2018年1月16日 (火)

517.スクランブル富士山鉄 2018/1/14

 12月から正月明けにかけて、家族運用やら何やらで遠出が難しく、時間限定の鉄活動で我慢せざるを得ない状況が続いていました。そんな中、直前になって14日に遠出ができるチャンスが巡って来たので、天気予報・天気図からの気圧配置・気象衛星の写真などと睨めっこしながら行先をいろいろ考えましたが、ちょっとした美味しいおまけが期待できることもあって、昨シーズン消化不良に終わってしまった富士山鉄のリベンジに決め、未明の国道1号線を東進しました。

 

※撮影は114日の東海道本線・伊豆箱根鉄道駿豆線・小田急小田原線(電車運転士)

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 スタートはこの時季自分的に恒例になっている赤富士狙いで東海道本線を見下ろすこの高台にしました。赤富士がピークの時間に上りの貨物列車は来ないため、ここは電車で我慢です。
【2018.1.14 東海道本線】

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 駿豆線の富士山バック定番ポイントに移動します。運よく西武のリバイバルカラーが来てくれました。現地の天気は予想どおり雲ひとつないバリ晴れ、夕方までこのままの状態がキープされることを祈りました。
【2018.1.14 伊豆箱根鉄道駿豆線】

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 線路に陽が当たる頃合いを見計らい、1068列車と「踊り子102」号の時間に合わせて再びここに来ました。ここでは1068列車をアップしておきます。
【2018.1.14 東海道本線】

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 続いて「踊り子105号」を捕獲するため、速攻でここに舞い戻りました。東海道本線の高台とここは車で78分の至近距離にあり、お目当ての列車に合わせて何回も行ったり来たりすることが可能です。これは朗報ですが、今までこのアングルだとちょうど真ん中あたりのいい位置に鎮座していた電柱が道路工事の関係なのか離れたところに移設されており、処理に悩まずに撮れるようになっていました。
【2018.1.14 伊豆箱根鉄道駿豆線】

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 ちょっとした美味しいおまけとはこれです。この日は日中に70000GSEの試運転が海老名~小田原で3往復実施されており、LSEと掛け持ちで撮ることができました。バーミリオン1色の塗色はなかなか目立つ存在です。
【2018.1.14 小田急小田原線】

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 当然のことながら本命はLSEです。昨シーズンもここに来ましたが、まさかの想定外の霞によって撃沈したので、そのリベンジです。この日はクリアな快晴、富士山もこれ以上の見え方はないといった状況だったので、「はこね18号」で何とか宿題を成就することができました。
【2018.1.14 小田急小田原線】

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 GSEの試運転が続行で来ました。おかげさまで効率よくLSEGSEを撮影することができました。展望席を有する先頭部はVSEよりもさらにシンプルになっており、これはこれでよいのかもしれませんが、フラッグシップ的な車両なので、もう少し凝った意匠があってもよかったのではないかと感じました。
【2018.1.14 小田急小田原線】

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 もう1LSEを撮るために再びここに向かいました。午後の「はこね23号」だと太陽がかなり回り込んでしまい、側面の日当たりが弱かったです。やはり、ここは午前中に訪れるのがいいようです。
【2018.1.14 小田急小田原線】

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 せっかくのバリ晴れなので、石橋の俯瞰エリアにも寄り道しました。前回訪れた時は判断ミスもあって貨物列車を撮ることができなかったので、ここでも宿題を成就することができました。写真は5095列車です。
【2018.1.14 東海道本線】

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 反対側の斜面にも移動し、「踊り子108号」を迎えました。日の短い時季なので、午後の遅い時間になると鉄橋に山の影が落ちてしまうのではないかという危惧がありましたが、取り越し苦労に終わってよかったです。
【2018.1.14 東海道本線】

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 夕方の「踊り子114号」はこの日3回目の立ち寄りで待ちました。何か定点撮影のような感じになってしまいましたが、その時々で富士山の様々な表情を見ることができたのはよかったです。
【2018.1.14 東海道本線】

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 3回目の駿豆線は直線の方の定番ポイントに行ってみました。車体の一部に影が落ちてしまいましたが、何とか日没に間に合いました。
【2018.1.14 伊豆箱根鉄道駿豆線】

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 この日、自分的に最後のミッションとしていた夕方の赤富士です。日没ギリギリのタイミングでしたが、車体に何とか残照が残ってくれました。夕方は富士山に陽が当たる面積が小さいので、見栄えは朝の方がよかったです。日の出から日没まで、毎度相変わらずの活動パターンですが、終始富士山は最高のかたちで見え続けていたので、体力的にはしんどかったですが、自分的には富士山三昧の充実した1日になりました。
【2018.1.14 伊豆箱根鉄道駿豆線】

 

 

 

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2018年1月12日 (金)

北勢エリアで運だめし

1月7日(日)は朝から降水確率0%の快晴予報。この貴重な天候を黙って見過ごすわけにはいきません。かねてからの目標達成を目指すべく、関西線某所に向けて夜も明けやらぬ寒空の下、家を出ました。さぁ今年の初撮りです。運だめしの始まり~。
なお、先の電車運転士様の記事に載せられた撮影日と撮影地が被るところがありますが、ご了承下さい。

001 ここは以前から目を付けていた築堤です。写真は5263レ。ちょうど太陽が昇る位置と機関車とが重なり、凸から後光が射す縁起の良い?画が撮れました。日曜日なので単機牽引でしたが、これはこれでOKかなと思います。ただ、この位置からは線路を少し見上げる格好となるため、どうしても足回りが隠れ気味になってしまいます。カメラポジションを線路のレベルに合わせると、今度は背後に高速道路が写り込んでキレイなシルエットが出来ないので痛しかゆしです。ベストポジションにはあと一歩、研究の余地がありますね。

002 そして5263の16分後に続行する8271レはご覧のとおり、完璧に凸のてっぺんから後光が射しこんで、思わず拝みたくなりました。こんな画が撮れたなら本日の仕事は8割がた終わったようなもの。でもやっぱり重連シルエットを狙いたいですね。

003 ちなみに名古屋方面の上り列車は手前の線路を走るので、足回りまで抜けます。写真は8271の数分前に通過する4312M。朝日の窓抜きを撮れたのは幸いでした。

004 8271を追いかけて海蔵川まで来たら、雪をかぶった鈴鹿山系が目に付いたので、思い切ってこんな撮り方をしてみました。

005_2 次のターゲットである凸貨物までにはやや時間が空くので、近鉄線に転じて原色の特急車両や「特急70thマーク付アーバン」などを撮影。できれば12200系が先頭の編成が欲しかったのですが、粘る時間もないので次の機会に賭けましょう。

006 再び海蔵川に戻り、次のターゲットは凸の5363レと2085レ。定番の撮り位置では若干食傷気味なので(←贅沢!)、たまには視点を変えて広角で凸を仰ぎました。石油貨物がほぼウヤのせいか、同業者は少なめのようです。

007 今回は日曜日だったので、「異形式重連」になる確率が高い単8970を待ちました。結果は狙いどおりですが、ここでは順光となる後追い画像を載せます。全国探してもDD+DEを毎日ではなくても見ることができるのは、もはやココだけではないのでしょうか?(資材担当様、情報提供感謝です)

008 養老鉄道では1月からの上下分離に関連した各種系統板の掲出が始まりました。桑名近辺にて適当に待っていたら、ラビット編成の桑名行「開運号」登場!これまた縁起の良い事ですが、事前にわかっていたならもっと撮影地に気を配ったものを・・・。

009 折り返しのラビットはミカンの木とともに収めてみました。南濃みかん?多度みかん?

010 午後からは三岐鉄道の撮影に集中です。冠雪した鈴鹿の山並みを記録しておこうと、この場所に来ました。電車運転士様とは数時間差で訪れたことになりますが、順光の時間帯は過ぎていました。三重交通色の200系が撮れたらいいなと思っていたら、なんと一発目で現れました。幸運が続きます(笑)。ところでこのお立ち台、ポジションによっては脚立がないと木の枝をかわすことができません。でも、以前からそんなに成長していましたっけ?

011 続いて、これも電車運転士様とは数時間差で、おなじみのポジションにやって来ました。被写体は3716レ。やはりベストな光線状態は過ぎてしまったようです。

012 北勢線に戻り、もう一度200系を同じ場所で狙います。今まで撮ったことのない構図で遊んでみました。

013 ここからも伊吹山が望めるのですね、せっかくだから記念撮影して、以上で撤収しました。

なにかと予期せぬ幸運が続き、順調な滑り出しです。ただ、この運がやがて災いをもたらさぬよう、きょうの結果は謙虚に受け止めたく思います。こんな調子で今年もどうかお付き合いの程、あらためて宜しくお願いします。(出札掛)

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NO・DO・KA 引退

また、ジョイフルトレインと呼ばれた車両が廃車のため、長野に回送されました。

JR新潟支社の「NO・DO・KA」という名の485系3両のカーペット車です。

Dsc_0910これは2010年10月に長野から飯山線 森宮野原まで運転された多客臨です。

Img178ご存知とは思いますが、この編成は新潟支社のジョイフルトレインとして改造された58系気動車「アルカディア」が火災を起こしたため、急遽代替として1990年に登場した編成で、登場時は「シルフィード」という名で、全車座席のグリーン車でした。名義上は3両ともサロ189からの改造ということですが、車体は新製、艤装も他の485系からの流用です。改造時から非電化線区に入線するときにはDL牽引を想定していました。見辛いですが、連結器は自連です。
上の写真は1994年に信越本線軽井沢まで入線したときのものです。

Img132改造間もない1990年の秋にはF-1関連の団臨でJR東海エリアまで乗り入れ、関西、紀勢、参宮線ではユーロ色のDD51 1037に牽引されています。(このときはメンバーの方々とご一緒しました。)

Dsc_0947残念ながら「NO・DO・KA」単独で自走しているシーンは撮影していないので、これは飯山線の復路を後追いで撮影したものです。
2001年には再改造されカーペット敷きとなり、普通車になりました。

昨年夏には同じく485系のジョイフルトレイン「いろどり」(長野支社)が先に廃車になり、国鉄型のジョイフルトレインも先が見えてきた気がします。
火災にあった旧「アルカディア」のうち2両が、現役最後の58系DC(ジョイフルトレイン「kenji」)として健在(と言っても・・・)という皮肉な結果となっていますが、JR後に新製された車両も廃車が始まっている今、国鉄型が去っていくのも当然のことなのかもしれません。(検査掛)

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2018年1月 9日 (火)

撫順電鉄の電車-2

 続いて、「撫順電鉄 撫順砿業集団運輸部 -満鉄ジテとその一族-」をもとに満鉄ジテに由来しない車両と、沿線の写真などからご紹介したい。

■115編成

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 本書では写真がなく、幻の車両となっている115編成は、かなりの記録がある。1975年に国鉄で廃車になった車両を長春客車廠で電車化改造をした車両のようで、1980年代末に廃車になったという。

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 台車はシュリーレンタイプで、流線型編成の中間車の台車にも多く使われている。

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 おそらく115編成の車内。ジテ編成がロングシートに対して、こちらはクロスシートである。座席に番号が付いているのは、国鉄客車時代の名残だろうか?

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 おそらく115編成の運転台である。

■117編成

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 1978年に1930年代製造の木製客車の台枠を流用して鋼体化を行った車両のようで、正面デザインは東風4型ディーゼル機関車の設計を流用しているという。

■謎の車両

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 続いて、車庫で撮影したと思われる謎の車両群。一番後ろの青色の流線型車両は、おそらく前回紹介した247であろう。その前のドア間6枚窓の両運転台電車は、1929年製の撫順炭砿200形であると思われるが、本書掲載のイラストとは若干外観が異なる。その前の電気機関車と貨車改造かと思われる客車は、見当が付かない。

■駅の風景

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 通過線スタイルの配線であるこの駅は、撫順電鉄の中心駅である砿務局駅で、通過線にしているのは旅客列車の時間調整の折りに貨物列車を通過させるためであろう。

 停車中の車両は102編成で、先頭車はジテの付随制御車であるハフセ2の改造車である。

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 撮影場所は不明であるが、乗客の多い駅で行き違う110編成(左)と109編成。109編成の電動車は、ジテ駆動車ゆかりの車体の短い電動車であるが、逆光のせいか、しっかりした写真を撮影していない。何とも残念である。

■機関車

 最後に石炭輸送に活躍している機関車を2点。

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 超ド級の電気機関車は、中国国産の150トン機、韶峰150形と思われる。

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 スイスのクロコダイルを彷彿とされる3車体連接電機で、チェコのシュコダ製37E形。残念ながら、正面側からのカットはカラーでは撮影していない。

 これら電気機関車は、現在でも活躍しており、撫順に行くと見ることができるようだ。

             ★                    ★

 撫順電鉄の電車は、2000年代になると運行本数が次第に削減され、朝夕のみの運行となり、さらに2009年には一日一往復になり、2010年には廃止されてしまう。2000年代には中国に行っているので、撫順まで行って、この後の状況を見ることは可能だったが、残念ながら、その機会は訪れなかった。訪れた時と比べて、かなり規模が縮小していると聞いていたので、いまさら行こうと思わなかったのだろう。

 これら車両の一部は、大集線の水泥廠駅近くに放置されているという。動いていれば見に行きたいところだが、廃車で朽ち果てている状況では、もう見る機会は無いだろう。

以上、最近発売された「撫順電鉄 撫順砿業集団運輸部 -満鉄ジテとその一族-」を元に、小生撮影の写真から若干の考証を加えてみた。書籍では、一部考証ができていなかった部分もあるが、だからといってこの書籍の価値を減ずるものではない。すなわち、欧米とは異なり、戦後から1980年頃までの中国の鉄道には全くといって良いほど資料がなく、考証することが極めて難しいからである。そうした状況の中、ここまで特定の車両群についてまとめられたのは、素晴らしいことであり、その労苦に敬意を表したい。内容はかなり精緻で、これら車両にかなり興味を持っていないと分かりづらい点が多いかと思われるが、興味をお持ちなら、ぜひ、手にとってご覧いただきたいと思う。(駅長)

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2018年1月 8日 (月)

516.三岐鉄道冬景色 2018/1/7

 正月明けの3連休、6日は家族運用のために身動き取れず、8日は雨予報だったので、中日の7日に鉄活動をしてきました。この日の太平洋側は穏やかな晴天という予報だったので、富士山狙いで静岡方面にという選択肢もありましたが、夜に新年会を予定していたこともあって遠出はできず、ちょっとごぶさた気味だった近場の三岐鉄道を訪れてみました。

 

※撮影は17日の関西本線、三岐鉄道三岐線・北勢線(電車運転士)

 

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 三岐鉄道に行く前にここに寄り道しました。自分の中では半ば定例化している8271列車のシルエットです。日曜日のため、単機牽引でした。

【2018.1.7 関西本線】

 

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 後ろを振り返ると冠雪した鈴鹿の山々が赤く染まっていたので、御在所岳バック狙いでここに移動しました。早朝の時間帯は上りの貨物列車の設定はないので、電車で我慢です。

【2018.1.7 関西本線】

 

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 年末に寒波が襲来した関係でしょうか、鈴鹿山系はいつもの年より雪の量が多いように感じました。竜ヶ岳をバックに朝明川を渡る3712列車です。その後は雪をかぶった鈴鹿の山々をメインに三岐鉄道の冬景色を追ってみました。
【2018.1.7 三岐鉄道三岐線】

 

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 3711列車は宇賀川の鉄橋で待ちましたが、ここはバックの山に特徴がなく、ちょっと物足りない感じでした。
【2018.1.7 三岐鉄道三岐線】

 

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 一旦、三岐線を離れ、北勢線に浮気しました。クリスマス装飾を解かれた200型も元気に走っていました。藤原岳の見え具合もクッキリでした。
【2018.1.7 三岐鉄道北勢線】

 
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 竜ヶ岳をバックに眼鏡橋に続く築堤を登って来ました。左の高圧鉄塔と右にある電柱をクリアしようとするとちょっと窮屈な構図になってしまいますが、止むを得ないです。
【2018.1.7 三岐鉄道北勢線】

 
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 再び三岐線に戻ります。冠雪した藤原岳が綺麗に見えていたので、3714列車は定番構図で待ちます。先日、全般検査を終えたばかりのED451が先頭でした。
【2018.1.7 三岐鉄道三岐線】

 

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 三里で行き違いとなる501列車はポイントを移動する時間がないため、陸橋の反対側で撮りました。この日は好天に恵まれた休日ということもあって、各ポイントでは同業の方の姿が見られました。
【2018.1.7 三岐鉄道三岐線】

 
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 遠くには伊吹山も見ることができました。ちょっと無理やり感はありますが、構図の中に入れてみました。
【2018.1.7 三岐鉄道三岐線】

 
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 3713列車はクリアな青空バックにするため、ワイド気味に見上げる構図で撮ってみました。
【2018.1.7 三岐鉄道三岐線】

 

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 502列車はいつもどおりの白ホキ2両の短編成、こちらは地上戦で対応してみました。
【2018.1.7 三岐鉄道三岐線】

 
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 200型の運用に合わせ、またまた北勢線に移動しました。ここは以前から気になっていたポイントでしたが、ほぼイメージどおりにまとめることができました。
【2018.1.7 三岐鉄道北勢線】

 
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 3716列車ではせっかく見えていた伊吹山を何とか生かしたいと思い、沿線をロケハンしてたどり着いたのがここでした。電柱が林立して窮屈な感じになってしまいましたが、これが精一杯の対応でした。
【2018.1.7 三岐鉄道三岐線】

 
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 503列車は貨車なしの重単なので、正面ドッカンで撮ってみましたが、残念ながら正面に陽が回らずお顔潰れとなってしまいました。三里で行き違いとなる3716列車との絡みで伊勢治田以南が時間的に厳しかったので、仕方がなかったです。せっかくのいい天気だったので、日没までいたかったのですが、夜に新年会が控えていたこともあって、これにて撤収しました。
【2018.1.7 三岐鉄道三岐線】

 

 

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撫順電鉄の電車-1

 昨年暮れに、日式の台湾時刻表を発行している日本鉄道研究団体連合会というところから、ちょっと興味深い本が発売された。

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 「撫順電鉄 撫順砿業集団運輸部 ―満鉄ジテとその一族―」と名付けられたこの書籍は、今まで解明されていなかった撫順炭鉱の電車の歴史をまとめたものである。撫順炭鉱とは、中国の東北部、瀋陽の西にあるアジア最大級といわれる露天掘り炭鉱である。この炭鉱の石炭と従業員の輸送用に、撫順市内には電化路線が張り巡らされていた。そこで活躍していた電車が、南満州鉄道の電気式ディーゼルカー、ジテなどを改造した一連の電車である。

 名鉄ファンの方には、この車両の前面を見ただけで、850形「なまず」が思い浮かぶのではないだろうか。もちろん、この前面デザインは名鉄850形のために設計されたのではなく、当時の流線型ブームにのっかり、日本車両が設計したものである。屋根の前面が垂れ下がった印象深いデザインのルーツは、おそらく米国のビュレット・ライナー(Bullet Liner)にあるのだろう。

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 この流線型デザインを採用した日本車両を代表する車両が、1935年に製造された南満州鉄道の電気式デーゼルカー「ジテ」である。いうならば、名鉄の850形は、ジテの設計の流用といえる。 

 ジテは、ジテ1+ロハフ1+ハフ1+ハフセ1の4両編成6本が製造され、大連近郊の輸送に使用されたという。しかし、戦争終了後は保守上の理由から撫順電鉄に移り、電車化されて(電気式ディーゼルなので、モーターが付いており、電車化はさほど難しくない)使用された。 

 ここまではよく知られた話であるが、よくわからないのは、撫順電鉄には同型の流線型車両が少なくとも10編成は存在しており、また編成も6~7連となっていることから、その数が合わないのである。そうした疑問を解明したのが、上記の書籍である。

 この撫順電鉄には、1982年夏に訪れている。その時に、ここの車両を撮影しているが、その由来については長年、疑問のままであった。この本によって、長年の疑問も解消した。結論から言えば、1960年代以降に固定編成の電車を増備するにあたり、ジテ由来の流線型のデザインが使いやすかったことから、編成に組み入れる車両をその外観に改造をしたためらしい。

 さらに、写真を整理してみると、書籍では不明とされる車両についても撮影していることがわかった。それらを自分自身の整理を含めて、順番に紹介したいと思う。

■104編成と108編成

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 まずは撫順電鉄の中心である砿務局近くにある車庫で撮影した104と108である。 

 104編成は、満鉄などの雑多な車両を寄せ集めて固定編成化しているようで、前後の制御車は1938年に日本車両で製造された2両編成のディーゼルカー、ジハ3(軽油動車に改造されてケハ7)の改造車という。本書では記載されていないが、おそらく唯一の前面スカートが取り付けられた車両である。

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 108編成は、電動車は1929年に製造された撫順炭鉱200形電車を前面の改造工事を行って流線形化するとともに、元華中鉄道キハ42000形(日本のキハ07と同形)とキハ40000形を付随車化した車両によって固定編成化したものという。車体は大改装されて、リブ付となっている。

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 モノクロでしか撮影していないが、電動車の108-1の台車や電装品はジテ由来のものであるという。

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 ただ、本書では108編成の反対側の制御車はキハ40000形改造車とあるが、撮影した写真では流線型の顔つきとなっている。このあたりは、今後、解明する必要があるだろう。

■105編成

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 制御車側の105-7の写真である。正面が3枚窓なので、ジテとは系列が異なることがわかる。1932年以降に製造された日本車両製のガソリンカー、キハ3が出自のようである

■107編成

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 電動車側から走りを撮影した唯一の写真である。この編成は、1936年に6両が製造された満鉄のディーゼル車、ケハ5を改造したもので、電車化に伴い先頭車を流線型に改造したようである。 

■109編成

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 この制御車も、正面3枚窓なので、上記と同じガソリンカー、キハ3が出自である。一番後ろの車体の短い電動車が、実はジテの動力車改造の車両であるが、なぜか、この車両中心の撮影をしていない。

2013a554241_2 あるのはこんな写真だけ。このような角度で撮影している、ということは、貴重な車両であることは認識しているのだろうが、撮影していないのは何とも残念である。 

■110編成

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 撫順電鉄の運行開始にあたり、1914年に米国のGEより輸入した木造車を1960年代に鋼体化改造をしたもので、流線型の先頭形状であるが、車体は補強用のリブのついた車体となっている。台枠流用のためか、車体幅がやや狭く、細面の顔つきで、 尾灯が車体からはみ出して取り付けられている。

■247号車

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 1937年に2両が日本車両で製造された両側が流線型の外観を持つ両運転台の軽油動車ケハ6を電車化したもので、もう1両は改造されて104編成の中間車となっている。本書では217号車として紹介されているが、写真のように247号車が正当であろう。廃車体の1の番号がかすれて読み誤ったのではないか、と思われる。

 こうやって、自らの撮った写真を分析してみると、6編成撮影していながら、なんと満鉄ジテ由来の車両の写真は1枚もなく、すべてが偽ジテばかりであることがわかった。(泣) とはいえ、これら写真の希少性は損なわれるものではない(と、思う)。

 続いて、撫順電鉄の流線型先頭車以外の車両について、ご紹介したい。(駅長)

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2018年1月 7日 (日)

木曽の御嶽とロクヨン

新年を迎えて早や1週間経つというのに、今さら昨年末のテツ活報告をお許し下さい。

撮れそうで撮れない、中央線と御嶽山の組み合わせ。辛うじて恵那ー美乃坂本間で山容を拝むことはできますが、それなりに1枚の写真に収めようとすると、ポジションはかなり限られます。

17120 ワタシの記憶が確かならば(古っ!)、木曽御嶽バックに走るロクヨン貨物を撮影したのは6年ぶりです。被写体は8088レですが、機関車の正面に陽が当たるまでにはもう少し時間がかかりそうです。8084レなら最適なのですが、所用などもあって今回はそこまで粘りませんでした。諸条件が整った貴重なチャンスが得られたならば、たとえベストシーンではなくとも「撮れるときに撮る」初志を貫きたく思います。

12012 こちらはほぼ6年前の画像で、同じく3088レ(当時)です。某敷地(←空き地です)の脇に三脚を据え、やや茂った木々の隙間から狙いました。今回、久々に現地に着いてみると、なんと雑木林が著しく成長して線路を見通すことはおろか、立ち入ることすら不可能な状態でした。やはり「撮れるときに撮る」ことが大事であるとあらためて痛感した次第です。


ところで、今回出かけることになったきっかけは、愛知機関区からの少し早いお年玉をゲットするためでした。

17121 ご存じの方も多いと思いますが、EF64重連仕業に昨年末から2両の広島更新風塗装機がご丁寧にエンド揃いで組まれました。6883レに充当された某日は天候にも恵まれ、木曽路には多くのカメラマンが集結。自分は初めに武並に向かいましたが、陽が当たらないせいか人出は15~20名程度の軽~い混み具合。反して、追いかけ先の中津川インター裏はなかなかの盛況ぶりでした。その追いかけ中に恵那市内で目に飛び込んできたのは、くっきりと姿を現した木曽の御嶽山。つい誘惑されて、8088レと絡ませて撮りたくなったというわけです。

実は御嶽山バックで気になるポイントがあります。ただ、撮れたとしてもアングルが窮屈で被写体もかなり小さくなりそうなのでお勧めできない(披露するまでもない)かもしれませんが、機会を見つけてトライしてみたく思います。(出札掛)

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2018年1月 4日 (木)

2018年初撮り

 飲んで食べて・・で、運動不足になってしまうお正月。通常生活への復帰と運動不足の解消を兼ねて、今年の初撮りに行ってきました。

 とはいえ、いまさら撮るもの、撮りたいものもないけれど、そろそろ撮っておかなければいけないのが、車体色を変更中の近鉄と名鉄の特急車。

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 そこで、初撮りは近鉄へ。手軽に近鉄富田駅で狙ったら、新旧エースの色違いが撮れました。まあ、これが撮れればとりあえずの目的達成かな。

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 もうひとつ、これも近鉄富田駅で撮影したエースカー。これ、ちょっと珍しい(らしい)写真なんだけれど、違いがわかります?

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 12200系はさんざん撮ったはずだけれど、これも撮れるうちに撮っておきましょう。正月期間中は増結してくるので、長い編成で撮影できます。

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 上の場所は編成はわかりやすいけれど、編成途中に踏切が入ってしまうのが難点。少し下がったこの位置は、ちょっと正面がちだけれど、踏切は入りません。どっちが良いかなあ?まあ、お好み次第かな。

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 4日から動き始めたタンカー列車も撮影します。DF200の本稼働が何時になるかわからないけれど、もうすぐ動き出すことだけは間違いないでしょう。いよいよなくなるとなると、関西線のDD51はヒートアップしてくるのは確実なので、静かなうちに撮っておきたいところです。

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 この場所は、反対側では何度も撮ったけれど、この角度は撮ってなかったので撮影。四日市らしい写真ということで、これもワンカットは欲しいところです。

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 で、最後は定番の白鳥信号所。残念ながら、列車が来るときだけゲリラ雲にやられ、ちょっと光のパワーがなくなってしまいました。まあ、これだけ側面が輝いているので撃沈、というわけではないけれど、ベストの条件の可能性もあっただけに、ちょっと残念でした。今年もゲリラ雲には悩まされそうです。(駅長)

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515.遅ればせながら矢田川グラデーション 2018/1/4

 今シーズンもメンバーの皆様方が通われている矢田川グラデーション、正月3が日が開け、世間の流れが通常モードに戻る14日、6883列車の運転も再開されるだろうということで、仕事始めの出勤前の朝練でしたが、遅ればせながら自分も参戦してきました。

 

※撮影は14日の中央本線(電車運転士)

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 冷え込みは厳しかったですが、雲ひとつない快晴、絶好の条件で6883列車を迎えることができました。昨年末、出札掛様から情報提供があった右岸の工事と重機ですが、シルエットならほとんど影響はありませんでした。年末から正月にかけては工事もお休みだったようで、重機の位置は変わりませんでしたが、4日以降はどのような動きになるのか予測がつきません。工事自体はまだまだ終わりそうな感じではなかったので、明るい時間帯の下流側からの撮影はしばらくお預けでしょうか…。
【2018.1.4 中央本線】

 

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2018年1月 3日 (水)

年始のご挨拶

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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年は幾度か蒸気機関車を撮りに行き、改めてその素晴らしさに目覚めました。
また、年末には久しぶりに18きっぷでのんびりゆっくり旅をする楽しさも思い出しました。今年はその二つを楽しみたいと思っております。(検査掛)

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