2018年7月19日 (木)

548.夏の北信エリアの鉄道各線 1号車 2018/7/14

 平成307月豪雨は列島各地に甚大な被害をもたらせました。この災害でお亡くなりになられた方には深く哀悼の意を表するとともに、被災された方には心よりお見舞い申し上げます。また、被災した地域の1日も早い復旧と復興を祈るばかりです。

 

 この豪雨の直後から、日本列島は酷暑に見舞われ、各地で猛暑日が続いています。18日は多治見で全国ベースで5年ぶりとなる40℃越え(最高気温は40.7℃) となり、熱中症のリスクを通り越して命の危険さえ注意しなければならない状況です。鉄活動は炎天下での活動が中心となりますので、殺人的な暑さには皆様も十分ご注意ください。

 海の日関連の3連休のうち、14日と15日は長野で嫁サイドの親戚での法事があり、嫁の両親を車で長野まで送迎するというアッシーの役割をかなり以前から仰せつかっておりました。業務内容は14日の朝の往路と15日の午後の復路の送迎だけで、その間はフリーでいいということになっていたので、久しぶりに北信エリアで鉄活動に勤しんできました。内容からすると送迎がメインではなく鉄活動のついでに送迎の仕事をこなしたといった感じがしないでもないですが、あくまで送迎がメインということですので、よろしくお願いいたします。
 

※撮影は714日の飯山線・長野電鉄(電車運転士)

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 嫁の両親を予定どおり目的地へ送り届けた後は速攻で飯山線に向かいました。時間的には厳しかったですが、往路の「おいこっと」にギリギリで間に合いました。
【2018.7.14 飯山線】

 

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 「おいこっと」と飯山で行き違いとなる普通列車までこのポイントにとどまりました。雑木の成長で訪れるたびに視界が狭くなっています。以前は右下の線路も見えていたのですが、今ではご覧のとおりまったく見えなくなっています。
【2018.7.14 飯山線】

 

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 その後は一気に横倉まで移動しました。栄大橋のような超定番ポイントではありませんが、純日本的な山里風景が展開され、自分的には好きなポイントです。運よく青白ツートンの飯山線色のリバイバル車が来ました。
【2018.7.14 飯山線】



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 戸狩野沢温泉~十日町間は列車本数が極端に少ないので、効率はよくないですが、その分撮影ポイントをじっくり探す時間がとれます。今回は今まで撮ったことのないポイントを探してみようということで、たどり着いたのがここです。木々の隙間から何とか線路を見ることができました。
【2018.7.14 飯山線】

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 カメラを左に振ると同じ列車をまったく違った雰囲気で撮ることができる美味しいポイントでした。夏の季節感を出したいと思い、かたちは崩れてしまいましたが、入道雲を入れてみました。
【2018.7.14 飯山線】

 

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 西大滝の集落を見下ろすアングルは飯山線の代表的な風景です。ここも自分的には今まで行ったことのないポイントで撮ってみました。
【2018.7.14 飯山線】

 

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 ここは国道の矢垂大橋から撮るのが定番ですが、橋のさらに上の方から撮れそうな雰囲気を感じたので、とりあえず登ってみました。撮ることはできましたが、矢垂大橋からのアングルと方向がほぼ一緒だったため、苦労した割には新鮮味のない結果に終わってしまいました。
【2018.7.14 飯山線】

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 午後から国道側から撮ると逆光になってしまうため、千曲川を挟んで国道の反対側で撮れるところはないか撮影ポイントを物色しました。上境の近くにそれらしい雰囲気のところがあったので行ってみたところ、木が邪魔したりしてなかなか線路を見通せるポイントが見つかりません。かろうじて見つけたのがここですが、もう少し高さがほしいところでした。
【2018.7.14 飯山線】

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 夕方になって陽もかなり傾き、復路の「おいこっと」は山陰との競争になりました。何とか間に合ってくれて助かりました。もう少し千曲川が見えるともっと飯山線らしくなりましたが、ここしか見つけられなかったので、諦めるしかありませんでした。
【2018.7.14 飯山線】

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 飯山線を離れた後は長野電鉄に転戦し、翌日のロケハンを兼ねて夜間瀬川の鉄橋に行ってみました。2000系の引退興行以来の約6年ぶりの訪問でしたが、河原と周囲の雑木が予想以上に伸びており、上流側の国道の橋から全景を望むことはできなくなっていました。鉄橋の周囲をウロウロしてみましたが、結果は同様で、線路端以外のポイントは消滅状態でした。日没直後、ちょうどいいタイミングで西の空が赤く染まってきたので、鯨のシルエットでこの日の鉄活動を締めくくりました。
【2018.7.14 長野電鉄】

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2018年7月17日 (火)

35年前の関西線

 暑い、暑い。気温38度。テレビで「命にかかわる暑さ」などと言われると、ますます暑く感じるようになってきますね。

 さすがに命をかけてまで鉄ちゃんはできないし、体も持たないので、どうしても怠惰に冷房の効く部屋の中に籠もってしまいます。たまたま、パソコンで未整理の古い写真を見ていたら、最近、デーデーを撮りに通っている関西線白鳥信号場付近の写真が出てきました。今から35年前、関西線の八田~亀山間が電化される前日の1982(昭和57)年5月16日の撮影です。もう、電化されて35年にもなるのですね。懐かしさから、写真を見られるように加工してみました。

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 現在の白鳥信号場付近を走る客車列車。多分、天王寺から直通してきた924レでしょう。この時まで、天王寺からはるばる紀勢線を一周して名古屋まで来る客車列車があったのですね。ちなみに白鳥信号場は1993(平成5)年8月1日に開設されているようです。

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 この反対側、現在、踏切があるあたりを走るキハ82系の特急「南紀」。特急「くろしお」時代から編成が短くなったとは言え、まだ6両編成の堂々たる姿です。ちなみにキハ82がキハ85に代わったのは、この10年後の1992(平成4)年3月でした。

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これはおなじ白鳥信号場のあたりですが、撮影日は違っているかもしれません。関西線経由で加太を越えて大阪まで走っていた荷物列車。こんな列車も関西線で見られたのですねぇ。これは熱田まで直通していたのかな?

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 これは永和~蟹江間の佐屋川にある釣り堀。驚くことに、現在もほぼ、当時と変わらない風景で撮影できます。

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 続いて貨物列車。石油タンク車が貨物列車に混結されています。

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 まったく記憶がないですが、この頃、石油専貨のデーデー重連なんて、あったんでしょうか?この頃の写真に出てこないのですよね。関心がなかったので、撮りに来なかっただけなのか、あるいは?

 現在、この角度で撮ると、マンションで編成の後ろが切れてしまいますが、もう、この頃から家が建っていたのですね。

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 蒸機時代からの撮影名所?八田~蟹江間の庄内川の鉄橋にかかるあたりです。残念ながら近鉄は、同時に画面に入っていません。後ろがうるさいので、必ずしも良い場所とは言えないですが、関西線と言うことだけはよくわかります。

 いまもこの角度で撮れるのかな?

 さすがに客車列車はなくなってしまったし、デーデーの色も変わってしまったけれど、今も当時と変わらぬ風景でデーデーの貨物が撮れる、ということは、考えてみたら凄いことなのかもしれません。(駅長)

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2018年7月16日 (月)

テツは暑くないうちに撃て

なに、気温は38℃?暑いってもんじゃないっ!こんなときのテツ活動は、できるだけ気温が低い早朝~せいぜい午前中のうちに済ましておきたいものです。つまり必然的に朝ネタに目を向けることになるわけですね。

9008 さっそく14日(土)の早朝に名鉄工臨ネタをキャッチ。チキ、週末、犬山線走行という条件が重なったせいか、思っていた以上にギャラリーの多いこと。どうせ撮るなら犬山線内で狙おうと考えたものの、ターゲットは上り列車なので、早朝に順光となるポイントはごく限られます。この際、光線状態は無視して工事中の布袋高架線から勾配を下ってくるシーンを狙うことにしました。やがて工事が完成すると架線柱に遮られて見通しも悪くなるだろうから、期間限定アングルです。

6883 この時季に6883レが、しかも土曜日に走るのは貴重なシャッターチャンス。てなわけで名鉄工臨を撮影後、中央線に向かいました。夏季限定6883レ撮影ポイントとして成り立つだろうかと多治見永保寺の踏切を訪れましたが、思っていた以上に木の影に覆われたのは誤算でした。暑いので追いかけもせず、帰宅して休息。

571 15日は臨時登板のC57狙いで「北びわこ」に向かいました。まずは梅小路からの送り込み。

572 目撃情報によるとHMは滋賀観光キャンペーンに伴う特製デザインらしく、どうせ煙は期待できないだろうから、このポイントを選びました。ご存じのとおり今回から「1号」のみとなったおかげで、午前中に帰宅の途につき、休息。

しばらく続く猛暑との戦い。夏バテしてテツ活動に支障をきたすことのないように体調管理に務めましょう。(出札掛)

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大井川鐵道の臨時急行

皆様、熱中症対策は万全ですか?
さて、先回の例会で大井川鐵道のトーマス号関連で臨時急行が運転されていることを聞き、さらにその列車が電機牽引と聞き、俄然行きたくなりました。帰宅後同社のHPによると、電車の検査終了までの暫定措置で三連休あたりまでということでした。行けそうなのは7月14日なのですが、その前、真夏日の三連勤で体力的に?でしたが、なんとか気力が勝り、帰国されている駅長様をお誘いして出かけました。

Dsc_9403当日は早朝、名鉄犬山線上りでチキ工臨が走る情報ももらっていたので、こちらを片付けてからワープすることにしました。

Dsc_9413目的の列車は第三大井川鉄橋で狙うことにしました。途中、3レ、4レが来てしまうので、一旦ここで迎えました。ローカルの電車は幸い、近鉄、南海各1本が入っていました。

Dsc_9433本命は順光の中、E34+スハフ43 3+スハフ43 2という整った編成で来てくれました。

Dsc_9440第三大井川鉄橋に向かう途中、青部駅の横にヒマワリを見つけ、チャレンジしてみました、が・・・。先週の豪雨でかなり倒れておりちょっとまとめ辛かったです。

Dsc_9445折返しはこのようになります。もう少し元気であれば・・・。
ところで、線路伝いに奥に見える跨線橋までは紫陽花が植えられていて、既にドライフラワー状態でしたが、いい時季にリベンジしたいものです。

Dsc_9451ホームにはフラワーポットがあり、ちょっと冒険してみました。親娘の撮影者がいて、娘さんがホーム先端で撮っていて邪魔かな?と思ったのですが、アクセントになった気がします。

Dsc_9474一旦、トーマス君が来るので鉄橋に行って、後を追っかけてくる7レを再び青部に戻って狙ってみましたが、曇ってしまいました。

Dsc_9480どうせ降車客はいないだろうと思っていたら、カップルが降りてきたので慌ててシャッターを押しました。どうやらヒマワリを見に来られたようですが・・・゚゚(´O`)°゚。
南海編成の21002側のみ南海時代を彷彿させる丸いマークが掲げられています。

Dsc_9506101レはC11 190が牽いてきました。同機は先日、門デフに取り換えられていました。

Dsc_9510臨時急行は金谷まで乗り入れるので、新金谷・金谷間はPPとなります。それを撮ろうと101レを撮った後は一気に南下しました。日が長いこの時期、14時前でこちら側が順光となります。まず、10レで21001がダブルパンタを掲げてかっこよく走って行きました。

Dsc_9522臨時急行は新金谷でE32を連結してやって来ました。同業者は30人以上は集まりましたでしょうか。

Dsc_9528折返しの回送は時間がないので同じ堤で少し離れてやや後追いで。客車の窓が全て閉められていてスッキリでした。

翌日のこともあり、これにて早々に撤収しました。同行頂いた駅長様、暑い中一日お付き合い頂きありがとうございました。(検査掛)

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2018年7月13日 (金)

小田急LSEの引退に寄せて

まず、このたびの豪雨により亡くなられた多くの方々にお悔やみ申し上げます。また、大きな災害に遭われた地方の皆様にお見舞いを申し上げます。私自身なにができるわけでもありませんが、一日も早い復興を心から祈念しております。

さて、出札掛様からもアップされたように、遂に小田急7000系LSEが7月10日、第一線から引退しました。
もともと私鉄系は不得手なのですが、大手となるとなおさらで、廃車のうわさを聞いてつい最近行くまでは、現役時代はほとんど撮っていません。
とは言え、いつものように(!?)新製時の甲種車両輸送を撮影していますので、これを機にアップしておきたいと思います。というのも、幸い小田急の特急車の新造を日本車両が請け負っていたことによるものですが(*^-^)

Img3141980年12月7日
第一編成11両フル編成での甲種です。この編成の後ろ半分5両は川重で製造されて一旦日車に搬入されたようですが、全く記憶にありません。当時の日車からの甲種車両輸送は、浜松区のEF58が豊川まで迎えに行っていたようです。

Img2331981年11月1日
第二編成は先頭車2両を含む5両が日車から出場し、西浜松折返し豊橋まで「試運転」が行われました。牽引にはEF58 1が充てられました。意図したものなのかどうかはわかりませんが、1984年には二休となった同機に遭遇したのは、このときのただ1回限りでした。

Img1141981年11月1日
新居町か鷲津でしばらく停車したのでここでもう1回撮影しています。(このころは当然歩き鉄ですヨ( ^ω^ ))
牽引機はわかりませんが、この編成で川重に搬入され、組成され直して甲種輸送されたのでしょう。甲種輸送をゲットできたのはこの2回のみです。

オマケで。

Img9571982年12月11日
小田急本線上ではほとんど撮っていないのですが、東海道本線での走行試験は実家を基地に足掛け3日も撮りに行っています。このころはまだ根府川鉄橋は名撮影地でした。11日は羽島新線開業日だったので試9004Mだけ、どうにか間に合いました。

Img9621982年12月12日
そして翌日はほぼ一日こちらでは撮っていました。(こちらは再掲)

まだイベントでは走る姿を見られるようですが、またひとつ昭和の星が消えました。(検査掛)

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1/1 BEMOの世界で遊ぶ・・・・最終回 ベルニナ線

 14回にわたったRtBの紹介も、いよいよ最後です。やっと終わるのか・・・と言わずに、最後までお付き合いを。

 さて、最後に紹介するのはBernina(ベルニナ)線です。Bernina線は、St.Moritzから国境を越えてイタリアのTiranoを結ぶ60kmの路線です。

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 この路線の特徴は、わずか60kmの距離でありながら、70‰の最急勾配で粘着運転によって1824mの標高差があることです。最高地点のOspizio Berninaの標高は2253mもあって粘着運転としてはアルプスで最も高く、青緑の水面が印象的な氷河湖のBianco(ビアンコ)湖やMorteratsch(モルテラッチ)氷河、そしてBrusio(ブルシオ)にあるオープンスパイラル線など、見所は少なくありません。

 今回のRtBの撮影は、宿泊地の関係もあってSt.Moritz以北が中心となり、Bernina線の撮影は少しの時間だけでした。しかし、その風景の美しさは印象的で、次回には時間を取ってじっくり撮影したいと思わせてくれました。

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 まずはMorteratsch(モルテラッチ)氷河をバックに撮れるBernina線のお立ち台です。青空に雪山が浮かび上がり、最高の条件で撮影ができました。撮影した列車は、Bernina線の観光列車Bernina急行で、しかも最近では珍しくなったABe4/4形電車の牽引です。正確には、Bernina急行をABe4/4形が牽引しているのを確認したので、追跡して撮影したのですが・・。

 このお立ち台を過ぎると、森林限界を超え、荒々しい風景が広がってきます。最高地点のOspizio Berninaのあたりでは、氷河湖のBianco(ビアンコ)湖の脇を走ります。

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 このあたりの風景も実に素晴らしく、まさに絵はがきのような美しい光景が広がっています。

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 このBernina線を走る観光列車Bernina急行で、高い山が見られるよう、天井部まで窓を広げた専用の客車が使用されています。運行は、Chur、Davos、そしてSt.MoritzとTiranoの間です。Bernina線は輸送量が少ないことから、当初から電気機関車が使用されず、強力な電車が客車を牽く運転が続けられてきました。近年はABe4/4形などが使用されていましたが、2009年から本線とベルニナ線共用の複電圧、機関車兼用機ABe8/12 形(通称「アレグラ」)が導入され、この車両がBernina急行を牽くことが多くなりました。

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 これまで何度もご紹介したAlbula線のBergünを走るABe8/12形が牽引するBernina急行。Albula線からのBernina急行はこのABe8/12形が牽引しているようで、ABe8/12形はChurとSt.Moritzの一部列車にも使用されています。

 以上、14回にわたりRtBの車両や列車を紹介しました。2日間のイベントを含む5日間の撮影なので、この鉄道の魅力の片鱗しかお伝えできなかったかと思いますが、これを機に海外の鉄道にも関心を持っていただければと思います。(駅長)

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2018年7月12日 (木)

1/1 BEMOの世界で遊ぶ・・・・氷河急行編3

 氷河急行の続きはRtB(レーティッシュバーン)から離れて、Disentis(ディセンティス)で接続するMGB(マッターホルン・ゴッタルドバーン/MatterhornーGottahardーBahn)の紹介です。

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 撮影区間はAndermattとSedrumの間で、この間には標高2033mのOberalp(オーバーアルプ)峠があります。Photo_3
 ちなみにこの撮影は今回ではなく、前回、スイスに行った時のものです。この時にはGottahard峠の国鉄線で撮影していて、氷河急行の時間だけ、MGBに足を伸ばしました。氷河急行が1往復だけの運転期間はDisentisのひとつ西のSegnasで行き違うので、撮影には大変効率が良くなっています。

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 まずは、標高2033mの最高地点のOberalppassを過ぎて、下り込みにかかる氷河急行です。MGBでは、急勾配区間にラックレールを使っています。10月中旬にもかかわらず、早くも峠には雪が積もっています。

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 Sedrumの駅を通過し、Bugnei-Viaductにかかる列車ですこのあたりは標高1400mくらいなので、雪がありません。

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 同じBugnei-Viaductを反対側から眺めます。橋の脇は遊歩道になっているので、誰もが歩けます。

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 最初の写真とほぼ同じ場所で、Oberalppassにかかる氷河急行です。

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 Oberalppassには氷河湖のOberalp湖があります。森林限界を超えた荒々しい風景の中の湖水面は異様な世界の感があります。

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 峠を越えると、ラックレールを使い、Andermattへの下りにかかります。雲が出ていますが、車両には陽があたっています。実はこの時、Gottahard峠は雨が降っていました。Gottahardは雨でも、峠の上は晴れていることがある、と聞いて半信半疑で氷河急行の撮影に来たわけですが、晴れとはいかないまでも、陽が出ていました。スイスの天気はちょっとした高度や場所で大きく変わるようです。

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 最後にAndermattに下る氷河急行です。このあたりから幾重にも曲がるΩループ線となっていて、その下にAndermattの街が見えるはずなのですが、残念なことにこのあたりから雨雲の下になっていて、大俯瞰はできませんでした。標高1400mのAndermattの街に降りると、やはり天気は雨でした。

 このあたりは、雄大な景色のひろがる大変素晴らしい場所だけに、ぜひとも天気の良いときに再訪をしたいところです。(駅長)

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2018年7月11日 (水)

1/1 BEMOの世界で遊ぶ・・・・氷河急行編2

 続いて、氷河急行のハイライトの一つ、Albula峠越えです。この区間は,標高1080mのFilisurから1800mAlbulaトンネルに向け、20kmほどの距離で700mの標高差を登っていきます。

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 急勾配を避けるため、途中に2箇所のループ線とダブルループ線が1箇所、そして2箇所のオメガループがあり、車窓の見所となっています。

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 地図を見ているだけで、そそられる線形です。

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 Bergünに到着する氷河急行。ここから連続ループが始まります。

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 Albula峠を越えてBergünに向かう氷河急行。1両目の客車の後ろにBergünの駅がチラリと見えます。

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Bergünの2段オメガの中段から下段を見るとこんな感じです。右側にBergünの駅があります。

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 AlbulaーViaductⅠでAlbula川を渡り、ループ線のRugnuxトンネルで高度を稼ぎ、山腹に建設されたRugnux-LehnenViaduktを渡って、走ってきた線路の上に出ます。(合成)

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 2重ループ線のTouaトンネルの下を走る氷河急行。

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 ループ線のTouaトンネルで、今走ってきた線路の上に出て、 AlbulaーViaductⅢで3度目のAlbula川を渡ります。さらにこの上に、AlbulaーViaductⅣとループ線のZuondraトンネルがあり、このあたりは2重ループとなっています。

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 2重ループ線を越えてPredaに到着した氷河急行。この先に、5886mのAlbulaトンネルが控えています。(駅長)

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2018年7月10日 (火)

1/1 BEMOの世界で遊ぶ・・・・氷河急行編1

 いままで10回にわたりRtB(レーティッシュバーン)を紹介してきましたが、いよいよこれからが本番で、RtB、いやスイスを代表する観光列車、氷河急行(Glacier Express)の紹介です。え、まだ続くの(>_<)と言わずにご覧ください。

 氷河急行は、名峰マッターホルンの麓にあるZermattからChurを経てリゾート地のSt.Moritzを結ぶ列車で、約300kmの距離を8時間かけて走ります。表定速度は37.5km/hで、「世界一遅い特急」などと書かれることもありますが、それは正確なのかな?

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 速度は遅いですが、標高2033mのOberalp峠を筆頭に1800mのAlbula峠、そしてトンネルになってしまいましたがFulka峠の三つの峠を越えて、アルプスの麓を走る氷河急行の車窓の素晴らしさは想像ができるところです。また、急勾配に備え、レストランで供されるワインの傾いたワイングラスでも有名です。ただ、表題の氷河は以前、Fulka峠で見られたのですが、現在はほとんどの区間で見ることができません。そのため、この列車名はやや誇大表示ではありますが、現在もそのまま使われています。

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 運行は、全線通しで運転されるのが夏シーズン2往復、冬シーズン1往復で、そのほか夏シーズンには区間運転が2往復あります。

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 このうち、RtBの運転区間はDisentis~St.Moritz間で、Zermatt~Disentis間がMGB(Matterhorn-Gotthard-Bahn)で、2003年1月1日にFO(FulkaーOberalp-Bahn)とBVZ(BVZーZermatt-Bahn)が合併して誕生しています。なお、MGB区間には急勾配を登るため、ラックレールの区間が多くありますが、RtBはすべて粘着運転で、氷河急行の走る路線は最大でも45‰となっています。

 今回は、まずDisentisとFilisur間を紹介します。

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 今回、この区間で撮影したのは、DisentisとChurの中間であるIlanz(イーランツ)以東の区間です。このあたりはライン渓谷としてライン川の源流に沿って荒々しい岩肌が続く景勝区間で、スイスのグランドキャニオンとも呼ばれています。

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 標高700mのIlanzのあたりは、急峻な山はなく、穏やかな牧草地帯が広がっています。氷河急行の列車写真の撮影地として知られています。これはChur行き列車。

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 こちらはZermatt行きの列車です。

 Valendas-Sagognからは深い谷底をライン川の源流に沿って走ります。

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 道路から遙か下に線路が通っています。

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 標高差はどれくらいあるのでしょうか?あまりの高さに足がすくんでしまいそうです。

 Churまで行った列車は、そこで進行方向が変わり、Reichenau-Taminsまで同じ線路を戻って、そこからAlbula(アルブーラ)線を南に向けて走ります。

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 Reichenau-TaminsとBonaduzの間には、草原に可憐な花が咲いていました。

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 RothenbrunnenとRodels-Realtaの間では、Ortenstein城と教会を望めます。

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  氷河急行では撮影していないですが、TiefencastelとSolisの間にも、立派な石橋があります。ここの峡谷にかかる石橋はなんと80mの高さがありますが、横に道路が走っているため、撮りづらいのが難点です。

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 RhBの最大の名所、Landwasser-Viaduktを渡ると、Davos線と連絡するFilisurです。(駅長)

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2018年7月 9日 (月)

1/1 BEMOの世界で遊ぶ・・・・ランドヴァッサー橋編

 前回も少し紹介したが、RhB(レーティッシュバーン)最大の見所が、Filisurの手前にあるLandwasser Viaduct(ランドヴァッサー橋)です。深い峡谷にかかる石橋の高さは65m。そしてカーブした橋を渡ると、切り立った岩山をくりぬいたLandwasserトンネルに吸い込まれていきます。RhBというと、必ずといって良いほどこの橋が紹介されるので、ご覧になった方も多いでしょう。

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 この写真をどんなところから撮るのか、長年、疑問でしたが、ちゃんと撮影ポイントが整備されています。

 Landwasser橋の撮影ポイントは2箇所あります。ひとつはFilisur側、もうひとつは橋を渡った対岸の上記写真の場所です。

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 こちらはFilisur駅に近い撮影ポイント。駅から歩いて20分くらいかな。

 この撮影ポイントから、反対側の撮影ポイントが見えます。

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 ちょっとわかりづらいですが、橋の手前に26mと短いZalaintトンネルがあります。その上が撮影ポイントとして整備されています。

 しかし、この場所に行くのは結構しんどいです。歩道はかなり整備をされていますが、なんせ線路脇で70m近い高さを登る必要があります。とはいえ、このような素晴らしい写真が誰でも撮れるので、登るだけの甲斐は十二分にあります。

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 さらにその位置から橋の反対側を見ると、手前のSchmittnertobel Viaductを渡ってくる列車も撮れるのです。

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 こちら側も悪くないですね。どこをどう撮っても絵になってしまうのは、さすが世界的な撮影名所です。

 整備された撮影ポイントの写真は撮るのを忘れましたが、いずれも椅子が整備されているので腰をおろして休むことが出来ます。

 さらにこのような橋の説明板も設けられています。

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 まあ、鉄ちゃん用というより、ハイキングのルートでもあるのでそうした方のための解説でもあるのでしょうが、いずれにしてもこうしてしっかり整備されているのは素晴らしいことです。

 欧州に行くと、このように歴史的な鉄道施設にしっかりとした解説がつけられているところがかなりあります。日本でもないわけではないですが、中途半端に観光地化してしまっていたりして、技術的な価値が軽んじられているようなところもあるようにも思えます。(駅長)

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