西線に足を運んでみましたが、肝心の銀杏の色づきは緑の葉っぱの木がほとんどで、目論見がハズレだったため、次週の122日に再トライしてきました。まずは定番の山崎界隈に行ってみましたが、数年前には健在だった銀杏の木が伐採されていたり微妙な位置にビニールハウスが鎮座していたりして、自分がイメージしていたシーンがことごとくボツになっており、心が折れかけたものの、何とか気を取り直して玉野に向かってトボトボと歩いていたら、こんな感じのポイントを見つけることができました。

 

2023.12.2 名鉄尾西線】

 

 

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 さらに歩みを進めて、玉野を通り過ぎ、日光川の堤防にたどり着いたらいい感じに色づいた銀杏があったので、立ち位置と構図を変えながらしばらく撮影を楽しみました。尾西線の銀杏の黄葉は例年より1週間程度遅かったみたいで見頃は12月に入ってからでしたが、、タイミングを逃すことなく撮影できたのはよかったです。

 

3枚とも 2023.12.2 名鉄尾西線】

 

 

 

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甦れ! モ562

我が家は中日新聞をとっているのですが、今朝の1面にクレーンに吊るされるボロボロの路面電車の写真が載っていて、「解体の寸前に」との見出しがついていました。
ンー?と思って記事を開けると、それはかつて岐阜市内線を走っていた旧名鉄モ562号(さらにその前は旧北陸鉄道モハ2202)ということがわかりました。はなぶさの会のメンバーNさんが昨日メールで目撃情報を寄せられていました。内容は新聞に譲りますが、文字通り解体寸前のところを旧名鉄美濃町駅保存会の手によって救われたようです。

この車、以前当ブログで「1956年生まれ」で取り上げた通り、私と同い年。ということで、今まで撮った中から探してみました。

まずは名鉄の末期の記録から。

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1988年5月28日
この3日後にはこの区間(徹明町~長良北町)は廃線となってしまいました。モ562も廃線とともに廃車になりました。


その後、経緯はわかりませんが、福井鉄道に譲渡されました。

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1999年10月24日
凸型電機ホサ1形の惜別運転で訪れたものですが、モ562の福井鉄道デビューだったと思います。噂では北鉄色に戻す、ということでしたが、どうもその時の北鉄の鉄道線の塗色になったようです。

その後、福鉄で使われていたのかどうかわかりませんが、2001年に名鉄からモ800形が入線し福井駅前でトランジットモールの社会実験をすることに合わせ、モ562もその一端を担って「すまいるトラム」として運転されました。

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2001年10月21日
その後、2006年に廃車となったようですが、有志の手によって保存され、レストアされている様子がネットでも見られました。しかし、そのうち消息不明となっていました。


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2019年2月24日
電車運転士様の北陸行に同行させてもっらたこの日、車窓から見えた某所にその姿を見つけました。元加越能の7000形と、いつ持ってきたのか元静鉄清水市内線の65号(記憶では清水市内の公園に保存されていた)の間に置かれていました。他にも数両、おそらくレストアを前提に引き取られた車両がいましたが、どうなってしまうのでしょうか。


以前にも述べましたが、鉄道会社でも車両を保存することは困難なことだと思います。今回、モ562を引き取られた旧名鉄美濃町駅保存会の方々には、現状の同駅の保存状態を見るにつけ頭が下がる思いです。是非ともモ562を美しく蘇らせて頂きたいと思います。(検査掛)

 

 

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2023年12月 2日 (土)

30年前の10月三連休を振り返る:最終日

1993年10月の三連休に運転された多客臨「飯田トロッコ」に合わせて、自分も飯田線に3日間を費やしました。初めの二日間は主に飯田以北で撮影を続けてきましたが、第三日目を迎えた11日(月・振休)は豊橋口の「トロッコファミリー」特別編成(旧客+トラの初代編成)にもカメラを向けようと飯田から南下しました。南北で走る「トロッコ」を同じ日に撮ろうという目論見です。 
 

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まず、朝の平岡行を狙いました。撮影場所は収穫中の時又付近。3日連続で朝からよく晴れた空です。 
 

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3日連続で訪れた天竜峡俯瞰ポイントです。奥のほうから川下りの舟がやって来ましたが、タイミングはイマイチでした。一緒にフレームインしてくれただけでもヨシとしましょう。 
 

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静ママの旧国が晩年の頃に先輩から教えていただいた平岡ー為栗の定番ポイントは健在でしたが、Google Mapで今の現地を確認したら道路沿いの草木が伸びて撮影ポイントが確認できません。かつてのお立ち台は消滅してしまったかもしれないですね。 
 

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ダメもとで追いかけたら、温田の手前で追いつきました。やっつけ仕事的に撮って、豊橋口の「トロッコファミリー」号を狙うために天竜川を横に見ながら佐久間ダムを経て中部天竜方面を目指しました。このルートを走行したことのある方はご存じかと思いますが、延々と続くヘアピンカーブの連続に、自分で運転しているにもかかわらず酔いそうになりました。 
 

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水窪からの回送を佐久間の手前で、まずは1カット。ED18と旧客の渋い組み合わせに感動です。では中部天竜停車中に先を急ぎましょう。 
 

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木々の隙間から辛うじて早瀬駅周辺を眺めることができました。 
 

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トロッコ号撮影の締めくくりは編成写真を丁寧に撮ろうと思い、野田城の定番ポイントにて見送りました。 
 

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せっかくだからと豊橋まつりの花電車を撮るため赤岩口に向かったら、ちょうど車庫で停泊中でした。おかげでじっくりと狙うことが出来ましたが、運用のない日だったのでしょうか。 
 
以上で三日間の飯田線トロッコ撮影三昧は終了しました。撮影からちょうど30年を迎えたので記憶のあるうちにまとめましたが、うろ覚えのところもありますので、もし誤りに気付きましたらご指摘ください。(出札掛)

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2023年11月29日 (水)

三度目の津山線訪問 しかし・・・。

11月21日、当初は381系を撮影に伯備線に行くつもりでしたが、資材担当様のおかげで2日間で満足したので、岡山遠征3日目をどう使おうか、前日まで迷っていました。熟慮?の結果、宿題を残している津山線に行くことにしました。

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2924D

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3931D
岡山7:32発の2924Dに乗り、福渡を目指します。途中玉柏で3931Dと交換します。最後尾に国鉄ローカル色のキハ40 2134が入っていましたが、運用を追うとどうやら岡山で入庫してしまうようです。

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3933D&2925D
途中山間に入る牧山あたりからキリが出てきてどうなるかと思いましたが、福渡に到着する頃にはどうにか晴れました。左上にキリの端が見えます。

 

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2925D

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当日は快晴で、空の青さが旭川に映っていました。

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3934D

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948D
川の一部が堰となっていたので水しぶきを狙ってみます。

 

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951D
日中2本あるキハ120の運用。2本目は2両目に事故車補填で浜田鉄道部から転属したキハ120⁻357が入って変化が出てよかったです。

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3937D
そろそろ日も廻ってきて光線状態もキツくなってきたので、撮影場所を移動しようと思ったのですが・・・。
乗ってきた岡山側の沿線は草が高く、津山側も期待できません。その時、線路の反対側に気になるところを見つけました。しかし、どうアプローチしたものか・・・。


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950D
観光案内所や入浴施設の方にお聞きして何とか登り口を見つけ上りました。この列車ではまだ少し早かったですが・・・。

 

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3939D
帰りの列車の約1時間前にようやく鉄橋に日が廻りました。そのうえ、ほぼ動かずに3種類のシチュエーションを収められる場所で、なぜ前回気が付かなかったのか不思議です。ただ、最初のカットは道路が並走していて、大型車が来たら✕です。


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952D
山を下りて川沿いの大イチョウを絡めました。この後駅に向かいます。
しかし・・・。




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955D
あぁ!またこの車両に乗ることになってしまった!
なんというツキのなさ!この走行を撮ろうと津山線を訪れたというのに・・・。
前回と同じパターンに嵌ってしまいました。(前回はここでSAKU美と交換だったので、このようにも撮れませんでしたが)

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955D
岡山到着後、恨めし気に撮って今回の全行程を終了しました。あぁまたもや宿題の繰り越しだ(´;ω;`)



3回に渡りご覧頂きありがとうございました。(検査掛)

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2023年11月27日 (月)

さよなら「奥出雲おろち号」😭こんにちは緑の「やくも」😊 (2)

2日目の11月20日も晴れとなりました。
今日明日は徒歩鉄なので、あまり多くは望めません。

Dsc_8356-11003M

Dsc_8368
848M
備中川面の定番撮影地に着くと既に同業者が10人程、さらに一緒に乗ってきた同業者も合わせると15人程になり、定員オーバーですが、ここで狙うしかありません。だいぶ木が育ってきて、車体にかかるくらいになりました。この辺りまでは日も照っていたのですが・・・。

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3082レ

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1008M
本命が来る頃にはドン曇りとなってしまいました。


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Dsc_8430
845M
国鉄色「やくも」が行った後、皮肉にも晴れてきました。
国鉄形の牙城だった岡山地区も273系、227系と新形式の足音が聞こえてきたので、ローカルもきちんと撮っておかないとなりません。

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1010M
本命の緑の「やくも」もすこしマシになりましたが、晴れきれませんでした。

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847M
かつてはマリンライナーで瀬戸大橋を渡っていた213系も、ローカルに転用され伯備線に入線します。


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1009M

Dsc_8482
7012M

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1011M
日が周ってきて同業者の殆どもこちら側に移ってきましたが、どうにか足場を確保しました。国鉄色はようやく編成全体が日に当たりましたが、緑「やくも」はまたまた後部が陰ってしまいました。


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7013M&854M

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851M&7016M

Dsc_8555
1018M&1025M
ローカルが少ないので移動もままならず、イロものも来ないので離合を撮ってお茶を濁しました。
この後、3084レ、スーパー色の1020Mを撮るべく、移動しましたが見つけ切らずタイムアップ。


Dsc_8575
1839M

Dsc_8592
1021M
この日の最後も倉敷での駅撮りとなりました。

今回撮影した「やくも」全編成が6両貫通編成で運転されましたが、通常の基本4両+付属3両に戻ると上り方のクモハは中間に入ってしまいますので、まぁ撮れてよかったです。

岡山でもう一泊しましたが、その後報告はまた後日。(検査掛)







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2023年11月26日 (日)

晩秋西線

標高の高い山々は白く染まり始め、平野部では紅葉が見頃となり、季節の変わり目を迎えています。そんな晩秋のシーンを撮るべく、撮影地が点在する釜戸周辺を二度ほど訪れました。 
 

841_20231126230301紅葉は目を見張るほどの色づき具合ではありませんが、冠雪したアルプスがくっきりと見えていたので、“雪山と紅葉”という季節の移ろいを捉えることが出来ました。列車は言わずと知れた8084です。 
 
842_20231126230401
引き付けて、今度は紅葉を重視したアングルで。 
 
812_20231126230401
雲一つなく澄んだ青空があまりにも鮮烈だったので、81レではちょっと遊んでみました。 
 
811_20231126230501
これは別の日に撮った81レ。山の一部が雲の陰を拾い、アングル的にも今一歩な仕上がりでした、反省。 
 
751_20231126230601
陽が傾きかけてドラマチックアワーが始まるころ、5875レが17両のタキをギラギラさせながらやって来ました。インパクト強いです。 
 
752_20231126230601
立ち位置を少し変えて、別の日の5875です。今度は18両、長いっ。 
 
171_20231126230601
5875の30分後に来る「しなの17号」です。ススキと共に輝く383系もインパクトがあります。 
 
172_20231126230701
こちらもやはり立ち位置を変えた別の日の「17号」。冬に向かう前の鮮やかなコントラストを堪能できました。 
 
瑞恵バイパス工事の進捗が今後どのように影響を及ぼすのかはわかりませんが、釜戸周辺の景色が変わらないうちに目に焼き付けておきたく思います。 
 

《余 談》 
Kawane
売っていると、やっぱり手が出てしまうんですね~。でもコンプリートするつもりはありません。(出札掛)

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